<経理>ハンドメイドバッグ製作をしている者が実体験からお伝えするハンドメイド品製作者向けの分かりやすい棚卸の仕方(カウント編)【850】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

12月末日に決算を迎える個人事業主の棚卸は、1月1日から近日中に行ってしまうのが良いと思っています。

早速ここ2日程棚卸作業に入っています。

あまり先になると、その後の作業で、材料などの在庫が変わってしまい、2021年の12月31日時点ではどうだったのかに遡ることが困難になるからです。

棚卸は、素早く2-3日で終えてしまえるような工夫をすることも大切。

このたびは、その工夫の内の1つ、場所をしっかり決めてカウントしやすくしている様子と、この後行っていく棚卸資産表を作成するにあたってのその表の工夫も一緒にお話したいと思います。

以前に、棚卸資産表を作るまでの工夫などの記事もアップした過去がありますが、今回は実際に棚卸する物品をご紹介する(カウント編)としてスムーズな数え方にスポットを当てた回です。

ハンドメイドバッグでは、「完成品」「生地」「附属」が棚卸する対象物です

まず最初に、完成品である残ったバッグをカウントするのがスムーズ。

個人事業主の完成品の在庫はそれほど多いものでもありませんので、数えやすいとは思います。

この時の苦労をし過ぎないために、むやみに在庫を持ちすぎない意識も日頃の大切な事なのです。

期の途中で時に製品の未熟さに見切りを付け、廃棄をしたものはすでに、廃棄した日を記録して、その合計額で商品廃棄損の仕訳は済みです。

その後残ったものを数え、「原価」でアップして、合計金額を計上します。

この「原価」という金額を導くには、ハンドメイド品が完成した時に、その都度必ず原価表というのを1品ずつ作ってきていますので、この時期にその金額を見てそのまま引用するということでこの時期に楽ができるのです。

普段の細かな原価表作りがここで活きるのです。

棚卸しというのは、この決算の時期だけのものと思いがちですが、実はそうではなくて、年中意識して、まめに少しずつその手掛かりになるものの情報をインプットしている実態が実はあるべきなのです。

生地や附属を普段から整理整頓してまとめて保管。棚卸の時にはケースの中を数えるだけでよいです。

製品の棚卸の次は、生地と附属ですが、附属の方が種類が少ないので、こちらを先にやります。

そして、最後に生地です。

生地は1点物志向なので、1種ずつ多種を地道に掲載してきています。

生地の在庫が結構ある理由は、見つけた時に早めに調達していかないと二度と入手できないことになりがちだからです。

生地は意外と同じ物が継続して生産されていないのが現状のよう。

その都度違ったものになっていくからこその1点物が作りやすかったりするのですが、その反面で、在庫としてキープしておくということがどうしても出てきます。

よって、多く調達した後の「つけ」として在庫が増えます。

実は、去年2020年の年末付近にとっても多くの生地を調達していました。

それなのに、2021年の製作が思いのほか少なく、2022年は2020年調達したものをメインに使っていくことになるのです。

生地に流行があまりに入っていると、このスパンでは追いつきません。

ハンドメイドバッグの生地の志向の「流行のないもの」という方向であることの事情も1つここに見られるかもしれません。

附属品に関しましては、糸が全部で100本以上ありましたし、芯地も5種類程を使い分けているのでどうしてもボリュームがあります。

その他、ファスナーも必要な時にすぐあるようにと100本以上をキープ。

残りは、ショルダー金具などの線コキ、ナスカン、Dカン、タルカン、巾着ひものループエンドなどです。

それぞれ、細かくサイズも分けることで、購入時のサブ的な表「材料明細表」からそのまま棚卸資産表へ移動してこれば良いので作業がスムーズにしやすく最大限に工夫しています。

附属品は、例えば、ファスナーだと、シングルと両開きの2段だけに分けます。

シングルの方には、長さの違う30cmとか50cmも混じりますが、シングルファスナー使う部分がデザインの中のテリーヌだけなので、あえて1行にまとめるのです。

逆に、ナスカンであると、ゴールド色とシルバー色とお値段が違うので、同じサイズでも2段に分けたりします。

自分にとっても把握しやすいリストとなっているのです。

同じお品でも値段が違っている場合、別の行にしてあることで、原価表も作りやすいのです。

こんなお話をしていますと、表が見たくなりますよね。

当記事は「カウント編」。

次の番号の【851】が「仕訳編」になりまして、そちらにも是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

以前に議論になった「型紙」は材料なのかということについての見解

型紙を自作の場合は、かかった費用は、「型紙用紙の購入の価格」のみです。

よって、型紙用紙を購入の際に「消耗品費」という経費計上で解決済みというのが私の見解。

棚卸資産になる場合は、「仕入」という科目を使っている場合なので該当しないという見方です。

何が材料で、何が材料でないのかは見解の違いがありますので、考えに従えば良いのですが、その拘りよりも、「仕入」で計上したのか「経費」で終わっているのかです。

過去に勘違いしていたのが、梱包用の1つ1つに附随する「新聞紙:しんぶんがみ(活字が印刷していない用紙のこと)」。

「消耗品費」にしておらず、「材料仕入」という独自の科目で計上したことで、長い間棚卸資産になっていました。

当時は商品1つずつに必ず入れる資材であったのですが、今思えば「梱包材」は「消耗品費」とした方が意味的にはすっきりした選択だと考え直しています。

反対に、経費の「消耗品費」にしていたのに、急に棚卸資産としてカウントすることこそ正しくありません。

「消耗品」ではなくて、「消耗品費」であるという1文字の漢字の違いで随分意味が違ってきますので、注意したいところです。

裁ちばさみや待ち針は、「消耗品費」を使用しています。

実際に、裁ちばさみも切れなくなると研ぐことをせず、新しいものを購入しますし、待ち針も劣化と傷みで折れて捨てていきますので、勘定科目の使い方と事実がぴったりと一致しているのです。

