「共有型のハンドメイドバッグ」と「本物志向のレンタルジュエリー」の中にある付加価値が共通するところ【782】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「共有型のハンドメイドバッグ」と「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

なぜ2つなのかというのは、先にハンドメイドバッグでスタートしたその3年後にレンタルジュエリーを始めた時間差があることが理由。。と言ってもまだ疑問だと思います。

詳しくは、当ホームページ内の「プロフィール」に綴らせていただいております。

いずれも「○○な」事業というスタンスをはっきりとさせて「事業名」として示していくことでの他の多くの類似業の中での差別化をしています。

まずは、一言で、当事業の特徴を表す謳い文句があると良いと思い、当ホームページのタイトルにもさせていただいているのが、「共有型のハンドメイドバッグ」と「本物志向のレンタルジュエリー」というフレーズです。

「共有型のハンドメイドバッグ」に込める付加価値

そもそも「共有型」という言葉が辞書には掲載が無い言葉です。

あえて、それを1つの「言葉」として使わせていただいています。

以前は、ネット検索してもほとんど出てきませんでしたが、現在では、時々「共有型の〇〇」と使われているのを見かけます。

「勝手にこんな言葉を使ってネットで発信して良いものか。。」と最初思ったものでしたが、この言葉がどうしても「キー」なのですから。。

技術などを決して秘蔵せずに、伝えていくというスタンスをこの言葉に集約しているのです。

価値としては、「良質さ」と「おしゃれ感」、これらにつきましては、大変重視しています。

もともと生地メーカー様が作ってくださった生地を有難く購入させていただき、デザイン+製作+販売からスタート。

何度も何度も改良を重ねてモデルを完成していく。。ということをやってきました。

その後「アウトプット」の方へシフトを決意。

実は、製造+販売ということがあまり得意ではないと気づき、他の方の方が長けていると敗北を認めました。

今後は、「ノウハウ」をたっぷりご提供していくという感じで、「コンテンツ」として有料・無料両方でお伝えしていくのです。

ただ、質を高めるために、ずっと製作する中で努力してきたことは無駄ではありませんでして、とても誇り高く思っておりますし、技術への自信もたっぷりです。

よって、これまでの地道な活動に関しては、おおいに意味があったことだと思っております。

語るにも、アウトプットするにもインプットや経験が無ければその内容が自分から生まれた本物の内容ではないからです。

バッグが欲しい人向けから、バッグを作って販売したい人向けというシフトチェンジ。

随分方向が変わったと思うと同時に、後者の方がお役に立てるのではないかと思ったことと、向き/不向きではこちらの方が実際腑に落ちています。

シフトチェンジしても、「良質さ」「おしゃれ感」は変わりませんので、引き続き追求していく不動の価値として揺らぎません。

質が良くておしゃれなバッグを作ることができるためのノウハウということになるのです。

「本物志向のレンタルジュエリー」に込める不可価値

以前は、天然石をネックレスやブレスにハンドメイドしていたものはありますが、レンタルの場合、それではレベルが低いと手ごたえを強く感じましたフィードバックがあったのです。

レンタルジュエリーのジュエリーに関してはすべて既製品。

時々、強度を高めるためのバチカンの見直しなどにはリフォーム屋様にお世話になっています。

内容としましては、過去の珠の連物を完全廃止、徹底的に「高級地金+宝石」に特化しました。

なんとこの場合も、重きを置く価値は、バッグと同じく「良質さ」と「おしゃれ感」の2つなのです。

目には映りにくいものですが、その物品そのものは既製品にお世話になりながら、その後の組み合わせを徹底的に素敵にご用意するという役割によって付加価値を高めます。

ジュエリーも、地金の重さやダイヤモンドのカラットが重視されることが多いのですが、それは結果的なもので、数字を見ているわけではないところにAIではない人間の役割があるのです。

確かに大ぶりで地金もたっぷりな結果にはなっているのですが、それがゴールではないところが大違いなのです。

あとがき

「良質さ」と「おしゃれ感」。

きっと事業内容によってそれぞれあるのかもしれませんが、まずは、何を価値として入れていくかの認識をして、そこからは追求という流れです。

このことは、自然に「差別化」になっていくと思っています。

「おしゃれ感」なんて、価値観によって違うから「計れないものだ」と思われるかもしれませんが、これこそお役に立てるところだと思っております。

実際にデザイン+製造+販売してきた者がそう思うのです。

答えが数字1つで出る価値の計り方に対する挑戦のようなことになると思います。

価値というのは、広い範囲に渡って存在するものだと思えるのです。

いろんな見方がある中で、それでも選ばれていく、共感されていくということも、「ものさし」のようなものではないでしょうか。

返し口を作らなくても、マチの角が返し口になる便利さ、あえて手間をこめる巾着袋内蔵のリュック作りのただ1つの休息の場所【781】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「餅巾着:もちきんちゃく」という名前のリュックを連続製作しております。

違う素材1点物を都度作りながら、シリーズとして同じデザインで連続製作をしながら途中のポイントをご紹介しています。

完成した時には、お写真や動画と共にその姿を同じようにご紹介しております。

メッシュ素材は、集めてみると様々な種類があるもので、それぞれの味わいがあります。

このたびは、「メッシュシリーズ」の最終の1点となりまして、重要な締めくくりの製作となっています。

リュックの構造は、裏地付き、巾着袋内蔵ですので、①巾着袋作り②裏地パーツ作り③表地パーツ作りという3つの構成で出来上がっていきます。

通常の単品の巾着袋と違う点は、リュックの内部に設置して、マチで縫い付けて固定するという構造である点です。

ということで、このたびは、①の最終の作業ということになります。

安心な設計とセキュリティーを考えたものになります。

この巾着袋パーツをひっくり返すシーンを後で貼ります動画で楽しんでいただけたらと思いますので、当記事では、その時のポイントを綴りたいと思います。

わざわざ返し口を決める必要がない楽ちんさ、マチの穴を利用するひっくり返しの仕方はこの構造ならではの特徴

マチを空き口としてひっくり返しをスタート。
無理をせずやわらかに内側の部分を引っ張り出します。この時に、マチの縫い目に負担がかからないよう。
完全にひっくり返りまして、裏地部分の紫色が中に入りました。二重仕立ての完成です。

