ハンドメイドバッグの未完成品の収納、傷みや汚れ防止とむさくるしくないインテリア映えの大判スカーフの活用【735】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

じっくりと時間をかけるハンドメイドバッグの製作では、1日で完成することがありません。

非常にもどかしいところですが、途中で切り上げ後日再スタートとなります。

進捗度が高まりますと、バッグも立体的になっていきますので、保管の仕方を工夫するようになります。

そのような途中の「未完成品」を収納する方法として、品物を傷めずふんわりと包み込むような保管の仕方を考えました。

それは、風呂敷代わりに使う大判スカーフです。

大判スカーフは、生地をのストックにも利用しています。

このたびは、そのようなふんわり包み込むように収納した「風景」のような見方で、インテリアの一部としてご覧くださいませ。

大判ながら丈夫で薄手のスカーフが風呂敷よりもグッド

半完成品であるのに細かくたたむのはやはり望ましくありません。

できるだけ大きく広げたまま収納できるには、大きなスペースのとれる大判のスカーフがよいです。

90cm四方周辺は寸法があった方が良いかと思います。

素材がガサガサしたものはつぶれ気味なのでツルツルタイプのシルクやポリエステルがグッド。

そうしますと和風の風呂敷などはあまり向いていませんので、生地自体の畳んでストックの方へ回した方がよろしいかと。

ふんわりと包み込み、未完成品を一番上に置くのが良いです。

スカーフと聞くと、シルク/100%のイメージがありますが、収納の場合はむしろ、シルクよりもポリエステルの方がしわが寄りにくく、厚みがあり丈夫。

装いのアイテムではないので、機能性重視です。

それでも、好きな柄を選びインテリア映えに至り、私の場合であれば薔薇が心地が良いのです。

何気ないようで収納は意外とインテリアの一部だと

むさくるしくごちゃごちゃ置くよりも、整理整頓をびっしりとすることで、現在のストックの把握もしやすくなるのです。

あとがき

小花のカラフルなスカーフは、入手時の面白いエピソードがありまして、同じお品を同時期に別々で4点入手しています。

古着屋様、ネットなどでほぼ同時期に同じものを集めました。それくらい魅力的な柄と使い心地です。

「ジュン」ブランドのものでした。

これだけたくさんあったということは福袋向けだったものでしょうか。。

想像するのも面白いですが、とにかくマルチカラーが非常に感じが良く明るい気持ちになれることが確かです。

整然とした「風景」はその中で作業する製作や技術に幾分か影響するのではないかとさえ思えてくるのでした(^-^)。

昭和時代のものと思われるの天然石ネックレス2本、もう1色の天然石を加えマルチカラーロングネックレスへのアレンジで増やす「出番」【734】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここに2連の色違いネックレスがございます。

薄グリーンが「ニュージェイド」、薄ピンクが「モルガナイト」。

2連を重ねてバイカラーで使う装い方に限界を感じ、一度見直します。

同じ長さの重ね付けはしっかり重ならないのでカジュアルなのです。もう1色ブルーを加えてロングへ。

モルガナイト(ピンク)が随分汚れていますので、後で洗います。

アクアマリンを追加。まだこの状態では、アクアマリンがゴムの連になっています。3種を順番に配置します。

ということで、この連をバラバラに解体して組み直し、ロングネックレスへ仕立てる作業を致しました。

いわゆる「ハンドメイド」でできる範囲であり、ストーン選びが無限の可能性ということになります。

お気に入りのストーンであれば、留め具を高級地金の18金やプラチナにもできますので、こうした自作の技術を覚え、トライしてみてくださいませ。

K18YGの留め具に初めて使用した、長めのつぶし玉がきらりと光るロングネックレス

では簡単に手順をご紹介します。

グリーンとピンクのネックレスを解体。ブルーも投入。おおよそ同じくらいの珠数。右上の留め具はK18YG製。
モルガナイトのピンク色が非常に汚れていました。珠交換は洗浄のチャンス。石鹸水xぬるま湯で付け置き。
いつもは、球状のミラーボールを使用しますが、初のシリンダー型。彫りが美しくつぶしやすそう。K18YG製。
ロングネックレスともなるとやや重みがありますので、やや太め14号の釣り糸(テグス)を使います。
まず、引き輪にシリンダーパーツをペンチでカシメて取り付け。縦が1cm。穴が一番大きいブルーが端。
こんな風に色が偏りなく散らばりました。こうして、マルチカラーらしくなっていきます。
完成:やさしいトーンの調子がそろったパステルマルチカラーロングネックレスです。
留め具のシリンダーは、ダルマ板程の長さがあります。この留め具部分も高級感のポイント。
108cm程度の長さのロングネックレス。一連使い・2連使いが可能。

以上、お仕立する過程でした、洗浄の写真が1枚あれば良かったですが撮影していませんでした<m(__)m>。

材料である天然石の選択、多種の中から最もピンポイントなものを「色・形・種類」で検索して見つける

もともと2連だったバイカラーのネックレス2本からの変化としては、一度に装着できること、そして、バイカラーからマルチカラーになったことで、コーデの幅が広がる見込みができたことが大きな効果です。