「仕入」という科目を使っていなかったものは、棚卸資産になりません。

棚卸する物品は、必ず「仕入」という勘定科目で計上していたものの集まりであるという考え方です。

さて、最後に「型紙」が外注の場合です。

これを「仕入」にするのか「消耗品費」にするのかですが、この議論で「材料であるから仕入」という見解を持ってきました。

これなくして商品が生まれなかった、作れなかったと考えると「手法・ノウハウ」の概念が溶け込んでいる物体だからです。

上述の「梱包資材」とはまた違った感覚の特別なアイテムですが、型紙ありきのバッグだという気持ちも入る見解となります。

あとがき

棚卸も、結構大変ではあるようですが、結局は事務作業です。

こうしたことは時間をかけずに、サクサクこなし、あとは、本業である事業活動に精を出すのが望ましいと思っています。

そのために、スムーズにできる工夫や案をベースとして整備し、この作業で悩み過ぎたり、苦労し過ぎたりすることがないように、スムーズな決算を実行していけるようこの投稿をもって応援したいと思います(^-^)。

玉結び・玉止めが完全に内側や溝に隠れやすくするための工夫、アイロンで糸の向きにクセを付ける方法の引用【849】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年始のハンドメイド製作は、年末に取り掛かり始めていた「バニティバッグ」の製作の続きです。

「アーティスティック企画」と名付け、アートなテイストを面白く入れていく製作です。

昭和時代に多くの人が身近に感じた「豆絞り手ぬぐい」というコットン生地の紅白の水玉を原反から使わせてもらい、昭和の「ふきん」や「タオル」のような役割のイメージから別の新しいテイストを考えていくことが目的です。

じっくり見ていると、赤の水玉がとても可愛らしく、赤と白しか登場しないようにあえてカラーをミニマムに使うことの効果を期待できます。

このたびは、まだ完成には至りませんが、糸の内側への隠し方の工夫をとして、新しい学びがありましてお伝えしたいと思います。

端の方で糸がツンと出ていることの積み重ねが意外と目立つ、それぞれを内側に隠すためのアイロンわざ

小さなことですが、玉結び・玉止めを一応丁寧にやっているので、せっかくのそれが、表に見えないようにしたいです。

このたび正にそんな場面がありました。

ポケットの縫い付けの際に、てっぺんをあらかじめステッチした時の玉結び・玉止めが外へ飛び出しがちな場面です。

ポケットの内側:こうしててっぺんにステッチをかけた際に玉結び・玉止めの糸が外へ飛び出しがち。
こうしてアイロンの熱で押さえて、内側に追いやります。固定のミシンで縫い付け、外へ飛び出さないように。

この後、玉止めがポケットの縫い付けにうまく隠されれば、本当の成功です。

そうすると糸のカットの分量も短すぎるよりそこそこの方が確実であることも学びの1つです。

アイロンの意外な使い方がありました。

その他の製作途中の場面のご紹介

今回は、段階としては真ん中なので、複数の作業がありました。

取っ手を付けたのですが。調節機能のある取っ手にしてみましたことが初でした。
実は、この線コキがこのバッグの中に隠れる文字の一部分となります。種明かしは後日の記事にて。
内側にポケットを2個、真ん中から対照に取り付けました。
蓋のマチの部分である細長いパーツ。これを表地、裏地共に、内側に1.5cmの縫い代で折り込み、ステッチを1周。

こんな感じの複数の作業を致しましたのがこのたび。

あとがき

この「アーティスティック企画」という企画を通して、「自由」ということのすばらしさをお伝えできれば良いなあと思います。

特にアートな才能というものは持っていませんが、どの方にもその人らしさがある限り、その特徴を表す手段が何かの形で表現できるものだと思っております。

「アーティスト」と呼ばれる方だけではなく、一人一人が表現者になれるのだというコンセプトがあります(^-^)。

<経理>紙の山に押しつぶされそうな圧迫感からの解放、2022年1月1日スタートの経理書類のデジタル保存の手間と引き換えに手に入れた自由【848】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年1月1日からの経理の計上は、「エビデンス=証憑(しょうひょう)」がデジタルで必要であるという「電子帳簿保存法」の施行。

2021年の時点で書類が増え「このままでは大変なことになる」という置き場所の悩みを抱えていました。

そんな状況には非常にドンピシャなタイミングだったのでした。

「タイムスタンプ」の重い悩みは「会計ソフト」におまかせできる

これまでの証憑の年度ごとの保管です。この作業がなくなるということは大変革なのでした。

とても単純ではありますが、今まで自作エクセルや、紙ベースで行っていた人は、とにかく会計ソフトを導入して、あとは、会計ソフトの会社様に質問をしていけば良いとと思っています。

すでに、2018年個人事業主スタート時から会計ソフトの「マネーフォワードクラウド((株)マネーフォワード様によるもの)」にお世話になっております。

それでも、会計ソフトへの入力時に並行して、紙ベースも仕訳を記載したり、内容の説明を記述したりして、A4の用紙が証憑として常にベースとなっての保管をしてきたので、かなり大きな変革になります。

こういうデジタルの場合、不正のない正当な作業の証として、「タイムスタンプ」というものが義務付けられています。

このタイムスタンプが実際に視覚的にはどんなものなのか、「機能」のことを指すに過ぎないのでしょうか。

結局、会計ソフトを導入していれば、会計ソフトさんが作ってくれた証憑の保管のところにエビデンスの写真が入っていればそれがタイムスタンプの代替になるか、タイムスタンプを実行してくれたことになるということで、有難くこのタイムスタンプ問題は解決できています。

