こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、同素材5型シリーズの最後の型、ミニリュックの後編です。
同素材シリーズもいよいよ最終となりました。
スタートして3週間ほどかと思いますが、私自身いろいろ学びました。
何か、このようにブログとかYOUTUBEなどで伝えることをすると、自分自身にもたたきこまれますね。
アウトプットのメリットというものですね。
では、今回は、ミニリュックが出来上がっていきますので、どうぞお楽しみに。
我流で始めたプレートの組み立て方式のバッグ作りの大きな課題
今回に限らず、私がほとんどのバッグに取り入れている製作方法の組み立て式ですが、これに1点大きな課題があるんです。
縫い目のことです。縫い目は板状のプレートパーツにするときに、周りに端から3mmのステッチをたたきますので、まず、そこで線が出ます。
そして、通常、バッグは表面と後ろ面があるので、表と後ろそれぞれでその縫い目が作成。
その後、いよいよ組み立てをして縫う時に、当然ながら縫い線が出ます。しかも2度縫いするので、2本です。
この2度縫いに関しては、同じ方向から縫うので、1度目をたどれば正確にその上に重なることができます。
ところが、あらかじめ、プレート状にしたときの3mm地点のステッチとは合わないことがあります。
物理的に困難だったりすると、どうしても幅が3mmちょうどにはいかず、大きくなることがあるんです。
その結果、表から出来上がりを見たときに、このような線が複数に映ることが起きてしまいます。

線が複数にならずびしっと決まる解決策とは?
ということで1つ考えてみたのが、プレート状のパーツにするときの端からのステッチを無しにして、空き口はボンドのみにしてみるという方法です。
そうすれば、余計なステッチが出ませんので、線としては綺麗に出る可能性があります。
ただ、その一方、しっかりとプレートを作らないままの組み立てとなりますので、しわが寄ったりしないだろうかなど別の課題が出そうな気もします。
とにかくやってみなければ何とも言えないので、後日その方法をした結果をまた、ブログとYOUTUBEでアップしていきたいと思います。

完成レビュー
今回は大きな課題が残る中での完成でした。

今回で、5型すべてが作り終わりました。
以前の巾着型は失敗してしまいましたが、形としては出来上がらせましたので、後日また記事で同素材シリーズのレビューと、ネーミングをしたいと思います。
1点1点デザインに名前を付けることをするというものです。①などは、アルマ型と呼んできましたが、もともとアルマという呼び名は、フランスの橋からの由来のヴィトンならではの呼び名のように思われて仕方ありません。
もっと私ならではの、そして、外国に販売していくということにあたって、日本らしい名前を付けたいと思います。そのあたりもお楽しみにどうぞ。
あとがき
今回、150cm幅x1.5mの長さの生地を5型作った時点で余った生地は、こんな感じです。

もう1度、失敗した巾着を作りたかったですが、表面のパーツは取れても、裏面が無理でした。足りないんです。
ということで、アルマ型を丈を短くして底部分を改良したいということもあったので、丈を2.5cm削ったアルマ型で、足りないショルダーなどは巾着型の失敗作を外して使ったりして何とか作ってみようかと思います。
それができると生地をほぼすべて1.5m分使い切ったことになります。
この余った部分を除外しても生地1.5m分で5型作れたということは、単純に平均1.5÷5=0.3mずつですんだということです。普段1点物のして調達する生地は最低でも0.35mで調達しますので、だいぶうまくパーツがとれたことになります。
やはり、同じ生地でたくさん作ることにはこうしたメリットがあるようです。
大量生産の概念ですね。
今回は企画であったので、同じ素材ばかりを使ってきましたが、普段はなかなかそんなことはないです。
よってレア企画です。やはり私のような小さなお店は1点物志向が良いかと思っています。
今回の企画は、半1点物といった感じですね。
では、YOUTUBE動画を貼りますね。
ありがとうございました。
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