マルチカラーというのは3色以上のことを指します。

2色よりも3色の方がミックスされて偏りが消え、馴染みやすくなると言えます。

工夫した点は、そもそもアクアマリンのチョイスという点です。

本来、ニュージェイド、モルガナイト、アクアマリンと並ぶことはあまりないからこそ独自の色展開が生まれるのです。

それでもパステルカラーの雰囲気を活かす元の2色だった時の美しさはそのまま続行したつもりです。

あとがき

このような連のタイプのジュエリーは実は、全く受けが悪いです。

「トホホ」なのですが、個人的には大変好み。

おそらくこうした連物は、「パワーストーン」と見られてしまい、お目が高いジュエリー好きの方は、「高級地金+宝石」に価値を置かれています。

そういったことを感じ取り、当「本物志向のレンタルジュエリー」では、当初ラインナップにあったこうした天然石の連物、真珠も同様に2022年に完全廃止。

もともとニュージェイド(薄グリーン)が祖母からの譲受のネックレスだったことで、重ね付けに年代物のモルガナイト(薄ピンク)に出会い。。というストーリーがあったのです。

確かに譲受のネックレスはそれを受けた運命ですので付けたいところなのですが、それ1点ではどうしても昔臭さが出てしまって躊躇することがあります。

そのような時に、このたびのように新たなストーンを加えたアレンジをして出番の可能性を広げる工夫が上手くいけば、そのままで眠っているよりも天然石自体が喜んでくれるのではないかと思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

取り出す時もそのまま持ち上げるだけ、ビニール袋は使わないゴミ集めが素早くできる古新聞を使ったゴミ箱の使い方【733】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

インテリア好きとしましては、ゴミ箱さえも立派な「インテリアアイテム」なのです。

良質でおしゃれなゴミ箱(「ダッシュボックス」という呼び方がスタイリッシュかもしれません)を末永く持っていくために、内部を綺麗に保ち、しかもゴミ集めがスムーズという2つのメリットがあるアイデアを考えました。

どこのご家庭にもあると思われるなじみ深い「古新聞」を1枚(2ページ分)だけ使います。

どうぞ、この機会に一度やってみてくださいませ、これをスタートして約3年継続の現在となっております。

ビニール袋無しでも十分に「袋」になった、間違いなく「サスティナブル」な新聞紙をゴミ箱に敷くアイデア

よくゴミ箱にビニール袋を敷くことがあります。

一度よく考えてみてくださいませ。

防水効果が必要ないようなリビングのゴミ箱にビニール袋を敷く理由は何なのでしょうか。

近年ポリ素材の袋1つにしても物価アップの波に巻き込まれています。

どうしても必要な時以外は、新しく費用をかけない別の物を敷くことを考え始め、日に日にたまっていく古新聞の1枚を敷くことを思いつきました。

まず、新聞紙を1枚(2ページ分)だけ用意。
ゴミ箱の側面に沿って敷きます。底部分は縦が余ったはみ出す部分を使います。

写真は、あまり慣れていない時のやり方で古新聞が開いてしまっていますが、古新聞自体を筒状にしてストンとゴミ箱に立てに投入後、底の部分に手を入れ、くしゃくしゃと軽く丸めながら高さを調整していくというコツが後から分かってきました。

ゴミ箱の入り口と同じ高さまで沈めます。沈む分を底部分のクシャクシャに使ったのです。
最後に蓋をします。ゴミ箱に蓋はあった方が良いです(ゴミ箱内にたまる「邪気」をお部屋に広げないため)。

このやり方には2つの効果が出ています。

1つは、ゴミ箱の側面や底が汚れないというメリットです。

べったりとシールとかセロテープがゴミ箱の内側に付いたりすることがあります。

そういったことが防げまして、ゴミ箱を綺麗に使えるということです。

このサイズのゴミ箱に対しては新品の場合のビニール袋はサイズが大きく、コストがかかってしまいます。

そういった点で新聞紙は新聞代を払ってはいますが、目的は、新聞を読み終えた時点で果たせているので、この作業にはコストはかかっていません。

2つ目は、これがとても効果が絶大なのですが、ゴミ集めの時に、両サイドを両手で持ち上げますと、内部のゴミもろともすっぽりと抜け出し、一気に可燃袋への移動が可能。

まるで、鉢植えを入れ替える時にごっそりと土ごと抜けるのと似ています。

また、「隠し効果」も生まれ、不透明な古新聞ならではのメリットがあるのです。

あとがき

ハンドメイドでミシンを使った時の生地の切れ端とか、糸くず、そういったものが特に多いので、ゴミ箱のサイズは結構大き目。

このたびご紹介の写真では、高さが36cm、直径が22cmというものです。

少しゴミの量が多い時によく、ぎゅーっと押し込むことをしますが、ああいったこともこのような新聞紙効果はより固める感じになって、かえってまとまるのです。

ビニール袋の再利用も経験がありますが、その場合、ごみの量が多くて押し込んだ時に、たまたま付いたままのセロテープや宅急便の伝票の裏のカーボンなどがくっついてしまいましたので、古新聞は大変優れています(^-^)。

