まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、「スタイル」という言葉がテーマです。
スタイルと聞くとちょっとあいまいな言葉に感じます。
あの人は、スタイルがよい、形式、音楽の系統、独自のスタイルなど。
すべてのスタイルを一言で言いかえれば、「型」とか「タイプ」とも言えましょうか。
今回は、この「スタイル」というものが、誰にも実は自明にあるものであり、正直に自然と表れてしまうものだというお話になります。
考えてみれば、やや恐ろしいことであり、「ファッションに全く無頓着で興味が無い」という方もそのような考え方が自然と装いに現れてしまうという点に逃避すらできないものだということなのです。
派手とか目立つことは表面的、「スタイル」の正体は「考え方」とも言える
AさんBさんの洋服の嗜好を例に挙げて、「スタイル」の意味をお伝えしてます。
まずは、モノトーン嗜好のAさん、無彩色のワードローブです。
カラーレスなのでおしゃれじゃないと言い切れないところがポイントです。
ここまではっきりとモノトーンで行くのだという意志は、「スタイル」の表れです。
ある意味、意思表示をうまくしているのだと見ることができます。
さて、こちらは、先ほどとは真逆の色を好むマルチカラー好きな人のバージョン。
こちらもその明るい色の好みがはっきりと主張されている点で、「スタイル」がうまく示されているのです。
そう考えると、ただ派手なパーツやアイテムの見せびらかしの中に、実は拘りが感じられないことも多いのです。
趣味嗜好が整った形で分かりやすく表れるようなラインナップであれば、ぱっと見の派手さや地味さや色の種類など無関係なのではないでしょうか。
大切なのは、その奥にある「考え方や主張」なのだと思います。
あとがき
「スタイル」は、個性も含み他の人とも同じ当たり前な平凡な部分も含んだ総合のものだと考えます。
だから、目立つものだけをアップするとか、突出したものだけを披露するだけでは、逆に「スタイル」が伝わっていないのかもしれません。
どんなに平凡であろうと、それこそが「スタイル」であり、自身のありのままとかそのままをちゃんと表現できていることが一番重要な点だと思います。
「衣服」というのは、決して表面的に着飾るものではなく、「自己主張」の1つだと考えると、元来の「衣・食・住」の「衣」の存在感を今一度見直したいものです。