今回のポイントは、ひっくり返しの返し口にあたる空き口が、マチとして既に存在している点が作業のしやすさのメリットになります。

自然にそんな工程となったものでしたので、計画したことではなかったのですが、マチは後で裏地と重ねて裏地にドッキングするので、ひっくり返すところまでは開きっぱなしで良いからです。

必要な分量の返し口にあたる分量がマチに確保されていたので、ありがたい偶然でした。

ただでさえ、手間をかけた内部に巾着袋の裏地付きを設置するという構造ですから、ほんのわずかな箇所ですが、楽ができるのです。

あとがき

製作において、「楽」を一番の軸に置くのではなく、「良質さ」を追求した結果起きた「楽さ」をいただいた意外なケースでした。

ひっくり返し口は、「縫い閉じる」という作業が後から追加になり、この1手間が無いということが「楽ちん」です。

今後も、必ず「良質さ」を追求したご提案をしていくのだと、このたまたまのミラクルの「楽さ」によって改めて決意を固めたのでした(^-^)。

巾着袋の素敵な横顔でありますよう、ひも通し口の「コの字」縫いの美しいステッチのポイント【780】

まえがき

こんちには。picturesque(ピクチャレスク)です。

巾着袋作りは小学校の家庭科での体験が過去の記憶にあります。

女子はピンク、男子はブルーで製作。

女子がブルーで男子がピンクを選ぶことが暗黙に許されない変な垣根。

現代から見ると随分変な擦り込み教育だったものだと(^_^;)。

現在、「餅巾着」というリュックのデザインの中に、内袋として設置の巾着袋で製作の機会を得ました。

その中で、ひも通しホールの「コの字」のステッチのポイントをお伝えしたいと思います。

おおよそ、縫い代含むてっぺんから6-7cm辺りにコの字の角が来ませんかね。

ステッチが表にあまり表れないモデルの巾着袋において、数少ないステッチの1つがコの字なのですから、目線が行く部分だと思うのです。

巾着袋作りの際に是非意識して見てみてくださいませ。

ポイント①:三つ折りした側(裏面)から縫う

三つ折りした側から縫うなどとは当然だと思われるかもしれないのですが、実は以前表側から縫ったことがありまして(表に出るステッチを上糸側にしたかったから)、位置がはっきりせずしわが寄って失敗。

やはり、三つ折りした側の裏面をきちんと見ながらその側から縫うのがポイントです。

そうすると、下糸の糸目が表側に出るということで、下糸の調子も万全である必要が当然あります。

次のポイントにこのことが繋がっていきます。

ポイント②:糸調子を整えておく

糸調子は下糸が上手く調子が合わず(原因が下糸の調子が悪いとも言い切れないが、下糸側という意味です)、汚い糸目にでることもしばしば。

巾着袋の「コの字」ステッチは、裏面から縫いますので、表側に出る糸目をチェックすることが必須。

糸調子と同時に、両割りがあいまいで皺がよっていないかなどもチェックしたいものです。

ポイント③:コの字の曲がり角はV字の裂け目1mm内側で

コの字の右に曲がる部分は、裂け目の1mm内側でやっています。力のかかる裂け目の固定の意味もあります。

コの字を曲がる時の横線がてっぺんと並行の真っすぐが美しいです。

ポイント④:コの字の横線は返し縫い3度で

この返し縫い3度が2度ではない理由は必然、最後にコの字の上へ登っていくので、2度だと進行方向に向かえないから3度なのです。

この返し縫いの効果というのは、実際にひもを通して引っ張る時の重圧に耐え得る強靭さが必要です。

今後の改良点(ポイント⑤):そもそも縫う位置が真ん中ではなくて、三つ折りの先端ではないのか

コの字の縦線を縫う位置について:写真は真ん中ですが、外縁をステッチしていく方がより確実に固定されます。

もう1つ、曖昧な点をご紹介したいと思います。

コの字の下の方の三つ折りはどこでやめるのかということ。。とてもあいまいな点です。

コの字を越えたしばらく数センチは三つ折りアイロンはしておかないと、急にやめてしまっては、コの字ステッチの縫いにくさに影響してしまいます。

よって、適当な場所でやめているという点が随分曖昧。

しかし表には全く見えない部分であり影響がない部分だと判断し、コの字越え数センチの範囲(5-8cmくらい)でやめています。

次に、表から見た感じをチェックします。

表からのチェックの重要さこそ見た目の美しさ、どこを注視するとよいのか

コの字ステッチの直後の表からの確認は必ずあるべきです。

下の写真の表からのチェックの場面でどうも左右の縁からの幅が違うようであれば、まだやり直しのチャンス。

幅が均一であることは「美しい」のです。

もし、前述の三つ折りの先端をコの字ステッチしていくことにした場合、このコの字は横幅が広くなります。
3度の返し縫いは針目は3mmで2針のみ。前述の三つ折りの先端を縫うことにすると、この針目の数が増えます。

裏面のメリットを考えた「ピラピラしなくて固定される」ことと表から見た「幅」のいずれにも納得できれば、上述のような今後の改善の「縁を縫う」で良いと思います。

裏の事情に合わせて表の幅が広くなることに納得するということで腑に落ちています。

巾着をしぼった時に、右と左のコの字がぴったりと合うというようなものに仕上がると気持ちが良いです。

あとがき

巾着の開閉は機会数が多いので返し縫いの効果は大きいと思います。

出来上がりのその先の未来をイメージしながらの製作は「良質な品物」であることに関わるのです。

この場所以外であっても、この「未来をイメージした製作」というものに一度落とし込んでみていただければとご提案したいと思います(^-^)。

底のハギ目の重なりが美しい十文字のトートバッグへ、待ち針を使いピタッと合わせる執拗なまでのマチの溝の追求【779】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

おそらくハンドメイドバッグで一番多いデザインはトートバッグではないかと思います。

たくさんのトートバッグを製作していくと、あのシンプルなフォルムの一番のポイントヶ所が見えてきます。

取っ手や入り口などはもちろん主役級ではある場所ですが、マチの部分の十文字こそ重要なヶ所だと思うのです。

ある意味、ここを見るだけで徹底した作りなのかどうかの評価が下るというものです。

ということで、このたびは、マチの重なり部分をピタッと美しい十文字に合わせるということをするためにやっていることをご紹介したいと思います。

綺麗な底のフォルムを出すためのマチの縫い代の位置の徹底、待ち針で固定する時のその固定の仕方の深堀り

縫い代1.5cmでとっていますが、マチのステッチ部分は台形の底辺の突き出した部分が端っこなので、曖昧にしてはならないのです。

縫い代が計りにくいからこそずれやすい、そうなると、事前のアイロンがけも結構重要です。

美しいマチ作りは、事前のアイロンがけからすでに始まっているということになると思います。

この印の付け方は悪い例です。なぜかというと、端っこがあいまいだからです。
こうして、先端まできちんと縫い代の印を付けます。

上の台形の左上の先端からまっすぐに降りてきた位置から左へ1.5cmが台形の底辺の左端です。

右側も同じように先端まで印を付けます。待ち針は真ん中を一番最初に打ちます。

両割りの真ん中の溝と中心を針で正確に打ちます。

この時にすでにピタッと合うかが決まるようなものと思ったらよいと思います。

そして、先端は返し縫いをし、玉止めも先端のとがった部分の位置で丁寧に行います。

端から端へを二重縫いで丈夫に仕上げたステッチなのですが、滑るような生地の場合、端からではなく、最初にど真ん中から始めるのも1つの手だと思います。

十文字の正確さの追求と共に、この真っすぐラインの徹底もありまして、実践で縫い代を印することの意味がここにもあるのです。

<まとめ:まちの十文字がぴたりと重なるためにやること>

①事前のアイロンがけで「等脚台形」に徹底

②待ち針をど真ん中の溝部分からスタート

③縫い代線を実線で引く

④縫い始めをど真ん中からスタートするとよい

あとがき

結局、いろんな箇所でその小さな1つ1つの丁寧さが完成の「ぱっと見」という数秒に影響するのであり、考えてみればとても重要なことです。

何かビッグなポイントを「ドーン」と1つ提示して惹き付けるのでは決してないことに奥深さがあり、たくさんの小さなことの集結なのだということです(^-^)。

ピンク系のマルチカラーの生地だからピンク色の糸とも限らない、じっくり生地と糸を並べながら選ぶ「一番馴染む」ステッチ糸カラー【778】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私事なのですが、黒のお洋服がほとんどです。

それなのに一方で、マルチカラーもとても好み。

そんな趣味嗜好から始まり、黒コーデ用のバッグだったり、ジュエリーのチョイスを考えてきました。

このたびは、そのような黒ベースの組み合わせの深い部分、「縫い糸の色の選択」ということをテーマに綴ってまいりたいと思います。

基本的には好きな糸の色で良いのですが、マルチカラーにステッチする場合可能性が多いため、「一番」を決めることに迷います。

瀟洒に仕上げる目的を考えると、「なじむカラー」を選んでいくことになりました。

では、どんなカラーが「馴染む」ことになるのかをお写真と共に解説してまいりたいと思います。

ラメにはスパン糸よりテトロン糸ということからのスタート、マルチストライプのラメ生地に縫う糸が背景のグリーン系ゴールドに決まるまで

では、まず、対象の生地をじっくり見てみます。

使用生地:<裏地>シャンブレージャガード、ポリエステル/87%、レーヨン/10%、ナイロン/3%、日本製。

実際はストライプ向きに使います。ラメが全体にかかっていて、ゴールドめいています。

マルチカラーの場合、お洋服のコーデなどにも引用しているのが、その中の色を1つ選択という手法。

じゃあこの中でどの色なのか。。可能性はいろいろだと思うのですが、ラメのゴールドもかなりの存在感だというところに着目しました。

ということで、ゴールドベースというとらえ方をしてみたのがこのたびの方向性。

こんな風に角度を変えると一面ゴールドに映ることが多いのでゴールドっぽい色がなじみが良いと考えました。
そして選んだのがこの糸。ややグリーンがかっていて、「本当に合うの?」というほどの抹茶みたいな色。

ラメがかっているので、ツヤのあるテトロン糸の方がスパン糸よりはマッチするのは確か。

ゴールド=ベージュ系というとらえ方で色を移動しながら考えて選びました結果です。

実際に製作の巾着ひもにステッチをかけました。なかなかよくなじみました。

チェックしていただきたいのが、上の突き出したステッチ糸の余り部分と下の生地とのなじみ具合です。

ゴールドというと、黄色いようなイメージですが、実際こうして生地に当ててみると、単独の糸だけではあんなに抹茶みたいなグリーン系にも映った糸が、かえってなじむ意外があったのでした。

今回のチョイスは、この糸の色でしたが、候補がいくつかありました。

ゴールドに合うと一口に言っても、左から、黄色系、砂色、ブロンズ色といろいろな展開があるのです。
ぱっと見、一番い左の黄色はゴールドらしいとイメージしますが、実際に生地に当ててみると、少し浮きます。

しかし、このチョイスも無くはないです。

上の黄色系を実際にチョイスしたグリーン系の隣で見比べます。だいぶ色が違います。
これは、真ん中の砂色。モカとも呼べますかね。

結局、実際に縫った時になじむことをゴールとしておりますので、この中で一番なじむのは選択したグリーン系だったのでした。

その他の色は他にも出番があると思われ、この機会にこそ抹茶みたいな色ならではの出番だとも言えます。

出来上がりのステッチの様子はこんな感じ。

背景にあるアイロン台カバーの葉っぱのグリーンとリンクしてしまいました(^_^;)。

背景を白にしたお写真で今一度↓。

黄色ではない暗めトーンがダークな背景にも良いバランスであったと思われます。

向きによってはゴールドメースに映ることもあるのですが、真正面からは背景が黒なのです。

そうしますと、黄色系は明るいから浮いてしまうのかもしれません。

どちらにしても、趣味嗜好はあります。

マルチカラーの場合の糸の色合わせは多種の可能性があると言え、目的に合ったチョイスで迷いを無くしていきます。

あとがき

全体的なバッグ製作のテイストが「エレガント」「瀟洒」ですので、「馴染む」がキーワードになっています。

この対極にある「カジュアル」なテイストでは、糸の色が素敵に「浮き立つ」ことが見せ場だったりします。

このたびも、全体としてはピンク系のような色であったとも言えるのですが、結果は随分違ったものになりました。

まずは、方向をはっきりさせるところが糸の色1つにしても早く決まる、クリアに分かるといった結果になるような気がしました(^-^)。

ゴブラン織などの厚手で作る丸底バッグの底面と側面がきちんと重なるために。。ロックミシンではない手縫いのブランケットステッチの固定【777】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグで丸底バッグを製作する時の難関、丸底の地縫いがあります。

ひたすらカーブの難関の連続、この場所こそが製作の中の一番の山場とも言えます。

製造側からしますと、まっすぐな線のトートバッグは確かに作りやすいです。

しかし、丸底バッグのメリットとしては角がないので、擦れなどを解消するデザイン、このメリットはユーザー側の気持ちにに寄り添った「長持ち・コスパの良さ」が追求できます。

この場所の苦労は製造側が手間をかけ、ユーザー側にメリットが大きいからこそ「価値」となってゆくのだと思います。

では、このたびは丸底バッグの難関、底パーツと側面パーツを重ねて縫う場面で、ずれやすさを解消する工夫として取り入れた「ブランケットステッチ」の方法をご紹介したいと思います。

ゴブラン織などの厚手で硬い生地の場合、まずはずれやすいことを解決、待ち針以上のブランケットステッチの引用

丸底バッグの底の安定は、底パーツの「縫い」のしっかり度をまずは徹底したいです。

薄手であっても接着芯以上に更なるハード芯を入れて強固にしたり、場合によっては、「底板」を設置するという重要な場所です。

カーブの側面との重なりは、待ち針を使っても3次元的な部分であるので、立体的な部分を平面のミシンで行うことの限界の部分です。

元々難関であることをいったん受け止め、より美しくできる方法へと強い気持ちでのぞみます。

そこで、考えました案、待ち針のみでは「ズレ」が起きてしまうことに対して、ブランケットステッチの仕付けを取り入れました。

まず、そこそこ細かめに待ち針を底面1周全体にほどこします。
待ち針を付けたまま、ブランケットステッチ。しつけ用の生糸ではなくてテトロンでも。2本仕立て。

とにかく、このブランケットステッチ、完成まで残しまして、糸を切らないということで「内蔵型」になります。

ステッチの深さ(縦)は5mmほど、横幅は1cm以内。
先ほど5mmの深さでブランケットステッチしたことの理由が、地縫いのミシンを7mmの位置にするからです。

ブランケットステッチが表にはみ出して見えてしまうことが無いように縫い代内でやった作業です。

こうして出来上がってひっくり返した時のラインは、非常に綺麗だという実体験がありました。

もし、もっと強固に仕上げるなら、楕円底のロック始末、側面パーツの下辺のみのロック始末をあらかじめしておくのも重なりやすい後押しになると思います。

ロック始末をしても裏地で隠れますが、「丈夫」というのは「働き」の面ですので、目には映らなくても意味のある事だと考えます。

あとがき

底部分を縫い合わせた後に「ハサミで切り込みを入れることをしないのか」ということがあるのですが、重圧のかかる底部分なので切り込みによって強度を弱めるような気がしてカットできませんでした。

この「そんな気持ちになれなかった」を今は大切にしています。

ちなみに、本革レザーの楕円底では決まってカットされていることのようで。。

楕円底に特化して連続製作を再びしていく際にもう一度この「カット」については考えたいと思います。

あくまで自分のみの利用、このデジタルの時代に新聞の切り抜きを集めアナログ冊子を作って読んだ、あるファッションデザイナー様のコラム【776】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「これは、永久保存版ですねえ」などと口では言うものの、実際に永久保存している例がいくつあるでしょうか。

デジタルの時代、いつでも閲覧できる可能性が高まり、保存版という言葉が、口頭だけの文句になっているような場面も見られます。

それは、安心感というのか、コンテンツが消えてしまう可能性が薄いことが定着したからなのでしょうか。

そんなデジタルな時代ながらも、アナログなコンテンツ作りのご紹介をさせていただくのがこのたびの記事です。

実際、未だに新聞もペーパーの状態で読んでいますし、本も何かデジタルが落ち着きません。

よって、保管はしないが紙ベースで読める「図書館」の利用をさせていただいております。

その図書館、実はあるフロアには新聞のコーナーもあります。

ある時、ふと新聞の「コラム」を切り取り、「冊子にまとめたい」と思うことがありました。

少し手遅れだったのが、古新聞として使用済みの分もあったので、すべてを集めるということをするには記事が無い部分があったのです。

その際に、足りなかった「回」の分だけを図書館の新聞とコピーを利用させていただき追加して全記事を集めるという体験をしたのです。

新聞の中にある興味あるシリーズを集めて冊子を作った例

新聞の中身というのは、大きくは、「政治」「経済」「文化」「産業」「社会(事件)」などの細かい生地が寄り集まって出来上がっています。

新聞の種類にもよりますが(「日本経済新聞」の夕刊を購読)、おおわくそういった身近な生活にかかわる内容ですね。

その中で、シリーズものの「コラム」も数多くあり、それぞれの記事の一部分ずつを担当のライター様がコンスタントにアップされて新聞が埋まっているのです。

結構芸能人の方などもある一定の期間担当されているのもよく見かけます。

そんな記事がわんさか集まった新聞という大きなコンテンツの中で、是非これは価値のあるものだと思ったシリーズがありまして、ある一定の期間、毎日の新聞に掲載されていた切り抜きを集めて、1つに冊子にすることを決意。

内容などは著作権の兼ね合いで一切お伝えできませんが、そういった作業の例としてのご紹介になります。

ある有名ファッションデザイナー様のコラムでした。

図書館でコピーしたり、実際に新聞から切り抜いた記事とのミックスでA4にまとめて、1つの冊子にしました。

すき間を確保してコピーして、右端1cmの部分に糊付けして、最後に表紙と裏表紙を糊付け。

布ガムテープ(巾2cm程度)で背面を覆います。コピー代のコストは¥200程度。とてもエコノミーなコンテンツです。

これを本みたいに読んでいきました。

自分だけのコンテンツでの利用にとどめ、人に貸したり、ましてや商業利用で内容をYouTubeやブログにアップは禁物。

その辺りは「著作権遵守」ということで、自分で楽しむ範囲に限られた行為となります、くれぐれもご注意くださいね。

自分だけのコンテンツなならでは、マーカーなども自由に引けます。

その内容が自分が著作者のものが結局は「本の出版」ということにつながるのだと考えたら。。現在は本の出版の間口は決して狭いものではないようです。

ところで、ここまでの事をした理由は、やはり、新聞のコラムのデザイナー様が超ビッグな人物だったからなのでした。

「Yoji Yamamoto」様です(^-^)。

あとがき

料理のレシピでいうと、このメニューを作るなら必ずこのレシピなどのストックは有効です。

ほとんど、ネット検索で、その場だけの利用のレシピであることが多いのですが、実際は、あの時の味付け良かったなあ。。などと同じメニューでありながらレシピそれぞれが別物である思うことも多いということです。

パソコンのブックマークには何も保存していなかった場合、行き当たりばったりのネットのあふれかえったコンテンツから同じものを探し出すことが大変。

何度も同じレシピで作り、記憶にとどめる例もカレーライスで行っていますが、何しろインドカレーのスパイスが10種近く入ったものを1つ1つ大さじだったのか小さじだったのかさえ危うくなっていきます。

しばらく作らないとそうなってしまうものです。

そうした経験からも、こういった切り抜きの冊子というのも悪くないと思っています。

デジタルの時代だからこそ溢れすぎて1回限りになってしまう可能性もあるデメリットもあるわけです。

ということで、コストがコピー¥200程度におさまった、本よりははるかにエコノミーなコンテンツを自分で集めて自分用のみに作ってみるという例でした。

この自作の冊子が後の考え方や意向に影響を及ぼす程のきっかけが詰まっているのであればなおさら、この作業も意味があったと言えるのかもしれません(^-^)。

デニム界の大物、25オンス(ヘビーオンス)のセルヴィッチデニムに挑む、このごわつきでも重なりを極限に抑えながらバッグが作れます【775】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2021年に、これまで縫ったこともなかった25ozもあるヘビーオンスのデニムを取り扱う製作の機会をいただきました。

通常リーバイス501なども13.5oz程度。

12オンス辺りから上が厚手と呼ばれる領域のセルヴィッチデニム。

そこをはるかに超えた、ごわごわとしたデニムがあります。

何オンスあるのか分からずに、16オンス程と予想を立て、グラム数を計りながら計算した結果、「25oz」が導き出されたのでした。

他のセルヴィッチデニムと比較しても、「ド迫力」のヘビーオンスのデニム生地の製作の注意点をまとめてみました。

三つ折りまでにとどめる、重なりも極限に工夫した製作の結果できるものは余計な重なりの無いプレーンなアイテム

25ozデニム(日本製):重くて肉厚です。ある意味この重厚感が素敵なのです。

まず、三つ折りにつきまして。。出来るかどうかというと、可能です。

ただし、三つ折りをすると三つ折り同士が重なる次の場面が必ず出てきますので、そこが限界を超えるため、工夫が必要とされる部分になります。

例えば、エプロン製作時のポケットの入り口はどうしてもよく接触する場所なので、三つ折りして縫い代を隠したい。

三つ折り自体は意外と簡単にできるので、いったん喜びます。

しかしその後は、縫い代をどう隠すのか、ここが悩む場面になるわけです。

ポケットの場合、いろんな 14オンス程度のジーンズの作りを見ても、1つ折りのみ。

よく古着のジーンズのポケットの手を入れると縫い代の糸のほつれが出てきている経験があるかと思います。

あのほつれに触れる良くない触り心地を起こらなくする工夫と致しまして、ポケットの口の三つ折り以外にロックミシンをかけておき、1つ折りだけして、外側と内側に入った折った部分が隠れる程度の幅にもう1つステッチを入れるというものです。

種類が違う写真で恐縮です。25ozもこの仕様であれば可能。ステッチ同士の間にロックした縫い代が隠れます。

ということで、まとめるとすれば、三つ折りはできるが、ロックミシンとの組み合わせの製作が必要になるというものです。

これは、あくまでも、美しく仕上げるというゴールを前提にしていますので、何となく縫えちゃうこともあるかもしれません。

長い目で見てきちんとしたお品にするためという対策になります。

25ozともなると裏無しを作りがちだが、裏付きの方が実は悩みが少ない

次は、裏地についてです。

こういった分厚い生地は、裏無しをイメージしがち、重なると縫いにくいから裏無しがスムーズではないかと思うものです。

しかしです、美しく仕上げていくことも忘れてはなりません。

そうすると、いかに裏無しの方が難しいかを身をもって体験しています。

裏無しというのは考え方によっては、裏側も表のような綺麗さが求められます。

隠す場所がないという点でも裏付きでは可能だった隠しゾーンが無いので、技術の良し悪しが問われることになります。

トートバッグなどを作る場合であれば、かさばらない程度の厚さの裏地をうまくチョイスすれば、裏地付きの方が断然作りやすいです。

裏地付きは、一度折ってステッチで縫い合わせるだけの重なり、悩みが少なくスムーズに進めていけるものなのです。

中をのぞいた時に、縫い代が丸見えで、「厚手なのでどうしようもなかった(^_^;)」というのは、説得力がありません。

そこを、「厚手なのだけど綺麗に始末しました(^o^)丿」と言えることこそが付加価値です。

接着芯は無縁、貼らなくてよい

14オンス程度のバッグであれば、接着芯を貼った方が、ハリコシの効果が現れました。

25オンスともなると、貼っても変わりばえがしないようです。

もうすでに十分なハリコシが生地だけで備わっているからです。

そうしますと、接着芯+本体に貼るハード薄芯も通常あるのですが、いずれも貼らなくてよいという判断をこのたびしました。

デニムだけの長年の使用で起こるくったりしていく様子を「良き味わい」として楽しめると思います。

糸調子ダイヤルの位置が他の生地と遥かに違う

デニム全体に言えることですが、通常のブロードやローンなどの生地に比べてはるかに糸調子が違います。

かなり極端に違うので、そのままの糸調子で行くと、裏側(下糸側)がループ状にもじゃじゃする事態が起こりました。

糸調子ダイヤルは3周辺の絞まったものが有効。

さらに、スパン糸で職業用ミシンで縫う場合の設定でも、糸案内という穴が3つ空いた部品に通常スパン糸であれば通さない省略する真ん中の穴にも通してみると糸調子が引き締まり、合ってくることが分かっています。

これも是非ご参考にどうぞ。

糸調子に関しましては、深堀りした記事をタイトルの頭に<糸調子>と記載したもので何記事か投稿させていただきました。

結局、分厚いデニムはデニム専用のミシンが相応しいということなのでしょうが、職業用ミシンでも細かい工夫で可能だと思っています。

あとがき

動画内でもお伝えしましたが、固定観念で、このような分厚い生地は縫えないからやめておこうと思うことが、機会損失かもしれません。

やってみると、工夫次第で素敵にバッグが出来上がったりもできるわけです。

何もそれは技術ということではなくて、重ならないようにする作り方の工夫をチョイスしたり、糸調子を研究してよく知ることで、可能になるということを今回のこの記事でお伝えしたいと思ったわけです。

家庭用ミシンは、その点分厚いからダメだという判断は合っていることが多いです。

ある程度ミシンが好きになっていろんなものを製作したいのならば、家庭用ミシンとは別に職業用ミシンをご検討されると安定感と頑強さがあり、製作の幅も広がるかと思います。

見かけとかサイズは何ら変わりがないのに、パワーがすごく違いますし、ぶれが少ないので、縫い目も綺麗な「職業用ミシン」をお勧めします。

以上、25ozのヘビーデニムのバッグ製作が可能だった記録でした(^-^)。

片頭痛持ち歴10年、まる2日間寝込む程の体験の前日の生活記録から原因を予想、後の改善につながればという希望【774】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、たまに綴らせていただいております<食・健康>のカテゴリーの記事になります。

テーマは「片頭痛」。

「片頭痛」がどのような症状になるかはネットにあふれていますが、その解決方法とか、治った例、治療法などはめったに見つかりません。

我が見解としましては、こうだからという1つの原因だけではなく、複雑なことが絡み合って起こるのではないかと思っています。

ひどく2日間寝込むという事態がここ半年以内に2度ありましたので、その日時の記録とともに、原因の予想、今後の対策を書きたいと思います。

頭痛外来専門というクリニックへ訪れようともした過去もありますが、そのタイミングを逃し(そのクリニックが一時的に保険証が利かなくなってしまった)、今まで頭痛に関しては病院へ通ったことがありません。

いついつ治ると教えていただけるなら良いですが、お医者様も首をかしげるようなことならば、行くだけ時間とコストの無駄だと考えてきました。

「まだ治っていない」とだらだらと通うことがどうも納得できませんでした。

今はどんな回復の状態でどのような方向に向かっているのかは自ら感じる感触が有効、お医者様にはそのことをはっきりお伝えすることはマストで。

まずは、勝手な判断はしない範囲内でにはなりますが、自分で心がけて防ぐ方法を見つけるところが今回の記事の結末です。

頭痛が起こるともう止められないので、起こらないようにしなければならないところが非常に難関です。

「生活スタイル」を知るのは自分が一番であり、ここにヒントがあるかもしれないとこのたびスポットを当ててみたのです。

大きな片頭痛の記録例、2か月に1度ずつ大きな片頭痛がやってくるという「波」が多くの人に共通するようだ

ここ半年以内で2度あったという頭痛の日を細かくはないですがご紹介したいと思います。

間が3か月ほど空いています。この意味は、起こっていないのではなく、「蓄積」ではないかと考えました。

まずは、7月の頭でした、2度目よりも、この一度目の方がはるかにひどかった。

病院に行った方が。。と思うほどなかなかおさまらず。

寝ていることしかできませんでした。

地面をはうようにして、洗濯、お風呂などの基本的な事だけをしました。

お仕事(自営)も実質お休みになってしまい、これが大変な痛手でした。

さて、7月頭と10月頭の2度起こっていることから、間が3か月程です。

この間は何も起こっていなかったかというと、寝込む程ではない程度のもやっとした片頭痛もありました。

このコンスタントな間隔は、ネット情報ですと(ご本人が語られた情報です)、2か月に一度という感じが結構共通しているみたいです。

38歳くらいから片頭痛が現れまして、「更年期障害」と片付けてしまえばそうかもしれません。

ただ、これも治療方法というようなものがあるわけではないようなのです。

実際に大きな片頭痛があった時の前日の生活スタイルを振り返る

2021年7月頭の時は、多忙を理由に毎日の運動を怠りがちだった日が続いていた背景を思い出します。

よくないなあ、スッキリしないなあと思っていたら、ある日大きな頭痛がズドーンとやってきました。

おそらく、運動不足が1つ原因にはあったかと思われます。

ただ、運動不足だからという理由がすべてではない所に複雑さがあると思うのです。

2021年10月頭の時は、毎日の運動は休まずしていましたが、就寝時刻の遅さが際立っていました。

毎日a.m1:30を少し過ぎてしまっている日々が続きました。

夜は静かではかどるということで、睡魔も来ず、お仕事を欲張って夜中までやってしまいました。

そんな中、もっと遅い日があり、a.m2:00になってしまう日が複数回ありながら、その10月頭に起こった時の前の日も、2:00頃でした。

就寝時刻の極度の遅さが引き金になったかもしれないと予想を立てました。

花粉症なども、就寝時刻が遅いと、翌日ひどいなど、免疫力の低下は就寝時刻の遅さで顕著だと感じてきましたので、同様のことが言えるかもしれません。

原因というのは、いろいろ複雑に重なり合ってのものだと思いまして、発症のきっかけは1つでも、積み重なった蓄積された原因は複数だという感覚なのです。

運動はちゃんとしていても就寝時刻が遅ければ結局そちらが原因となって頭痛が起こってしまうということからも、全体的にいろんなことを同時にきちんとしないとスキを突かれて発症するみたいなイメージです。

そして、意外なのですが、「腸」とは無関係とはいえないことを発見。

便秘がちな日の翌日にも発症したりします。

やはり毎日お通じがあるということの大切さです。

1日お通じがないだけでも、その日に頭痛が起こることがあります。

起こってからでは頭痛薬も効かない、起こらないようにする対策をまず考えた

では、起こらないようにする対策です。

まず就寝時刻、あまり無理矢理では、長く続きませんので、0時代には寝るということを目標にして、現在2週間ほどが経過しました。

今まで1:30あたりだったのを1時間ほど早めます。これだけでもものすごく早く寝た気がしています。

これを現在も毎日続行中です。

そうすると、夜のあれこれの行動ががやや駆け足にはなりますが、かえってだらだらせずよいのかもしれません。

YouTubeアップなども時刻が遅かったのですが、あまりにも遅くなりそうな時は、思い切ってその日は諦めて、翌日の午前中へまわすという覚悟を決めて現在そのように実行しています。

たった2週間なので効果はよく分かりませんが、睡眠をたっぷりとれている感じがします。

そして、エクササイズもとにかく毎日休まず続けています。

ところがです。ここからが厳しい現実なのですが、そんな順調に実行している最中にも、ここ2日くらい前にひどくはないですが、3時間ほど寝込む片頭痛が起きました。

ひどくはないですが、やはり寝込む程ではあったので、結構なものでした。

ちゃんと改善し始めたところだったので、悔しいです。

いくつかの予想した原因の中でできていないのがお通じ、その日は便秘だった日だったのでした。

たった1つ毎日あるべきことがクリアできていないだけで頭痛が起こってしまうものなのか。。

けれども、頭痛で寝ている最中にお腹を触った時に、こぶみたいな塊を感じましたので、お通じがないことと頭痛は関係があるように思えてなりません。

あと、この「こぶ」は後になって、「子宮筋腫」の可能性があるということも考えられると思いました。

実は、卵巣脳腫左右と、子宮筋腫を持っている者でして(過去に通院で分かっていることです)、長年の経過観察中なのです。

お通じをスムーズにするためには、「手作りかんてん」「にんにく」は効果的、「チョコレートとか洋菓子」は便秘になりやすいと感じています。

まあ、そうはいってもそんなこと気にし過ぎたら窮屈ですので、あくまでもデータとして挙げておくだけです。

というわけで、3回目のビッグな片頭痛が起こらないようにする為に、毎日きちんとしたスタイルで臨み始めています。

ビッグな片頭痛、非常に恐ろしいです。

2日も無駄にしてしまうのもとても惜しいです、今後起こらないように地道に解決への道を歩んでいきたいと思います。

あとがき

世の中片頭痛で悩んでおられる方は大勢いらっしゃるかと思います。

前日の生活スタイルの中にヒントが隠されているかと思いますので、そのヒントと思われることを改善してトライしてみる実験を続けていく。

起こらないという結果を出していくことで、自力で直していく方向をまずは、考えてみたいものです。

病院で解決できたら、ここまで誰も悩んでいないと思います。

ここ最近のネット記事で頭痛の注射が出来たとの内容を見かけましたが、それは、起きた時の対処になります。

事前に起こらなくする為のものであればよいですが。。どうなんでしょう。

最初の方でも書きましたが、1つだけの原因だけで起こることではなさそうで、日々の積み重なりがたまってバーンと大きなのが発症するイメージから、いろんな原因になっていそうなことを同時に改善していくのがちょっと特殊。

そして、なかなかこれといった原因が出しにくいのも、複雑で複数の原因の集まりだからでしょうか。

現在も研究中なので、こうしていろいろ改善していこうとした記録の結果どうなるのかなどをまた、記事にしたいと思います。

ビッグな頭痛は、期間からの予想で次回は、1月あたりを注意しておこうと思っておりますが、起こらないような努力は続けてみます。

また、この片頭痛レポートの記事を是非ご覧になってくださいませ。

次回1月過ぎたあたりに、大きな片頭痛が来たのか、来なかったのかなど是非お目をお通しくださればと思います。

あと、「更年期障害」に関しては、年齢はズバリはまってはいるのですが、ものすごく構えて恐ろしいものと思わない方が良いと思っております。

毎日前向きに胸を張って気持ちのよい風を感じながら外を歩く朝からのスタートで、それでも起こってしまった不調は仕方がありません。

良い方に目を向け、良いことを大げさに喜び、片頭痛のことは来た時に「あ、来たな」と淡々と受け止めれば良いと思います。

脳の別の病気との区別は、「片頭痛は丸3日以内におさまる」ことです。

冬に向けた季節感も入りながら定番の黒を貫くバッグの製作に選定した生地、スウェット・ループボア・リブ【773】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冬になるとコートやマフラーが人間を覆ってくれますが、背負ったリュックがモフモフしたあったかい素材の場合、背中があったかいというイメージがあります。

実際には、完全に背中にフィットしたものではないなどのこともありますが、間違いなく、背中周辺の寒さを遮断してくれる役割はリュックにはあると思うのです。

さらにそのリュックをふんわりとした冬らしい優し気な素材で作るということを今回してみたく、リュックに選んだ素材を3選ご紹介したいと思います。

他の季節にも対応できるかもしれない「モフ生地」を冬をきっかけに見つけたタイミングからの引用

以前、夏にタオル地でリュックをお作りした「タオルシリーズ」という製作をしました。

2020年8月の事でした(【176】のブログ記事が該当します)。

今年の2021年の冬には、逆の季節で、あったかい生地でリュックを作っていくシリーズをしたいと思いました。

以前の「タオルシリーズ」も、きっかけは夏でしたが、その後もタオルの季節感をそれほど感じることのないオールシーズン行けるように、夏のイメージがあるタオル素材を他の季節にも使えるようにと考えた企画でした。

それと同じように、今回の場合冬きっかけではありますが、他の季節にも使えるような素材も入れ込んでいます。

ただ、冬らしさがmaxの素材も入れています。

ALL黒色の3種をご紹介。一番左から、スウェット素材、パイルボア素材、リブ素材です。

これらは、今後実際にリュックを製作していきますので、その際に詳しく混率などをご紹介しますので、ここではざっくりとご紹介にとどめます。

すべて日本製をチョイスしています。

まず、左から少し近づいてその素材の特徴などを見てみます。

スウェット:こちらは綿。季節感は本来あまりないですが、ふんわりした肉厚感がこの寒い季節に優しいのです。
スウェットの裏面:この誰もがなじみのあるパーカーやトレーナーなどでおなじみの様相。実際あったかいです。

気持ちよさそうなパイルになっています。

冬用に裏起毛の素材もありますが、あれだと季節が偏りますので、こちらの方がシーズンレスで行けると思います。

ループボア:こんな風に密にループになったボアの素材には毛が多く入ります。さすがに冬専用といった素材。

生地屋様の店舗では、こういった季節感たっぷりの素材こそ人気が高いのです。

素材自体だけではなく、こういったループが密になった構造というのも、あったかさをより高めているのではないでしょうか。

上の素材をもう少し見やすく写したショットです。モコモコして凹凸感があり、素材自体がユニークです。
リブ:一番右です。この編み方もなじみのある昔懐かしいクラッシックな素材。

きちんと整った硬めの編み込みが信頼でき、程好い太口の糸が親しみやすい。

無地とは言いながらも、柄のようにもなっていて楽しくもあります。

混率はアクリルです。

アクリルも冬がきっかけですが、それ以外の季節をもまたぐことができる素材であると考えます。

あとがき

これでリュックを作るとはとても意外だと思われることでしょう。

どれもお洋服向きの生地ですから。

バッグだからこそ、「流行」を感じない物が作れそうだと意気込んでおります。

縫いにくいのではないかなどとは、ここでは、考えない。

とにかく製作してみてその手ごたえでお伝えできることをめいっぱいアウトプットしてまいります(^-^)。