ロックミシンの最終の糸始末は結んで玉止め、ロックがほつれにくく丁寧なお仕立ての極み【639】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年より、ロックミシンを一部使いする製作の機会をいただきました<m(__)m>。

デニム生地で作る雑貨品は、ほとんどが裏無しの一重仕立て。

一重仕立ては一見簡単そうですが、縫い代の始末の悩みが増え、むしろ裏地付きよりもごまかしがきかない難しさがあるのです。

裏地を付ける場合は、縫い代が内部にそのまま密閉されますので、縫い代が裏地内で守られ傷みが起こりません。

縫い代の傷みは外部との接触でほつれていくことが多いですので、閉じ込められた状態であれば問題ないわけです。

このたびは、一重仕立てでポケットを縫い付ける場面などにおいて、見えない部分の丁寧なお仕立ての1つとしてロックミシンの始末の「玉止め」の場面をご紹介したいと思います。

更にそのロック部分の縫い代を視界から隠すというアイデアは別の記事【716】の投稿で綴らせていただいております。

そちらもセルヴィッチデニムの一重仕立ての例ですので、当記事の続きとしてお立ち寄りいただければ光栄でございます。

ロックミシンも表立って見える部分ではないのですが、のぞくと目に映るようなポケットの内側などの場所では、縫い代を綺麗に始末する意味が非常に重要になります。

このたびは、ロックミシンの糸自体の始末をそれぞれの区切り目において「玉止め」をしている者の「決まり事」をご紹介したいと思います。

ロックにも玉止めが有効、ロックの糸をどのくらい残すと結び目が作りやすいのかの解説

では、玉止めをしていく様子です。

ロックの最後の糸ループを多めに残します。8cmくらいがグッドです。5cmだと結びにくいです。
よく手縫い糸で、ボタンを付けるなどの時にほどこす玉止めと同じで、一度コマ結びをします。これだけです。
角の先端に結び目がちょんとできました。その結び目周辺3-5mmでカット。
ツンと残り糸が出ますが、どのみち、縫い代内などに隠れます。
玉止めをしないプチッとカットしたままだとほつれることがあり、しっかりと解決したい場所です。

あとがき

やや我流ですが、人間が考えることなので、きっと同じようにされている方がいらっしゃるのではないかと予想しています。

自然でシンプルなやり方なので、余計なことをしなくてよいから、クセにしてしまえば、その後は当たり前の作業となっていきます。

丁寧に仕上げる策の1つとして、こんな影の部分も実は効果があるのです。

ちなみに今回登場の生地は、25ozデニム(ヘビーデニム)。

ロック糸は、「フジックスシャッペスパン」の#90の薄グレー色でした。

ミシン屋様がおっしゃるには、ロックのミシン糸は90番ではなくても、50-60番糸でも良いそうです。

ほつれにくいのは、90番よりも50-60番でしょう。

ただ90番の方が在庫の減りが少ないので糸が有効に使えます。

よく情報を知らない内に調達した糸はたまたまのセット購入のお得な出会いもあり、それが90番だったことと、デニム用にと考えデニムの裏面に色がなじむミドルグレーを選択。

デニムに90番も相性が悪いわけではありませんので、生地の厚みとロックミシンの番号のギャップなどは特に考えられていないようです。

その他、帆布やゴブランなどもなかなか裏地付きが困難なこともありますので、同じようにロックミシンの縫い代始末を引用すると良い場合があると思います。

一重仕立ての縫い代始末に困った時は、ロックミシンに助けてもらうという手があることを思い出してみてくださいませ(^-^)。

ハンドメイドバッグの初期製作品は、技術が不足している上にありふれているという二重の弱点、それでも安くて悪い物を作るべきではない【638】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近インテリアを兼ねた好みの柄の布の袋のようなバッグを入れ物目的で購入しました。