とにかく会計ソフトに1仕訳に1つずつ必ず証憑をアップロードして添付しておけば問題ないようです。

今までの決まりの「7年間保存」の代りが、「デジタル保存義務」になるので、紙ベースのストックが突然2022年1月1日の計上から無くなるということです。

とにもかくにもこのメリットが最大です。

デジタル保存になった直後の感想と手間がどうしてもかかり過ぎる新しい悩み

いきなり紙がなくなることが、まだ何か違和感を感じてしょうがないです。

今までは覚書きのように紙に記録を残しておけばいざという時に頼りになると考えていたその考え方そのものが崩壊。

基本的にデジタルに「補記」は無しです。

代わりに、会計ソフトの「摘要欄」の有効活用を考えるようになりました。

<デジタル保存の例>

例えば、本日、2021.01.04に、合計請求書の発送にコンビニで切手を購入して発送する作業があります。

まず、¥84の切手を1枚購入のレシート、これを写メします。

そして、それを会計ソフトに年末までに設けてくださった証憑添付の欄にアップロードするということです。

そして、そのレシートを見ながら、直接仕訳計上をソフトへ入力。 

84 通信費   現金 84 ※合計請求書発送用切手x1枚購入 ファミリーマート〇〇店

といったような感じです。

これを、今までは、まずレシートをA4の用紙にのりで貼って、マーカーで税込み金額と日付の下辺をマークし、横に摘要と同じ内容を手で書いていました。

そして、この仕訳も日付と共に右下に書いていました。それを見ながら経理ソフトへ入力していたのです。

そうすることで、何か間違い入力があった時などに元のものとしてA4用紙に綴られたレシートなどと見比べたりしていたのです。

丁寧にやってきたつもりでしたが、これもかなりやっていることが重複しているので、作業としては1つだけということに今後はなるのです。

そもそも、合計請求書を紙ベースで発送も後に廃止にしていきました。

PDFを取引先へメールなどで送付。

同時に切手購入やその仕訳など複数の附随作業が無くなっていったのでした。

こうして紙に書くメモのような記録が突然無くなって思うことは、上述のように、摘要欄の説明がかなり具体的で重要なポジションだということです。

万が一科目を間違えたり、勘違いの場合、この摘要から今一度考え直しのヒントが見つかったりするかもしれません。

仕訳をするにあたって「シーン」が思い浮かびやすいような摘要の書き方というものも重要になるかもしれません。

証憑を会計ソフトにアップロードした後は、もうパソコン内に証憑のスクショなどを保管しておく必要がないと思うのか、1年後の確定申告までは保管しておくのか。。その辺りも個人の裁量です。

何分、突然の変革に感じました(^_^;)。

あとがき

今回の、大きな変革は、実は、法的には、その途中でいくつか段階を踏んで行き着いたようで、多くの人がちゃんと納得できるような、後追い計上であっても有効な長めの期限を設けたりに改正されている結果のようです。

今日明日でなくても、忘れていた計上を1年後にも追加できるようなタイムスタンプの有効期限もあるようです(実際は2年かと)。

いよいよ本格的に、デジタル主体の世界に入っていくのではないかと感じています。

1年に何度も購入した500枚入りのA4コピー用紙、ブラックとカラーだけのインクカートリッジ2個を何度もセットで購入してきた今までを思うと、今後かなり経費が抑えられると思います。

今回の法改正に関しては、アンテナをはりめぐらせていなかったので、とても驚きました。

が、結局は、今まで自分が丁寧にやってきたことの重複部分の省略と、よりスピーディーに分かりやすく計上していけるチャンスであると前向きにとらえました(^-^)。

販売実績の事実から選ぶ、お客様に実際に受け入れられたと感じた、今後も製作していく価値があると判断の4デザインのバッグ【847】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年に入りました、今年もどうぞよろしくお願いします<m(__)m>。

早速1月1日に事業者がやることは、HPのフッターの部分のコピーライトの英文の文言を2022に直すことです。

あの部分実は自動変換ではなくて、時計と連動しているようなプラグインを導入していなければ、手動で変えない限り変わらないようなのです。

この作業を忘れずにちゃんと行えた理由は、年間の「タスクメモ」に書いていたからでした。

年に一度のタスクは忘れがちなので、年の初めに翌年の1番最初用のメモを残し、カレンダーに貼り付けて必ず目を通す瞬間がある状況を作るというやり方、なかなか確実です。

さて、2022年スタート時点にあたって、ハンドメイドバッグのデザインをフィードバックから見た反応でデザインを絞るということです。

心のままに判断するところ、4点のみでした。

このたびは、なぜこの4点に絞られたのかや、この4点がいずれ向かう方向をお伝えする回とさせていただきたいと思います。

4種のデザインだけを作っていく、デザインを絞った現在の姿

2022年製作していく4デザイン:左上から時計回りに、「餅巾着」「テリーヌ」「切餅」「卵焼き」。

よく、YoTtubeやブログをご覧くださる方は、あれ?「巻き寿司」がないと思われるかもしれません。

年末までは、巻き寿司も続行する予定でした。

しかし、巻き寿司のデザインというのは、実は、上の4つの「テリーヌ」と全く同じ作りなのです。

そこへショルダーなどが加わったり、形が縮小されていたり、ポケットの種類とか、カーブの角度が少し違うことで違うデザインのように見えるかもしれませんが、基本的な作りが同じなので、本当に1日前位の事、今までの過去の実物を手にしながら決断しました。

「巻き寿司」は廃版です。

デザインを少なくすることで、1つ1つを去年よりもう1歩踏み出して高めるということを、数多く製作しながら2022年はやっていきたいと思います。

そして、更に2022年ならではとして、2種のデザインにはダイヤキルトをかけていくということにしました。

4種のデザインそれぞれのレベルの高め方を今この時点で決めた、後はこの1年「タスク」として実行するのみ

「餅巾着」:表地にはダイヤキルトを今後入れていきます。手間はかかりますが価値が高まると見ています。

ダイヤキルトというのは、装飾性の他には、実は強固に保つ役割があるのです。

某有名ブランド様が象徴的にダイヤキルトを取り入れておられる理由もこの考え方が必ず1つにあるはずです。

薄い生地であっても、気にせず自由に生地を選ぶことができて、ハード薄芯と時には中綿を入れて、キルト生地にしていく予定。

中綿のある無しは生地の厚みで判断、薄手には中綿も入れ、中間の厚みではハード薄芯にキルトステッチだけでも良いかと。

そうすることで元の生地そのものの厚さの違いが極端にあっても、完成品のリュックすべては同じような厚みに出来上がるのです。

「テリーヌ」」こちらはナイロン素材に特化したものですが、キルト仕様にしてみたり、別素材でも可能。
「卵焼き」:このデザインにもダイヤキルトをかけていきます。キルトは筒形の反りを防ぐ役割もあります。
「切餅」:今までは幅広生地専用の長い支柱でしたが、支柱をスタイリッシュに分割します。

