まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、1つ前の番号の投稿記事【107】で製作しました「入園バッグ5点セット(女児用)」の残布を使用、「半完成品」のシートとして仕上げます。
はぎれでありがちなのが、1つの完成品を作るには不足であるというケース。
その後の閃きや可能性に委ね、ここでは出来る範囲のこととして、生地を部分的な完成の姿で作っておくという例です。
何かをこの回で完成しなければならない、作り上げなければ意味がないという固定観念を外し、今ここでできる等身大の作業をするというスタイルがあっても良いと思うのです。
はぎれが十分な分量ではないケースのパッチワークとアップリケ、未来の偶然や新しい閃きに残りの作業を託す







あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.02.19からおよそ5年後の2025.04.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
2025年でも無地の生地が1繋ぎで裁断できない場合に、ブロック状に裁断してひたすら繋げて大きめのバッグを作る手法を引き継いでいます。
今思えば、この時がその起源のような瞬間だったかと。
生地が一繋ぎに存在するにもかかわらずぶつ切りに仕立てる「配色デザイン」などはやや表面的に感じます。
パッチワークというのは、「ここぞ」という残布のもったいなさに困った時の解決手段であるというスタイル1つに絞っています。
パッチワーク仕立てに至るまでのストーリーも一緒に組み込まれて、その後の完成でエピソードとして語り継がれる「価値」でありたいと思うからです(^-^)。