人の心に響くような品物には必ず「真心」が入る、取っ手の4本ステッチの等間隔を「美しく並びますように」と願う心【732】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界中に知れ渡る伝統ある「ハイブランド」様、いかに数々の研究や技術を高める努力の日々の繰り返しであるかを知り、大変刺激を受けております。

そのレベルはともかく、表面的な「模倣」や「コピー」ではなく、そういった「姿勢」についてもっと学ぶべきなのではないかと。

その「名声」や「ブランド価値」のみに甘んじていては企業存続にかかわると、いつ座を奪われるかも分からない熾烈な他の伝統あるライバルとの競争の最中(さなか)にあるのが「ハイブランド」様の実態なのです。

そのこだわりの徹底ぶり、とことんというほどまでの研究が当たり前であるというような姿勢こそ真似をするべきではないのでしょうか。

このたびは、見る者を「あっ」と言わせるほどの美しい仕立ての根底にあるものは、「良い物をお届けしたい」という「気持ち」なのだということを綴りたいと思いました。

一目見て、「あっ」と言わせるような美しさのある部分を目指す箇所:4連ステッチに込める思い

バッグの取っ手や支柱に使う4連ステッチの技術:いかに等間隔に針目を美しく仕上げるかがポイント。

この4連ステッチの取っ手は、かなり初期のころから取り入れています。

一番最初の芯地も何も入れないペライチな袋物だったころからの発展として、まずは接着芯である薄芯を全面に貼り、中にもソフト厚芯などを入れて取っ手の貫禄や持ち心地を高めるものになっていきました。

そのステッチの綺麗さ1つとってみても、まずは幅が均等であることの美しさ、美しいためには適切な糸調子であるべきで、いくつかの細かな徹底した追求の末に技術が生まれると思います。

写真のようになったのはごく最近の事で、かつては、幅が不統一、縫い線も脱線してしまうこともありました。

縫う場面以前のアイロンがけの折り線付けの段階での徹底も綺麗な仕上げには大いに関連してきます。

そういった流れ作業ではあるけれども細かな作業の集まりが1つの技術となって結果美しくきらりと光る独自の特徴にまで行けるかと思います。

そして、4連である理由も、その幅では一番綺麗に映るのが4本であると感じたことからそうしています。

3本だと1本少ないので、作業が進むなど、そういった考えを横に置いてでも追求したい本数だったのが4本でした。

結局は、当方の都合だけでは考えなかったという点です。

徹底的とか、拘りとか口では言いますが、実際にどこまでの追求であるのかどうかは出来上がりがその答えを教えてくれるというとでも言いましょうか。

その辺りは、こちらの製造側以上に、お品を選ぶ購入者様側の目というのが鋭いもので、ちゃんと手間をかけてあるものかどうかは 結構見抜かれます。

とても厳しい目をお客様は持っていらっしゃるのです。

¥5,000以上のお品を販売しようとすると、すでにそういった点が物を言います。

¥3,000台は、格安の量産のお品でかわいいのが多くあるので、そこを超えていかねばなりません。

ステッチをするときに、心の中にその整然とした佇まいのステッチを見て、うっとりと眺め微笑むユーザー様の姿をイメージするのです。

あとがき

ということで、このたびは、技術を高める例として、長年お作りしてきました取っ手・支柱のステッチを例にとってみました。

とは言え、この4連もすべて線を引かずして等間隔にしていくわけなので、プロと呼ぶにはまだまだといったことを思う時があります。

偏って幅が均一でないこともしばしばあるのです。

難しい部分である箇所こそ技術の見せ所、そういう点を特に訓練と研究で磨いてゆくことに注視したいものです。

「やりにくいヶ所を綺麗にできる技術」を高める根底には、「良い物をお届けしたい」他者様へ与える「give」の気持ちが入っています(^-^)。

事業になんかならない。。なんてことはない、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」を始めたきっかけ【731】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、最初に投稿の2021.09.16から約3年後の2024.05.29にブログ記事の「手直し:リライト」の順番が来ました。

長い間誤字脱字などをそのままにし大変申し訳なかったのですが、2024年中でこれまでの記事を全部「手直し」する作業が完了します。

それでも、今後も時折確認しながら、記事を最も読みやすく面白味のあるものにしてまいりたいと思います。

このたびは、現在の2つの事業「共有型のハンドメイドバッグ」「本物志向のレンタルジュエリー」のスタートのきっかけを綴りたいと思います。

なぜこのようなネーミングになったのか、いつからそうなったのかなどの変遷もございますが、まずは開始の「きっかけ」の部分を分かりやすくお伝えできればと思います。

「きっかけ」というのは昨日や今日の中からふと生まれたものではない、趣味の一環の活動から始まっていたことが共通している

よく、「ふとしたきっかけで。。」ということが言われますが、実際はその言葉は昨日や今日突然沸いたものではないと思っています。

それまでの地道な長年続けてきた活動の大きな飛躍が実際の答えになるのではないかと。

まずは、ハンドメイドバッグをスタートしたきっかけです。

あれは2007年くらいの事。。

会社の経理事務の仕事は経理未経験から採用いただきましたので、現実が学びの場ではあったのですが、「潰しの利かない存在」だと考え始めました。

そして、「日商簿記2級取得」を目標に勉強し始め、お仕事内容をもっと俯瞰して見るように。。

同時くらいに、ハンドメイドバッグ製作を一から独学スタートしていたのだと、振り返れば時が重なっていました。

独学とはいっても、参考にさせていただいた有難い、基本的なバッグの作り方の本がありました。

青いカバーの本だったと記憶しています。

簿記も独学ですが、お世話になった参考書(途中から替えたものです)が良かったということもあります。

2段階のステップを踏みまして、まず3級は、参考書+薄い過去問題集x2冊ほどで合格した気分になり勝手に通過。

次に2級を目指し、2度不合格の3度目の合格でした。

途中から替えた参考書というのが、「サクッとうかる」というようなキャッチフレーズでした。

一見「本当?」と思うようなタイトルですが、嘘偽りの無い表現なのだと後で感動したものです。

なかなか最初からはピンポイントでこの参考書にたどりつかなかったのが当時の情報の少なさでしょうか。。

とにかく、会社勤務出来ているから安泰なのだと甘んじるのはとても危険。

世の中の経理部の中ではどのくらいの技術レベルに今立てているのか、などという俯瞰した見方はとても重要です。

勤務歴10年越えくらいでやっと本格的に経理だと言える内容を受け持たせていただきました。

一般的には3-5年位の内のことなので、随分長過ぎましたが、これも運命のようなもの。

途中で早期に退職してもノウハウ皆無だったことでその後が展開できなかったとを何度も考えましたので、「2017年末退職」にしかなりませんでした。

そして、2018年初頭に「個人事業主」になりました。

1)ハンドメイドバッグ作りスタートのきっかけ

ハンドメイドバッグを製作していこうと、決めたのは、何か自分に1つ取柄(とりえ)というものを作りたいと思った瞬間があったからです。

会社勤務の日々のお仕事を精一杯やっているつもりでしたが、「イメージのみによる疑念」や「資格への真偽」など信頼が得られていないことが多々ありとても悔しかったです。

仕事を精一杯やってこれです。

もしも「楽さ」や「安定」に甘んじることがあったなら、一歩社外へ出たら全く通用しないことに気づく時があるかもしれないと。

そんなことを念頭に、広い場所へ出たとしても必ず通用するようにと常に戒めていました。

そこで2007年にぺらっぺらの一重仕立ての柄がかわいいことに頼りながらポーチや今でいうエコバッグ作りからのスタートでハンドメイドバッグ活動を開始。

その後オーダーメイドを賜ったりしていただくようにもなり、技術を高める必要性が生まれます。

2018年の事業開始以降の技術の高まりのスピード・緻密さは、はるかに以前の趣味の時期をしのぐものがありました。

今後は作り方ノウハウを伝える事業にしようと2023年頃から方向転換。

ダウンロード型のコンテンツ作りをする方向へと舵を切り始めています。

「ハンドメイド文化」のような手作業の技術が細かい単位の一人一人に伝わるようなイメージの活動となっていくと思います。

2)レンタルジュエリーのきっかけ

レンタルジュエリーのスタートのきっかけは、2007年スタートハンドメイドバッグよりも随分後の2010年代。

ひたすらジュエリーコレクションをしてきました。

2010年代初頭の天然石ブーム、その頃に材料を石問屋様で購入し、留め具を付けてメンズネックレス(当時流行の天然石の連のクロスネックレス)を作り販売もしてみました。

世の中ミュージシャンと名の付く方は多くいらっしゃいます。

バンド活動をしている方がステージで使用ということでとても光栄でした。

そのように自作のネックレスやブレスも含めながらのジュエリーコレクターだった中で心境の変化が。。

たくさん集めるにもかかわらず、「実際は使わない」というのが少し風変わりで、行き着くゴールが「保管」という何とも地味な実態でした。

それを2020年の夏に、その先の活かし方を考え付き、レンタルジュエリーをスタート。

いわゆる「活きた宝石」とでも言いましょうか、ジュエリー達もその方がきっと喜ぶことでしょう。

この長年コレクションしてきたことという地道な自然な何気ないことこそ、ふとしたきっかけである2020年の開始を導いたのです。

集めている最中も、事業にするなどと考えもしなかったにもかかわらず、いとも真剣に、「自分だけではなく人から見ても良いものであるように」と、ネックレス、ブレス、リングを1セットにして、まるで3ピースの三つ揃えの高級スーツのようになればとそれ1セットで事足りるようなまとまりを作るということを徹底。

