「ハワイアン柄」コレクター様以外でもうっとりと惹き付けられる美しきトロピカル柄のマルチカラー生地に対する裏地選び【401】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、「卵焼き」というネーミングの「バニティバッグ」を連続製作しております。

このたび新しい生地での製作に入りましたので、表地と裏地の組み合わせの場面をご紹介したいと思います。

非常に美しいマルチカラーの生地に出会います。

世界観が感じられ、その柄の場面に立たされたような心地になるほどのうっとりする柄です。

マルチカラーの中から濃ピンクを抽出した裏地に決めた理由は、全体にグリーンに寄っているところの調整にある

表地は、以前に2度製作したことがある「ガーゼプリント」という名の生地です。

トロピカルなハワイアン風なマルチカラーの柄が非常に美しいものです。

ガサッととしているのでこれがかえって作りやすく、良い形に仕上がるということを2度の製作で感じてきています。

表地:ガーゼプリント、ポリエステル/100%、日本製。/裏地:カラーブロード、綿/100%、日本製。

↑こちらがこのたびの組み合わせ。

マルチカラーの表地の中から濃ピンクの部分をピックアップした裏地です。

ところで、過去のバッグではどのような裏地に決めたのかを振り返ります↓。

過去の製作品①:「巾着ショルダーバッグ」を製作しました。裏地には赤紫色を採用。

ベリー色のジャガード柄のデザインは、表地の葉っぱの筋にリンク。

過去の製作②:「クラッチバッグ」を製作しました。裏地はビビッドなグリーンをチョイス。

この時は、裏地に更にダイヤキルトをかけています。

マルチカラーはリンクするカラーの可能性が多数あり、複数製作の場合でも違った変化が付けられることがメリットです。

表地のアップ:色使いが豊富な手の込んだプリント柄。全体ではややグリーン系になっていることに気づきます。

もうすでに表地に十分登場しているグリーンや青味カラーを裏地には選ばず、少ない占有率のピンク系をチョイスするに至ったのです。

表地の中では比較的占める割合が少ないカラーは、かえって良き「差し色」になるのです。

このブロードのピンクはとてもかわいい色です。

ピンクの中でも特徴のあるはっきりした明るい色です。

表地に足りない赤味の色を増やしていったということになります。

あとがき

ハワイアン柄好みの方はこの生地をどう思われたかなと。。

素材がガーゼというところも通常のハワイアン柄の生地では滅多に拝見しませんのでこの度の生地は特徴があります。

実は、購入時に1.4m程いただきましたが、その1反の一番最後の部分だったのでした。

誰もがこの魅力に引き込まれあっという間に在庫がなくなった生地だったようです。

素敵な生地に出会った時はとりあえず保管しておくと良いこともあります。

書き手:ピクチャレスク

バニティバッグの完成でここをチェック、「わ」の重なり部分の厚みの解消の効果【399】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の【395】の記事では、バニティバッグの「わ」の重なり部分にハード薄芯を入れないゾーンを作り、重なり部分をすっきり仕上げ、ミシンの針がしっかりと通るようにある程度の厚みの生地にも対応できる対策をしました。

このたびは、その効果の検証をポイントに、「卵焼き:バニティ」の完成を見ます。

バニティバッグの背の部分の美しさが感じられるものになったのかのチェック

完成に至るまでの間の製作途中においては、とても効果を感じておりました。

ハード薄芯が端っこまでフルに入っている過去とは大きく違い、製作中の縫いやすさと「わ」が繋がれた時のすっきり感が生まれていました。

では、出来上りを見てみます。

重なり部分を全体的に見渡せる「ネックパーツ」縫い付け前です。重なり部分がぴったりとなじんでいます。

ちなみに、以前の失敗作はこちらです↓。

以前製作のぐちゃっとなった重なりの状態:縁までフルにハード薄芯を入れて作ったものです。でこぼこです。

雲泥の差というほどの効果です。

では、内側を見ます↓。

裏地側から見た重なりの部分の様子:すっきりしています。縦の縫い線が問題なくまっすぐに縫えています。
その後ネックパーツの取り付けも綺麗に。本体が綺麗に重なるとネックパーツも縫い付けやすくなります。
一番肝心な視線の行く箇所(上の方):幾重にか重なってはいますが、ペタンと収まっているのが分かります。
下の重なり部分:下も同じようにすっきりとなって収まることができました。
ちなみに以前のハード薄芯フル貼りとの比較:厚みが増し不格好な重なり部分です。生地が膨らんでいます。
横から見た厚みの解消の様子:少しもやぼったく膨らんだ感じがありません。効果が非常に出ています。
「卵焼き」(バニティバッグ):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。

