マルチカラー大花プリントリネン生地の中のカーキグリーンとの相性に「遠州生地」の1パーツを選択した結果、ハリコシと味わい深さが出た【956】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

インテリアで入れ物として使うことに特化した「インテリア収納袋」の連続製作企画をしています。

インテリアでの収納だけに注視した仕様ですので、お出かけ用で製作するものに比べれば柔らかく、ポケットも無く、セキュリティー性も高くはありません。

ただ、そのおかげで柔軟性があり、たたみやすいので、必要な時だけ引き出しから取り出して使える融通性があります。

そうしますと、動きの少ない室内で使うわけですから傷みも少なく、結果長持ちなバッグになると思います。

とはいえ、しっかりと4本ステッチの持ち手であり、何らお出かけ用とは変わりのない作り方をしています。

このたびは、このシリーズの2点目。

もともと生地幅が108cm程である上に、わずかな長さの調達でしたので、ビッグサイズとまではいかず、中くらいのサイズのバッグになりました。

感じの良いマルチカラーがベースのサンドベージュの麻に非常に相性が良いです。

では、この度の完成したバッグを是非ご覧くださいませ。

二重織の大花プリントリネン、裏地にフル使いの1パーツの「遠州生地」の活躍ぶりが大きかった

<表地:オフベージュ>リネンWガーゼプリント、麻/100%、日本製。まだひもを入れていません。
<裏地:ライトオリーブグリーン>無地ネップ木綿、綿/100%、日本製。節が美しく、ハリコシが特徴です。

表地も裏地もとても良い生地です。

表地は人気の麻素材、ハンドメイドバッグの麻素材は不動の人気であるとお見受けします。

この素材、丈夫な織り方である二重織の一種で、「ダブルガーゼ」という名前の生地です。

作っている最中に2枚がくっついている構造を感じました。

そして、裏地はごわっとした綿素材、何とも言えない淡いグリーン色が特徴です。

この生地だけ見ていると黒白かと思うのですが、他の黒などと比べるとグリーンなのです。

いずれも接着芯を貼り、丁寧にお仕立てをしていきました。

せっかく取っ手が付いているので、フックに掛けたり、壁に掛けてインテリアを兼ねた入れ物として使うことができそうです。

サイズは、縦24cmx横26/46cmxマチ20cmです。

中ぐらいと申し上げましたが、容量は結構あるのです。

このサイズ感は、救急箱としてなどインテリアにおいては、使い道が豊富なサイズ感、実際に同じようなサイズ感の巾着袋をインテリアで使っています。

納得いくまで江戸打ち紐のカラーをいろいろ試してみた変遷

その後届いた巾着ひも、色がだいぶずれてしまいました。

マルチカラーのグリーンとはかけ離れた抹茶色。腑に落ちません(*_*)。

新たな色が生まれてしまってマルチカラーの柄の中の1つの色とマッチしていないです。

ピンクは結構色としては合ったのですが、コットン素材の紐はバッグが田舎っぽくなってしまいます。
最終的には、このツヤのあるブルーグレーに落ち着きました。ぴったりではないのですが、既製品あるあるです。

あとがき

このたびの裏地の遠州生地についてなのですが、もともとごわっとした風合いが特徴です。

ダブル織である表地のリネンは確かにしっかりしてはいますが、バッグとしてはもう一押しハリコシが欲しいところ。

そんな時に裏地のこのごわつきが上手く機能してくれていると思うのです。

裏地を表地の附属品と思うことをせず、表地と裏地のコーデであるとしてきた考え方が功を奏した結果と見ています(^-^)。

大花柄は大きなバッグに仕立て広々と柄を演出すると素敵になる、小花柄との違いは途中で途切れることを事前に考えておくデザインの判断【955】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「インテリア収納袋」と称しまして、インテリアで使う目的のバッグを連続製作中です。

目的の1つに過去の古い高級生地を中心とした在庫生地の一掃があります。

凝ったお出かけ用バッグでは5-6日かかる製作に対して、1日の内の3時間程あれば仕立てることができる簡単なポケット無しのトートバッグ中心でコマを進めます。

出来るだけ柄をめいっぱい活かし、大きいサイズから順番に作っていきます。

このたびは、まだ最初の製作になりますが、ビッグデイジーの無彩色なマルチカラーが素敵な「風通ジャガード」でトートバッグを製作しました。

過去に製作の面積の狭いバッグに仕立ててしまった品物との比較も交えながらトートバッグの完成をお届けしたいと思います。

柄のサイズが大きい生地は大きなバッグの方が迫力と価値が高いのではないかの実物の比較での証明

せっかく凝った作りのぷっくり膨らんだうっとりと眺めるほどの素敵なジャガードです。

柄も大きなお花で存在感があり、できるだけ広い面積に大花を敷き詰めたい。。

そうすると、バッグは途切れ目の少ない広い面積である方が良いと思うのが現在の考え方です。

ただ、過去には全く同じ生地で、小さめのコンパクトバッグを作ったお写真があるので比べてみてくださいませ↓。

2018年製作のドーム型のバッグ:デザインにこの柄を当てはめた形なので、途中で柄が途切れます。

ポケットの切り抜きで柄が途切れる部分があり、せっかくの柄が十分に登場せず、物足りなさを感じます。

2022年製のトートバッグ:<サイズ>縦37cmx横44/62cmxマチ20cm。柄が広々とした印象です。
<表地:オフ>風通ジャカード、ポリエステル/76%、ナイロン/24%、イタリア製。日本製には無い凹凸感。
<裏地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。

裏地の柄はあまりはっきりしていない抽象的な柄なのですが、大花の表地に相性が良い大柄です。

無彩色の表地に黒を裏地に持ってくることも出来上がりの大人っぽさ、高級感へと方向性がはっきりとしてきました。

インテリア専用ということでそれほど追求しなくても良い強度、その代わりにたたみやすさや軽さが生まれている

たためます:底板も入れていないので折りたたみもでき、使わない時に引出しの中などに大切に収納できます。

一見写真だけ見ると、この同じようなデザインをお出かけ用にも使えるかもしれません。

しかし、お出かけ用を作るとなると強度と安全性を追求することになりますので、随分違った作りになるのです。

これまではその使い勝手や機能を持ち歩く外でのシーンであることを想定して製作してまいりましたが、シーンをずらすこの度の製作から得られることもありました。

何と言っても、1日の数時間で完成してしまうところが、次々に作って行けるメリットです。

それと引き換えに強度やセキュリティー性は下回るということです。

ただ、作りに手を抜いていることは決してありません。

取っ手についても、接着芯しか入れてはいないのですが、ステッチの4本線によって丈夫にしっかりとしています。

室内用としては十分ですし、これを持ち歩くことも不可能ではありません。その想定も入れてちゃんとしたお仕立てをしています。

こうしてたためることで、使わない時に日に焼けたり、ほこりがかぶったり、汚れたりなどの傷みを防ぐ引き出しやクローゼット下に収納ということも可能。

結果長持ちのお品になる可能性があります。

室内で入れ物として利用するのは、動きがない静止状態なので、強度をそれほど追求しても意味がありません。

持ち上げて全体の力がかかる場面というのは配置を変えたりするときのみ。

あとは、じーっと同じ場所に置いているだけの入れ物なのです。

しかし、目につくところであれば、時々視界に入り、綺麗な柄を愛でるということも日々の暮らしが潤いのあるものになるインテリアの1つとなると思います。

あとがき

今まで作ってきたお出かけ用のリュックなどを製作者本人のライフスタイルと比べると少しずれていました。

お出かけする時はブランドバッグなのです。

そして、インテリアである室内でたくさんこういったハンドメイドの花柄ぎっしりのバッグを楽しく使っているのです。

その点では、この度の製作は、ずれがありません。

まだ「インテリア収納袋」のシリーズがこのたびで1点目ですが、引き続きどんどん製作していきます。

大きい容積のバッグから順に製作していき、小さい面積のものは巾着袋になっていきます。

引き続き、今後の比較的ペースある製作を見守っていただければと思います(^-^)。

おでかけバッグ用に調達した在庫生地をそのままスライド、「インテリア収納袋」へのシフトチェンジをした、素材の可能性を広げた活動【954】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「技術が上がったら、高級生地でバッグを作っていこう」と高級素材に目を向け始めた2019年頃。

「いやいや、こう思った時点で早期に一歩を踏み出した方が良いのではないか。。」と思い直し、2020年の頭から技術云々はともかく、高級素材に足を踏み入れました。

ひたすら、イタリア製の風通ジャガードなどの@¥5,000/m以上するような生地まで調達。

それが良かったのか悪かったのか、早くも素材の扱いにくさに直面し、思うように美しく作れないバッグばかりが続出。

非常にもったいないことでしたが、もし一歩を早々と踏み出さずに後回しにしていたらこんなに早くには分からなかったことでした。

そして、ひと通り高級生地の中の、特に「フクレ加工」「風通加工」を中心に凹凸感がありマルチカラーが美しい生地でお出かけ用のデザインでメインバッグをイメージしながら製作。

ただ、高級な生地なのに元の生地の状態に付加価値が乗るどころか、かえって生地のままの方が価値があったかのように感じてしまい随分へこみました。

そして、結局行き着いた答えは、「柄が素敵なものはめいっぱいその柄を大きく見せるようなデザイン」でした。

そして「コスパ」のことも考えました。高級さに見合った「長持ち」です。

そこで、考えたことは、消耗度の少ないバッグ製作をしてみるということでした。

そんなこともあり、在庫を一掃していく目標を立てた2022年、片っ端から「インテリア収納袋」を作る活動をすることに決めたのでした。

このたびは、その「インテリア収納袋」の連続製作にあたって表地と裏地のコンビを考案している最中に考えたことをまとめたいと思います。

インテリア収納袋は、お出かけバッグ程の強度は必要が無い、出来るだけ大きな容量で生地をめいっぱい使う

在庫の高級生地:素敵な生地が集まっています。ここまでためこみ、思うようにん製作できなかった過去を反省。

お出かけ用のバッグとインテリア用の入れ物としてのバッグと比べて、1つ大きく違う点は、「製作時間の差」です。

実際に昨日インテリア用のバッグを製作してみました。見事に数時間で完成。

・お出かけ用のバッグ:5-6日で完成

・インテリア用のバッグ:1日で完成(数時間)

この2つの違いが顕著でした。

そして、こうも思いました↓。

バッグが傷みにくいのは、室内で静かにインテリア収納袋としてじっとしていることではないかと。。

おそらくこの考え方は正解だと思います。

動かすから傷むわけで、ただの入れ物であれば傷まないので永久のものになるのです。

あとがき

当ブログ記事は、2022.04.17の投稿からおよそ2年後の2024.08.08にブログ記事の「手直し」により、まさにこの部分を追記しています。

これまでお読みいただいた上の文章も、当初の随分拙い言い回しを変えながら、ほぼ全文綴り直しをしてここまで来ました。

なぜそうまでして過去の記事を残したいのかという理由が今はっきりとしています。

それは、長いスパンでの変化をお伝えできる記事でありたいと思うからです。

例えば、上手く出来上がったバッグだけを綺麗なストーリーで書いた記事では、それは決して本当の姿ではないのです。

失敗の過去・そのありのままの姿・そこからの学び・改良をたくさん得てきたのですから。

その数年後にどんなバッグを作れるようになったのか。。これを1つの記事の中にまとめるスタイルに厚みを増すことが「手直し」で誤字脱字を修正することと兼ねて価値が高まる記事になるためにやっていることです。

今こうして2024年に2年前の昔を振り返るだけでも全く違った今があるのです。

この「変化」は「成長」にイコールであると考えると、何を一番お伝えしたいのかという内容の中の軸の部分が、「素敵なバッグを作れた」という過去の栄光では決してないのです。

どうしてもうまくできなかった、高級生地をせっかくありがたく手にしていながら、その良さをちっとも生かすことが出来なかった姿の中の、もどかしく悔しい気持ちを共有していただきたいのです。

そして、その後の改良までにどんな立ち上がり方をしたのか、どんな内容の努力をしたのかなどがちゃんと事実のままお伝えできることが、ブログ記事を書く本当の意味ではないかと思っているのです。

その後、2023年でこれらの生地はすべて巾着袋になりもう1つ残らず「インテリア収納袋」になりました。

そこで、今こういった高級生地に対してはどう考えるのかということです。

それは、「お出かけ用にもまた作らせていただきたい、技術が高まった自信が100%になった時にこそ。。その代わりお値段もちゃんと相当な価格にしたい、するべきである」と(^-^)。

ドイツ製のサテンの薔薇柄の素晴らしさのおかげ、三つ折りステッチのみの単純な作業でできたインテリア性の高い「ドイリー」【953】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在ハンドメイドバッグを以前の「お出かけ用」から「インテリア用」にシフトした製作をしています。

インテリアで使う「収納袋」として活用していく方向であっても同じバッグなのです。

そうしてインテリア用のバッグの製作を考案中に生地を見ておりましたら、あるひらめきが。。

インテリア性の高さがありながら最も単純なアイテムである「ドイリー」を三つ折りだけで作ろうと。

思い立ったらすぐに行動、ということでこのたびはインテリア性の高い生地を利用した短い時間で作れる敷物「ドイリー」のご紹介です。

短時間で製作可能な「ドイリー」、生地は中厚程度が良い、薔薇柄が広々と目に映るにはほぼ生地そのままである使い方も選択肢の1つ

今回選びました生地がこちら↓。

<使用生地>:朱子織薔薇柄ジャガード、ポリエステル/100%、ドイツ製。

この真ん中の折れ線でカットして半分を使います。

余分をカットせずとも綺麗にカットされているので、そのままアイロンで三つ折りします。

生地は得に極厚である必要はないですが、やはり中厚程度があった方が良いです。

ミシンによる三つ折りステッチ:事前に2cmの箇所に印、1cmずつの三つ折りアイロン後ステッチ。
完成。アイロンも最後に掛けました。カットしたもう1方の生地は後の製作に保管。

完成した薔薇柄の「ドイリー」をお部屋の中のインテリアに馴染ませた使い方

では、最後に待ちに待った使用の場面です。

インテリアの中の1小物としての位置付けとして見ることができます↓。

こんな見映えになりました。赤い色の薔薇柄が映えます(^-^)。周りのパンダンボックスとの相性も良いです。

他のインテリア小物との調和も意識したいもの。

単純ですが、すべてのクロスを薔薇柄で選び、柄でありながらごちゃごちゃし過ぎない調和のとれたものに意識しています。

いろんな薔薇柄が混在するインテリアの様子。どれも薔薇柄ですが、統一感は意識しています。

あとがき

その後の、カットして保管した片割れのその後の姿はこちら↓。

良い位置に薔薇の赤いお花の部分が出てくれました。背景も相まってミステリアスな巾着袋になりました。

確かにドイリーは柄がいっぱいに広がったアイテムとして魅力がありますが、こうして出来上がった巾着袋もこちらはこちらで素敵です。

製作者としての感覚で言いますと、巾着袋の方が「作った感覚」があるのは確かです。

手間をかけることをいとわない姿勢は大切で、やはりこういったものは頭の中で前もって手間賃を計算するようではとことん良い品物を作ることはできないと思うのです。

素敵になることだけを懸命に考えて作った姿の結果から考えていくことが本来の望ましい順番だとどうしても思うのです。

ドイリーの製作自体は確かに生地1枚のみで作るので、「素材依存・柄依存」と言えます。

しかし、それでよいと思うのです。

ありがたくその生地の素敵さを大いに利用させていただいて、縁の始末だけをきちんとしたという「ドイリー」。

ただ、その後のお部屋のまとめ方に関しては、お部屋主様の裁量にかかってきます。

せっかくの「ドイリー」が映えるも馴染むもインテリアに対する考え方しだい、うまく活かされ素敵になっていかれますよう(^-^)。

一人の人間を他人が理解できるほど単純なものじゃない、「ペルソナ」が簡単ではない複雑さは「ギャップ」を持ち合わせていることにあるのか!?【952】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグはどうもハイブランドバッグが好き、中古品の中の古いモデルに限りますが。。

同一人物がハンドメイドバッグを布で作ってきた。。

同一人物がインテリアとして持つケースや小物入れに薔薇柄をたくさん取り入れている。。

こんな事実から、よくマーケティングで解説される「ペルソナ」なるものが単純に分かるものではないということを、率直な思いとしてまずお伝えしたいと思います。

不思議なのですが、ブランドバッグが好きだから、お部屋内のインテリアにもブランド物のロゴの入った小物を置くかと言ったら決してそうではないのです。

一方で、シックな、薔薇柄の世界観がとても好きで、そこはなかなかブランドバッグと結びつきにくい点です。

しかし、いずれにしてもかなりの拘りなので、その拘りが寄せ集まった1人の人間ということになります。

「ペルソナ」は解説としてはよく語られていますが、実際にどこまで的を得ているのでしょうか。

このようなことまで本当に見抜けているのでしょうか。。反旗を翻す気持ち一方で、事業者として、同じような立場で商品に相応しい人物を考えていく時に一番何を理解すればよいのかの研究をしたいと思います。

この着目は、事業活動へのヒントになるかもしれません。

実際にあった購買行動を「ペルソナ」と絡めてみました

少し前なのですが、こんなティッシュケースを購入。

駅の構内の催事場でひときわ輝きを放っていた柄のティッシュケース。即決でした(^-^)。

ちょうど、ティッシュケースが無いので、ゆっくりではありますが探していました。

黒ベースにピンクの花柄が映えているこの素材は、お洋服の黒コーデに合うようでした。

ティッシュケースは小物ではありますが、シーンを想像してみると、バッグから取り出した時に、そのティッシュケースを持つ姿という一瞬のショットは、黒コーデの洋服にマッチするもの。

ちぐはぐな柄よりも、洋服にもマッチする小物を持つことで、本人も心地良いのです。

すでに、それっぽいサイズのブランドの片開きのポーチは持っていましたが、ティッシュにはサイズが少し大きかったので、使っていませんでした。

しかし、そのブランドも同じ花柄ではあるのです。

このことは、ロゴの付いていないハンドメイド品のティッシュケースがブランド品に勝った瞬間でした。

気の利いたサイズや心を打つ柄がブランドロゴに勝利したのです。

なぜ、購入に至ったかは、お品そのものだけではないのかもしれません。

購入した環境も大いにあったかと思います。

駅の構内というのは、通りすがりで、次の機会というのが読みにくいものです。

今購入しないと機会がないかもしれない。。そんな心理もあってか、購買意欲がいつでも購入できる環境よりも倍増。

そうしますと、旅先など、その時でなければ二度と機会がないかもしれないような状況での出会いというのが、購入を後押しすうものなのかもしれません。

では、ブランドバッグが好きな点をもっと深堀りします↓。

ハイブランドバッグを好みますが、すべて新品ではない中古品を好むという特化型。

ですから、同じ「ハイブランドバッグが好きな人」と言葉は共通していても、「エルメスのバーキンを集めている人」とは全く違う人物だと言えます。

そして、ただの品物に対する趣味嗜好の考え方のみならず、生活スタイルも大いに「ペルソナ」に関連付くことはよく語られています。

上述の「バーキンコレクター」様は比較的分かりやすく、生活スタイルも高級マンションに住み、高級なお店でお食事。。というすべての分野のとがった部分を行く分かりやすさに偏っています。

一方、「時々そんなお店にも足を運ぶこともあるが、基本的にはおうちごはんで過ごすブランドバッグ好き」のギャップを持った方も居ます。

ここをどう理解していくのかと言うと非常に難しいと思うのですが。。

ほんの一人の例でこうした複雑さがあるので、多くの人がこういった複雑な趣味嗜好を持っていると思うのです。

そう考えますと、先ほどの偏った分かりやすい層にターゲットされるところから始めていることが非常に多いのではないでしょうか。

「バーキンコレクター」様とは真逆の層も、対極の先端なのでこれもターゲットを実際にすでにされていると思います。

あとがき

最後にハンドメイドバッグの商品について見てみます。

こうして見てみますと、ハンドメイドバッグがピンポイントで受け入れられることの難しさも痛感します。

「バッグはブランドが好きだけれど、インテリア小物は凹凸感ある薔薇のジャガードなどで集めている」という人物の場合、過去の製作のフクレジャガードなどのリュックとかバッグはてんで的が外れていることになります。

そうしますと、同じ素材をバッグではなくインテリア小物として作るとか、少し目的をずらした感じでトライしてみるというのもやってみる価値が大いにあると言えます。

まだまだ研究途中であり、「ペルソナ」をうまく作ることができません。

自分なりに見出したコツのようなものはこれ↓。

1)「人の性質をしっかり見抜く」という普段の心がけ

2)付いて下さったお客様からのフィードバックをたくさんもらう

3)考え方に共感していただき、似た考えを持つ人を集める

ということを意識する中で作って行ければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

高さ40cmの「木製4段ミニチェスト」、小物入れに使いながら入れる内容の変遷があった様子を「ポテンシャルの高さ」としてお届けしたい【951】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大のインテリア好きは、チェストなどの家具も好みます。

近年は大きなチェストよりもコンパクトなサイズが使いやすいと感じるようになりました。

そんなところからもかつては「物持ち」と呼ばれるほどの性質が「ミニマム」を意識するようになった証拠かもしれません。

ある時に、魅力的な木製ミニチェストを発見します。

古いお品だと思うのですが、こうした木製家具は時々傷みが少ない非常に良い状態の物もあります。

特にこの度ご紹介のミニチェストはサイズが結構中途半端と言いますか、「このようなサイズ感のチェストがあったのだ」という新しい分野。

小物入れとしては少し大きめなところに、かえって新しい可能性を感じました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.04.14からおよそ2年後の2024.08.07に記事の「手直し」の順番で当記事を見直していまして、まさに今綴っています部分も追記の部分になります。

その後、当初の2022年から使い方の変遷がございましたことも含めて、このたびは、お得なミニチェストの使い方の幅広さがお伝えできればと思います。

小さくたためるジャージ専用のチェストとして使い始め、その後キッチンで使うという分野をまたいだ多用さ

個人事業主で、ほぼ自宅兼事務所でお仕事をしています。

毎日通勤ということがないので、仕事着というのがジャージになります。

「動きやすく洗いやすい・乾きやすい・アイロン要らず・長持ち」のこのジャージという素材の特性を好みながら、大きく2つの季節に分けています。

・寒い季節・・・長袖のジャージ上下x4セット

・暖かい/暑い季節・・・半袖Tシャツ+ジャージ上下x4セット

こんな風に4セットを大まかな2シーズンのみの季節に分け、ジャージを着ていきます。

洗濯の兼ね合いで、本来3セットが超最低限ですが、何かのハプニングで雨に濡れてしまった時の着替えなどに備え、1日に2度着るこということも想定すると4セットがミニマムにしておくのがよいという判断。

寒い季節のセットの4セットはすべて同じ品物。

温かい/暑い季節のセットは、上下バラバラをコーデして組み合わせた4セットです。

使う季節の方は、ベッドに附随の引き出しに取り出しやすい位置に収納↓。

今まさに着用の1セット・洗濯機の中の1セット・洗濯物干しの1セットが減り、ここには通常1セット収納のみ。

洗濯物取り入れ後はここにもう1セット重なる時間帯がありますので、2セットまでしかこの引き出しには来ないのです。

当初、このミニチェストは、あくまで「使わない季節の収納用のみ」といった使い方。

2022年の使い方:縦が40cmほどのミニサイズ。1引出し内にジャージを1セット収納という使い方です。

こうして、収納の為だけに使っていた2022年でしたが、その後2023年で使い方を変えたのでした↓。

2023年以降の使い方:リビングの場所からキッチンへ移動し、カトラリーを入れることに変わりました。

随分違った場所へ移動したものです。

今度は収納のみにとどまらず開け閉めを頻繁に行うキッチンでの使用というところが以前と違うところ。

おそらく、ただ収納用のみであった時代よりも、キズが付いたり傷みが起こることは仕方がないと思います。

そのために、キッチンでありながら汚れにくい工夫をしながら2024年現在でも引き続きキッチンで使っています。

ここで言えることは、そこまでにミニチェストは使い道の可能性が大きいということです。

あとがき

もう、今から新品の木製家具を購入しようとするとかなり高価になってしまいますし、「昔ほど木材の入手が簡単ではない」とうのが実際の家具を製造されていた会社様の言葉です。

そうしますと、エコノミーに質の良い中古家具を自分の目で判断して見つけると素敵なお品に出会えるかもしれません。

何年前のお品かまでは分かりませんでしたが、価格は「ヤフオク」様で¥3,000代だったと記憶しています、とても綺麗です。

昭和の時代の古い家具は、めぐりめぐって30年が経過した今、その古さが反対に新しく感じます。

お洋服の古着と非常に似た感覚を感じますインテリア家具、今後も注目していきます。

新調するリフレッシュ感も良いものですが、使い方を変えながら永続的にお品を持ち続けていく親しみとか愛着のような感覚もとても良いものです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグから取り出した時の存在感、色とりどりの明るい柄が気持ちを高めてくれるマルチカラーのタオルハンカチコレクション【950】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある1つのアイテムをシリーズ化して集めることがとても好きです。

以前に「どうして人は物を集めてしまうのか」という内容の蒐集(しゅうしゅう)に関する本を拝読。

ある括りで物が集まった時には、1つだけだった時よりもさらに、「世界観」が生まれ、より1点1点が価値あるものにキラキラと輝きを放ちます。

そんなところを感じ取り、集めることの魔法にかかっているのかもしれません。

このたびは、きわめて日常的なアイテム「タオルハンカチ」のコレクションをご紹介したいと思います。

あまりにも身近過ぎて当たり前に使ってきたアイテム、もしかして他の人には新鮮であるかもしれない使い道も後半でご紹介します。

タオルハンカチは使う方向になりやすい非常に日常的なアイテム、「宝の持ち腐れ」とも無縁で、長く持てば持つほどコスパが高まるアイテムだと見ています。

タオルハンカチ集めの拘り、できるだけ多色のマルチカラーで、色に対する縛りや制限を突破した自由を得る

タオルハンカチの利点は、たたみやすかったり、アイロン要らずなこと。

几帳面な方は、縁をそろえるためにあえて、アイロンをかけるかもしれませんが、お洋服でさえアイロンが不必要なものばかりを選ぶほどのアイロンを滅多に使わないタイプ。

タオルハンカチコレクション:シェニール織などのマルチカラーに拘って、見ているだけで心躍る風景です。

もうかれこれ20年以上の長持ちのものばかりが並びます。

これだけの数で約1週間毎日チェンジのサイクルです。

2-3点よりも傷みが少なくなるのはこれくらいの数あるとかえってコスパが良くなることにつながりそうです。

すべて誰もがご存知のブランド、一番左から「ロベルタ」「ミッソーニ」「ミッソーニ」「フェイラー」「レイクアルスター」「フェイラー」「アツコマタノ」です。

色彩豊かで、収納している状態がインテリアとしても非常に楽しい風景になっています。

タオルハンカチのユニークな使い方例x2選のご紹介

さて、見ているだけでも楽しいコレクションですが、意外な使い道も一緒にご紹介したいと思います。

こうしてタオルハンカチを広げます。
タオルハンカチの使い方例①:コンタクトレンズ収納時のケースからの液もれ対策用

どうしても、蓋を閉める時に一時的に液があふれてこぼれます。

その時の受け皿のような役割で、帰宅後のバッグに入っているタオルハンカチをそのまま取り出して下に敷いて使います、まるでシートやトレイのような役割で。。

タオルハンカチの使い方例②:パンプスを裸足ではく主義。外出後帰宅時に必ず中敷きを拭きます。

この時にタオルハンカチを湯で絞って、中敷きをひと通り拭いて乾かします。

パンプスを脱いだ直後、必ず中敷きを拭くルーティーンは、裸足ではくことでの底の変形・汚れに対する「整え」作業だと思っております。

その他、レザーコートや毛皮の季節の終わりのお手入れなどにつきましても、クリーニング不可のアイテムですから、湯でタオルハンカチでやさしく全体を拭いてしっかり乾かすだけです。

あとがき

何でもない日常の1コマながら、1つの「パイル地」という素材の可能性を見ることができます。

当たり前のように日常に溶け込み、気付かないことながら、無事に毎日を送れるのも、こうした当たり前のアイテムのおかげであると感謝したいと思います(^-^)。

上下の組み合わせは自分で決めた極力費用を抑えた古着の運動着コーデ、スマホを見ながら毎日行うYouTubeのエクササイズ【949】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コーデが得意などと自負しており、運動着もバラバラの中から、エコノミーに上下セットを作って行きます。

元々上下セットの運動着は高価ですので、古着でしかもバラバラの中から自由に自分用のスタイルを選んでいきました。

少しの期間集める日数を要しまして、このたび4セットが集まりました。

運動着コレクションとしては毎日1セットずつで4日分あれば十分。

習い事として通った過去もあったのですが、準備・行き・帰りの時間のロス、ばい菌が入ってできものが膿んでしまい切除手術をしたことさえあり、習い事に対して懲りてしまいました。

今一度、それ以前にもずっと続けていた室内でのエクササイズに戻しましたのが2014年頃のこと。

エクササイズは2005年くらいの「ビリーズブートキャンプ」が一世を風靡した頃をきっかけにずっと続けています。

当ブログ記事は、当初の2022.04.12で投稿したものですが、そのおよそ2年後の2024.08.07にブログの「手直し」の順番で現在この部分を追記させていただいております。

過去の拙い文章などを読みやすく、それでも過去の作業を実直に残したいという思いと共に残しています。

内容に関しては、いつの時代になっても「定番」である古臭さを感じないことも工夫。

そして、更に未来に向かっての新しさやアイデアを盛り込めれば大変それが望ましいことでして、ブログ記事投稿活動の「意義」としまして続けております。

このたびは、すべて古着の中から集めた4セットのエクササイズ用のスポーツウェアをご紹介したいと思います。

お部屋の運動着のコレクションx上下4セット、すべて古着の黒ベースと「瀟洒」なテイストを入れ込めた

では、1セットずつご紹介していきます。

まずは1セット目です↓。

①「アディダス」様のサイドの3本線が上下同じ。「ハイテンションニット」という素材は水着のような素材です。

パンツのはき心地が非常にグッド。

ヒップを包み込むような立体感ある作りが、エクササイズに非常に向いています。

次2セット目です↓。

②「リーボック」様の上下。上は黒x白、下はチャコールグレーの濃淡。

トップスの素材が厚みがあり非常に良質。

胸のロゴもさりげなくてあっさりしてかわいいです。

パンツのウエストゴムの仕立てがしっかりしていて素晴らしいです。

次3つ目です↓。

③「リーボック」様が続きます。上下とも素材が変わりまして、吸収性の良さそうな綿でできたもの。

タンクはショート丈でクールです。

オーソドックスなブランドロゴがクラシック。

最後4セット目↓。

④「アディダス」様の上下。パンツの小花柄が意外。こちらも③と同じタンクが綿のショート丈。

ということで、以上4セットのコレクションをご紹介しました。

この4セットの数字の意味的なものとして、2ずつブランドをまとめていること、2セットに共通するそれぞれの素材、デザインが関連付くことで、より4セットがまとまったものになっています。

あとがき

このたびご紹介の運動着の4セットは、どれも室内用であり、運動は体が温まるので真冬でもタンクトップです。

見つける時には、季節感をあまり考えなくてよいので簡単です。

ただ、本当に上下が合うのかどうかは、全然別の所からのバラバラを組み合わせるので自らの裁量にかかっています。

むしろそれが楽しいとも言えまして、古着探しの醍醐味でもあり、自分らしさも出しやすいです。

もともとセットになっているものは悩むことなくそのまま使えますが、まず高価過ぎます。

少しのエネルギーをコーデにそそぐことで、細かなシーンに合わせた洋服選びがコスパ良くできることをお伝えしたかったのがこのたびの思いです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

巾着袋の巾着ひものシングルとダブル、比較した使い心地はダブルに軍配、「機能」の100%の追求を考えればおのずと答えが出る【948】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

巾着袋には、シングルとダブルのひもがありますが、このたびブランド物の保存袋を利用するにあたりまして、シングルひものあまりの使い勝手の悪さにダブルに自主リフォームをしました記録を綴りたいと思います。

この体験から、巾着袋のシングルとダブルの使い勝手の違い、シングルならではの何かメリットがあるのだろうかということも考えてみました。

「アシンメトリーなシングルでこそ必要な場合」を慎重に検討したいと思います。

巾着ひものシングルをダブルにお直しをしたくなった理由とダブルにした使い心地を言葉で綴ります

ブランド様の「著作権侵害」に配慮、実際のお写真は控えさせていただきますので、イラストでよろしくお願いします<m(__)m>。

左のイラストはシングルのひもの巾着袋、右はダブルひも。

素材などはとても良く、カッコイイのですが、機能がまるでだめで、生地が滑らないガサッとしたタイプであるうえに、巾着ひもも滑らず、口をきゅっと絞めることが困難、もしくは不可能といったような状況でした。

これでは、何も使えないと思い、ダブルに巾着ひもを改造することを決意、そして、右のように変化したのでした。

ダブルへの改良の結果は、生地の性質やひもの性質も何も関係なくスムーズにひもを引っ張ることができて、とてもスムーズな開閉の巾着袋へと変身できました。

このたび、巾着袋のシングルをダブルへスムーズに短い時間で変更できたことにはある条件がありました。

それは、2枚仕立ての作りであるということ。

生地の前面と後ろ面2枚を縫い合わせたやり方で作られたものだという点です。

ただ、片方のサイドが「わ」になっていた場合も、ほぼ「全解体」を一度した上で2枚仕立てにしながら作っていくという手間がありますが不可能ではありません。

シングルひもの巾着袋が使い勝手が良いケースは本当にあるのか、何かメリットがあるのか

ダブル巾着袋の方が、お直しをしたという事実そのものが、使い勝手が良いと判断したからではあるのですが、シングルならではの良さもあるのだろうかと考えてみました。

シングルひもの場合は、完全に口がしまらないと思っています。

半開きというかひもホール周辺が別でストッパーなどを利用しないといけなくなります。

考えてみましたら、バッグで、シングルの巾着袋をそのまま大きくしたような「サック」を作っていたのでした。

アシンメトリーなデザイン的なクールさが確かにあり、巾着紐の分量が半分のみで良いというのはコスパが良いという利点。

シングルタイプのストッパー付きの巾着バッグ:やはりレンズストッパーを設置する必要がありました。

その他、コップ入れなどに使う「入園グッズ」などの小さな巾着袋は、シングルひもの少し開き気味なことが通気性を促し、かえってシングルが向いているようです。

その他、巾着袋にお花を挿すようなインテリアの場合は、さりげないふんわり感が出て、アシンメトリーなシングルの巾着袋が雰囲気があるかもしれません。

ただ、こうして想像してはみましたが、ダブル巾着ひもであれば、すべてをカバーすると思えて仕方がないのです。

あとがき

「巾着」という姿の入れ物に対しては大変可能性を感じておりまして、今後作っていきたいデザインの1つです。

<製作>のカテゴリーでナップサックタイプの製作が増えていきますので、是非またブログ記事にお立ち寄りを<m(__)m>。

絞って口を閉じるという物理的な動きの不思議と素晴らしさをお伝えしていきたいと思います(^-^)。

<経理>誰でもやっちゃう入力もれ、大丈夫♪会計ソフトの「採番振り直し機能」を利用した的確な計上一覧への配置転換【947】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

計上という作業は、日々の事業活動の記録です。

「ある事業主の物語」とも言ってよいのではないでしょうか。

帳簿を見て、その動きや行動が分かるというのは、ある意味ストーリーではないかというとらえ方です。

このたび、分かりやすいストーリー性のある帳簿にするための1つの意識としまして、実際の流れに沿った残高になるよう計上の順番を意識するというお話になります。

このお話のきっかけは、よくあるようなある1つのミスから始まります。

入力もれの1計上をすでに計上済の明細の間に入れたい時にどうすればよいかの答え

これは計上あるあるで、後から1つ計上漏れが出てきたケースです。

すでに計上済が6件並びます。4/8と4/10が3計上ずつです。
4/9の計上漏れが見つかりました。赤矢印の3と4の間に後追い計上をしながら配置したいという希望を持ちます。

4/9の日付の証憑が後から見つかり、4/9に相応しい配置に入れ込みたい場合があります。

3と4の採番の間に入れたいのです。

その場合に、利用させていただいています会計ソフト「マネーフォワードクラウド」では、「採番の振り直し機能」があります。

まず、とりあえず、7として、4/9付けで漏れていた1件を計上し、その後に、採番のふり直しのボタンを押すと、うまく入り込み、新しい採番がふられます↓。

4/9を後から入れ込むことに成功しました(^-^)。

↑これは、超基本的な例ですが、もう少し事は複雑です↓。

4/9は2件が既に入力してある状態で、3件目を追加したい、しかも4/9の一番最初に配置したい場合が実際にありました。

3と4の間に4/9の3件目の計上を入れたい、しかも先頭に入れたいのだという状況が起こってしまいました。

なぜ、このような希望ができたかというのは、ストーリーが正確に成り立つには、その入力もれの4/9の3件目が4/9の一番最初に来ないとおかしいからです。

「ある個人事業主の男が4/9にATMで現金を¥10,000引き出した。そして、トコトコと歩いて近くのコンビニへ。コンビニで事業に使う蛍光ペンを3本購入した。」・・・4/9-A。

このような事実があった時に、この事実は物語です。

そして、蛍光ペンを買ったのが、番号でいうところの4になります。

4の蛍光ペンを購入するお金というのが、その前にATMで引き出した¥10,000あってのことなので、どうしても、ATM引出しの¥10,000の計上(4/9-A)を3と4の間に入れたいのです。

最初の例のように、4/9付で入力して、採番の振り直しボタンを押すと、どうしても、4/9の一番最後になってしまい、5と6の間になってしまいます。

データというのは「真正直」で、日にちもそうですが、入力の時間帯の早いものから順に先に配置されていきます。

そうしますと、総勘定元帳の「現金」の帳簿は、残高がマイナスである段ができてしまい、ストーリ通りではない矛盾した帳簿に出来上がってしまうのです。

そこで、ここからがテクニックです↓。

【希望】4/9の計上(4/9-A)を4/9の「先頭に」入れ込みたい!!:まずは4/8として4に配置します。

あえて、1日前の4/8の日付で入力して、最初の採番の振り直しをしておきます。

そうしますと、4/8の中では入力時間が一番最後である「4」の計上は4/8付けの一番最終に配置されます。

その後、計上の編集で日付を4/8から4/9に更新↓。

これで、ある事業主の男のストーリーが正しく完成されました(^o^)丿。

あとがき

複数入力もれがあった場合にも発展的にこのやり方が使える時があります。

その時は、追加する4/9-B、4/9-Cなどをきちんとストーリーの順で追加してから行うことも必須です。

様々なケースがまだほかにもあると思いますが、このやり方の引用でほぼどんなケースにも対応できるのではないかと思います。

どうしてもだめな場合は、計上を削除して新規でやり直すのですが、なかなか悔しいことでありますから、こうした配置転換の並べ替えテクニックの方が素早いと思います。

ただ、気を付けていただきたい、「採番振り直し」ボタンを押し忘れたり、作業がいくつか重なると「忘れ」も起きる可能性があり、より複雑になってしまうことがありませぬよう(^-^)。