長い支柱パーツを3パーツに分割することで、おそらく生地の選択が無限になり、生地選びの縛りから解放され選ぶ素材に自由がもたらされます。

あとがき

黒テイストにいよいよ本格的に特化できるのが2022年になるかと思います。

実は、現在ブログ記事の手直しの順番で、この2022.01.03の当初の投稿を2024.07.07に「手直し」しております。

この2024年1年が今までの1,400ものブログ記事をすべて見直すことをする年と決めたのでした。

ある意味重要な今年2024年に、このおよそ3年前の決意の投稿記事を振り返っているのです。

この4種のモデルを残していくことは変わりはないのですが、実は2023年頃から、「製作+販売」からの方向性のシフトチェンジのようなことで、これらの高めてきたデザインを「コンテンツ制作+コンテンツ販売」にまとめようと考え始めました。

2024年現在は、この4種の中の「切餅」が一重仕立てであり比較的難易度の易しさがあることを見ながらコンテンツ制作の最初がこのデザイン。

これらのモデルはコンテンツを学んでいただくお客様のものにしていきたいと思っておりまして、事業タイトルの「共有型のハンドメイドバッグ」に相応しい活動がいよいよ出来るということです。

そのための、ノウハウの徹底がこれまでの製作の失敗や学びだったと振り返ります。

YouTubeの無料動画ではなかなかじっくりと丁寧に解説することが不可能な点を、とことん丁寧に解説できるのがサポート付きのコンテンツ販売だと思います。

「無料の価値」、「有料の価値」はそれぞれ全く違うものでどちらも価値があると考えます。

今年も、そして今後もどうぞよろしくお願いします(^-^)。

「豆絞り手ぬぐい」生地の紅白のコントラスト効果を美しくとらえる、キルトをかけて素材を発展させていくことで見込めるバッグへの引用【846】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末最後に、ミシンを使うという作業をして終了しました。

その作業はキルトがけ。

以前にキルトはヘルメットバッグの裏地で取り入れたことがあるのですが、このたびは、面積が小さくて楕円型のバニティ型のデザインの表地に入れるという点が初になります。

ここでお伝えしたいことは、素材だけのイメージよりももっと広がった未来型のイメージのご提案です。

いかにも昭和な紅白の「豆絞り手ぬぐい」生地が「こんなに素敵だったんだ」というところへ行き着くことが出来ればと思います。

そして、和風のイメージの他にももっと新しいテイストが生まれればと期待しながらの製作となります。

キルト無しに比べたキルトありの効果は絶大、キルトの役割が「装飾」「機能」の両方を生み出すという発見

今回製作中の「卵焼き:バニティバッグ」は、側面がどうしても反りがち。

仕方がないことですが、この反りの解消にもなるかもしれないどっしりとした壁を作るかのようなキルトがけの効果を期待することになります。

水玉生地にはすでに接着芯が貼ってあります。楕円パーツのてっぺんと底部分にハード薄芯と中綿を挟み込み。
ボンドなどは使いません。待ち針で内陸部も均等に留め、ミルフィーユのような1枚のプレート構造に。
等辺ダイヤキルト:真ん中から3cmまっすぐに内側へ、3cmずつの直角二等辺三角形を描き、底辺が縫い線。
上の写真に指図を入力。四角い面でも楕円でも共通なのが、直角二等辺三角形の「底辺」が縫い線になること。

こういったパーツになってからかけるキルトの良さは、お店にある既製品のキルト生地だとキルト生地をカットした時にステッチが途切れてしまいますが、そうならないこと。

ハンドメイドキルトは、長持ちする1つのポイントでありかなり誇れる強味なのです。

側面にも同じように3cmの等辺ダイヤキルトをかけました。

キルトがけの際の大切な事、内陸部にも及ぶ均等な待ち針

少し前に段階を巻き戻しします。キルト作図前は待ち針は端っこだけですが作図後の縫う手前では変わります。

内陸部にも均等に待ち針を打つことでずれ防止をし、キルトの間にタックやしわが寄らないようにせねばなりません。

キルト完成:3cm四方の正方形を90度傾けた、等辺ダイヤキルトです。うっとりするほどの美しさです。

あとがき

出来上がりのダイヤキルトがかかった生地はもとの1枚仕立てに比べて雲泥の差。

厚手の1枚の生地に匹敵するほどの強固なものに、それだけなく装飾性のある素敵さが生まれたのです。

そうすると側面の所が反ることをかなり解消できると思います。

今回は、年末の夕方の作業をここで打ち切り。

次の作業からは、通常の作業工程と同じことをやってバニティバッグを完成していくことになります。

キルトがけをすることで、プラスαの更なる作業時間を要するのですが、時間をかける価値は十分にあります。

この度の例から、おそらくどんなに生地だけでは何の変哲もない目立たない生地だと感じたとしても、キルトで目覚ましい変化を遂げるのではないかという想像をしてみてくださいませ(^-^)。

洋服と靴の関係のご提案、ワードローブの「コンセプト」を決めれば、多少靴が多めでも出番の可能性が増える本当の意味で豊かなコレクションへ【844】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

モノトーンコーデ好きなワードローブ。

綺麗な色は差し色や、時々取り入れるマルチカラーに集約。

そんな黒コーデ好きな者がこのたびお伝えする、ミニマムに縛られ過ぎない靴コレクションをどうぞご覧くださいませ。

目指すところは、「心の豊かさ」。

完璧にミニマムを実現せずとも、好きな靴を思わず購入してしまってコレクションが増えても、出番が必ずあるというコスパはキープできれば良いのでは。。

集めることの楽しさも大いにあり、たくさんあることで体験も増える素晴らしさもあるからです。

黒・紺・グレーのみで集まるクローゼットのお洋服。差し色やマルチカラーベルトなどでカラーを効果的に装飾。

お洋服に対して随分多い靴でも出番があれば、コスパは良い靴のコレクションの活かし方

靴はだいたい15足周辺を持ち備えます。少し多いという印象かもしれませんが靴好きにはご理解いただける数。

では、3セットのお洋服の組み合わせに対してこの靴コレクションから選んだ選択を解説したいと思います。

グレーの濃淡。いずれも「アルマーニ」製。すべてお洋服・靴が古着。新品は持たない古着ライフなのです。
グレーにはグレーがカッコイイです。グレーベースに柄が入った靴も良いかと。切替の先端がパイソン。
こちらも上下とも「アルマーニ」製。Tシャツにタイトスカートというバランスがギャップがあります。
黒無地の透かしパンプス、赤、ギザギザ柄がTシャツの柄とリンクの黒ベースのマルチカラーパンプスと3足。

