厚地インテリア生地の残布はミニポーチさえ作れない、ただの2枚重ねの高級はぎれスマホトレイのパソコン横の佇み【267】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

厚手のインテリア生地の大花ジャガード柄で製作したリュック、製作記録は以前の【259】でご紹介しました。

このたびは、この時の表地の残布の厚手インテリア生地があまりに素敵で、はぎれの最後のわずかなパーツも使い切りたいとアイデアを考案。

そして、厚手生地こそ相性が良いのではないかと敷物を製作。

残布の面積を惜しみなく使った楕円型は、スマホトレイにはうってつけでした。

同じく厚手の無地とのコントラストを美しく効かせながら、表面と裏面を【259】の表地と裏地の組み合わせと同じコンビで製作したのです。

高級生地の残布を使い切ることでコスパを高めて締めくくれればと思う、美しい大花柄はインテリア映えのスマホトレイに活かされた

表地(柄):インテリアファブリック、ポリエステル/100%、ベルギー製。裏地(無地):パイルカーテン地、ポリエステル/100%、ベルギー製。

表地のピンクの大花柄の光の当たり方による映りの濃淡は毛並みの特性、裏地のペールピンク柄の落ち着きがうまく全体をまとめます。

トレイの型紙のサイズ:縦15cmx横17.5cmの長方形の縁を半径10cmの円の一部で形作った楕円型です。
裁断:左上は表地の裏面が映っています、右下は裏地の表面が映っています。
2枚の面だけで完成するポテンシャル:様々な小物に引用できそうです。
「中表」の製作:縫い代は1cm、空き口は5cm。ひっくり返す前にラインを出しやすいための縫い代カット。
スマホトレイ完成:短い製作時間でした。面積が許せばOA機器の設置の脚シートでデスクのキズ防止になります。

このたびのフォルムは極めて円形に近い楕円、ここにひっくり返し後のラインの難しさがありました。

もしこの状態でラインをより綺麗に出したい場合は、横長の楕円にし、ストレートラインを部分的に作ることですかね。

残布めいっぱいが結果的に円形に近くなったという必然、今回は不可能なことでしたが。。

実際の使用場面:スマホをじかに置くのとでは気持ちが違いました。インテリアの一部になっています。

あとがき

楕円はラインにやや難易度があると思いますが、四角も縁の尖りが上手く出ないのが厚地の悩みです。

そんなところから、対策としてフリルを挟み込むこともアイデアとしてはあると思います。

ただフリルを挟み込むだけよりも、ラインの綺麗さを追求し切れないことの解決としてのフリルなら、奥深い意味が眠る素敵な製作になるのではないかと。

こうしたはぎれ製作からも、今後のメイン製作へのヒントになることがあります。

どんな単純な製作でも得るものがあれば無駄とは言えません。

メイン製作があれば必ず生まれる残布、今後もはぎれ製作も必ず行いたいと思っております(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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