まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、目に映る「モノ」と目には映らない「コト」との関係の深堀りをしてみたいと思います。
ショッピングの購入時の中には、記憶に残らないくらいいつの間にか買っていたというようなアイテムがある一方で、いつまでも記憶に残る何か特別なシーンがあったショッピングであった場合があります。
後者の方は、エピソード付きということで、後のそのアイテムに対する思い入れもひときわです。
そのことが結果、愛着とか大切にしていくなどにつながることもあります。
物体ではないけれど、体験とか出来事というものは、それぐらい威力のあるものです。
そう考えますと、モノを購入する時についてくる1つの体験が心に残るような、語り継がれていくような素敵な体験であるということにもっと注目するべきではないかと思うのです。
ジュエリーにまつわる「ユニークエピソード」のご紹介
いくつかユニークエピソードや、誰しもあるような状況もYOUTUBEでご紹介していますので、後で動画も是非ご視聴どうぞ。
ところが今回動画に入れ忘れてしまったエピソードが1点ありまして、そちらを追加事項としてこの記事でご紹介したいと思います。
それは、10年程前の事だったかと思います。
今は無きデパートの専門店ジュエリーショップでの出来事。
立ち寄って見てみたいと店内をまわらせていただいていたと時の事、大きなモチーフのデイジーの花のシェルペンダントを発見。
ディスプレイに飾ってあり、目立つ色ではないのに、お花が大きめなので迫力があるということ、そしてシェルの美しさが存分に表れているような作りでした。
「これは素敵だ!」と思い、店員さんに見せてもらいました。
そうしているうちに裏面もボーダーがかってなかなか素敵であることも分かり、リバーシブル使いが可能なのではないかとお得感を感じてきました。
そうしてその場で購入に至ります。
店員さんが、なんというか、とても気さくな女性で仕事が大好きといった感じでした。
このシェルペンダントを通して、店員さんと楽しくお話しているうちに、とても話が盛り上がって、ついにふんわりとした気持ち(お酒に酔ったみたい)になってしまい購入。
ここで事件が起こります。うっかりレジカウンターに商品を置き去りにしてしまったのです。
店員さんも最後にお品を私が持ちかえるところを見届けないまま、次のお客様が来店し、接客対応が引き続き始まったようでした。
とても忙しい場所で、デパートの1Fの宝石売り場で人通りが非常に多い入り口付近です。
その後、デパート内の他のお店に日用品の買い物があり、それを終えた後気づきます。
「あれっ?商品忘れてきたかも」。
そして、そのお店に戻ります。
そうしたら、お店の店員さんが安堵の様子で、「あーっ、よかった!」とおっしゃいました。
「先ほど放送で呼び出しをしてもらったのですが、聞こえました?」。
私は、放送で呼び出しされていたのです。
とてもその声は聞こえなかったのですが、いずれは気づくことでしたが、店員さんの慌てっぷりは半端なかったです。
そして、無事受け取り帰宅。
翌日でなくて当日で良かったです。
店員さんも気が気でなく眠れなかったかもしれません。
私がクレジットカードで購入したので、本人確認ができて放送をしてもらうということに至ったようです。
店員さんの方が心配してしまい、大きく責任を感じてしまわれたような事件でした。
過去にもそういう類似の事があるので、よくあることみたいな感じでしたが、さんざんジュエリーについてのお話が盛り上がって肝心のお品を忘れていくという「オチ」が今思えばとってもユニーク。
今はもう、その百貨店自体が閉業してしまい同時にお店もありません。
その店員さんの元気に働く快活な様子はまだ今後もこのジュエリーの購入エピソードと共に残っていくわけです。
YOUTUBEでご紹介できたらよかったです。。ミスしましたね。
そのペンダントというのがこちら。
シェルがつるつるした手触りでとても気持ちが良い質感。
シェルは特に高価な素材ではないですけれど、美しさが独特ですし、同じ海の仲間であるパールなどとの組み合わせもよくなじみます。
私はこのエピソード付きのビッグデイジーを自分で使ったことは結局一度もなく、当サイトの「レンタルジュエリー」に2020年7月スタート時のラインナップにささげました。
お客様に借りて喜んでこのビッグデイジーの良さを堪能していただくためにです。
このデイジーの黄色部分に組み合わせたシャネルの黄色バングルも魅力的。
セットでのレンタルなので、リングなども付いてきます。
あとがき
こうしてみてみるといろいろな事情付きでジュエリーを入手しているのだなあと思う部分が興味深いと思いました。
そんな価値あるお品の入手時の思い出深いエピソードあってこその出会いであったと思うと、非常にロマンあふれた装飾品だと考えるようになりました(^-^)。