最初のグレーからは、靴の可能性が増えました。

いずれも「アルマーニ」製。グレーイッシュなサマーセーターと黒のデニム。

ちなみに、このデニムラインを自主リフォームでややテーパード寄りに変えています(元はベルボトムでした)。

モノトーンの下2足も立体感の表現の1つ。一番上のようにオレンジ茶もここぞという出番のような気がします。

下の2足も真っ黒ではなくて、グレーが少し入り込んだバイカラーであることで、全体のコーデが立体感にあふれ面白くなるのです。

パッと見て、プレーンな印象のモノトーンのお洋服には、「柄」のようなクセのある靴はかえって出番だと考えます。

あとがき

1セットのお洋服に3種の靴の可能性があることは、靴が多すぎるとも言えません。

なぜなら、靴はどうしても消耗品だからです。

ミニマムに。。を意識し過ぎて、同じ靴を連続してはいていくと、3足を平均的にはいていくよりも早く傷むのです。

このたびのような、靴のコスパを高める配分は、会社勤務時代に、60足もの靴を持っていたにもかかわらず、実際の使用は5足程を連続するのみで、早く傷んでしまった実体験がありました。

靴を購入する時、その他ジュエリーも、バッグもそうなのですが、その1点だけの素敵さを見るのではなく、お洋服も混じった全体コーデのイメージを描くことが「冷静」な購入ができるポイントだと思います。

その靴だけが素敵でも、お洋服なくして靴の出番はないのだということを本当の意味で分かることからが始まりです(^-^)。

複数の可能性の「パラレルワールド」から1つを選択してきた姿が紛れもない「今」、過去の栄光や未来への不安よりも大切なのは「今」という瞬間【843】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「日本経済新聞」の夕刊のみを定期購読中(休刊日のみ朝刊)。

このデジタルの時代にも新聞と本は紙ベースを継続。

実際に本自体の紙製の感触も「味わい」として価値を置いていまして、アナログならではの特別な瞬間のような気がしています。

新聞と言えば、朝刊も夕刊もそれぞれ一番最後の面の一番下に小説が掲載。

およそ1年間くらいの期間の連載になっています。

2021年の大部分、夕刊に「ワンダーランド急行:萩原浩 著/タケウマ 絵」が掲載されていたのでした。

毎回真ん中に1つ「挿絵」入りという点が字がぎっしりの単行本との違いで、これまた新聞特有の構造ではないでしょうか。

このたびの物語は、歴史小説などとは違った親しみやすさが確かにあります。

タイトルに惹かれて手にしてみたという能動的なケースとは違い、新聞の連載は割と受動的。

新聞を読み終わった最後のあの位置に配置という意味もあり、だからこそ特別な機会だとも言えるのです。

「バックトゥザフューチャー」や「仁」のようなタイムスリップが軸、複雑なパラレルワールドの存在が意味するもの

過去に戻ったり、未来を見たり。。これは永遠のロマンかもしれません。

映画やドラマではそれが再現されていて、とても魅力ある場面切替になっています。

このたびの連載も、この「タイムスリップ」というのが軸になっています。

ただ、パラレルワールドの数の豊富さも特徴。

もやっとしていたタイムスリップの構造しかイメージが無かったこれまでに、パラレルワールドの仕組みみたいものの解釈を伝えてくれました。

そして、ところどころに盛り込まれる「格言」のような強い文章が印象的でした。

全体には、とても読みやすい文章で、洒落も効いていて、身近な題材もふんだんに盛り込まれている、ワクワク感のあるストーリ―でした。

なぜあの結末だったのか、ハッピーエンドでもなさそうな結末に思うこと

こういった連載物というのは、新聞の最終日にストーリーの完結を合わせていかねばならないのだと大変さをふと思いました。

第三者がどうこう心配することではありませんが(^_^;)。

最後の場面は、「あれ?」というのが率直です。

これは、ハッピーエンドなのか、それとも。。

あとがき

読書は、2018年個人事業主スタート時点から図書館へ通いながらファッション分野の勉強を兼ねて、服飾関連を中心に読み始めてきました。

その後、他分野からのヒントというものも、大いにあるということを知ります。

幅広く、あえて特定せずに読書をすることがかえってヒントを得やすいものです。

さて、このたび連載を読んで1つ思ったことがあります。

今あることのありがたみとか感謝というのは、別の世界を見て気づくことも大いにあるのかもしれないということです。

不思議な体験をした主人公は、とても貴重な経験をした一人。

ありふれたかのような日常は、実は自らが作ってしまっているもの。

素晴らしい日常になるのも、淡々としたつまらない日常になるのも「今」を懸命に常にひたむきに100%を行動していく本人次第なのだと。

フォーカスするべき場所は、過去の栄光や未来への不安ではなく、「今」という瞬間なのではないでしょうか。

当たり前のことにこそ感謝し、良いも悪いもしっかりと「今」をまずは素直に受け止めることの大切さを考えるきっかけをいただきました(^-^)。

年末の大掃除をきっかけに今後につながったモノやコト、当たり前をコツコツ丁寧に身の回りを整えていく気持ち良さ【842】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ、年末最終日も近くなりました。