その時の集め方そのままが、現在のレンタルジュエリーが3点1セットであるということに継続。

ということで、「きっかけ」というある一瞬の出来事は、長年かけた些細な地道な活動からある瞬間に突然発生するようなものなのです。

あとがき

とはいえ、「きっかけ」の一瞬の場面こそ非常に大切。

これぞ、この時というのは自分で感じ取ってきたことですので、ある一瞬の場面での「勘」も重要なのです。

「勘」は、決してその時だけの考えではなく、いろいろな過去の体験や情報から精選の1つの選択結果なのです。

ということで、以上、きっかけのお話でした。

現在、趣味に夢中になっている方へのメッセージです↓。

もし、路頭に迷うほど行き詰まった時には、その好きなことを小さな「業:わざ」として活かすことができないかを一度考えてみてくださいませ。

事務歴しかない、営業など微塵もやってこなかった者ですら一歩を踏み出せたのですから。。

少量の希少価値の高い高級バッグと共に多数の普遍的な格安バッグが同時に存在する理由の発見【730】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ブランドの条件:山田登世子」を拝読。

単純ながら「とにかく面白かった♪」という第一声です。

「有名ブランド」様の例がピックアップされていたことでイメージもわきやすかったです。

本の一読により、1つとても興味深いことを教わりました。

その知識から思うことや考えを自らの言葉をもってまとめたいと思います。

模倣デザインあってこそのオリジナルデザインの価値が高まる、このことをオリジナルデザイン考案者は心の奥底でどう思うのだろうか

「一流ブランド」様、「模倣」に対しては非常に厳しい取り締まりをされているようです。

真似されることで、苦労してオリジナル商品の企画に込めた美学などが曲がって伝わってしまったり、軽々しく扱われたりなど、とにかく大切な宝である「権利の侵害」の際まで波が打ち寄せられるからです。

しかし、模倣されるという時点で、模倣される側の価値も同時に認められたということにもなるのです。

この妙な矛盾がとても興味深いことです。

もし、模倣品のない高級品の希少価値の高いお品だけで、こうも注目されるのかどうかです。

それはやはり、模倣品のマスへの広がりにより、本家の存在価値が改めて認められるということだと思います。

元々品数が少ない、いや、少なくしかどうしても作れない高級品もマス向けな模倣品と共に生きる運命のようなのです。

恐ろしいまでの矛盾なのですが、それが実体のようなのです。

ただ、取り締まりが厳しい所からは、高級品の製造側・企画側からすれば大変迷惑なことだと考えているのでしょうし、広く広がることに一番に価値を置いているわけではないと言えます。

そのプライドと気高さこそが高級品を作る「ハイブランド」様の姿でありスタンスでもあるのです。

よって、高級品と模倣品の共存は相容れないスタンス同士でありながらも共存として成り立っている自然の姿をとても不思議な現象だと見ています。

では、YouTubeを貼りますが、動画内では、アメリカや日本がハイブランド様の販売先になった理由をお伝えしています。

世界を股にかけて広がった理由に、長きにわたる培った伝統を守るだけではない別の「読み」があったのです。

あとがき

今回の本の著者様は、とても優れた文筆家といった印象です。

以前にも「シャネル」ブランドについての本を読ませていただきました。

文章のタッチが時折ダイナミックな点に特徴があります。

いかに「ハイブランド」と「その他のブランド」が大きく違う点なのかが分かります。

激しい位置付けの開きがあり、その極端なまでの差こそが互いの事業が成り立っている隠れたバランスなのではないかといった見方をしています。

見事なほどにワンピースしか登場してこない、オーダーメイド品や手作り品の古着ワンピースに特化した集め方はかえって拘りが伝えやすい【729】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服のすべてを古着でそろえるワードローブ作りをして10年以上が経過。

「古着道」なるものが今後の未来に向けては1つの「サスティナブル」なスタイルになるのではないかとこうして記録を綴りながらご紹介とお進めをしたいと思います。

一度はどなたかが袖を通したことのあるお古をいただいたということになります。

ここに抵抗があったり、新品を最初に袖を通したいという嗜好などもあり、現在でもまだ一定の方しかここまでの古着だけの生活はやられていないと思います。

何せ1点物なのですから、サイズ展開も無いのにフィットするのかどうかも通るべき関門です。

そんな関門をいち早く解決する方法としまして、この度は、比較的ウエストやヒップがゆったりとしたワンピースに特化した集め方の例で多くの方に可能性を感じていただこうとご紹介する回にしたいと思います。

