見る人の心を揺さぶるようなデニムコーデをしたい、超不変のストレート501をパンプスをもってまとめ上げた瀟洒な表現【148】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの「オートクチュールブランド」、ひいては「ハイブランド服」はヨーロッパにその起源があります。

片や「アメリカ生まれ」というブランドが希少な中で、きわめてアメリカらしさの象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で「501」は長い間貴重な存在、かつファンも多いブランドとなっていました。

メーカー名もさることながら、この「501」という呼び名がアメリカらしさだとも。。

501という数字は、考えてみると、1でもない1000でもない途中の数字なのですが、実はこの501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に読ませていただいた本を拝読の際の大きな感動でした。

様々な改良の末、行き着いた「501」は、その後続く番号の最も原点の完成品の番号。

この「501」ファンは実に多く、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方からも、真贋を見分けたりなどはファンの得意とするところ。

このたびは、元は労働着からのスタートだったというユニフォーム的存在のアイテムが、ドレスに寄った装いになる意外さと素敵さをお届けしたいと思います。

「501ジーンズ」をいかにドレスライクに寄せるかの工夫の1つ、スニーカーではなく「パンプス」をはくこと

ライトブルージーンズコレクション:この色こそジーンズの象徴。非常にあこがれますが古着でならではです。

自身が知る範囲での知識なのですが、レディースの「501」というのは、ヴィンテージものでは股上がメンズより1-2cmほど長く作られているようです。

実際に比べて計ったり、はき比べてその情報と照らし合わせ納得しています。

また、USED品の「リーバイス501」は、メンズの方が見つけやすく、レディースはあまり見かけないです。

これまで収集してきた「501」は実に50-60点程。

どれもメンズの28インチで統一。

ここまで集めた理由は、どちらかというと骨太の自身はこのゆとりあるわたりの寸法や立体感ある作りに体型が合ったから嬉しかったという理由です。

ぱんぱんに隙間がなくはくと、とてもかっこいいのです。

はき心地としても立体感を感じられました。

もともと男性っぽく働く男たちのために作られたメンズ寄りな501をエレガントにはくために、ひと工夫してみたいと思いました。

・足元には、スニーカーではなくパンプスを持ってくる

・ジュエリーを真珠にしてみる

・かわいい色(ピンクやブルー)をトップス、ベルト、靴に持ってくる

などで、表現してみました。

これらの工夫は、後で貼りますYouTube動画内で具体的にご覧いただくことができます。

先染めのカラー展開の少なさに希に見た「赤」の糸染め501の魅力やその他のカラー展開

ここで「501」のカラー展開について書きたいと思います。

好みの色は、グレー。

ブラックが色落ちして黒糸の色が落ち白糸が浮き出てグレーイッシュになったのです。

元の糸は「黒と白のコンビ」で織られたものだったのでした。

ライトブルーもいかにもアメリカらしさのイメージです。

薄いブルーは、元は、濃紺と白のコンビの糸染めが長い間はかれて色落ちしたとか、ウォッシュ加工をかけることで、最初から薄い色ではけるというものですが、元の糸の色は「紺」が使われているのです。

「501」にもカラー展開がありますが、カラーデニムと呼ばれるものは基本的には、後染めばかりなので、糸染め(先染め)と呼ばれる色だけに限定しますと、紺か黒しかないと言っても良いほど限定されたものです。

ところが、珍しい赤色の糸染めにも出会っています↓。

レッドカラーの「501」:これが糸染めであることが非常にレア。
多色カラーの「501」:これらは後染めのようですが、そのようなことは関係無しに、明るくてかわいい色です。

あとがき

実のところ、上に貼りましたYouTube動画は、2016年1月開始のYouTube初参戦の初期の頃のものです。

チャンネル名も、現在の「ピクチャレスクのおしゃレポ」とは違う、「アクセサリーの部屋」という名前でジュエリーをご紹介していく動画100投稿程の12番目くらいが貼りました「501」の動画。

どれも3分足らずの「パワーショット」という「Canon」社製の小さなカメラに付いた画素が粗い動画機能を使っていました。

音声の小ささと画像の粗さで100投稿はほとんど消した中で、唯一多くご視聴していただいたこともある、「番外編」のこの「501」関連の内容の動画だけ残していたのです。

なぜかこの動画だけ10分近くの長さであったこともあるのか、ある時期注目され、「アメカジ」というタイトルの再生リストにも入れていただいたようです<m(__)m>。

その後、すべての動画やブログ記事の見直しで、一度消し、後からナレーションだけ入れ直して動画を新規投稿再び。

アクセサリーのことだけをひたすらやっていたら、この奇跡は起こらなかったかもしれません。

ちょっとした茶目っ気のような「番外編」が活きた形となったのでした。

この時の体験が、今でもYouTubeでは基本と言われる「分野を絞る」ということに反してカテゴリーを10種も設置して自由に投稿するスタイルに影響しているのです。

自身の独自の考え方では、YouTubeも分野に縛られて自由に投稿できないもどかしさを決して味わいたくないのです。

それは、たとえ視聴数がそのせいで多くならなくても。。です。

動画の画素は粗いので見にくかった「501」の動画でしたが、今では貴重なコーデの映像です。

このたびのテーマは、ドレスライクに寄せた「501」の装いをご紹介しましたが、こんな考え方でいろんな〇〇ライクが考案できるヒントになればと思います。

思いっきり原産国アメリカらしいコーデというのもあるのかもしれませんが、それは、これまでたくさん見慣れた装いです。

ドレスライクは、「501」のイメージの意外性が面白い前衛型のコーデなのです。

このたびのように、本来のジーンズのイメージと真逆のテイストを考案することで、独の装い方に「考え方」というものを吹き込む重要さをお伝えしたかったのです。

当ブログ記事は、最初の2018.03.27投稿のものをその6年後の2024.08.07にブログの手直しの順番で綴り直した文章でお届けしました。

現在の2024年では、デニムはたっぷりとしたワイドな様相でスラックスのような新しいはき方がされています。

相も変わらず自身は、デニムにパンプスを合わせてはきますが、「501」はもう1点も持ち合わせておりません現在です。

ヨーロッパのブランドの「アルマーニ」「フェンディ」の古着デニム合計3点のみです。

ブームを一度通り抜けた「501」なのかもしれませんが、間違いなくファッション史に残る存在であると思います。

デニムの流れは、また今後もどんどん移り変わると思いますので、「501」の古着がまた再燃する時があるかもしれません。

当ブログ記事をこのように綴りましたことで、ネットには「501」のことを探る方がいつか見つけて下さり楽しんでいただければと、不変的な内容であればと願います(^-^)。

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