とにかく一重仕立ての「袋」のようなものですが、生地にキャラクターがプリントされそこでしか購入できない「ブランディング」が確立されています。

もともと物を収納するための目的であったため、実際に物を入れてみたのですが、中に入れた物があちこち移動して安定感の無い収納になります。

その理由は、まず、マチ無しだったからということになります。

また、取っ手が一重仕立てなことから、フックにかけているうちにねじれて古びた様相になってしまいました。

思えば、同じようなデザインを作ってスタートの初期のハンドメイドバッグがありました。

初期の頃の製作が実りにくい理由、そして技術をある程度持ち合わせてきたその後も継続していくべき「良質さの追求」について綴りたいと思います。

最初は単純な出来る精いっぱいのデザインを全力で。。ただし手を抜くことはするべきではない

初期の頃のハンドメイド製作のバッグ:一重仕立ての今でいうところのレジ袋のようなもの。マチも無し。

そんなバッグを¥100でヤフオクや楽オク(現在のラクマ)での販売をし始めた2007年がハンドメイドバッグ活動のスタートでした。

一重仕立てで、内側に吊り下げ式ポケットを付けたものでした。

初期製作品は、技術が無いうえに難しいデザインも作れない為、なかなか受け入れられにくい時期です。

その頃の作りにそっくりなものが、この度購入のキャラクターものバッグでした。

冒頭のように、収納には不安定であることで、何とか活かせる方法は無いかと考え、実用的な「壁かけメモホルダー」を作ることに。。

使い勝手の悪かったマチ無し縦長トートからの「壁掛けメモホルダー」へのアレンジ。左右のタブは画びょう用。

キャラクターものなので、「著作権」の兼ね合いで写真に写すことができませんでして、図解で失礼致します<m(__)m>。

中に接着芯を貼るということをして、更に「ハード厚芯」というごわっとした芯地も挟みます。

そして、柄の向きを正面に合わせながら折り返して輪にして広いポケットを作り両サイドを縫い付けて、両サイドのてっぺんにタブも縫い付け完成です。

ここへ、予定メモを日付順に入れます。そして、一番先頭の近日の予定メモを外に出して洗濯ばさみで留める使い方です。

このことから、現実的にしっかり使えるものが残っていくという点がヒントになります。

一重仕立てのトートバッグはいろいろ活用できそうなわりに出番は結局なく、反対に、特化した物品の方が出番が確実の現実を見ました。

この「壁掛けメモホルダー」になる前の一重仕立てのトートバッグは、生地のキャラクターに大きく価値があったため、別の使い方をしてでもこの先も持って行こうと思えたことです。

キャラクターは「ブランディング」が命だと実感した瞬間です。

この「ブランディング」に良い勝負を挑めるのは、ブランドの量産的な構造があまり重視できない縫製などにおける「徹底した作りの差」ではないでしょうか。

悪い品物はたとえ安くても在庫に残り続けてしまうと思います。

かと言って高額過ぎは、良質であってもなかなか購入に踏み切ってもらえないところが「ブランディング」が中心にあるようなファッション分野の難しいところかもしれません。

それでも、良い物を作らなければその先は全く間違った道を進むようなもの。

なかなか受け入れられなくて、続けていくマインドさえ失うのです。

「捨てる」というところまで行くような未使用品はとにかく、「質が悪い」のです。

「質が良い」品物は簡単に手放すことが躊躇され、別の使い道を工夫されたりアレンジしてでも使いたいもったいなさを感じるものです。

あとがき

現在ブログ記事の「手直し」をしておりまして、この【638】を綴りました当初の2021.06.28からはおよそ3年が経過の現在2024.04.28です。

この現在においても、ご紹介しましたアレンジしたキャラクターものの「壁掛けメモホルダー」はまだ手元に持っています。

しかし、別の使い方をしていますが。。

捨てずに年月を経ることさえ雑貨品ではまずまずの功績です。

ということは、最初の時点で「良質な物」を作らずして、数年先の姿が無いと言えます。

是非「良質さを追求するハンドメイド」をやっていこうではありませんか(^-^)。

デニムのごろごろ感に全く効き目がなかった中綿設置効果、底面にハギ目を作らないヘルメットバッグデザインの仕様の変更が解決のカギ【637】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、セルヴィッチデニム生地で作るヘルメットバッグの3点目が出来上がりました。

この最後の3点目で底部分のふんわり感をたくさん出すための検証をするのを兼ねて、中綿を裏地キルト分とは別に設置ということをしてみました。

もともと中綿キルトの裏地なので底部分にも中綿が一重に入っているところへ更に二重の中綿を追加するものです。

果たしてこの効果がでているのだろうかというところを見ていきます。

結果は変わらずというもの(+_+)、デニムのごろごろ感には勝てず

もともと中綿を追加設置することをしてみたかった理由がありました。

本体に縫い付けた支柱が縫い代のところで硬くツンとなって、マチを兼ねた底を割った時に立ってしまうことのごろごろ感が手で底を触った時にに感じられるからでした。

この感じを解消することに中綿でふんわりさせようとしたのです。

その過程は前回の記事の【636】でお伝えしています。

前の記事の写真と同じものですが、こんな風に2重の中綿を底へ設置していました。
結果は、変わらずというもの。そもそもそこの真ん中にハギ目が行くトートバッグでは解消されないと理解。

