ツイード等の厚手生地をハンドメイドバッグにする時の注意点【251】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

そろそろ寒くなる季節、ハンドメイドバッグにも季節感を出していきます。

オールシーズンな素材も魅力ではありますが、季節感ある素材もまた、濃厚で魅力的なのではと今回、ミックスツイードのマルチカラーがとてもかわいい厚手のツイードでのハンドメイドバッグの製作を試みました。

ところが、結果は失敗に終わっています。

結果の出来上がりのレビューで失敗だったと思うことは今までありましたが、今回の場合は、最後まで製作ができなかったのです。

ということで、今回の記事は、最後まで製作ができずに、途中で断念という失敗に終わったところからの学びとして、厚手の生地を取り扱う時の注意点というものをお伝えしたいと思います。

どこで行き止まりとなったか

さて、製作は、もうあと一歩のところでストップしたわけですが、結局最後の表地と裏地を縫い合わせるところが出来なかったということです。

今回は、巾着のようなリボンひも付きのリュックにもなるマチ付きをデザインしていました。

このような厚手のツイードなのにもかかわらず、入り口全体にフリルを考えたことも多少の失敗の原因となりました。

この待ち針の後の縫いが、まったく、ゆがんで位置が分からずしつけ糸でもできませんでした。

そして、いっそのこと、フリルを思い切ってやめたのです。

そのかわりに雨蓋を取り付けようとしました。

あまぶたも工夫して正確に取り付けようと試みましたが、結果はうまく綺麗に縫い目が出ませんでした。ぐにゃぐにゃにゆがみました(泣)。

もうこれだけ粘ってトライしてみてもダメなので、ここで断念。

という今回の結果からの学びが浮き上がってきました。

失敗からの学び

まず、裏地のチョイスです。柄や色はともかく、裏地が極薄の物でした。

これはこれで、ジャケットとかコートの裏地のツルツルのやわらかい感じのイメージをバッグに再現してみたいということだったのです。

しかし、実際あまりに厚手、薄手の差がありすぎて、裏地がくしゃっとなったり、なかなか表地に沿うことから外れました。

ということで、まずは、このような裏地を選んでしまったミスがあります。

今後は、ここまでの極薄はチョイスしないつもりです。

こういった肉厚な表地にはもう少し厚い裏地が良さそうです。

そして、次は、厚手なのに、フリルを施すなどということをしてしまったことです。

フリルの目的は、飾りではなくて、家の周りにセキュリティー性を高めるために植えられた木々のイメージ。

巾着は開きがちなデザイン。ましては厚手なので口がしっかり閉まらない。

よって、フリルでワサワサしてもらい、入り口から中が覗きにくくしようとする目的であえて取り付けようとしたんです。

それでも、このような厚手には、向いてはいなかったようです。

フリルも想像以上に短くなってしまいますので、ワサワサのイメージにはなりませんでした。

そして、フリルには、三つ折り部分もあり、こういった厚手を三つ折りすることは、可能ではあってもブクブクと上に膨らむので、立体的になってしまって、寸法が分かりにくくなるといったデメリットを感じました。

できるだけ単純な1つ折りまでで抑える感じが良さそうです。

そうなると、やや複雑なデザイン過ぎたとも言えます。

また、2枚目の写真のように、その後、フリルを思い切って取っ払い、あま蓋を取り付けましたが、これもなかなか困難でした。

雨蓋を表地と裏地の間に挟み込む方法をとったのもいけなかったかもしれません。

間に入れるとその貫通した先にある位置がこちら側と一致していない事態が起こりやすく縫う位置が分かりにくいことになります。

もし、今後同じ仕様にするならば、雨蓋は、外側にたたきつけるという方法が正解のようです。

それも多少の注意は必要ですが、中に挟み込むよりも正確に位置が把握できるかと思います。

ということで、このような多くの学びが得られた失敗経験でした。

あとがき

今回もYOUTUBE動画におさめました。

失敗しても学ぶことが大きかったので、何かしら記録に残してもよかろうと発信しています。

ツイードは針は通るので、デザインをできるだけ単純に工夫すれば、不可能ではないと思います。

ただ、セキュリティー性も高めたいので、そこが難しいところですね。

口がぽっかり空いたトートバッグでは、やや不安。そして、リュックにもしたいので、背に入り口が行くというところに、少し不安が生まれます。

また、ミックスツイードは、裏地を換えて工夫して出来上がり次第記事にアップしてまいりますね。

じっくりデザインや機能を考えたいと思います。

ありがとうございました。

終わり。

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