こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、<簡易リュックシリーズ②>です。
前回の①と全く同じ生地で違うデザインになります。
今回も複雑な仕様はなく、単純な作り。
作るのには、敷居は低いものとなっていますが、共布ショルダーにジグザグキルトをかけるということで、際立つものにしてみたいと思います。
今回使用の生地

前回と全くの色違い。こちらもかなりかわいいです。
地のサーモンピンクがとてもフェミニンなんです。
今回も同様に、生地の名前が不明で、耳にpaper printed,suedeとの記載。
紙のプリント?、スエード?このあたり、もう少し情報がほしいのですが、
分かりませんでした<m(__)m>。
もしかすると、paper printedは、「ペーパー捺染法」という転写的なプリント手法のことを指しているのかもしれません。
特徴が、プリント液が裏面に浸透しない表面だけのものとなるので、裏面が真っ白の状態であるという状態と一致していることから、そう考えます。
多分これですね。また、研究しておこうと思います。
共布ショルダーにジグザグキルトをかける方法
過去に私は、メンズのボディーバッグが初めてブレイクした時あたりにボディーバッグのショルダー部分と大きなタブというか翼のような共布を取り付けていました。
その時に、そこにおおざっぱではありますが、ジグザグキルトをしていました。
今回は、リュックの左右のショルダーにそのようなジグザグキルトを施したいと思います。
写真の手順①-⑩でグワンと弓のように形がしっかり整ったショルダーに仕立てます。









それほど神経質にならずとも、大体の目分量で同じ幅を意識していけばよいです。多少二等辺三角形でなくとも出来栄えは大変綺麗なものですから、それほど正確な寸法は気にしません。ただ、二等辺三角形にすることのメリットは、反対向きでも同じ柄が出るので、後々、それほど裏表を気にしなくても良い点ですね。

完成レビュー

ショルダーは調節機能なしのミドルレングスです。
挟み込んで縫い付けるのみ。
上部はハの字に斜めにたたきつけ、下部は、底を縫う時に一緒にできるだけ端の方に縫い付けました。
ところで、リュックのショルダーにご注目を。
しっかりとした質感で、グオンと弓のようにきれいな弧を描いています。
中に入れたソフト厚芯とジグザグキルトのコンビのたまものです。
入口のメインタブに関しては、今回長すぎたように思います。
あと5cm短くしてもいいかも。
ということで、もう、出来上がっていますので、このままですけれど、今後用に、型紙を5cmカットしたのでした。
あとがき
シンプルだけれど、凝る部分は凝るということで、素敵なリュックになります。
今回のジグザグキルトは難しいものではないと思います。
なぜなら、初めての時も失敗しなかったし、出来が悪かったと思ったことが一度もなかったからです。
ということは、気軽にできる優しいデザインであるかと考えます。
ご参考にどうぞ。
ありがとうございました。
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