ハンドメイドバッグの製作そのままの作り方でセルビッチデニムの蓋付きのボックスを作ってみた記録【271】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私はよくインテリア小物とか入れ物をハンドメイドバッグに作っています。

デザインは巾着型が多いです。

きゅっと口が閉まり、収納がコンパクトになることと、持ち運びということを考えないので、大きなくくりでいう「ストリート」とは違う形となります。

お部屋で物の収納に使うことを専用にしたハンドメイドバッグのデザイン。

巾着ではなくて取っ手仕様だったとしても取っ手が他の物に引っかからないように短くしたりなど、目的にかなった作りに自然となります。

今までは、こういったバッグらしい様相をしていたものを作りましたが、今回は、贈り物のお品を入れるための蓋付きの箱を作ってみようということになりました。

その後も何かしらインテリアとして使えそうだということで、「カルトナージュ」のような発想とは違う、縫い代を隠したものにしていきます。

バッグが姿を変えたような出来のものです。

今回使用の生地のコンビ

まず、表地は、セルヴィッチデニムの14オンス相当の硬めの物。

そして、裏地は、デニムによく映える黄色の色が入ったタータンチェック。

硬めのセルビッチデニム:芯地は特に貼らずに箱になるかどうかが見どころ。セルヴィッチデニム、綿/100%、日本製。
裏地用の先染めチェック:バッグと違って深さが浅いので、裏地がたるみがちなのが作ってみて思ったことです。仕方がないですがね。先染コットン、綿/100%、日本製。

角の部分のカーブについて

最終的にスクエアな雰囲気にはしたいものの、角がとがった部分はミシンを急カーブせねばならず大変困難。

よって、型紙の最初から、わずかなカーブを付けて縫い易くします。

角の部分の縫い:これでも結構困難ですが、とぎっとぎのスクエアよりも確実です。

角のカーブは、誰がやっても簡単ではないので、ある程度仕方がない部分ではありますが、ある程度のコツはあるかと思います。

ここでは、簡単にしか触れませんが、集まって集中するしわを縫う場所と無関係な内側へ寄せて縫う場所をいかに平らに確保するかをミシンを時々休止しながら手で調整することがコツです。

表地と裏地の縫い合わせ

カルトナージュなどとの違いは、あくまで作りが表地と裏地の縫い合わせであるところです。

縫い代をバッグ作りと何ら変わらぬように同じように隠します。

表地と裏地の縫い合わせの場面:こちらは、浅い方なので蓋にあたる部分です。

箱と言ってもたくさん開くので縫いにくいことはなかったです。

もし、ここへハード厚芯のようなものを入れていたとしたら。。。

また話は別になるかもしれませんね。

立体的すぎて非常に縫いにくいものになったかもしれません。

まずカーブのラインが綺麗にできないでしょう。

けれどもしっかりしたものには仕上がるかもしれなく。。

いろいろ考えればきりがないですが、今回はデニムそのものの生地の硬さだけで作るものになりました。

最後に、形を整えるために、4隅にピンタックを入れました。

角にピンタックをつまみます。裏地も縫い抜けた後に最後の仕上げで行うのがこの場合は良さそうです。

完成レビュー

デニムボックス完成:A4書類がファイルごと入れられます。
中側の様子:チェックの綺麗なマルチカラーが広がります。やはり側面のラインはふんにゃりとしていますが、また一度、ハード厚芯を入れて作ってみたいとも思います。

あとがき

今回もYOUTUBE動画あります。

よろしければ、ご視聴どうぞ(^-^)。

デニムは、独特のにおいがします。染料のインディゴのにおいでしょうか。

近くでにおいをかいでいると酔いそうww。

写真をご覧の通り、今回は縦に線が入った風合いがかっこよいです。

デニムによってその辺りが結構違いがあるので、見比べると面白いです。

ちなみに、今回の作りというのは、ハンドメイドバッグで言うと、バニティーの口布の作りと同じです。

あれを作っているので、サイズが大きくなったバージョンだという考え方で行けます。

「箱」というものも良い物ですね。

小さいサイズで小物入れなどかわいい感じで出来上がるかもしれません。

そして、形を丸にするとまた雰囲気も変わりそうです。

冬のモフモフ生地で動物のベッドなんてのも思いつきます。

また、箱タイプも製作したらご紹介しますね。

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