今回は、変わらずというのが検証結果でした。

これ以上重ねる中綿の数を増やすのも効果は期待できません。

支柱が内側の縫い代まで入り込んだデザイン。内側で硬い部分の支柱の一部が縫い代と共に立つ現象です。

このようなデザインで行きたい以上仕方のないことですが、今後は、底が一繋ぎの面になっている作りでなければ解決できないと思いました。

トート型ヘルメットバッグ: 縦36cmx横41/72cmxマチ30cm 。大きい横幅が72cmまでに及びます。

裏地はお花柄のカーテン地を使用。

そして、ステッチの色をベージュにしました。

裏地のモカの花柄に合わせるベージュ糸で1点目と2点目のステッチの色とは更に別の色ということでバラエティー豊かな展開になりました。

あとがき

これで、ヘルメットバッグ製作を終了したいと思います。

あとは、このバッグをご紹介して見てもらって知ってもらう方向になります。

ヘルメットバッグも思えば、2018年の最初の頃に作った時以来、現在は2021年です。

今回の場合はすべてのヘルメットのサイズに対応できたらということで2018年時の、小さめヘルメットのみ対応の容量からは発展したものになりました。

大きいヘルメットも小さいヘルメットも入れることができる点は、量産品ではなかなか作られない容量です。

あとは、ヘルメットに支障のないような開閉にファスナーではなくDカンとナスカンコンビのタブを設置した点や、支柱のロングサイズを持ち運びのしやすさに合わせたものに長くしました。

昔作った自作品を再び数年後に発展した形でトライというのも大変良いもので、必ずその数年の間に発展があり、進化したものが作れます。

どこかで、元の昔のベースもあっての現在の初アイデアや案が加わりらせん状に発展しているのです。

結局解決できなかったハギ目の底でのツンと立ってしまう手触りに関しては、モデルチェンジということで今後解決していこうと思います。

楕円などの底1枚パーツを側面と縫い付けるタイプのトートバッグ型。

そして入り口の金具などはこのたびと全く同じで良いと思います。

いつかヘルメットバッグ製作シリーズの第3弾としてご紹介したいと思います(^-^)。

「ヘルメットをふんわりと収納するため」と「硬くツンと立った縫い代の手触りの悪さ」、底に挟み込む中綿の設置で同時に解決なるか【636】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

随分番号の間が空きまして申し訳ございませんが、当【636】の投稿は、以前の【460】の投稿の続きとなります。

容量たっぷりのトート型ヘルメットバッグをセルヴィッチデニム生地で3点お作りするシリーズ。

昨年の2020年調達のセルヴィッチデニム生地を使い切るということになります。

裏地を3点共違うものに設置しておりまして、表地が共通のセルヴィッチデニムのネイビーカラーであってもバラエティに展開が広がる3点です。

【460】は裏地がモール生地であり、オレンジ系のミックスの美しさとリンクする表地のステッチをオレンジ色に。。

そして、キルトのマス目を5cmから7cmへと大きめに変更して緻密さを保ちながらの効率アップをはかりました。

1点目は、【445】という番号でして、こちらの裏地はパステル系の小花柄の裏地でした。

それぞれテイストが違うので楽しんでいただけると思います。

よく調べたら、16.5ozだった驚き、それでも一重仕立てでの製作は可能の幸運

セルヴィッチデニムの生地の調達が不安定な中、上手いタイミングを見計らって生地を調達させていただいております。

よって、ozがいろいろあって、情報が無い中自分でozを割り出しています。

ozの割り出し方は、はかりがあれば、計算式に当てはめるだけなのでできます。

オンスのじっくりと解説しました割り出し方は、別の記事で専用に投稿致しておりまして、番号が【603】です。

是非お立ち寄りいただければと思いますが、このご説明だけで分かれば、是非やってみてくださいませ↓。

四角い切れ端(20-30cm四方はあると良い)の重さを測るところからスタート。割合計算でozが導き出せます。

そんな感じで、今まで調べていなかった、14オンス程度だろうと思っていたこのたびのヘルメットバッグのオンスを調べました。

そしたらなんと16.5ozの値が出ました。

確かにしっかりしていて硬いので、それもうなずけますが、生地は変な話14ozの物よりも厚みが無かったりするので、このオンスというものは奥が深そうです。

厚みとか糸の太さとか関係なしの「目の詰まり=織密度」がオンスの正体なのではないかと思っています。

取っ手/支柱は、生地が重なってステッチで固定するのでカチコチ。芯地は不要強固な良い支柱になります。

底に手を触れた時の縫い代がツンと立った感触を解消の中綿設置の場面

実は、投稿と同時に製作にも長い期間が空いてしまい、1つ間違えてしまったことが。。

当初、3点中1点目で裏地キルトを5cmのダイヤキルトにし、2点目で緻密さもキープしながら効率を高める7cmのダイヤキルトに変えたのに、このたび再び1点目と同じ5cmキルトでやってしまったのでした(^_^;)。