特化型こそおしゃれなのではないかというご提案、古着ワンピースだらけでそろえたオールシーズンのワードローブ

お仕事スタイルがジャージです。

よって、引き出しにたたんで収納のジャージの上下が基本的な毎日の仕事着。

クローゼット内にあるハンガーにかけたお洋服というのはすべてお出かけ着となります。

そんなライフスタイルの背景がありますことをまずお伝えしまして、ご覧いただければと思います。

ALLヴィンンテージ古着の全7着(2021年のラインナップ):後で貼りますYoTtube動画もこの時のもの。

現在、ブログの手直しを続行中でございまして、その3年後の2024.05.29がこのブログ記事の番です。

年月が経過することで、現在のラインナップが以前と変わっています。

その後の変化の2024年版の方がはるかに発展していると思います↓。

ALLヴィンンテージ古着の全9着(2024年のラインナップ):2021年よりもはるかにこだわり特化したものです。

すべて1980-1990年代と思われる古い時代のお品ですが、その中でも半分くらいがオーダーメイド品です。

左上からオーダーメイド品を示してまいりますと、①黒ジャガード(七宝繋ぎ柄)②黒地にピンクのベロアの花柄③焦げ茶の薔薇柄④黒の花柄アップリケ⑤黒地にオレンジのベルベットの5点です。

残り4点はアパレル会社様が製造された既成品になりますが、どれも「日本製」というところが共通点。

古着の中でもワンピースに特化し、オーダーメイドに特化した5点を含む古着ワンピースが勢揃いしているのです。

興味深い点がもう1つ。

以前の2021年でもグレンチェックが入っていましたが、2024年でも入っています。

そのグレンチェックにもこだわりがあり、豊富なグレンチェック柄の中でも間にカラーの線が入らない超クラシックなタイプを共通に選んでいます。

クラシックなグレンチェック柄:これが一番好み。間にカラーの線が無しは、非常にエレガントだからです。

どのくらいこの柄が好きかというと、すべてをこの柄でワードローブにしても良いほどの熱を持っています。

それがなかなか実現できないのは、そこまでそろわないレアさもあるからなのです。

とはいえ、結構見つけていますので、不可能ではないのかもしれませんが集め切るのに年月を要するのではないかと思います。

さらに、「クラシックな仕立て」というこだわりもあり、ウエストにゴムが入ったものはやや流行を感じますし、グレンチェックが元は紳士服からのヨーロッパの奥の方で生まれた姿が残るメンズ風な作りを求めます。

そうしますとどんどん絞られて思うようなグレンチェックのアイテムが見つけにくいものなのです。

ちなみに、写真のジャケット風ワンピースは「クリスチャンオジャール」というブランドのもの。

元は「クリスチャン・オジャール」様というフランス人の男性が創業のブランド。

現在は「ライセンス」契約で、アパレル会社の「イトキン」様が製造を担っておられます。

いかにも古着という様相ではなかったこその選択、なぜどのワンピースも古臭く感じなかったのか

かつての流行が色濃く出過ぎているもの、例えば襟の形などが特徴のあるブラウスなどはいかにも古着感があり着用に躊躇してしまうものです。

同じようにピックアップしてご紹介しましたグレンチェックのンピースも、当時の流行の「ジャケット風ワンピース」というデザインなのです。

にもかかわらず、不思議なもので、現在古着感を感じないと受け止めたこの心理の違いは何なのでしょうか。

その辺りに、「古着道」を歩むのか敬遠するのかの分かれ道のヒントがあるような気がします。

1つの答えとして解いたものがこうです↓。

「何十年も先を見越した普遍的な優れているデザインである」ということ。

流行には乗っていたのでしょうが、そこだけに依存していない作りといいますか、何十年先にも着たいと思うようなラインとして考案したのではないかと考えます。

まずはそういったものを購入側が理解する目、特に特別な見極めの技術が必要なわけではなく「心地」を大切にすることです。

「引っ掛かり」や「違和感」はおそらく受け入れることができない証だと考えたらよいでしょう。

「これはこれは。。」と感動したようなお品が出会いとしては相性が良かったものであり、何十年経過した現在でも受け入れることが出来る優れたものだという判断の1つです。

あとがき

このたびはただの一例、いろんな古着を特化した集め方の方法があると思います。

「新品で袖を通したい」という前述の拘りに着目してみますが、古着にも値札が付いたままの未使用品があるのです。

ここ最近も¥17,800という納得のお値段のスカート(「デッドストック」などと呼ばれます)を¥790というお値段でお譲りいただきました。

「探せば思い描いたお品物見つかることがある」これが、古物好きの「古着道」を歩んでいる者が信じている希望です(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

常に「元帳」が出来上がっている状態は事業活動の強味、ルーティーンワーク化した当日内の計上がタイムパフォーマンスを高める【728】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

会社員時代に「経理部」としてお仕事させていただいていた頃に仕事の作業の「プチ改革」なるものを行ったことがあります。

事務員が出来ることは限られてはいるものの、それまでの当たり前を今後の新しい方向へ変えたことは間違いないと思います。

月末月初というのは経理事務では忙しいもので、その忙しくなる理由の1つに作業が混み合うというものが原因にあります。

その混み合う作業の中でも、月末でなければどうしてもだめなものと、そうではない、日々に小刻みに分割して月末月初の負担を減らすということが可能なものが存在していることを発見した時がありました。

そして、その発見は後に、タイムリーな帳簿の数字の把握などの体勢を作ることに役立っていきます。

このたびは、その経験を「個人事業主」の経理事務の作業の1つ「会計ソフトへのリアルタイム入力」を少しずつのルーティーンワークに取り入れる勧めです。

多忙な個人事業主の隙間時間を利用した計上入力が「タイムパフォーマンス」が良い

個人でとりあえずあれもこれもやっているタイプでは、事業の成果としては数字を生み出さない「ルーティーンワーク」というものの比重をいかに小さくするかという工夫をしたいものです。

1つの作業をためこんで、まとめて1日使ってしまうというのは、たとえ1日であっても随分いろいろなことができるものなので、もったいないと考えます。

月末は仕方がないと言えばそうですが、最低限の短い時間の確認とか、アウトプットなどで2時間程度使用するだけで、あとは月末であっても事業の方へ時間を使うことが望ましいと考えています。

ということで、月末の作業にまわしがちな、日々の経費などの計上をリアルタイムなその日ごとに細かく散らして済ませておくというお勧めをしたいと思います。

これは、「外注会計」ではなく自分で経理ソフトへの入力をする「自社会計」タイプの事業者向けではありますが、会社の経理事務を担当されている方や、今後転職で経理事務に携わりたい人にもご参考になるかもしれません。

もし、お勤め先がためこんでやっている部分があれば、是非新風を吹き込んであげてくださいませ。

その当日の経費というのは、レシート・領収書・請求書がいくつかあって、すでに処理できる状態にあるわけです。

その日の現金の支出とか、もしくは普通預金で入出金があったなどの動きが一定数あるかと思います。

そういったものを、当日内に経理ソフトへの入力をゴールに事務作業を済ませるということをまず目標にします。

そして、その日の夕方や夜のある一定の時間帯に経理ソフト入力まで済ませてしまうというものです。

さすがに昼間だと、その後も発生して二度や三度の複数回の作業になることもあるので、それはかえって効率は良くないです。

まとめて行えるにふさわしい時間というのが主に1日の活動を終えた夕方や夜です。

同じ日の入力順というものも大切で、元簿になった時に、右端の残高が変なマイナスがあったりするのは入力順が悪いからであり、その辺りも小刻みの1日ごとの計上であれば、事前の並び順のチェックがしやすいです。

細かい時間まで記入のあるものや、活動の順番などを思い出しストーリー性のある記録として入力順を意識すると良いです。

あとがき

経理事務を15年近く経験。

こうした部署は、職務的には「事務員」ですが、今後「AI」の活躍などで減っていく、もしくは無くなっていく職務です。

それでも、代わりに「AI」の動きの正しさをチェックする目や「発想・アイデア」などは今後も人間ならではの持ち場なのかもしれません。

中小企業の「事務」は、人との折衷もありましたし、外出もあったり、時には「交渉」などもあり、職務のイメージを遥かに超えた学びがありました。

「決められたレールの上でそのまま真似ていけばよい」という考え方だと「AI」に仕事を奪われてしまいます。

特に会社の場合、真っ先に必要なくなる立場にならざるを得ません。

少しでも疑問に感じたところは、小さなことでも「こうした方がよいのではないか」というひらめきやアイデアをどうぞ大切にしていってくださいませ(^-^)。

1点物志向にとってはには望ましくない状況を作ってしまう同時購入、同じモデルの色違いのお洋服の購入が後から生まれる優劣【727】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あまりにもお洋服がたくさんあふれて、迷ったときには色違いで2着とも買ってしまったなどといったエピソードがあります。

実は、ちゃんとしたお洋服というのは、1点を購入することで十分な相当なお値段が付いていなければなかなか「良質な品物」とは言えないのです。

新品のお洋服との比較では、ヴィンンテージ物というのは、良質でありながらお買い得に得られるという可能性であふれています。

元々、奇跡的に汚れや傷みの状況をくぐり抜けてきた現在も良い状態を保つ年代物であるならば、色違いなどという状況はほとんどありません。

どれもが1点物でありそのサイズしかないという存在なのです。

このたびは、1点物がなぜ優れているのかを、色違い2点の比較でお伝えしたいと思います。

同じ物を色違いで購入の楽しさは短命であるのは完全に選び切っていない状態だから

「大人買い」という言葉がありますが、1つの例としまして、同じお品を色違いで購入したその時とその後の気持ちや状況の変化をお話させていただこうかと思います。

実際に経験がございますので、実体験からの教訓のようなものだと思っていただければと思います。

同じ商品の色違い:購入時の気分はいかにも豊富なワードローブ展開になったようで楽しく感じたのですが。。

こんな風にデザインの同じ2着を迷った末に同時購入したとします。

その時は気分が一瞬満たされます。

両方購入したのだから、2倍楽しめる。。そう思うのです。

ところが日数がどんどん経過していくと、同じモデルであるがゆえに、どうしても比較してしまうことで優劣が生じ、着用機会が偏ることが分かりました。

片方は出番が多い、片方は出番が少ないということになります。

このことは、出番の少ない方が渾身の1着ではなかったかもしれないことを物語ります。

結果出番の少ない方はコスパが悪かったと言えます。

特に全く同じデザインの場合は、そういった優劣が分かりやすく感じられてしまうものです。

後で思ったことは、最初に後に着用場面の多いコスパが良かったと見越した方のみを最初から1着だけ選べばよかったということです。

色違いで購入したくなった時に、今一度、「値段だけがお得なことを重視していないだろうか」、「お得感にとらわれてその枠に包み込まれてしまって視野が狭くなってはいないだろうか」を冷静に考え直すと良いです。

渾身の1着を決めるためには、比較の結果が顕著であり後々偏りの出るような色違い・柄違いといった同時購入の仕方をあまりお勧めしないということになりました。

あとがき

たくさんある中から今後の出番の多さも見越しての渾身の1着を選ぶことは結構難易度が高いものです。

それだけ、購入という行為が大切でありハイレベルなことなのかが分かります。

実はその時だけのたやすい事のように思いがちな「ショッピング」ですが、後の後悔や悩みを生み出す可能性も孕む大切な瞬間なのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

綺麗な字が書けるブランドボールペン・使いやすい計算機、デジタルな時代にも時々使う貴重な昭和生まれのアイテム【726】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

漢字を思い出せない。。

字を書くことが少なくなっての影響か、かつては自然に無意識に書いていた漢字をWEB検索で調べることも。。

しかし、このようなデジタル化の現在であっても、変わらずずっと使い続けているツールがあります。

デジタル化した活字の方が便利な場合が多いですが、注意喚起のような身近な場所に見えるメモなどは、色のペンを使った手書きが目立つこともあります。

このたびは、ここまでデジタル化が進んだ現在でもなお使い続けている「文具アイテム」をご紹介しまして、いったいどのような場面で使っているのかをお話致します。

そのことで、昔のお品の優れた点などを見る「視点」などに繋がればと思います。

日本製の昭和アイテム、壊れにくい良質さが「愛着」へつながった

計算機:「CANON」製。このモデルのファンは多いかもしれません。1995年に初めて出会って以来。

今だに綺麗な状態な理由は、2代目だからです。

最初に出会った1995年が初代で勤務先の文具だったので、2002年までとことん使わせていただきました。

経理部はその後に勤務の会社で初でしたのですが、「営業事務」という職務の時代に計算機の早打ちを身に付けたのでした。

その後、会社を離れ、全く同じモデルがまだ見つかった頃2010年代の内に何とか探して見つけた現在では廃版品。

計算機アプリもスマホに入っているというのに、やはりこれが使いやすい。

経理部でしたので計算機の早打ちが得意♪。

複雑でボリュームある元帳の消込の残高確認の拾い上げの際に手計算が速くこの計算機を利用。

もうこの先計算機を購入することは無いと思うので、大切にしています。

シャープペン:「VALENTINO」製。グリーンxゴールド。ボリュームがあり重みによって字がぶれずに書けます。

こちらも今だに使います。

「myノート」を持っていまして、アイデアとか記録をランダムに書く場合シャープペンの出番が今だにあります。

シャープペン(予備):必ずコレクターになってしまうクセ。上2点が「セイラー」製。下は「三菱」製の花柄。

海外物のシャープペンは実は壊れやすいことが某ハイブランドのゴールドのボールペンを長年使ってきて分かっています。

「セイラー」社は戦前の1911年創業の日本の会社。

見かけは華やかなハイブランドシャープペンよりも安定の日本製のブランドがしとやかで良質だと気づき始めたころに集めたもの。

ボールペン:「PARKER」製。このシリーズ今では驚くほどの多色展開。あえて原色カラーに絞ったコレクション。

インクは入れ替えタイプでほぼ永久の構造です、会社の経理部時代からの伝票を書く時の愛用品でした。

さすがにデジタル化で伝票を書くなどということはほとんどない現在ですが、お役所関係の申請書やサインなどにはボールペンの出番が今だにあります。

マジックペン:大きめのメモ書きに便利。赤い方は〇で囲むなどの「強調」に使用して視覚的効果があります。

〇で囲むという印のつけ方は、なかなかデジタルでは手間がかかってしまって、やらないことです。

アナログの良さがまだ残るメモ書きなどでは、マジックの出番があります。

その他、事業での商品発送の際に相手先を中身と間違えないよう伝票の下などの梱包材に記録することがあります。

この方法は通販系の会社様がミスの防止策としてやられているのをたまにお見受けします。

蛍光ペン:「PILOT」製。真ん中の濃いピンクがマーカーした場所がクリアに目に飛び込み好みです。
背の消しゴムの役割:マーカーも間違えてしまうことがあるのです。更に再マーカーが可能。

あとがき

アナログものの出番もまだ今だにあるものです。

しょっちゅう購入するものではないので、購入時には、拘りを持って選りすぐることをお勧めしたいです。

こういうアイテムをじっくり拝見しますと、細かい文具のメーカー様の機能への気遣い・工夫・作りの良さには目を見張るものがあります。

特に昭和の文房具は、独特の「文化」なのではなかったかと振り返ることができます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク