行き違いだらけのオーダーメイドなら提案型の既製品が良い、購入時間にかける労力はその後の本当の満足には必要【273】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての私は大のお買い物好き、パソコンを持ってからの2007年以降は本当にたくさんの物品を購入してまいりました(多くの方と同じです)。

当ブログ記事は、最初の投稿の2018.11.12からおよそ7年後の2025.10.03にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

後で下に貼りますYouTube動画は2020年に初回投稿で、2018年のブログ投稿と並行スタイルを決めた2020年当時のままです。

ただ、そんな拙さの過去も無ければ、今までの過程や発展も無かったわけで、古い記録もそのまま残しているのがYouTubeです。

その後の考え方の見直しや変化により後の学びを加えることで、ノウハウに厚みが増しました。

そんなブログ記事は一番の大切な軸の媒体としてこうして毎日「手直し」をしながら内容を高めているのです。

このたびの記事では世間一般には大半の傾向に疑問を持ち、「購入スタイル」の望ましい姿について自分なりの考え方をしっかりと持ってみたいと思います。

主に2つ、①時短購入が本当に良い結果を生むのか②オーダーメイドは100%思い通りなのかということについて2025年時点の私の考え方をお伝えしたいと思います。

オーダーメイド品が完全100%ではない理由は潜在意識に依頼者が気付いていないこと、タイパ重視の購入は後の手放しも多い

①オーダーメイド品は100%1点物とは限らない

パソコンを持った2007年以降、ネット通販が隅々まで浸透し、多くの人が通販購入ライフが板に付いてきた頃です。

あるサイトで、「オーダーメイド」と称されるリングを購入しました。

地金をK18YG/WG/PGから選択でき、ストーンも選択できる所謂「セミオーダーメイド型」だったかと。

お買い物のモットーは「良いお品物をお買い得に」と決めています。

古着ライフを続けている最中(さなか)、新品購入は緊張感あるシーンでした。

注文から3週間後くらいです、届いたリングはいかにも量産品らしい平らな雰囲気のリングでした。

価格はここ近年の地金急高騰よりも10年も前のこと、¥9,900というようなお得な価格だったと思います。

その辺りから気付きましたのが、コスパ的には悪いなと。。古物の地金たっぷりの同じ価格の味わい深いリングの方が断然価値が高いということを体感した1つのエピソードです。

しかも、複数の方々が同じリングを持つことになる。。希少価値とは対極です。

これは、随分「オーダーメイド」というワードと矛盾する実態、本当は「量産品」だったのです。

その後の当事業の1つ「レンタルジュエリー」業には、この時の強い実感が、ほぼどれもが二度目の入手困難なラインナップに表れていきました。

②タイパ重視の購入は時折その後の未来の愛着の無さを生むことがある

例えば日用品の、「トイレットペーパー」や「石鹸」は購入するサイトを決め、購入履歴をたどりボタンを押すだけの機械的な購入です。

すでに過去に価格の比較検討済み、そのショップに対してこれまで無事にお品物を確実にご提供くださった信頼の元、「ここ」と決めて購入することで短時間化しています。

ただ、古着ライフにおけるお洋服は全く別、その瞬間にしかない1点物の集まり、じっくり型の少数精鋭スタイルです。

軽はずみの購入で何度も失敗し、結局長持ちできずにすぐに手放した悪しき行動、購入自体の無責任さがあったと重い気持ちになっていたことがありました。

ファッション関係のお仕事をする本人でさえ、お洋服を持ち過ぎないというスタイルになった2025年現在なのです。

本来、アパレル品はもっと根本から見直されるべきであり、その商業形態自体が全くずれたことをしていることを認めるべきだと思うのです。

いにしえの大量製造による儲けスタイルをこの2025年にいつまでも貫いていること、自らが作りだした在庫に悩みながら随分と時代に沿わないことをしているのではないでしょうか。

あとがき

人間というものは、本来大半の気持ちが「潜在意識」とのこと。

そんな隠れた意識を、どう引き出そうとしたって100%の本当に望むオーダーメイド品など作れやしないかもしれないのです。

ただ、そこにこそ商人の役割があり、他人の心の奥にさえアプローチすることで、本人でさえ気付いていない望みを引出すきっかけにはなり得ると信じています。

「物を売る」という感覚とは全く別の感覚です。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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