5cmのダイヤキルトの完成:キルトステッチの前に、真ん中あたりの空間にも待ち針をたくさん打って固定。

さて、この度のポイント部分は、この写真の中にあります。

この真ん中に映る底の部分にご注目を。。

内部で支柱の硬い縫い代がツンと立ってしまって、手で触るとその感触が分かるというのが前回の【460】の時の課題でした。

今回、ここへクッション的に中綿を入れます。

中綿キルトに入れたものと同じ中綿を2重にして、裏地のマチの縫い代に縫い付け。
マチ周辺。マチの地縫いを邪魔ししないよう、あくまで影響のない縫い代のスペース間で縫い付けます。
ひっくり返す直前に、サンドイッチのハムのように中綿が底部分に挟み込まれました。

そして、表地を裏地の外に包み込むように表地の方をひっくり返していきます。

ひっくり返しました。この底の部分は、先ほどの2重の中綿が設置されています。

ということで、今回はここまで。

残りは、Dカンとナスカンコンビのタブを縫い付け、ネームを縫い付けて、口を縫い閉じて完成となります。

さて、この中綿二重の効果やいかに。。続きは、ブログ記事【637】で掲載されます。

是非お立ち寄りくださいませ。

あとがき

とても大きなヘルメットバッグです。

セルヴィッチデニムは独特のにおいがします、「香ばしい」とも言えるかな。。

藍染の染料のにおいですかね、ちょっと酔ってしまうほどです。

とても迫力ある素材ですので、バイカー様は、是非ヘルメット収納にお勧めしたいと思っています。

ただ、トートバッグですので、別の使い方もあると思います。

気に入っていただけた方のセンスとかアイデアで新しい使い方などもあったら可能性が広がるバッグになります。

次回完成で総まとめをし、このヘルメットバッグ作りのシリーズを終了したいと思います。

その後は、ブラックカラーベースの素材ばかりの連続製作へ移行していきます。

本来これが2021年のハンドメイドバッグでやりたかったことです。

時々こうしてシリーズを企画しながら最終的には、ハンドメイドバッグ作りのノウハウをじっくりとたっぷりとお伝えしてまいりたいと思います。

いずれ、製作して販売することよりも、多くのノウハウをお伝えしていく役割へシフトしようと思っています。

「デザイナー的位置付」のような華やかなポジションみたいなものは捨てたということです。

それでもハンドメイド文化を広く知れ渡ることを目指して、違う方向へ舵を切ることになると思います。

引き続き、その行く末を見守っていただけたら心強いです(^-^)。

PT900との相性の良さが意外のグリーントルマリンリング、面積の広い長方形にリンクした切子との相性の良さ【635】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「トルマリン」という天然石はサファイアと同様カラーの展開が豊富です。

当ブログ内でもご紹介させていただきました中では、ピンクトルマリン、カナリートルマリンという蛍光色のような黄色のものなどカラフルに展開がありました。

このたびは、トルマリンの中でも王道のグリーントルマリンのリングのご紹介です。

別名「ベルデライト」。

ストーンのカットの仕方が縦長であることが多いトルマリン、個性際立つ大粒の四角リングをどう他のジュエリーと合わせていったのかの1つの例をご紹介したいと思います。

ずっしりとした重みのあるレトロジュエリーの「切子:きりこ」が縦長カットのトルマリンリングのベストパートナー

100点満点を付けたい程の素敵なリングです。

トルマリンリング:縦が25mm強あるビッグサイズ。トルマリンが縦長カットが多い理由が知りたいです。

トルマリンが四角に縦長にカットされることが多い理由は、結晶の方向性に沿ったもので破損しにくい一番の形ということなのでしょうか。

多くが縦長のカットである理由があるのだと思います。

トルマリンは、グリーン色なので、K18YGとも相性は良いカラーだと思ってきましたが、こうして見てみるとシルバーカラーの地金に対してもすごく神秘的。

3点セット:ネックレスの切子と透かしのコンビデザインが◎です。ブレスのペーパークリップも長方形にリンク。

切子は昭和時代のジュエリーの素敵な横顔の1つ、昔のものに地金たっぷりのボリューム感があるものが多く見つかります。

数多い切子の中でもダントツだと思ったこのネックレスにこのたびのトルマリンリングがとても相性よく映ります。

あとがき

同じグリーンでは「エメラルド」の宝石が高級な存在ですが、実際はその繊細さゆえに処理だらけの天然石になってしまい、到底その真贋は自信がありません。

その代わりに、同じグリーンのトルマリンに目を向けるということをしてみたのでした。

こうして見てみると、宝石というものが、ストーンだけでは成り立たない、地金のパワーとか装飾も相まっての素敵さで成り立っているものだと思うことがあります。

4大宝石のダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアだけが宝石だとはとても思えません。

「半貴石」などと呼ばれて括られているものでも十分「宝石」と呼べるものがあると思います。

もともとダイヤモンドに価値をそれほどおいていなかった過去もあり、言葉に縛られず、すべての天然石をフラットに見てまいりたいと思います。

どのストーンも共通に、地球で育まれた「鉱物の奇跡」の姿に違いないのですから(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

