木製の良質な椅子(スツール)の長持ちと座り心地を同時に追求、カバーのような役割の小さめの薔薇柄低反発クッションを縫いとじで製作【10】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年くらいのこと、高い部分に上るためも兼ねた安定的な椅子を探しました。

コンパクトで安定感もあるしっかりした作り。木製と金属のコンビもかえって使いやすいです。

記憶では、¥6,000代だったかと。

なかなかのお品物で、おそらく木の部分の厚みや「マホガニー調」の価値が入る価格ではなかったかと。

このたびは、ここに低反発クッションカバーを製作した過程です。

当ブログ記事は、最初の2019.03.15からおよそ5年半後の2024.08.17にブログ記事の「手直し」の順番で当記事を書き直しています。

実は、2024年現在この椅子は継続使用中なのですが、低反発クッションの製作後の改良がありました。

このタイミングでその後もどんな様子に改良したのかが分かるように現在の姿と共にご紹介したいと思います。

後に貼りますYouTube動画は当時の2019.03.15のままですので、動画はその時点で終わっていることをどうぞご了承いただければと思います<m(__)m>。

インテリア性も兼ねて、集めている「薔薇柄」で低反発クッションの2枚重ねで製作した椅子カバー

生地に選びましたのが、中間くらいの厚みのツイルという丈夫な織り方の生地です。

ダークなカーキグリーン地に、バラの花がぎっしりとつまった好みの柄は、薔薇柄で集めたインテリアに馴染みます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
使用生地:ダークなカーキグリーンの薔薇柄生地、綿/100%。縦37cmx横92cm。

こういったクラシックなバラ柄でインテリアを埋め尽くしています。

この生地を、本体のカバーと、4サイドに取り付けるひもに作っていきます。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
中に入れ込む低反発クッション用のウレタンシート、40cmx40cm。

生地とこのウレタンの2種類だけを材料としてクッションを作っていきます。

このウレタンの厚みは2cm、椅子が縦22cmx横31cmなので2枚重ねて厚みが4cmのクッションにしようと思います。

椅子の横幅は、31cmくらいです。

アイロンもほとんど使わずに製作、インテリア小物の作りやすさ

できるだけ簡単に製作したく、型紙などの作成は無しです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
①生地を真っ二つにカット:出来上がりの縦22cmX32cmに対して、縦横それぞれ+15cmずつのゆとり。

余計な材料は徹底的に省くやり方なので、ファスナーを使わないので、最終的に、縫い閉じて仕上げてしまいます。

よって、最後に空き口を縫う時にミシン目が4cmの厚みに引っ張られて、物理的に落ちてしまわぬよう、結構なゆとりが必要なのです。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
②中表に、返し口の1辺意外の3辺を、端より3cmのところを縫い合わせ。
③この直後、3cmある縫い代を1cmくらいずつラッピングを兼ねた三つ折りステッチ。
空き口の1辺を残し、3辺の縫い代始末と縫いとじ完了。
自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
④それを3方とも行ったら、ひっくり返して、1か所だけ残ったてっぺんぐるり1週を三つ折りステッチして、すべての縫い代を無くします。

自分らしい椅子カバーを作る:自分サイズ、自分柄
⑤ウレタンを2枚重ねて、カバーの中に入口をきちんと合わせてミシンで縫い閉じます。

この時が、やはりウレタンの厚みで、縫いにくいので、最初の15cmのゆとりが効力を発揮するのです。

⑥余った生地で幅8cmのリボンテープを作り、十文字の位置の4箇所に縫い付けます。

以上で、完成です。

完成:リボンテープの長さは、左右は55cm、上下は45cmと椅子の座り面の差10cmを付けました。

さて、ここまでが、2019年当時の完成の状態でしたが、その後使っていくにつれて2024年ではこうなりました↓。

ぺたんこです。ウレタン2cmx2枚の合計4cmでは5年後にはこうなることが分かりました。

5年もの間ずっと使い続けたというわけではなく、時々使いながら、2024年になってある一定の期間のみ毎日使い続け、短い期間でペタンコに。。

あと、お気づきかどうかは分かりませんが、四角を楕円にモデルチェンジも途中でしています。

元の座面が楕円でしたので、楕円の方がよく沿いました。

最終的には、このように改良↓。

2024年現在:この製作は、別の記事で投稿しましたが、5cmのウレタンを2枚重ねの10cmの厚みで作ったもの。

これでも座ると沈みますので、最初から10cmくらいで作ると良いのかもしれません。

ただ、過去に作ったペタンコは、座面カバーとして活かし、その上に10cmの厚みの長方形を置いているだけの使い方ですので、過去の分も活躍しているのです。

あとがき

既製品では探してもなかなか自分の思うようなサイズって見つからないことが多いかと思います。

そんな時、自分で作るということは、大変満足度が高いです。

是非ミシン1台購入し日常的な風景を思うように描いてみませんか?、その際には「職業用ミシン」をお勧めしたいです(^-^)。

picturesque

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