やはり得意の掃除をしないと気が済まないのです。

掃除を終えた後のすっきり感は、不思議なもので、目に映る綺麗になった状態以外の何かが光っているように見えるのです。

このたびは、ルーティーン化しているほどの3つのモノやコトを年末をきっかけにしてご紹介したいと思います。

年末意外でも日々大活躍ですので、この期間を特別視するよりも、日々の当たり前のルーティーンとして考えてみる機会になればと思います。

3つのコトやモノは、年末だけではない共有したいアイテムや場所である

1)マイクロファイバーというふきんを定番にしておく

こういったふきんを近年継続しています。特に余計な洗剤がなくてもこれ自体が汚れを落とす十分な機能。
パッケージはこんな感じのもので、大量バージョンのタイプです。

長持ちしますし、パイルカットの毛先の繊細さが細かな汚れを綺麗に落としてくれます。

これと何かの洗剤を併用するとさらにパワーアップです。

タワシなどは洗剤や水滴が周りに飛び散るのであえて使用せず。

このふきんと食器用洗剤との併用で、冷蔵庫内や、換気扇周りの油にスムーズに対応できます。

2)100均の吸着マットのすぐれた機能と存在感

台所でも、インテリア質のあるこのマットを敷きます。カットして敷き詰めもできます。

見ているだけでもすっきりと気持ちが良く安心感があります。「ダイソー」様や「セリア」様での購入。

日本製のお品ならではの質の良さで、以前ここに新聞紙を敷いていましたが、すぐにずれてストレスでしたので随分「心持ち」が変わったものです。

非常に良質で優れていまして、この¥110(税込)のコスパは大変良いと思います。

3)一見汚れがないようなところでも実は汚れている白い壁を拭く

1)のファイバークロスふきんでここを拭くと綺麗に汚れが落ちます。

一見綺麗に見えますが、窓を開けていると外部からのホコリなどが汚れとなって付着。

1年経過の中ではそこそこな汚れになります。

上下だけではなく、壁も掃除場所だということを忘れないということです。

ということで、以上1)-3)の3つをご紹介しました。

日々のルーティーにも取り入れると、年末だけ特別な大掛かりな作業にならずに済むとも言えるのです。

あとがき

不思議なものです、掃除した後のすっきり感というのは、むしろ気持ちの面の方が大きいのです。

手を付けていないところも、今ここでやっておいた方が良いかな、と思うことの積み重ねがすっきり感をより高めるかもしれません。

整理整頓、模様替えなどがとても好きなので、そのたびに、後の満足感やすっきり感もたくさん味わって来ています。

このブログ内では、カテゴリーに掃除や整理整頓の分野を設けていないので、<コーデ>という分野へ入れました。

インテリアなどというカテがあってもよかったかもしれませんが、インテリアの模様替えなども「インテリアコーデ」という呼び名があるわけで、一応<コーデ>のカテゴリーにしております。

今後も、おうち作業なども高まる中で、おうちライフをいかに快適にすっきりと楽しく過ごすかの1つのこととして、整理整頓とか模様替えがあるかと思います。

こうした、「整える」というような作業というのは、実のところ「人生の環境を整えている」のではないでしょうか。

そう考えますと、「掃除する」「綺麗にする」「整理整頓」ということがいかに重要な事なのかと思えて来ませんか(^-^)。

2021年やり続けてきた健康面のルーティーンの感想と「立ちパソコン」の「長時間のやり過ぎ」が「坐骨神経痛」になるかもしれない注意【841】

アイキャッチ画像-ブログ-食・健康

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ年末最終が目前です。

ここで、今年1年2021年の間に、ルーティーンとしてずっと続けてやってきたことを、健康面でまとめてみました。

健康面でのルーティーン7つを続けてきた感想と、同じことをされる方への実体験からの注意喚起(立ちパソコンのやり過ぎ注意)

思えば、結構たくさんの事をルーティーンにしてきたのだと思いますが、やること1つ1つをそれぞれ当たり前にしてしまえば、何も苦ではなくなります。

特別な事ではない、当然の動きなのだと思えば、自然に続けてきた結果として残っていきます。

特別に考えない、ということが1つベースにあったかと思います。

7つの健康面のルーティーン・・・2021年これらを続けてきました。

一番上から補足的に内容と効果をご説明したいと思います。

<朝晩の足湯>

朝起きてからすぐ、そして、夜は、夕方くらいのお洗濯の際に残り湯を使える関係で18:00あたりに1日2回やってきました。

ゴムバケツと呼ばれる大きなたらいのような桶。

ゴム製なのでそれほど野暮ったいものにも感じないです。

「ゴムバケツ シャロー」でネットでググってみてください。

カラフルな可愛いものがネット通販で売っています。

ちなみに一番大きいサイズの直径が40cm程度のものを「ブラウン」のカラーで使っています。

ポイントは深さ、足湯はくるぶしが隠れなければ意味がないと言われています。

接骨院の先生のお話だと、「くるぶし付近にある大きな脈を覆う意味でくるぶしが隠れる必要があるのだろう」とのことです。

膝くらいまでの深さの足湯も種類としてはあるようですが、そこまでは湯やガスの使い過ぎ、健康の継続であればくるぶしで十分です。

そして、保温機能のないただの容器のような場合、最初に少し高めの43度設定で湯を入れます。

足湯の最中は41度くらいが良いとのことなので、最初は冷めることを想定の43度にしておくといった工夫です。

そして、約数分続けます、冬は当然冷めるのが早いです。

<ビリーとピラティス>

次はエクササイズ面。

ビリーとピラティスを連続でやっていきます。

ビリーというのは、あの「ビリー隊長」様の動画です。

一世を風靡したDVDになった「腹筋プログラムの③」というやつを今年は中心にやりました。

「腹筋プログラム③」は一切バタバタしないので、静かにできます。

けれども、他にも有酸素運動的な汗をたくさんかくような健康的なプログラムもあるので、2022年はそっちのやつもやりたいと思っています。

とにかく1日やらないと気持ちが悪いくらいのルーティーン化でほぼ毎日続けてこられました。

だいたい30分から40分くらいの間の時間を使います。

20分だと少なく、後で効果が出るのは、2倍くらいの30分以上の時間です。

ビリーの後は、引き続いてピラティスです。

ピラティスも、はあはあ、ぜいぜい言いながら運動の連続で行うことが危険とされています。

呼吸を使うので、ゆったり落ち着いていないと良くないのでご注意下さい。

連続とはいっても、間に休憩を入れて、あらためてピラティスに入っているのだということをここでお伝えしておきます。

ピラティスはヨガよりも地味ですが、実際無理過ぎる動きが無くて、効果も大きいと感じています。

ヨガは少し無理強いしすぎる動きのものが多く、以前足などを傷めたことがあるので、ある意味危険。

無理のない項目を選ぶ判断が必要になるものだとつくづく思います。

ピラティスも、ちゃんとしたDVDの監修付きのものがよく、「tipness:チップネス」というピラティス専門のクラブ監修のDVDを昔持っていまして、それを暗記できたのでそれしかやっていないです。10分程です。