10cm・5cm・2.5cmというきりの良い寸法を手早く型紙に表現、「アパレル専用型紙用紙」をハンドメイドバッグの型紙作りに利用【634】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

アパレル業界勤務において事務方は「原価表」を作成することがあります。

経理部とはまた違った、営業部署で「見積り」として初期に算出するものでした。

とにかく材料をすべて積み算することで原価を見積もることで、過去のデータも大いに活用しました。

その中で出てきた議論、「型紙は材料なのか」ということに対してなのですが、こう考えております↓。

「型紙は、1製品に必ず存在するもの、それなしでは製品を作ることができない。それなしでも製品を作ることができる「製品収納袋」が「消耗品費」という一般管理費の考え方に対しては、やはり「型紙」は「材料」なのではないか」という考え方を持っていました(20代の頃のお話)。

型紙はハサミや縫い針などの道具とは違うのだけれど、実際の製品にそのままの姿では登場しませんので特別な存在です。

こんな風に見解が分かれる型紙、ハンドメイドバッグにおいても大いに活躍しています。

その時に、バッグ専用として厚紙では作らず、お洋服と同じ、アパレル専用の型紙用紙を使用させていただいております。

このたびは、その型紙用紙がいかに効率的な寸法で示されているのかということと、その分かりやすさを大いに利用することの勧めを綴ってまいりたいと思います。

直線の多いバッグには向いている、1マスが5cm四方の型紙はオーソドックスなサイズ感に活かされる

「アパレル用型紙用紙」は、1マスが5cm四方。

10cm単位の単純なサイズで暗記できるほどの寸法の分かりやすさをいただけます。

そして、5cmの半分の2.5cmにも印が示され、2.5cmという数字もよく引用しています。

例えば、厚手の生地の三つ折りは、1cmずつだと縫い代が完全に隠しきれないことで、2.5cmの半分の1.25cmずつ折り曲げる三つ折りなどにも引用しています。

型紙は出来上がると、どのデザインのものかを示し、右下にシールを貼りながら、袋付きファイルへ収納。

表面には一度出来上がった完成品の写真を掲載し、イメージを分かりやすくします。

64穴ファイル用のフィルポケットタイプの袋の利用:型紙に関連付いた分かりやすい写真をピックアップ。

こんな風に収納して保管できるのも、用紙の適度な柔らかさのおかげです。

これでもかなりのアナログですが、生地で製造するものは今だに遥か昔と何ら変わっていないアナログな場面も多いのです。

何せミシンで手作業で縫っていくことこそハンドメイドなのですから。。

アパレル縫製工場様が実際に使っているという型紙用紙。特徴は茶のクラフト紙であること、柔らかさが中間的。

パッと見て見やすいとよく言われるグリーン色が線に使われているのが印象的。

この矢印の向きも非常に重要。

生地の地の目の縦向きにこの矢印を合わせて生地の縦横向きを型紙で把握しています。

この矢印もいろんな使い方があるので、商品自体の縦向きであったり、柄の方向だったりとバラエティに富んだ使い方ができると思います。

そして、このはっきりとした5cm四方のマス目。

ハンドメイドバッグも5cm単位での修正が多く見やすいです。

5cmくらいからの変更が目で見てすぐに変化が分かるサイズ感だと思います。

そして、さらにその半分の2.5cmに、ポッチが打たれています。

これも非常に使い勝手がよくて、きりの良い、22.5cmとか7.5cmなどで設定をして、鉛筆や定規を使わなくても良い型紙製作が可能です。

時に、多角形のデザインには、斜めにハサミを一度で印を目安にカットすれば、斜めの線であっても定規や鉛筆は不要です。

そして、カーブの時の円も、コンパスをこの用紙自体の目盛りに半径を合わせます。

サイズ変更などは、2.5cm単位で修正する方向にして、跡が残りやすく、記憶にも残りやすい修正をすることにしています。

よほどでなければ、ミリ単位などの調整はバッグにはそれほど無いです。

とはいえ、例外はあります。

細い紐用の共布パーツなどでは、ミリ単位で幅が違うと出来上りにも違和感が感じられ、1cm単位で区切ることをすることがありました。

用紙の幅に対する不満、以前あった細幅が廃版か!?、バッグの為の型紙用紙ではないと実感する場面

以前、この目盛りが入った型紙用紙の通常95cm巾の半分くらいの45cmというものをネットのお店で購入いたしました。

あれが、ハンドメイドバッグには非常に使いやすく、コンパクトサイズで良かったのですが、現在は見つけることが全くできていません。

上が95cm巾の現在使用のもの。中にマス目が印刷されています。下は45cm巾。

こういった型紙は良くなかったという例としましては、厚みがある下のようなものです↓。

お勧めしないタイプの型紙用紙:点線は2.5cmの部分。矢印や点が無いので使いにくかったです。
こうして比べると、確かに右の方が紙質は丈夫で厚手ですが、目盛りの分かりやすさは左がダントツです。