合格です、綺麗にできました。

後ろ姿も安定感あるものになりました。

1か所工夫をしたことが、全体の出来栄えへの影響をもたらします。

ここで初めて、薔薇の柄の美しさにうっとりとなるのです。

きちんと整った美しい形を作ることで生地本来の美しさも底上げということです。

今後の課題、「ネックパーツ」の2つの大小の重なりの位置の把握

このたびの効果により、今後はこうした「わ」が重なるタイプの作りのバニティ型やボストン型にこの「ハード薄芯の両端の省略」手法を取り入れていくことにしました。

このメソッドは、「定番」となっていくと思います。

とても重要な発見ですごく喜んでおります。

今後広くこのことをお伝えしてまいりたいと思います。

ただ、良いことばかりではないのです、最後に1つ課題がありました。

それは、ネックパーツの枠が裏地側に良い位置でステッチが出ていないこと。

ひと回り大きく作っている表地パーツを縫い付けるボックスステッチが裏から見るとずれています。

これが今後の課題で、綺麗に配分よくステッチが出るように改良を目指します。

真ん中にそもそも縫い付けることができていないということです。

一応真ん中で折って位置は把握してやっているつもりですが、結果はずれているのです。

この写真では7mmのずれが起きていることが分かっています。

あとがき

1つ解決するとまた更なる課題が生まれる。。

「製作」というものは「終わりなき旅」なのかもしれません。

とはいえ、大きく見ると一定の基本的な基準のクリアがされれば販売し始める第一歩を早めに踏み出すことも大切です。

いち早くフィードバックが得られれば改善も早く、すべてが前倒しになるからです。

これは、ハンドメイドの製作にとどまることではありません。

この凄まじきスピードで時が経過していく現在では、「早めの対策」ということは1つのキーワードなのかもしれません。

早く気づけたことがあれば感謝も忘れないことです(^-^)。

バニティバッグの「わ」の重なりを出来るだけ薄くスタイリッシュに仕上げたい、ハード薄芯を部分的に貼った成果【395】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ボストンバッグやバニティバッグでよく出てくる仕様が「生地同士の重なり」です。

これは致し方がないことであり必要な仕様です。

とはいえ、厚みがあり過ぎるとむやみに凹凸感が出てしまい不格好。

スタイリッシュに仕上げるためにこのたび、バニティバッグの「わ」の重なり部分からハード薄芯を省略するという方法を試みました。

貼らないから弱くなったということでは意味がありませんので、強度もキープしつつ余分な厚みを失くすという調整が目的です。

この厚みと強度のバランスをクリアできれば、やや厚みがある生地でも製作できる可能性が見込め、材料選択の幅が広がるのです。

そういったポテンシャルを秘めたとても重要な試みだと思っております。

中肉程度の毛羽立った生地を使用してハード薄芯を部分的に貼り、スタイリッシュにすっきりと重なり部分を仕上げる

このたび表地に使用の生地は、とてもエキゾチックな色の薔薇柄です。

表地-スエードプリント、ポリエステル/100%、日本製/裏地-エステルポプリン、ポリエステル/100%、日本製。

ちなみに以前製作したリュックがあります↓。

この生地を使った2019年製のリュック:書類程度のマチの無いA4縦サイズです。

ところで、この薔薇柄の生地、「スエード」と名前には入っていますが、あくまで呼び名としてのもので、実際は「スエード風」ということになります。

近くに寄るととても高級感があるのが分かります。

織り方の中では、「ピーチ」というものに似ていると思いました。

桃の皮のようなその様相からの名前です。

アップの写真をどうぞご覧になってください↓。

非常に目の詰まった生地で高級感があります。縫う時にトントンというような特有の音がします。

これまでは、全面的にハード薄芯を貼っていました。

そのまま作った結果、最後の本体の「わ」の重なり部分が極厚になって縫えないという事態になることが多々ありました。

今回は、最初からそれを想定して、その縫えない部分を薄く縫いやすく針が通るようにする仕様を「定番手法」として考案してまいります。

あくまでも丈夫な状態をキープできる範囲内で、ということは忘れないようにします。

側面パーツ:接着芯は全面に貼ったうえで、端から4cm分にハード薄芯を貼らないゾーンを作ります。

この4cmの意味は、2.5cm分が重なる部分、そして、縫い代の1.5cmを足したものです(2.5+1.5=4)。

蓋のマチパーツ(下):ハード薄芯を貼らないゾーンを上の側面パーツと同じ分量もうけました。

効果が出た出来上がりのスタイリッシュさ

では、表地と裏地を1枚のプレートにした状態にファスナーも縫い付けたところでその効果を見てみます。

本体の「わ」の重なりの効果:端ゾーンが全体的に平たい状態にキープできています。
蓋のマチパーツの「わ」の重なりの効果:とてもスリムになったと感じました。

完成時に再び遠目でも眺めながらチェックをしますが、効果が出ていると率直に感じています。

あとがき

このたびの重なり部分の厚みを解消する対策は、本革レザーの1枚革で行われる、「縁の方の革を漉く(すく)」ということからのヒントをいただきました。

布は漉くということはなくても、「厚みを失くす」という目的が本革レザーと同じだったのです(^-^)。

定番バッグが生まれた時期の生地在庫の整理整頓スタイル、接着芯貼りと裁断を終えた皺を作らない風呂敷収納は仕掛品らしさ【391】

アイキャッチ画像391

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2021.02.16からおよそ5年後の2026.01.30にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

2021年当時とベースの部分は同じで、ハンドメイドバッグ作りの生地ストックを風呂敷に収納するというスタイルは続行しています。

ただ、2021年では更に一歩踏み出した「製作物が決まったものを粗裁ち裁断しておく」というというポイントをお伝えしていた部分、2026年はもっとその姿が徹底され濃厚になりました。

せっかくの「手直し」ですので、2021年当時のままのYouTube動画とは違う2026年現在の姿を当記事ではお伝えしてまいります。

定番製作品が生まれた後の生地在庫、仕入れ後早期に接着芯貼りと裁断を終えた皺の起こりや崩れ防止を重視した仕掛品収納

収納全体の俯瞰:お洋服の裏地素材の縁を三つ折りステッチで大きな規格外サイズの風呂敷に仕立てたもの中心。
ライトグレーの包みをオープンした中身:表地も裏地も接着芯貼り後裁断したおよそ10ペアずつ(20枚)。
三つ折り畳みを広げた様子:真ん中の空洞には底面やポケットなど細かいパーツを生地の順番と並行して収納。

この収納の仕方は、ピンポイントで「あの生地」と狙って取り出しやすい方法。

そして、風呂敷が色別に分かれ、同じ色は10セットでは足りなかった「デニム」「無地」「ジャガード」「柄物」などの分野が2包みに渡るという意味。

全体として表地は上述の4種に分かれています。

2026年現在で100組強の表地と裏地が決まり、バッグが100点以上今後出来上がっていきます。

こうした思い切った裁断の背景には、「餅巾着」というナップサック型が、長年の改良や研究を終え完成品と判断したからできたことです。

こうして20枚くらいを重ねて三つ折りするとふんわりと畳まれ皺が起こりにくいです。

もしこれらのとてつもない分量の生地を元の畳んだままの生地ストックで収納していたら、ピックアップして使用する頃には皺がとれなくなっている悩みが生まれると思います。

あとがき

とは言え、急なる舵切りもあるかもしれない。。そんな時にそもそもこのモデル「餅巾着」は縦も横も十分な寸法があり一繋ぎであることが奏功すると思うのです。

部分的に使用することも良し、2枚に分けてハギ目のある別のデザインも可能なことがあります(縦長タイプにはなりますが)。

こうした収納をすることで、把握しきれないほどの分量の生地ストックも全体を俯瞰して眺めることができるようになりました。

ただ、この「餅巾着」というモデル、「著作権フリー」ですので、同じように製作しての販売も自由という同じ作り手側様への開放をしています。

更に、ご購入者様側に対しては、その後気持ちの変化により「仕立て直し」をしたくなった場合にも解体して別のバッグに作れる「リメイク」への融通がある面積の広さなのです。

とうにハンドメイド作家などという「地位・名誉」を捨てています。

今後本当にやりたいことは、「自らも製作することは続けながら同時進行でノウハウを存分に広めていくこと」この1点のみです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

色が合っても素材の相性に違和感を感じバッグ製作が進まなかった、白地に原色マルチリボン柄のバッグ作りの最も腑に落ちる引用【388】

アイキャッチ画像388

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびの内容は、当時YouTube動画で投稿しました2021.02.13の内容と切り口が大きく変わります。

それは、最初の投稿の2021.02.14からおよそ5年後の2026.01.27に、ブログ記事の「手直し」によりタイトルから見直し全文を綴り直していることに伴うもの。

内容の見直しでもありますので、時々このように構造通り動画と記事の切り口が違うことがあります。

よって、動画では表地に合わせた裏地のカラー選びに焦点を当てた内容に対し、当記事は、バッグ用に表地と裏地の組み合わせも決定し裁断も完了していながらも、製作をしなかった「判断」の理由をお伝えしたいと思います。

原色マルチリボン柄プリント生地に対して複数の裏地の候補、リボン柄のマルチカラーが選ぶバッグの裏地の可能性を高めてくれた

2点のバッグ製作用の裁断:リュックモデルを予定した裁断の姿、接着芯も貼ってあります。これで2点分です。

パーツ数が多い理由は、リュックの中に「内蔵巾着袋」を設置したモデルであり、「内蔵巾着袋」も表地と裏地から成る二重仕立てという多重構造だからです。

1点目の使用生地:表地-リボン柄コットン(予想:ビエラ)、綿/100%、原産国不明。裏地-生地名不明(予想:ジョーゼット)、ポリエステル/71%、レーヨン/29%、日本製。
表地が「ビエラ」と予想した理由はこの綾織から。裏地が「ジョーゼット」と予想した理由は複雑な絡みから。
2点目の使用生地:表地-1点目と同じ。裏地-ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

1点目も2点目も、行き場のない生地であったり残布であったりしました。

カラーだけをマッチさせたこの組み合わせ方にどこか違和感を抱き始めていました。

気持ちは正直。。結局製作に手を付ける気持ちまで進まなかったのが実直なところ。

縫製の手前までの進捗度であったにもかかわらず、違和感を感じて躊躇し結局製作しなかったという顛末だったのでした。

引っ掛かりは、表地と裏地のテイストの違いでした。

表地のカジュアルポップな雰囲気にエレガントなジョーゼットやラメのサテン地はちぐはぐ感が否めなかったということです。

では、表地のリボン柄には、どんな裏地が合うというのでしょうか。

1つは素材が綿や麻のがさっとしたものであれば相性があるということ。

もう1つは、そもそもリボン柄を裏地に持ってくることです。

2026年現在では、この反転の考え方に行き着いていまして、お洋服に合わせやすい表地は基本的には無地と決めています。

それでもジャガードなど、インテリア素材のごわついた素材は表地に柄を充当することも時々あります。

では、どんな生地ならば進めていたのかを2026年の見方で考案してみました。

このリボン柄はレトロ感があり非常に素敵、今度は裏地としてもう一度利用したいと思っているほどです。

カジュアルなグリーン生地:冒頭の2021年に選択のジョーゼットはエレガント。類似色でもこちらならマッチ。
ナイロンオックス撥水加工生地:ブルーです。ナイロンはのっぺりとしていますので抜け感が出て相性が出ます。
カラーデニム:同じコットン素材のデニムはマルチカラーリボンのおかげで色の選択肢が増えます。

白地のリボン柄ですが、ホワイトデニムにも白同士で合うと思いました。

こうした、「テイストの片寄せ」は2026年現在の考え方の最も軸になる部分です。

あとがき

「コーデが得意」とまで胸を張る2026年現在ですが、こうした目で見て感じた違和感を大切にしてきた過去がありました。

そうしてやっと生地の相性も自分の考え方を交えた解釈をするようになったのです。

2021年当時の、とにかく余った行き場のない生地をカラーだけで組み合わせようとする粗さや浅さは懐かしいものとして未来の2026年から眺めたこのたびでした。

お洋服のコーデも、様々なテイストのミックスということは否定するものでは決してありません。

ただ、目指すゴールを「瀟洒・粋・洒脱」というものに据え置いた時には、「片寄せ」がカギを握ると思えてなりません。

確かに言えることは、バッグ製作者本人が腑に落ちて製作しているかどうかが最も重要です(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「行動経済学」の本から型通りに実行することに対する躊躇、ご購入者様の知識が高まり「不合理」が起こりにくくなる未来【387】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび「行動経済学」という分野の本の扉を初めてたたいた回となります。

拝読したのは、「不合理な地球人:ハワード・S・ダンフォード著」です。

長きにわたる「経済学」という分野では、「人間は常に合理的な志向で買い物をする」という考え方がベースだったようです。

しかしその後、現実は様々なことに惑わされ、結果必ずしも最善の選択をし切れていない不合理があるということが分かってきました。

こうしたパラドックスやギャップの部分を解明していく学問が「行動経済学」が追求する部分。

「行動経済学」は「経済学と心理学との融合を試みた学問」であると解釈され、この解明しにくく、白黒はっきりしない部分に人間らしさのようなものがあります。

このたびは、学んだ「集客」の技術を3つ私からのアウトプットでご紹介しながら、この学びの実直な現時点での感想を綴りたいと思います。

購買における不合理な選択をしてしまうのは情緒を持った人間らしさ、お客様を多く呼び込むために引用されてきたテクニックx3点

①「価格差別」

同じ商品でも、高い値段でも買ってくるれる人には高い値段を付け、安い値段しか買わない人には損しない限りで安い値段で売ると売上を最大化できるというもの。

これは「ヤフオク」様で拝見したことがあり、同じ商品でも価格が変えてあるのを見たことがあります。

ここには少し疑問もありました。

別の「ハコ(サイト)」でこれを行わねば、見破られると反対に信頼を失う可能性があると思いました。

すでにヤフオク出品者の人は、私に見つかっているわけで、「あーあ、こんなことしてるんだ」と思ったものです。

それがこういう種明かしなのだとは全く知りませんでしたが、正直な印象としてはあまりクリアなイメージはなかったということです。

②「デフォルト効果」

この例として分かりやすいのが、販売サイトの購入時のボタンで、チェックを外すのかそのままなのかという場面は誰もが体験してきたことです。

人間は、最初の状態のままで維持したい傾向にあるのです。

「メルマガを受け取りたい方はチェックを入れてください」、よりも、「メルマガはこのままだと配信されることになりますが、必要ない人はチェックを外してください」、の方が、結果はチェックが入ったままということに結びつきやすいのです。

なるほど、最初にチェックを入れてあるのは、このことだったとひも解けました。

購入者側としては、メルマガ・案内・アプローチはほとんど興味がないので(自分の求める内容とずれていることがとても多いという理由)、常にチェックを外してまいりました。

しかし、実際は、多くの人がチェックを外さず結果アプローチを受けることになっている実態、何となくのネットとの向き合い方が大半であるという事実を知りました。

このことは結果的には、「効果が出ている」という実証になっている手法なのです。

③「おとり」

とても怖い言葉ですが、これが一番面白いと思われるのでは。

売れない商品を売れるようにする得策、人間の心理には「真ん中を選ぶ性(さが)」というものがあるのです。

売れない商品を、あえて真ん中の価格帯に据える。

そして、それより安い商品、高い商品を設置。

そうすると実験結果から売上を強化したい真ん中の売上を増加することができたというものです。

なるほど。。ただここで疑問です。

真ん中を選んでもらうために、わざわざ設置した低価格、高価格の商品の価格の意味でするところです。

そこにこめられた商品に対する信念はあるのでしょうか。。

このような突っ込みをしたくなるのも、結局は現場に実際に携わっている人間ではない者の空論のような部分を感じずにはいられなかったというのが正直な感想です。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.14からおよそ5年後の2026.01.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

こうしたマーケティングも、ずっと通用するような内容であるとは限らないな。。と思うようになりました。

「AI」の進化に伴い、なかなか従来の不合理も起きにくくなっていくのではないかと。

かつて提唱されていた冒頭のような最も合理的な判断ができる購買に近づくのではないか。

結局のところ「誠実さ」「実直さ」が最も強力な姿勢なのではないかと思います。

コピペのまるごと引用は決して望ましくない、自分でしっかりと一度判断し、最も当事業に合う形で引用させていただく。。途中の「裁量」の部分こそ重要なのではないかと(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

年代物のミニチェストの「謎の引き出し」の目的にハッとした、バッグの底には本来あるはずもないポケットの設置への引用【385】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

インテリア好きなのですが、特に「古い木製家具」に注目しています。

比較的場所を取らないミニマムな家具的作りの「ミニチェスト」に魅せられ収集している時期がありました。

家具のような作りは時代の流れのようなもので、現在ではプラスチック製などの台頭によってその姿はニッチな存在に。。

それでも古い物の作りの良さはインテリア好きは知っています、いくつか拝見していく中で、購入はしていないのですがとても素敵なミニチェストを見かけたことがありました。

その作りは目に映る通常の引き出しの他にもう1つ、背面から開ける「隠れた引出し」が設置されていました。

これを見た時に「あっ」と思わず感嘆!、「空巣対策だ」と思いました。

小さなその引き出しは通帳や印鑑を入れるような狭い容量でした。

ポケットをバッグの底面にも取り付けるアイデア、年代物の木製ミニチェストのミステリアスな「背面の小さな引き出し」からの引用【385】

表からは到底想像することなどあり得ないよう、パッと見て分からなくなっていました。

それでもちゃんとした引出しになっていて、非常に「ミステリアス」であると感じたものです。

「こんな発送があったのだ」と、一般的な作りを大きくはみ出したその斬新さがとても印象に残っています。

このたびのポケット設置のアイデアはこの時のチェストの作りからの引用です。

そして、バッグに引用したポケットのアイデアがこちら↓。

バッグの底のポケットのイメージ図案:ポケットは拡大しています。通常のように側面にもあることが前提。

当然、通常の側面にもポケットがあった方が、この隠れたポケットの効果があります。

あくまで、通常の作りに「+α」の機能である点が、「ここにポケットがあるはずがない」という固定観念通り気付かれない秘訣。

底面が独立したタイプの楕円底バッグに縫い付けやすいと思います。

マチの幅がたっぷりないとポケットのサイズが限られてしまいますので、事前のバッグの本体のサイズ感のイメージは大切です。

バッグの持ち主が正確に把握できることもメリットで、手探りにより確認もし易いということです。

あとがき

このたびご紹介の底ポケットの案は、入り口から遠い一番奥という場所のセキュリティー性の高さがあるメリットと、持ち主本人がピンポイントで把握しやすいというメリットを同時に持ちます。

旅行時の不安の解消と安心感のために是非今後引用してみたいと思う構造です。

「共有型のハンドメイドバッグ」事業は、こうしたアイデアも「著作権フリー」としてバッグを作る人との共有の活動、よろしければ、引用してみてくださいませ(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<経理>「荷造運賃」の相手科目に「立替金」は不要、送料がご購入者様持ちのケースでは発送当日に取り消し仕訳で解決【384】

アイキャッチ画像384

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつて、14年強の期間経理事務を会社で経験、「個人事業主」となった現在は経理分野の仕訳を時々ブログ記事で同じ仲間に向けてご紹介しています。

このたびは、簿記の教科書通りではないシンプルな表現のケースとして、商品の発送の場面の「荷造運賃:にづくりうんちん」という科目の例でご紹介してまいりたいと思います。

ポイントは、「荷造運賃」の「総勘定元帳」を見た時にストーリー性が感じられ分かりやすいのかどうかという点です。

ご購入者様に送料をご負担いただくケース、「荷造運賃(にづくりうんちん)」科目をその場で逆転した仕訳による早期解決型

「荷造運賃(にづくりうんちん)」と呼ばれる荷物を発送する科目を、当事業では、「商品発送運賃」と独自の勘定科目で設置しています。

サンプルを発送するという時もありますし、着払運賃の際にもこの科目を使います。

この「総勘定元帳」を見ると商品発送時の運賃がずらりと集まります。

「総勘定元帳」をぱっと見るだけでお取引の流れが分かるような分かりやすい結果をもたらす仕訳が望ましいと考えます。

「creema」様にてマスク販売の記録:いつもとは違う送料をお客様負担にさせていただいた時のものです。

送料が自社負担ではない場合にネット検索すると、送料の相手科目が「立替金」をご案内されてしまいます。

しかし、現実には「○○金」という科目を使うと、必ず事の顛末として最終的に「取り消し仕訳」を行うまで見守る必要があります。

よって、どうしても必要ではない限り「消し込み」の手間を作らないという意味でもこのたびの考え方で良いと思うのです。

多くの個人事業規模の販売においては、現実の行動として商品を配達業者様へ持参し、その場で送料を支払ったことでレシートをもらうはずです。

このレシートをまずは先に計上するのです。

その後に納品書の控えを見ながら、売上計上をするという順番が最も現実行動に沿った順番であるかと。

①120 商品発送運賃 -  未払金 120

②1,000 売掛金 - 売上 880

      商品発送運賃 120

②はアシンメトリーな仕訳スタイルです。

簿記ルールとしては、1,000 - 売上 1,000 

でもOKなのですが、含まれる送料を明らかにしたものです。

その結果、商品発送当日で「商品発送運賃」という科目が左右で打ち消され、当社ではこの費用がかかっていない。。つまりお客様負担であることに正しく行き着いたのです。

そんな風に省略できるならば、

<①+②の合算仕訳>

1,000 売掛金 - 売上 880

         未払金 120

も正解なのでは。。ということに対してはこう思うのです↓。

この仕訳を第3者が見て一目で理解できるでしょうか。。それを考えるとやや粗い仕訳と言わざるを得ず、ここまでの事はしていません。

確かに¥120のレシートの存在がある以上、一度は「商品発送運賃」という科目を「証憑(しょうひょう)」通りに登場させ、実際の記録を残すことは理にかなったことなのです。

上のようなあまりに完結した仕訳では、結局は補足説明が必要になり「摘要欄」に補足的な文章を追記するなど新たに余計な作業が生まれるはずです。

あとがき

その場で行った仕訳が、後に「元帳」になるとどんな姿になるのか。。このイメージは大切です。

元帳を見た時にまるで物語のように事業活動の歩みが分かるようなクリアさ。。これで良いのではないでしょうか。

こうした記録はクリアにシンプルにリアルタイムに解決、本来事業活動の方に精を出すところに力を注ぐと良いと考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ネックパーツの表地と裏地に外枠1cmの差を付けた風景画のバニティーバッグ、縫う時の歪みがずれを起こした当案を廃案とした【383】

アイキャッチ画像383

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

前半を【381】で投稿しましたマルチカラーの風景画のバニティーバッグ製作。

このたびの【383】で完成に至りました。

途中、今後の残り数点のバニティーバッグ製作にも繋がるネックパーツの取り付けの場面をポイントとしながら、完成したその姿をお伝えしてまいりたいと思います。

「ブッチャー」生地の特性は油絵のような凹凸感の美しさに活かされた、バニティーバッグの正方形パーツ2枚を大小の差で解決した回

使用生地:表地(マルチ)-ブッチャープリント、綿/100%、日本製。裏地(ブルー)-ドレープカーテン地「シェイプス」、ポリエステル/100%、日本製。
ファスナー付け:ファスナーの上側にはてっぺんパーツを、下側には側面パーツを「外表」で縫い付け。

「中表」でパーツの縫い代を予め隠しておくやり方により、ここではただファスナーに当ててステッチするのみです。

ネックパーツの差:表地の柄を裏地のブルーよりも1cm外枠大きいという差。先に裏地から縫い付ける順。
ネックパーツの構造:裏に接着芯とハード薄芯も貼ってパーツのみで外枠ステッチ、角を鋭利に出しておきます。
実際の出来上がり:立体構造を平面ミシンで縫うことの限界を体感。表地の縫い付けがずれたのです。

希望のイメージは、内側に均等に表地縫い付けのステッチ線が外枠に配分良く収まることでした。

非常に難関となっていることに限界を感じ、このやり方は後の【399】をもって廃案。

この続きの別生地での製作における別案で、本当の意味での解決となったのでした。

それは、2枚のパーツサイズの違いを表地を小さく裏地を大きくという逆転と共に、表地を先にミシンで縫い付けて、裏地側のパーツを表地から出たステッチを覆い隠すように手まつりすることです。

かえってこの方が確実になったのですが、手まつりが入ることの引っ掛かりは最後まで残りました。

バニティーバッグ(マルチ風景柄):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
背面:大小の差を付けたネックパーツの、表地の方のサイズバランスがやや大きく感じます。
お洋服とのコーデ例:オフカラーのノースリーブロングワンピースと。ブッチャーの筋柄に調和する楊柳の筋柄。

あとがき

バニティーバッグの製作では、おそらくこうしてネックパーツのサイズや形に悩むことになると思います。

フルに縦いっぱいに配した製作品も拝見したことがありましたが、伝統的なバニティーバッグではこの正方形タイプが主流でした。

立体的なこうしたバッグを平面ミシンで縫うということの困難は十分に味わっています。

歪みも起こりやすいバニティーバッグをどう美しく作っていくのかは挑戦しがいのあるデザインなのかもしれません。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.13からおよそ5年後の2026.01.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

この2021年のバニティーバッグの連続製作をもってこのデザインから撤退していましたが、2026年では新たに挑戦の気持ちが湧いています。

今度は、「外表」は取り入れない、始終「中表」で作るつもりです。

とは言え、生地には条件が生まれてしまい、決して厚手では難しい限界はどうしようもありません。

そうした条件付きの製作は、その時1点だけの製作の良さとして「研究製作」をするようになりました。

長年に渡り作りの良さを高めてきた価値ある「定番品」と並行しながら、その時々の挑戦も必要なのです。

バニティーバッグは、固定観念にとらわれ横幅や縦の長さがこのたびのようなサイズ感のイメージですが、縦長でリュックになりそうな可能性や横長で何かのケースになりそうな可能性を持っていると思います。

時々、「こんな風にパーツを作ることができます」という技術をご紹介されていることもありますが、ああいった細かいパーツも実は条件付き。

ゴブラン織では不可能であることで生地が限定されるのが実状なのではないかと。

よって、「すべてのどんな生地でも作ることができる」というノウハウこそ絶大なる価値ではないかと考えています。

こうした考え方からは、バニティーバッグはすべてをカバーできないデザインだと決め込み「定番品」から外し今後製作もしないことも決意してしまった2021年でした。

しかし、2026年の研究製作に取り入れた方が何らかの発見があるかもしれないと、作り方を変えての挑戦となります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト

カーテン地のヘリンボンストライプジャガードが歪みを教えてくれた、バニティーバッグの十文字印の徹底は地の目の整いに繋がる要【381】

アイキャッチ画像381

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびから新規の生地でバニティーバッグの製作に取りかかりました。

この時期の近辺では、バニティーバッグの作りの精度を高める期間とし、生地を替えながら連続製作しています。

このたびは、製作全体の前半部分、完成は後の投稿の【383】でご覧いただけます。

注意点が多きバニティーバッグの取っ手周辺の構造、裏地のストライプ柄が歪んだミスが十文字印の曖昧さに忠告をくれた

接着芯貼り後の表地と裏地:このたびは、表地が柄で裏地が無地ライクのブルーとしました。
使用生地:表地(マルチ)-ブッチャープリント、綿/100%、日本製。裏地(ブルー)-ドレープカーテン地「シェイプス」、ポリエステル/100%、日本製。
バニティーバッグのてっぺんに取っ手を付ける場面:先に取っ手を縫い付け、根元を変六角形のカバーで覆います。
てっぺんパーツの裏面の構造:ハード厚芯を当て、当て芯と補強の役割をしながら重みによる圧力を受け止め。

ここは、実際に使用する時に物を入れて持ち上げる時に一番負荷がかかる場所です。

てっぺんに裏地付け:「中表」でひっくり返し、返し口(手前真ん中付近)はしつけ糸で固定。ボンドでも可能。
側面の構造:左上は表面、右下が裏面で、表地の残布を裏地の無地ライクにコントラスト効果あるポケット付け。
地の目の歪み対策の十文字印の徹底:十文字をしっかりやらない失敗が上、下はやり直した姿。

位置が歪んでいても重ねてしまえるのが円形の落とし穴的な実態。

しかし、カーテン地のヘリンボンストライプは正直でした。

地の目の歪みは、つまり表地と裏地の重なり位置が間違いであることを露わにしたのでした。

上下・左右の真ん中ずつにはっきりとした印をマジックなどで入れることがマストなのです。

楕円は、ものさしでは真ん中を見つけにくいので、縦横にそれぞれ折って確かめる方法が良いと思います。

あとがき

このたびの進捗度はここまでです。

後半は、ファスナー付けからのスタートで、主に「外表」で縫い上げていきます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.11からおよそ5年後の2026.01.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

2026年までの間にこの2021年のこの時期を最後にバニティーバッグは作っていませんが、新しいスタイルで挑戦する気持ちが今湧いています。

すべての生地にオールマイティーに対応できるわけでもない条件付きのデザインですが、そこも融通の利かせどころ。

「研究製作」という製作を2025年から取り入れていまして、「定番製作」の他に新しい感触を得るための「一発屋」のような製作もあっても良いのではないかというもの。

ここからも学べることは多々あり、ノウハウが高まるのです。

長い間「外表」でしか作っていなかったバニティーバッグも、2026年の「研究製作」では、伝統的な「中表」を始終貫くやり方で作ることに決めています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク