ハンドメイドリュックのショルダーの付け根の縫い付け方法【136】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近1デザインのリュックが、ほぼ定番となりつつあります。

その名は、ごつめの名前、「簡易リュック」。

去年の2019年後半あたりから、いろいろなデザインを実際にハンドメイドバッグにしてみて、いろいろな素材で製作してきました。

まだまだ、2019年に作った過去の商品はデザインと素材が1度きりの者が多い。それはそれでレアなんでしょうけども、今年2020年の目標は、デザインを確立することです。

現在で素材調達を今年2020年に作る分は、いったん終了。たくさん集まった生地でシリーズを組み、20シリーズ程計画を立てました。

よろしければ、「素材ブログ」をご覧くださいますと、タイトルに〇〇シリーズと謳っていますので、それが計画になります。→ 素材ブログ:一覧

20件ほどのシリーズを1シリーズで平均3点程製作です。

そうして、シリーズを、商品の製作、YOUTUBE動画アップ、ブログ投稿、インスタグラムとすべて並行でアップしています。

その中で、今回作った簡易リュックは、大変シンプルで、最低限のリュック。

ということで、販売価格も最低限たるもの。

ハンドメイドバッグにしては大手様との勝負に挑むような挑戦的な低価格ではありますが、そうは言っても、お客様はきっとお買い得な商品が好きであるということは、的を得ているのです。

私自身、お得な商品が好きなので、自分に置き換えてもつくづく思うわけです。

その代わり、安いのにうんと高級感のあるあっと驚くような素敵な商品でないといけません。

ということで、考えに考えた今回の簡易リュックが私の商品の中で一番お安いラインとなります。

イベント用の¥1,100という商品は対面販売のイベント等の限定なのでハンドメイドバッグの中では、¥3,300というのが一番安い価格帯なんです。

リュックのショルダーの付け根の丈夫で綺麗な縫い付け方

さて、今回の簡易リュックでは、初の作業が1点あります。

ここ最近結構何度かこの同じデザインをリピートしてきたのですが、それでも今回が初である点もあるのです。

そこをご紹介したいと思います。

それは、リュックのショルダーの縫い付け部分の付け根の製作手法です。

簡易リュックは、その名の通り、最低限の簡単なもの。

もしかして、結構手が込んでいる部分もあると感じていただく箇所もあるかもしれませんが、私がこのお値段を実現可能にした簡素な作りであるリュックです。

1つに、ショルダーの調節機能が無しであるという点。

様々な長さをお好みの人が中間的な位置でお使いいただけるものにしました。ある一定の流行も取り入れてやや長めかな。

そして、線コキ、Dカンなどを付けずに、ショルダーは本体に挟み込んで縫い付けとなります。

この縫い付けの時の端っこ部分にスポットを当てています。

まずは、作ったショルダーを外側にハギ合わせの方の位置に向けてハの字にします。互いに90度で重ねるということです。
アップで見てみるとこんな感じ。ぴったりと端っこを重ね合わせます。
そして、とりあえずショルダーのみで十字にステッチを入れます。印は必要ありません。とんがった先端からまっすぐへの字のへこんだポイントまで縦にステッチを返し縫いをしてかけていきます。十字の横に関しても目印となる先端部分があるので、見ながら行えば大丈夫。

そして、その後、いったん他の作業が入ります。

先ほどのショルダーだけの十字をした後、その重なり部分はいったん放置。洗濯ばさみで仮止めも良いですね。

その次にショルダーの足の部分へ移り、本体を前後縫い合わせの時に、同時に底部分に挟み込んで縫い付けるということをします。

その後、このように、当て芯を使いながら、本体の入り口部分の真ん中の位置にまたもや十字でステッチをかけます。この十字のステッチは必ず表面に出ますので、綺麗に。。

ステッチをかける側は、裏からがよいです。重なり部分などを見ながらが、どこを縫っているのかが分かりやすいです。
出来上がった十字ステッチを表側から見た感じ。すっきりしていますよね。このステッチの方法がいろいろなやり方と比べてみて群を抜いて簡単で綺麗でした。

また、これが、縦1本だけの線だと何かしら不安定。横の線も忘れずに。やはりこの十字の意味というのはダメ押しの頑丈な固定の秘訣なんですね。

何か、取っ手の先端付近のX印を彷彿とさせます。

完成レビュー

簡易リュック:薔薇柄xデニム・・・筋柄同士のマッチが生地のチョイスの偶然の巡り合わせというもの。こういうミラクルが大好きな私。洋服のコーデでもそうですが、良い相手が見つかることの喜びってありますよね(^-^)。茶と紺のコンビって、何か、お茶碗などの陶器を思い出します。薔薇の中にある紺色部分が茶色に映え、そして、デニム生地の紺とマッチしてスッキリとします。

今回もYOUTUBE動画ございます。

どうぞ、よろしければ、ご視聴くださいね(^-^)。

あとがき

こんな風に、その時々で素材を組み合わせたりなどしてちょっとした工夫をしながらなんだけれども、元のデザインは変わらない、この簡易なデザインだという方式で製作していこうと思っています。

ということで、練りに練ったお得感も非常にある、お手頃価格なリュックなんです。

どうぞ、他の商品も含めて、一度商品一覧をご覧いただけたらと思います<m(__)m>。

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