ところで、左のアパレル専用の紙質が中間的な柔らかさであることに理由があるよう。

布を裁断する際に融通が利くのがある程度柔らかさも求められるとのことからのものです。

あとがき

このタイプの型紙にしてから型紙製作にかかる時間が随分スピーディーになりましたし、綺麗に作れるようになったのが不思議。

型紙1つのことで、出来上がりにも影響していくことに驚きました。

それぐらい型紙が重要なアイテムであるということになります。

型紙に対して思うこと。

これ無しでは決して製品が出来上がることはないと考えると、目には映らないが、製品に溶け込むように存在している「デザイン」にイコールだという見方もできます(^-^)。

インテリア映えが素敵な木製ジュエリーボックス、細かい仕切りを外しジュエリーをゆったりと収納する独自の使い方【633】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

素敵なジュエリーを収納するジュエリーボックスにもこだわりたいものです。

見かけの素敵さにもこだわると同時に、引き出しの中身にもこだわります。

このたびは、ジュエリーを大切に収納するということがどういうことなのかの1つの姿を木製ジュエリーボックスへの収納例でご紹介したいと思います。

後で貼りますYouTubeのご紹介の仕方と少し違いますことには理由がございます。

現在当ブログの手直しをしておりまして、動画は当時そのままなので最初の投稿2021年と手直しの現在の2024年の差約3年程の間にその後の発信の切り口が変わったのです。

そんな違いもせっかくですので、どうぞお楽しみいただきながら、ご意見をお持ちいただければ大変光栄でございます。

入れ物も集めてしまうコレクション癖、木製ジュエリーボックス多数を持ってきた者が使う実際の中身の使い方

コレクターというほどの究極の姿ではないのかもしれませんが、かなりの入れ物好きであり、ジュエリーボックスも木製にこだわって複数集めてきました。

本当の主役は、やはり入れる中身であるジュエリーだということになります。

様々なジュエリーボックスのタイプがある中、王道の引き出しの多いタイプで一番上にリング差しがあるタイプ1点のみを例にその中身の使い方を深堀りでご紹介します。

3種ともジュエリーボックス:すべて木製。この度のご紹介は真ん中のタイプです。キャラメル茶がエレガント。
一番上はダミー。多くのジュエリーボックスがこの構造。蓋を開けたお部屋が一番上の引き出しということです。
一段目:中を開けますと、本来リング差しがあるところへ不織布を覆っています。すでにここは邪道な使い方。
リング差しを使わない理由:汚れたくないからです。デフォルトのまま残しリングは不織布の上に置いて収納。

ジュエリーボックスは間違いなく綺麗なままで長持ちすることでしょう。

物に対してこのように考えてしまうので、せっかくのリング差しの意味はどこへやら(^_^;)。。

その他のお部屋にも茶色のフェルト布を敷いています。

こちらも同じ理由で汚れたくないからということになります。

白色だから敷いたというよりは、どの色でも敷く汚れ防止目的です。

張ってしまってある元の状態は、「カバーの無い布団の中身」と同じことだという考え方です。

2段目:ワンルーム形式。ペンダントのようにチェーンがたためるタイプではない横広がりなネックレスを収納。

正直、この使い方が一番ジュエリーがゆったり収納できるのではないかと思ったのです。

3段目:細かく仕切られた部屋。おそらくピアスやイアリング用なのかもしれません。
4段目:3段目より少し粗いです。チェーンブレスなら1部屋ずつ入れられます。

ただ、この細かい3段目と4段目も後に大きく姿を変えることに。。

やはり、セットごとに一緒に収納したかったため、思い切った行動に出ます↓。

市松の仕切りの撤去:こういったネックレスこそ無理なくゆったりと大切に収納。
ストライプの仕切りの撤去:このように使える可能性のある商品ですので邪道でもないかも。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップは3アイテムが1セット。

収納も同じ場所に一緒にしておくことが整理整頓になりまして、把握しやすいという点で、一緒にまとめておくことが非常に大切なのです。

あとがき

撤去したとはいえ、取り外した仕切りは実は大切に保管してあります。

それはなぜなのか。。

また変化があって元に戻す使い方があるかもしれないからです。

今そう思っても、未来はそうは思わないかもしれない。。

決まり切っていないからこその楽しさと自由度があり、今の気持ちに実直に従う良い意味の「ワガママ」が実現できていてとても有難いのです(^-^)。

コイルのようなねじりデザインが2連になったブレスは是非ペンダントチェーンとそろえたい【632】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

糸というのは、細かい極細の繊維をまとめて撚り(より)をかけてねじりながら1本の糸にしていくという作られ方。

ハンドメイドバッグをいろんな生地でお作りしていることから、よく元の構造などを調べることがあります。

実は、地金のジュエリーでも似たようなことがされているのではないかと思うことがよくあります。

「ツイストチェーン」と呼ばれるチェーンがありますが、あれも、小さな輪パーツをらせん状に繋げて、ツイストのひねりを出すデザインです。

こんな風にヒラヒラと薄手のプレート型のコインペンダントトップにバランスが合います。

ねじるという行為がまとめて固める役割をなし、安定感が生まれます。

ねじらないと崩れます。

この機能があることからもツイストと呼ばれる名前のチェーンの種類が豊富であることが納得できます。

今回ご紹介のブレスレットも2連でツイストっぽいデザインなのですが、「コイル」と呼び分けております。

作りが繊維状の、どちらかというと生地の織り糸のような作りを彷彿とさせるもの。

とても素敵なチェーンで、同じデザインのペンダントチェーンにリンクすることでセットの効果が出ていく例をご紹介したいと思います。

コイルチェーンの2連のブレスレットと合わせたペンダントチェーンの同じデザインの粋なまとまり

細い繊維状の線をコイル仕立てにしていったような作りの2連チェーンブレス。K18YG。
3点セット:コイルブレスをこんな風に組み合わせました。3連のペンダントチェーンと同じデザイン。

多重のコイルが美しく、更にそれ同士がリンクしていて一緒に合わせた効果が出ています。

あとがき

ペンダント/ネックレス・ブレス・リングの3点の中で最初に主役として決めていくのはペンダント/ネックレスやリングであることが多いです。

なかなかブレスレットを主役にすることは少なく、むしろ付ける位置も人間の真ん中位置であることもあり上下の関連付きの役割が大きいと思っております。

このたびも、ペンダントチェーンと形が同じというところが大きく貢献したと思います。

少し型にはまっていますが、そんな見方も1つあるということです。

ブレスレットがペンダント/ネックレスとリングの橋渡しのような役割だと考えると集める順番が最後になる意味があります。

とはいえ、何となく自然にそうなっていくのです。

難しい時には、こんな考え方をしてみてジュエリー同士の組み合わせを成功していって下さいませ(^-^)。

チェリー風ツインペンダントトップの難しさ、形違いが混在した場合片方の形だけに寄せていく方法の発見【631】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「これはひとクセある」などというフレーズを聞くことがあります。

実は、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに検討する際にも、この「クセ」が組み合わせの難関になることが多いです。

例えば、花・フルーツ・動物・ハート・リボンなども難易度が高いモチーフ。

なぜなら、それ1点だけでは終わらない「組み合わせ」が待っているからです。

1点だけが象徴的で素敵でも、装飾するのは複数、互いに溶け込みそれでいて互いを尊重するような相性みたいなものを重視しています。

このたび、なかなかクセのあるペンダントトップを入手。

さくらんぼみたいなモチーフのボリュームあるサイズ感です。

ただ、その後ものすごく悩むことになったエピソードと学びをこの度は綴らせていただきたいと思います。

デザインの遊び心に惹かれるも、丸と四角の真っ二つに分かれるモチーフをどうまとめるかの難解を紐解く

ツインペンダントトップ:サクランボみたいな抽象的な幾何的なデザイン。シトリン。台はK18YG。

シトリンが黄色みのあっさりした色で、よくイエローゴールドになじみます。

そして、片方が丸型、片方が四角型と違う形でのツイン。

サクランボでいう、軸の部分の作りが横から見ると幅がなかなか立派なプレート板になっていて迫力を感じます。

まだこの段階ではペンダントトップですが、チェーンを付けてカジュアルなロングペンダントにその後アレンジ。

ただ、ブレスも貴重な丸と四角の連続のものを逃してしまい、リングも見つけたもののボリュームが足りなかった現実にお手上げ。

リングを廃止し、その後このペンダントトップも廃止したのでした。

思い切った廃止でしたが、この1点だけ見ていては組み合わせが完成に至らないこともあるのです。

丸と四角を同時に組み合わせたブレスやリングがまずなかなか見つかりません。

たいていどちらかに形を合わせた連続のデザインが多いのが現実ですので、このペンダントトップ自体が突拍子もないデザインなのです。

ただ、道はありまして、どちらかに片寄せてしまうことです。

ペンダントトップには丸も入りますが、その他のブレスを四角モチーフで、リングも四角モチーフでと全体に四角寄りなのだという主張をすることです。

その結果トップの丸は装飾的な役割に転ずるような感じで大枠の印象がスクエアなデザインだと認識されるのです。

この廃止を冷静に振り返ってみると、そんな教えをもらったような気がしています。

その後、こんなモチーフのペンダントトップを集めていくことに↓。

ダブルペンダントトップ:楕円やドロップも入っているのに四角いイメージである全体の見方を重視。

そうして、チェーンのデザイン、ブレス、リングを四角のモチーフに寄せていくことで、楕円やドロップが入っていてもその存在が弱まり全体の四角になじんで溶け込んでゆくのです。

この考え方ができたのも、当時のサクランボの左右が全く違う形という究極なデザインに出会ったことで悩み、導き出した考え方なので、廃止になっても意味があった出会いだったと言えます。

あとがき

そうはいってもこのペンダントトップはやはり廃止という運命だったと思います。

それはなぜなのか。

チェリーのデザイン自体が結局はクセが強すぎます。

これが縦に並んでいたり、横に複数並んでいたりするのではなく、ロゴのように2個だけを左右というのがとても何か引っ掛かるのです。

クセのあるモチーフを突破していく解説だったはずなのですが、結局は、突破しきれなかったのがこちらのペンダントトップだったと思います。

そうでなければ廃止していなかったと思うからです。

言葉がなかなか見つからなないのですが、「縁」がなかったとまとめたいと思います。

しかし、重要なことを教えていただいたという点では、これも「出会い」の1つだったと思います。

チェリーモチーフが好きで集めている方だっているのですから、相応しい方の元へ旅立って行ったのだと思っております(^-^)。

パイソン柄をエレガントに活かせないだろうか、まずは18金イエローゴールドのブレスから始めてみました【630】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日、家の玄関の扉を開けたところ、小さなトカゲくん(ヤモリかも、ベージュ色でした)がちょんちょんと可愛く走って逃げるのを見かけました。

こんなところに来ているんだとびっくりでしたが、ヘビっぽくて触るのは苦手です。

蛇と言えば「パイソン柄」。

パンプスでも王道の柄でカッコイイです。

そして、ある時、ジュエリーにもパイソン柄があることを知りました。

18金の素敵なパイソン柄のブレスレットです。

2021年に入手してはいたものの、組み合わせが全く分かりませんでした。

苦し紛れに細かい1パーツの形をかろうじて合わせてみて組み合わせた初期のセットがこちら↓。

3点セット(初期案):一度このように組み合わせてみたK18YGベースのセット。腑に落ちませんでした。

こちらのセットはボツになり、パイソン柄のブレス以外を「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップから廃止。

そして、時を経て3年後の2024年に3点セットがやっとまとまることになりました。

このたびは難しさのために3年間躊躇したジュエリーの組み合わせを、2024年に突破した決め手をお伝えしたいと思います。

難しすぎる場合は、「同じ」というキーワードでそろえるやり方で、3年越しにやっと腑に落ちたパイソン柄のジュエリーセット

そのパイソンブレスレットというのがこちら↓。

パイソン柄のブレスレット:K18YG製。ひし形がパネルのように整然と並び、全体にパイソン柄になっています。

なんて個性的で美しいのだと感動。

このブレスレットを主役にその他のネックレスとリングを探していきました。

ブレス1点だけが素敵でも、他のアイテムとの関連や溶け込み方がないとうまくいかないのです。

そして、腑に落ちたセットがこちら↓。

3点セット(新案):リングは前からあったのにこのブレスとの相性に気づきませんでした。ネックレスは同類。

ネックレスには変化を付けた金銀のバイカラー。。というかこれしかなかったです。

もしあったならK18YGのみの同じパイソン柄のネックレスでも良かったと思います。

物は考え方よう、全く同じゴールドのネックレスよりもバイカラーは面白さがあります。

PT850とK18YGのコンビでプラチナのシルバー色が入ることでとがった印象ではなく柔らかな印象になったことも感じられます。

あとがき

当記事は、最初に投稿させていただきましたのが、2021.06.23のこと。

その3年後2024.04.26にブログの「手直し」の順番が当記事にまわってきまして、現在リライトしているところです。

この偶然のタイミングで、やっとセットが決まったところだったのでした。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は、もともとバラバラなジュエリーをあらかじめ3点を1セットにして組み合わせをしてある便利さでお洋服に合わせやすい工夫と価値を高めているスタイルです。

ジュエリー同士の組み合わせに迷う方へのサポート、反対におしゃれには非常に長けている方へのご提案や共有でもありたいと思っております。

それには、腑に落ちていないような3点セットは失敗となりいずれボツになるのは当然かもしれません。

とても厳しい見方をしておりまして改良は常に意識していますし、最終的にお洋服に馴染むようにマッチするところを目指しております。

難易度が高かったパイソン柄ですが、「ひとクセある柄」という括りでは「花柄」も同じように難易度が高いです。

他の柄への引用としまして、この度単純な発想ながら、「同じでそろえる」というポイント、いかがでしょうか(^-^)。