例えば、ピラティスにもヨガにも共通である動きの、「ハンドレッド」も共通に入っていますし、その他ピラティスでは、「スパインストレッチ」とか「ローリング」などという名前が付いていて、体をコンベアーのように機械的にきちんとゆっくり動かすのです。

すべてが、体の調子とか、脈、骨や筋肉など「整える」という効果です。

これが一見地味なので、効果があまりないように思えますが、呼吸との同時進行で静かながらも効果がある運動だと考えます。

実際、ピラティスをやった後のすっきり感とかリラックス間、ほぐれた感じが大きく感じられます。

<無添加食品>

無添加食品に本格的に興味を持ったのは、変なしこり(粉瘤:ふんりゅう)が出来て、手術したことがきっかけでした。

脇の下の少し外側に1個、右の腰の少し下に1個。

脇の方は長年ずっとあった中大きくなっていって26歳くらいから持っていたものが、42歳くらいで、激しいエアロビクスの運動の汗によるばい菌をきっかけに膨らんで、切除。

腰の方は、そこからわずか2年後くらいにすでに大きくなっていることに気づき、切除。

この2つが同じ物かどうかは分かりませんでしたが、病院の先生も原因は不明とのことで、「分からない」とのこと。

先生も分からないということならば、自分で仮説を立てることに。。

そして、おでき=余分なものという考え方で、なんとなく脳裏に、添加物の事が思い浮かびました。

合っているかは分かりませんが、食品添加物を洗いざらい見直し、魚、肉、卵、生野菜、牛乳、ヨーグルト、果物、これ以外の物は何かしらの加工食品であるとの認識で、お菓子、パン、ハム、練り製品、ラーメン、うどん、すべてのものに対して無添加を意識し始めました。

裏面の原材料を見るとほとんどが添加物らしきものでぎっしり。

そこで、無添加食材専門のサイトをネットで発見。

そうして、加工食品をたまに購入する時は、ネット通販「ヤフーショッピング」で、「自然の味」という無添加ブランドのお品を「静岡ウォッチャー」様で購入するようにしています。

最寄りのスーパーだとほんのたまーに添加物の少ないものがありますが、目を凝らさねば見つからないくらいレアです。

無添加は高価であり、レアだと言えますので、なかなかコンスタントに入手も難しいですが、無添加を多く取り入れているスーパーもありますので、そんな視点で通うスーパーも選んでいくと良いかもしれません。

最寄りのスーパーで見つからなければ、ネットがあります。

酢、醤油、ソース、ポン酢、塩、砂糖などももちろん無添加が存在していますので、よくつ使うものだということでなおさら意識しています。

砂糖も、あの真っ白さが毒だという考え方ができます。

漂白によるあの白さはもう今や手を付けることはありません。

きび粉とかてんさい糖などの茶色をした砂糖しか購入していません、混ざってしまえば結局同じ味ですから。

<立ちパソコン>

立ちパソコンは、その名の通り、立ってパソコン作業をすること。

2021年の2月くらいからスタートしました。

今まで座っていたのを立って作業するのです。

この効果が、10か月くらい経過したここ最近に表れたようで、洋服のパンツのウエストやヒップが以前はけなかったものが履けるようになっているようだったことにチョイスの幅が広がってとても喜んでおります。

立ちパソコンはおそらく、<ビリーとピラティス>のエクササイズとの並行の効果だと思います。

立っているだけでも筋肉を使うということなのですね。

慣れると、椅子の存在を忘れています。

時々はほぐすために、ごろーんとベッドに寝そべるのもこれも必要ではあるかと思います。

「ずっと立っていることが良いということでもない」という接骨院の先生からのお話も聞いています。

パソコンとの目線の高さを最初にきちんと無理のない設定をしないと、かえってストレートネックなどになってしまうといけないので、その辺りはご注意を。

さて、このブログ記事は現在手直中の2024.07.05です。

当初の投稿の2021.12.29からは約3年後です。

この「立ちパソコン」については、その後分かった重要なことがあります。

2021年の1年間は良かった、翌年の2022年も。。

その翌年の2023年後半で「坐骨神経痛」のような症状が出てきてしまいました。

ちょうど、ブログ記事の手直しを毎日する活動をし始め、パソコンにじーっと立っている時間が激増した頃です。

結局「立ちパソコン」も集中して長時間やり過ぎるとかえって悪影響だという証拠です。

時々短い時間で取り入れることが正解だと気づきました。

続けても大丈夫なのは、1日の中でずっとパソコンに向かっているわけではないケースです。

ずっとパソコンに向かうというケースならば、この「悪影響」を考え、椅子に戻すか時々取り入れる環境にチェンジすることを強くお勧めします。

こうして記事にあれこれ発信している者としては、「お勧め」というのも非常に責任のあることだと、こちらの件に関しても大切な学びです。

<就寝時刻0時代>

就寝時刻が以前夜中の1時半が基本で、2時に突入することもありました。

片頭痛の原因が分からない中、仮説としては、この就寝時刻の遅さの積み重ねに大きな原因があると思っていました。

何とかして寝る時間を早めようと、無理のない出来そうな、続けられそうな時刻というのが、0時代には寝るという決め事。

ほとんどが1時直前にはなってしまいましたが、それでも、1時半や2時よりもたとえ30分でも早く寝ることができてきました。

そうして、片頭痛の起こり具合と照らし合わせると、現在の2021年12月29日では、ここ1か月程全く起こっていないことに気づきます。

少し前だと、時々、弱い片頭痛が起こっていて、鎮痛剤の「EVE-EX」というのを1度だけ飲んだりすることもありましたが、またそこから1か月位の現在では全く起こっていないです。

鎮痛剤も、飲んでも効かなかったので長いこと飲んでいませんでしたが、飲めるようになったということです。

変な表現ですが、片頭痛が強めの人には通じることかもしれません。

ということで、就寝時刻を早めたことで片頭痛が起こらないということが少し効果を感じてきました。

さて、こちらもその後の2024年現在では、どうかというと、たまに頭痛は起こりますが鎮痛剤は手放しています(全く飲むことは無くなりました)。

そして、就寝時刻が0時代どころか、現在は11時代へとさらに早まりまして、有難い変化です。

生活スタイルそのものが大きく変化したのです。

頭痛も神経質になり過ぎずに特に気にせずにいられるようになり、寝込むような過去のひどさは皆無。

かなり解消できています。それでも時々起こるところに頭痛の複雑さがあるのですね(^_^;)。

<牛乳増>

もともと骨太で牛乳が好きですが、今までは、1週間で1Lパックを購入するとなぜか決めてきました。

しかし、もっと飲みたいのです。

飲みすぎも良くないとのことですが、1週間に1パックというただ買い物の都合に合わせただけの量を見直し、1.5倍くらいに増やしました。

なくなったら補充に購入ということへ変えたのです。牛乳ならコンビニでも単独購入できますので。

この効果は、3年後の2024年3月の健康診断でてきめんに現れました。

50歳のクーポンを利用の「骨密度検査」で「男性並みのいや、それ以上の密度の高さ」だと褒められました。

これが牛乳の効果だけではないのかもしれませんが、まさか減るような年齢で爆増している興味深い結果が出ていたのでした。

<生ジュース週2>

最後の項目になります。

生ジュース/スムージーを週2で実行してきて、かれこれ10年近くになりそうです。

以前、ネット生地で、「週2回以上の生ジュースが認知症予防」との何とも当てにならないような内容を見たことがきっかけでした。

しかし、実際のところは、お通じが良く、お料理の範囲では難しい多品種の野菜がジュースに出来るので、なかなか便利なアイテム。

ということで、ルーティーンとしてずっと続けていて、今年の2021年もずっと実行してきたことです。

いろんな種類が作れます。

ニンジンが余っていれば、同じ赤系で、トマトと一緒に他のバナナなども混ぜれば飲みやすくなるようなミックスのもの。(トマトは入れ過ぎると固まるので、ほどほどに。。)

無理せず、美味しくバランスよくできるには、牛乳・ヨーグルト・きな粉・砂糖・黒ゴマを毎回入れることをしています。

ということで、2021年のルーティーンとして実行してきた7項目のご紹介でした。

あとがき

もう1つここで、ご紹介したいのは、「天啓気療:北澤勇人」先生の動画の「手かざし」をルーティーン化して毎日見続けています。

これも1つの大きな影響力になっているのではないかと思います。

そして、その後の2022年秋からは、「朝のウォーキング」も加わることになりました。

現在の2024.07.05も続けているルーティーンとなっているのです。

いろんなことの小さなルーティーンが集結したことで大きな効果やパワーを生むかもしれません。

信じてやってみる、続けてみた時の振り返り、これこそも今後もやっていきたいことです。

いろいろな情報はネットで知り、世の中親切に発信してくださっている方が非常に多いことに感謝です。

決して一人だけのひらめきでは到底できなかったことであり、情報をくれた方すべての方々へ感謝したいと思います(^-^)。

ミシンを使った面白アレンジ、いろんなリボンの可能性の1つ「多重リボン」を生地を重ねて作ってみた記録【840】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末まで残りあと3日程。

この中で今年2021年最終の製作が、バニティバッグです。

これまで改良を重ね、何とか仕様が出来上がったバニティ型「卵焼き」を面白生地に落とし込んで製作していく「アーティスティック企画」という製作週間です。

このたびは、リボンを作る場面のみ。

「こんなリボンもあるかもしれない」のご提案になればと思います。

ロックミシンを使い、接着芯も貼った作りの良いリボンを目指して。。

三つ折りであると綺麗に縫い代が隠れますが、多重リボンを作ろうとしています。

重なる部分が多いので、三つ折りだと、がたがたとして、非常にずれやすいです。

よって、ロックミシンを使い、始末しておくことで二つ折りのみであまりでこぼこせずに縫い代を隠すことにしました。

こんな風に横の長さを1cmずつ差をつけた長方形のパーツを5枚用意。10cmからのスタートで1cmずつアップ。

そして、ロックミシンを全部の辺にほどこします。

本来、ロックミシンの糸の色を赤にすると良いのですが、ロックミシンの糸交換はあまりやらない方針で、今回の場合少しロック部分が目立ってしまいました(^_^;)。

折る順番を長い辺から先に始めることでまっすぐなラインを綺麗に出せればと思いましたが。。
重ねて真ん中をステッチで縦に固定して出来上がりです。ただ、あまり綺麗な出来ではないことでやり直し。

↑こんな角度(下の端)から見るとロックの部分が一部見えて、綺麗にすっきりとしたものではありませんでした(*_*)。

やり直したポイント:縫う時は表側からが縫い位置の正確な把握がしやすいので、表側から均一にステッチ。
先程と折る順番も変え先にサイドを折りました。裏側を見てみます。この効果が意外にもはっきり出たのです↓。
先ほどよりもかなりすっきりしています。折る順番を変えただけでこの効果です。
下側から見てもロックが見えません(^-^)。
その分横から見た時に少し折り目が見えます。最初の折る順番の時よりもこちらの方がまだ許容範囲です。
ということで、折る順番を変える対策というところに、試行錯誤の結果行き着きました。

随分いろいろ試してみました。二重ステッチをかけたり、ロックを隠そうと更に隅っこだけを部分的に三角に折り込んだりもしましたが、結局ボコボコしてしまい、綺麗に縫えない事態にもなり、これらの方法はすべてボツ。

試行錯誤の末に多重リボンが出来上がったのでした。

あとがき

このリボンが「多重」であるところに実はこの度の最後に完成で分かる「隠れ文字」のヒントがあるのでした。

もしその答えにご興味があれば、是非【852】の完成の記事にも是非(^-^)。