新聞の一説より。。音楽と演奏シーンの組み合わせで生まれる新しい価値観、森林の中で演奏される「古楽」の演奏形態【793】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日一読させていただきました日経新聞(朝刊:日曜日)の一説、「THE STYLE]ですごく素敵な話題がありましたので、感想を綴りたいと思います。

古楽器がご紹介されていまして、その演奏と音色の素敵さが、組み合わせる演奏場所によって価値が高まるという事例でした。

コロナ禍でコンサートやライブが中止の中、間を確保しながら少人数が集まる形態はこの事象があってこそ生まれたアイデアだと言えるのかもしれません。

ピアノやギターが生まれる前の類似の弦楽器で演奏される「古楽」というものはどんなものなのか

「古楽:こがく」と呼ばれる音楽の分野があるそうです。

弦楽器を主に使用、ピアノの前身「チェンバロ」も含みます。

「クラシック」という分野は皆が知る音楽ですが、現在では希な19世紀以前の古い時代の古い楽器で演奏されるものを「古楽」と呼ぶようです。

記事の中に素敵な形のギターみたいな弦楽器も登場、初めて見るような形ではあったのですが、現在によく見る弦楽器と少し面影が似ていることもあり、形や音色が「木」が放つ自然な音色というような聞こえが特徴です。

実際に、YouTube動画の検索で楽器を演奏されている方の様子をアップされている動画が見つかり、その音色を聴くことができますので、とりあえず名前をご紹介しておきたいと思います。

まずは、ピアノに似た感じの古楽器ですが、

・チェンバロ

・クラヴィコード

と呼ばれるようなものがあります。

クラヴィコードはピアノよりも小さなもの。

そして、ギターに似た感じの古楽器は、

・リュート

・シトール

というものがあります。

「リュート」は、琵琶みたいな形で、ショート丈のフォルム。

「シトール」は、ギターよりもスタイリッシュなとんがり部分を含んだデザインの楽器。

ギター以外にそんなに古い楽器があったとは、初めて知ったことです。

そして、現在も一部では製作をされているそうで、その実演の機会があるのです。

コロナ禍で生まれた、少人数の「デリバリー演奏会」、音楽が演奏シーンによって価値が高められるヒントになる

コロナ禍でいろんなコンサートや演奏会が中止になる事態が起きました。

もう大勢の人が集まる演奏会が難しくなったのです。

そこで、少人数ながら特定の場所でデリバリー演奏会というのが浮上。

森林で行われるのがとても効果的な古楽器の古楽演奏会。

森の中は、人間にとってとても心地の良い癒しの音がたくさん詰まっている宝箱のような場所であるとのこと。

そこに相まってささやくような静かめの音を奏でる楽器である古楽器の演奏がマッチするようです。

是非体験してみたいと思いました。

古い楽器の音は実際にはどんな風に聞こえるのか、ロックやジャズの音楽とは違った良さが発見できるかもしれません。

あとがき

ヒーリングミュージックにも注目しています。

他の分野の音楽にはない音の運びのようなものを感じることがあります。

ここで余談ですが、最近知った、「喉歌:throat singing」。

モンゴルとか、ロシア近隣の地域の共和国などの人々が発する歌声のようなメロディーがとても心地良く聞こえました。

「thorat singing」にも伴奏に弦楽器が使われています。

この分野に絞っても、更に地域が違うと歌の雰囲気も随分違うことが、ある程度聴き比べるほどに「mongolian music」にはまることで知っていきました。

まだまだたくさん音楽の種類が世界中にはあるのだと思います。

このたび新聞に掲載の自然と一体化して聞くような音楽も、今までその存在すら知らなかったところから、そういった演奏シーンを通じてもより知られていき、認知度が広がっていく可能性を感じます。

その音楽がどこで奏でられるのかで確かに随分印象が変わると思います。

「組み合わせ」ということのヒントにもなりました(^-^)。

ツルツル生地を重ねると滑ってずれる特性に注意、巾着袋のひもホールステッチが滑って皺が寄らないための待ち針の固定の重要度【792】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、巾着袋内蔵のリュックを製作中です。

内蔵巾着袋は裏地付きでして、2種の生地を使っているのですが、共にツルツル感がある生地をこの度選択しました。

その滑り易さがステッチの際に歪みが起こりがちである特性を知り、待ち針の工夫をこのたび考案したご紹介をしたいと思います。

地味な場面であり、まだ完成には至らない途中の場面ではございますが、美しい巾着袋のひもホールのステッチの存在はかなり重要だと考えます。

真っすぐで美しいステッチになりますよう、じっくりと作っていきたいと思います。

ツルツル同士の重ね合わせの素材で分かったずれやすさによる皺が起きないように、待ち針の打ち方で工夫した

綿/100%素材であるとガサっとした生地も多いので気づかないことかもしれません。

表地も裏地もツルツルとしたポリエステル/100%、そして、ナイロン混のポリエルというさらにいっそうツルツル感の増す素材の組み合わせで巾着袋のひもホールを製作しました。

その時に表地と裏地をきちんと重ねてステッチで固定するのが最後の方の場面の巾着ひもホール。

シャンタンはがさっとした素材ですが、裏面はツルツルなことが多いです。

こんな風に外面からものさしでトップから3.5cmのところをストレートにステッチしていくのですが、この写真のようにそのまま作業しましたら、最後にしわが寄せられてしまいました。

寸法がずれているという原因ではありません。生地がすべってずれたのです。

そこで、今一度やり直しですがある工夫を凝らします。

待ち針で固定するということを全体に均一に行い、ずれが起こらないように固定します。

表地と裏地の重なりのスタートと最後の地点に待ち針で固定。
そして途中の部分も、まめに待ち針を打ち、ずれないように固定。
このまま、同じようにステッチをかけ直していきました。

結果は、成功です↓。

皺が起きませんでした。待ち針は大変優れている固定ツールだと実感します。
ぴったりと重なって綺麗です。

あとがき

このたびの巾着ひもホールではない位置であっても、つるりとした生地は、「ずれ」に注意です。

ずれにくいからつるりとした生地を使わないのか、その生地を使いたいから、ずれ防止の対策を考えるのかですが、「生地の利用の自由度」を重視して、少し苦労してでも望む素材を選択できることの喜びを優先しました。

その他ずれやすいヶ所としましては、取っ手などのベルトパーツを作る時の観音開きの重なりです。

これもツルツルの生地は重なって美しく仕上げることが難しいのですが、出来上がるとなったらツヤがあり美しいリボンやベルトになるのです。

コットンや麻素材は製作はしやすいのですが、もっぱら雰囲気がカントリー調になります。

ツヤのある素材は出来上がりとしてはエレガントな雰囲気を放ちます(^-^)。

友人に感謝、ここまでの具体的なフィードバックはなかなか得られない貴重な真実、友人だから許してもらえただけの身勝手な製作の見直し【791】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ショッピングの際のレビューというものを多忙な中ではなかなか書くことはありません。

時々、あまりにも感動があった商品や、今後もリピートしたいような販売業者様の場合に希にわざわざログインをしてでも、購入履歴からレビューを書き賞賛と感謝の意をお伝えすることがあります。

ただ、よほどの感動があった時に限りですのでおそらく、世の中の多くの本当のレビューは伝えられずにご縁がそれっきりであることが大半だと思います。

そう考えますと、このたびのハンドメイドバッグを実際にご購入いただきましたお客様(友人)からの直接の目の前でのフィードバックをいただく機会は、それはそれは貴重だったと言えます。

この直後に、隙間だらけのリュックのてっぺんを試行錯誤を重ねてセキュリティーを最大限に高め、随分身勝手な製作をしてきたものだと大きく反省をする機会となりました。

友人などフィードバックの得やすい人にもご購入いただくメリット

家族や友人であるとついつい忘れがちなこと、それは、お客様の一人であるということです。

このたび、友人にハンドメイドバッグ(リュック)をご購入いただいた際に実際に会って、商品の使い方とか実際の使っていく中での様子などのフィードバックをいただきました。

では、ここからフィードバックをいただいた内容を大至急改善し、直していく様子をお伝えしてまいります。

このようなリュック。トートバッグ兼用。「餅巾着」という名前。<サイズ>縦27cmx横27cmxマチ11cm。
フィードバックをいただいたのは、このフラップの部分。物を入れて背負った時に、ここがとても伸びます。

そもそも、このタブの長さが長い、もしくは、相手のDカンの付け位置が上の方過ぎることもありますが、背負うとメッシュ素材も相まって伸びて隙間がたくさん空いていました。

背負った様子:工夫してリボン結びで何とか隙間を埋めるも、もっとナチュラルな形でも安全にしたいものです。

では、あのフラップをどうしようかということです。

これだけの隙間を覆うには、取っ手の間めいっぱいの幅の大きなフラップが有効だというところに行き着きます。
内側設置の巾着袋に関しては、ここにはすべての物を入れるのではないとのこと。

大切な物だけを入れておく場所。

残りは取り出しやすいように、この巾着袋の外のスペースへ入れているようです。

袋をよけた隙間です。ここに貴重品以外の残りを入れているということ。

そうすると、貴重品ではなくても大切は大切に変わりがないので、セキュリティー性がやはりこの場所へ入れていても求められるということになります。

フラップを可能な限りの取っ手間の幅へ改良予定。現在は半分くらいですので、倍の幅になるイメージ。

そして、改良した大きなフラップを入り口をゆったりと覆うような位置に取り付けた取り付け位置をも改良ということになりました↓。

背の部分:フラップの先端はリュックの入り口先端から4cmの所に合わせて設置。

この4cmの意味は、取っ手にじゃましないぎりぎりのスペースを確保した位置です。

お気づきだと思いますが、取っ手の内側同士を少しずつオーバーした幅になっていますが、これで進めました。

これが内径に忠実過ぎるとまた隙間が空き、いつまでも隙間がカバーされないのです。

取っ手の付け位置を横へ移動すると今度は口がたくさん開くというイタチごっこ、よってこれで良いのです。

改良後の隙間が解消された様子、いかにも「安全で守られている」という安心感

出来上がりです↓。

本体部分の口がフラップによって真ん中に向かってアーチ状に入り口が閉じたこの姿はこの改良の成功です。
フラップがかなり隙間を覆ってくれました。完全に隙間解消不可能なデザインでも最大限にはできたのでした。
上からはこんな感じ。背から覆いかぶせるフラップでなければいけないということがよく分かりました。

ということで、あまりにも複数のやり直しがあり省略させていただきましたが、試行錯誤が随分あった結果こんな感じになりました↓。

6角形のパーツのてっぺんからの位置:てっぺんから15cmの位置に落ち着きました。安定感のある良い位置です。

途中、試行錯誤の間に、このDカンパーツの6角形も他の形に変えたりしていましたが、やはりこのデザインが良いと再認識。

今後このデザインで行きます。

Dカンはパイプ状に丸い構造ですが、細い部分が無かったので、引っかけに力を要するということで、一度「タルカン」という下のようなスタイリッシュな四角いタイプで細くなっている部分があるパーツを設置してみました。

ところがタルカンは望ましくなかった。見た目は良いのですが、ネジが回転して外れた事実が見られました。

よって、今一度Dカンに戻しました。

あとがき

当記事に載せきれないほどの試行錯誤ということを実際に体験してきました(^_^;)。

YouTube動画共に、ここまで来るのに4記事くらい投稿していましたのですが、区切ることで読みにくくて仕方がないと判断しまして、試行錯誤の実が綴られた分はすべて削除。

この結論を早めにフィードバックと共にお伝えした方が分かりやすいということで記事を当【791】1つにまとめました。

非常に多くの学びがあり有難い経験、これで「餅巾着」のリュックは間違いなくレベルアップできたと思います。

こんなことを聞いたことがあります↓。

「がんじがらめの苦しい状況の中から工夫が生まれる」と。。すごく染みる文言です。

「こんなの作りましたー。」のその続きこそがやはり大切なのです。

その後の使い勝手などをよく考えてお作りしていたつもりでしたが、まだまだ全然甘い点があるということ、現実は甘い想像を上回るのが常なのかもしれません。

素敵過ぎる、これ中心にお洋服を考えていっても良いほどの見逃したくないピンクサファイアのベリーペンダント【789】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハート・星・フラワーはクセのあるモチーフであるから、ジュエリー同士の組み合わせの成功の難易度が高いというお話をよくブログ記事に綴らせていただきました。

このたびは、上のどれでもない、「木の実」モチーフも実はクセのあるアイテムであると太鼓判、濃ピンクサファイアのペンダントトップをご紹介したいと思います。

是非ご注目いただきたいのが、このクセのあるアイテムをどのように他のジュエリーアイテムと組み合わせていったのかという点です。

どうぞ、ワクワクしながらご一読くださればと思います。

濃ピンク色にはある「事情」があった、ルビーになり損ねた姿こそがドラマチック

元は「コランダム」という同じ鉱物だったルビーとサファイア。

その後の他の物質の入り混じりにより、片や紅色のルビーへ、片や紺及びその他のカラーのサファイアという名前へと枝分かれしました。

実は、ルビーになり切らなかった産物こそがピンクサファイア。

しかも「濃色」ということですので、ルビーに近くて非なる存在になったのでした。

そういった意味では、いかにもストーリー性があるという点が魅力です。

美味しそうに実ったベリーの実を表現したペンダントトップがまるで物語の1節から抜け出したかのよう。

ペンダントトップ:PT900台のピンクサファイア。バチカン含まずに縦3cmx横2.5cm程。ベリーデザイン。

たわわに実った存在感ある丸い粒が密集した9個がセットされたものでたっぷりした作りになっています。

ピンクサファイアは全体的にはもっと薄めなカラーも多く、この濃いめがベリーのイメージに近くて洒落ています。

いろんな色を総称してサファイアと呼ばれていることが意外、成分の違いで色が全く違うのに同じ分類に括られている決め事なのでした。

その中で赤みが不足して、ルビーになり切らなかったからこそ、ピンクサファイアの姿であるというわけです。

「ルビーになりこそなった」などというドラマチックさがかえって魅力的です。

3点セットをこう決めた、あくまで主役はクセのあるモチーフを立てる鉄則

ペンダント:台がプラチナですので、チェーンもPT850を合わせます。喜平69cmです。
ブレスレット:こちらはK18WG台。ダイヤモンドがステーション配置。あくまで主役はペンダントです。
リング:ダブルリングが豪華。ブレスで四角いフォルムが登場を今一度丸いフォルムに整え直します。
3点セット:すっきりまとまったと思います。ペンダントとリングのピンクサファイアがリンク。

こうして、癖のあるベリーペンダントをその他のジュエリーが主張し過ぎずに引き立ててくれたという構図です。

クセのあるモチーフは思い切って目立たせてしまい主役にするという考え方でした。

お洋服に関しても、むしろこのジュエリーのセットに合うようなお洋服を決めていくという順番でコーデの成功が見込めます。

あとがき

自由で型にとらわれなければ、難しいジュエリーも解決して出番があるものにできると思います。

ベリーデザインを、あまり「木の実なのだ」ということに固執せず、幾何的に解釈することで、まずはジュエリー同士を決め、その後お洋服にそのままセットで合わせていくことのご提案でした(^-^)。

満開の様子がジュエリーに、その華やかな瞬間を集めた「庭園」を作ってみました【788】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ガーネットは深紅のカラーだけでもないことは、「ロードライトガーネット」という名前のストーンの広がりで多くの方が知るところとなりました。

ピンクとしてはダークなのだけれど、真っ赤とも違う程よい雰囲気の落ち着いた赤紫色。

このたび、お花が全開の瞬間のゴージャスな大花デザインのペンダントトップとの出会いから、その後の3点セットの「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに出来上がるまでの道筋をたどりながら1点ずつをご紹介したいと思います。

3点とも「フラワー」がモチーフになっています。

満開の瞬間がデザインされたような大花ガーネットペンダントトップが超難解のアイテムだったエピソード

華やかな雰囲気にはお花デザインも大きくて広がったものが綺麗なのですが、暗めのトーンであるガーネットというバランスが素敵。

K18WG台ガーネットのフラワーペンダントトップ:直径3cmもの大花デザイン。

ガーネットが赤紫のような色に映るのです。

ピンク色のトパーズやサファイアと比べるとはるかにダークです。

そこがまた魅力であり、ここまで大きなサイズで豪華な地金部分の台であるのに石の色が渋いというバランスが気に入っています。

真ん中の茶色い感じは、なぜかその部分だけ台にK18PG台が使われているからこのように映るのです。

ペンダントチェーンとの相性:花びら1枚ずつがドロップ型ということで、このチェーンを組み合わせました。
ブレスレット:3ctものです。1粒の中にメレダイヤがお花を形作ったデザイン。非常にエレガントです。

このブレスレットも、よくあるステーションブレスとの差別化。

1パーツずつをフラワー仕立てに仕立てて、更につなげているという多重構造なのです。

リング:トルマリンのマルチカラーが中間色で大変美しい。個人的な好みではありますが中間色にホッとします。
3点セット:いやはや難しかった、ほぼお手上げの中トルマリンのダブルリングが合うことに突然気づきました。

随分悩みました。。このような一癖も二癖もある大花に他のどんなジュエリーが合うのだろうと。

これは降参かな。。と思っていた時、突然マルチトルマリンとの相性を発見。

マルチカラーに助けてもらったことが何度もありますが、この度も再び。。

ロードライトガーネットとトルマリンの濃ピンクがとても類似のカラーだったのです。

あとがき

このたびの大花の縁の花びらは、台の部分が多く、1つ1つが非常に良い作りです。

ずーっと長い期間組み合わせ案が分からずに保留にしておりましたが、この度ようやく腑に落ちました、とても気持ちが良く嬉しいです。

このブログ記事のタイトルの中にもあります、「庭園」をそのままこのセットに名付けてラインナップに並べました。

もし、気に入っていただければ是非レンタルジュエリーご利用下さいませ(^-^)。

かわいくてしょうがない、翡翠・メノウにK18YG台が丁寧に設置されたマルチカラーの房ペンダント【787】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

これまで趣味で収集の時代からジュエリーを見てきた中で「かわいいな」と思ったアイテムがあります。

それは、「葡萄ジュエリー」です。

地金は特に何も使われておらず、全体にテグスを使用した編み込みタイプで作られた構造、天然石のアメジストが実の部分、ヘタの部分は確か穴の開いた天然石製の小さな粒のビーズだったと思います。

そこそこの価格ではあったのですが(¥6,000-¥7,000)、決して超高級ではなく、シルバー925のチェーンを通したペンダントにしていた記憶です。

葡萄のようなかわいらしさのあるアイテムの「木の実系」は、「宝石」と呼ばれるレベルでも芸術的な姿です。

このたびは、このかわいらしさが、和風に表現されている素敵なペンダントトップをご紹介したいと思います。

和石とも称される類似の天然石のみでマルチカラーとなっているところが更なる魅力です。

更に、このペンダントトップにどんな他のジュエリーを組み合わせることになったのかも興味深くご覧ただければと思います。

和風な雰囲気は翡翠とメノウで形作られる、粒の楕円をリンクさせた3点の集結のそろい具合

房ペンダントトップ:K18YG台。ストーンは翡翠やメノウ。バチカンを含まず、縦2.8cmx横2cm程。

一目見てうっとりと引き付けられたものです。

房の1粒ずつの卵型が優しく、マルチカラーの翡翠やメノウにストーンに分野を特化していること、1房ずつ丁寧に18金の台座を設置している作りながとても優れているのです。

チェーン:K18YGラウンドチェーン。優しい卵型には、丸いチェーンがお似合い。
ブレスレット:K18YG台。ダイヤモンドは2ct。途中の地金部分の卵型が決め手。房の形とリンクです。
リング:ラベンダー翡翠。K18YG台。ダイヤモンドも装飾されエレガントな翡翠リングです。こちらも卵型です。
3点セット:これらが集まったすっきり感を感じていただければと。ブレスが和風に寄り過ぎを中和してくれます。

ブレスは、ペンダントとリングの橋渡し的存在と考えています。

ストーンが和に寄り過ぎなことをダイヤモンドとともに洋へ調和。

良い役割のブレスだと思うのです。

あとがき

マルチカラーアイテムは、お洋服に合わせやすいです。

黒から、原色、パステルカラーまで季節も問わず、流行にも左右されず安定的に組み合わせることができます。

フルーツなどのモチーフの「ひとクセ」、コーデしにくい点をマルチカラーの色の展開がコーデしやすくしてくれたのでした。

またとない組み合わせができたことが大変喜ばしく、それぞれのアイテム1つ1つの製造者様へ感謝を述べたいと思います(^-^)。

赤いパンプス・赤い口紅にリンク、深紅のガーネットの役割は差し色、面積の広い大粒ガーネットペンダントが美しさを放つ時【786】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

深紅の「ガーネット」という宝石。

赤色は人気の高い色。

ルビーのイチゴのような紅色に比べればダークな深みが同じ赤色内での差別化。

あれは2000年ちょうど位の事だったかと。

ゴールドメッキの台ではありますが、ガーネットのスクエアのペンダントトップを自前で持っていたことがありました。

某通販会社様のカタログ雑誌で、お値段は¥9,800ではなかったかと記憶。

なかなかクラッシックな雰囲気で大粒の四角型でした。

もしかしたら。。合成だったのかもしれませんが、とても存在感があって着用しやすかったことを記憶しています。

随分前から、四角型のファンだったのでした。

あの表面のゆったりとしたスペースが迫力と美しさたっぷりだからです。

このたびは、その後の発展もあり、台も本物K18YG、天然のストーンである立派な宝石と呼べる四角のガーネットのペンダントトップをご紹介したいと思います。

何十年も前と同じモデルを変わらず魅力的に感じたことは本物ジュエリーにはそれほど流行がないクラシックさがあるこのと証明です。

遠目では確実に差し色、ガーネットの深紅の他の小物アイテムとのリンク

K18YG台のガーネット四角デザインペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まずに、縦18mmx横14mm。

窓辺でお写真を写しましたので透明感ある部分が映りました。

室内では、深いボルドー色で、ずっしりとした重厚感あるカラーに映るのです。

室内のダークカラーに映るガーネットペンダント。チェーンはK18YG/K18WGコンビ柄45cm。

大粒の基準とさせていただいています縦2cmx横1.5cmよりはひとまわり小さいので、「中粒」程度だと見ていますが、何はともあれこのすっきり感は素晴らしいです。

ガーネットの大粒はほとんど見つけることができていません、レアなのだと思います。

混沌とせず、はっきりしていてシンプルだからこその良さです。

靴もいろんな赤と相性の範囲があるのもペンダントと靴が遠く同士に位置するからです。

あとがき

「ガーネット」は1点あると楽しくなります。

真っ赤なお洋服はかなり膨張しますし華やか過ぎて躊躇することがありますが、黒いお洋服に一部分小物使いとしては気軽に装えます。

この「気軽」もとても大切、ジュエリーの装飾に対して遊び心もあることこそ自由なのですから。。

ガーネットの存在感をこんな風に使わせていただくのが出番の多いアイテムになるまず1つのポイントとしてご提案したいと思います(^-^)。

新しい分野のマルチカラージュエリー、ハート型の原色カラーに魅せられる「アンモライト」のペンダントはコーデの差し色へ【785】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、マルチカラー宝石も取り揃えました。

マルチカラーが好みであること、楽しく明るいイメージ、多くのストーンを一度に楽しめるお得感などがメリットです。

「マルチストーン」と呼ばれるアイテムは、ストーンの種類の違い、もしくは、同じストーンでもカラー展開のあるストーンが集結したジュエリーです。

このたびは、それとも違い、1種の鉱物からできているのに、「光の干渉」によって美しくマルチカラーに映る天然石でできたペンダントをご紹介したいと思います。

「アンモライト」のハート型ペンダントトップをカジュアルに解釈、ロングチェーンで躍動感を高め中粒のサイズ感のカバー

光の干渉で赤やグリーン、黄色のビタミンカラー風に映るというところが魅力です。

光の干渉が無ければ暗めのものなので、とても不思議でミステリアスなのです。

「アンモライト」のハート型ペンダントトップ:K18YG台。<サイズ>縦2cmx横2cm。

このストーンは光の干渉でこのようにマルチカラーに目に映ります。

すごく綺麗で、熱帯のようなイメージがこの色から感じられます。

これは染色とかいったものではなく天然の色目、「光の干渉」でこのように映るとのこと。

1つの物品でこんなにいろんな色が見られるストーンとなるとやはり価値を感じますし、事実「アンモライト」は希少価値の高いストーンです。

このペンダントトップの良い点は、枠をK18YG台で囲ってあり、バチカンを宝石タイプのもので設置されている、ちゃんと宝石の領域の作りがしてある点です。

表面の多面カットもエレガントです。

とはいえ、厚みは最大5mm程度、縦横の最大幅が2cmということでやや普通(いや贅沢ですけど(^_^;))。

そこへチェーンを特徴ある80cm級で存在感を高めました↓。

すごく美しいです。ハートというクセのある形にもかかわらずそのことを忘れるほどのカラーの存在感よ。
3点セット:難しかったのがハートの形の揃い具合。ぴったりですね、随分努力しました。

あとがき

このような天然石があるとはこれまでは、存じ上げませんでしたので、良き学びとなりました。

1つ学びの中から生まれたアイデアをアウトプットしたいと思います↓。

ハートは星やフラワーと並び「クセ」のあるモチーフです。

ところが、そのあるはずの「クセ」が、この原色カラーの美しい世界観の波にのまれ一瞬忘れてしまいました。

このことが良きヒントになりました。

クセのあるモチーフに象徴的なストーンがコンビのジュエリーアイテムは「クセ」が減少して感じられる不思議。

フラワーなどのケースにも引用してみたいと思いました(^-^)。

美しいが希少性は「普通」のアメジストは大粒だけでは物足りなかった、さらに「メガ」サイズのアメトリンにバトンタッチのペンダント【784】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

特徴は、全体的にアイテムが大ぶりでありクラシックな着こなしのお洋服に合うようなテイストです。

このたびは、アメジストの大粒の更なる追求への変遷の記録です。

アメジストは人気が高く有名ですが、希少性で言うと入手はしやすいのでそんなに珍しいストーンではないです。

それでも人気の理由の1つに「パープル」という高貴でクールなカラーの魅力があるのだと見ています。

「かっこいい」というようなパープルカラーは、おのずと「四角」という形との相性も良いようなのです。

迫力ある大粒アメジスト、しかしそれ以上のメガ級のアメトリンに軍配が上がることになった

「バケットカット」や「テーパードカット」の効果は、面積をより広めに映し出し、宝石の美しさを最大限に披露する効果があります。

「美しい」と思うことの1つに「広い面積」があるのです。

この大ぶりなカットは、一層迫力の度合いを増幅させています。

K18YG台のアメジスト大粒ペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まず、縦2cm強x横1.5cm程。

よくバチカンを含んでサイズが提示されていますが、本当のトップ自体の大きさが分かりにくいですので、バチカンを省いて表示することにしております。

大粒の目安にしているのは、バチカンを含まないストーン+台の部分のみで、縦2cmx横1.5cmを大粒の目安と考えています。

ネット通販などでは、縦が1.5cm以上でもうすでに大粒と呼ばれることもあり、大粒の範囲が結構広いのですが、実際は手に取ると中粒程度だったりします。

「中粒」などと言ってしまっては商業上盛り上がりがありませんから、大粒と呼んでしまう、更に、カンを含んだものをペンダントトップと呼ぶ定義からの名目もあると思います。

この度の記事では、本当に正直な「大粒」というのはこういうものだというサイズ感でお伝えしております。

結局は、身につけたときの印象がどうかで明らかになることでありますので、最終的にはユーザー様が感じることなのです。

そうすると、大粒・中粒・小粒と分けて、その実物にちゃんとぴったりな言い回しを実直にお伝えしていきたいと思っております。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、ペンダントトップに関しては、ほとんど大ぶり(大粒)です。

その後にもっと特徴ある「メガアメトリン」に出会うことでセットがより個性的になった

バチカン含まず、縦2cmx横1.5cmでもかなりの存在感でしたが、リングとあまりにピタッと一致し過ぎたこともありその後改良がありました↓。

リングもかなりのものですが、それ以上にトップが大きいと感じられます。面積・厚みともにビッグです。

アメジストからアメトリンになったことでカラーも楽しくなりました。

アメトリンのペンダント:縦25mmx横20mmの超大粒。正真正銘の「メガアメトリン」です。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」がセットになっていることで、もしかしたら単品では通用したかもしれない大粒が廃止ということもあるということです。

それほどまでに「わぁ!」という喜びと感動を感じていただけるようなラインナップでありたいという強い気持ちがあるのです。

メガ級の大きさではあってもシンプルな四角という「押して引く」ようなバランス、そして、そこへ柄のような「フィガロチェーン」の出番であるというこういった望ましいバランスの組み合わせができるのも、地金のおかげだと思います。

ストーンの素敵さ、地金の素敵さいずれも平等に大切にしておりまして、「高級地金+宝石」に特化したものを集めご提供致します(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

「トルネイド」と名付けたい、テーパードが美しく躍動的なビッグペンダントトップのお洋服との相性のポテンシャルの高さ【783】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地球の奥の方に眠っていたところ、激しいマグマ活動によって一瞬の短い時間で地上に向かって運ばれて結晶になり、地上に打ち上げられる奇跡的なストーン、これがダイヤモンド。

本来は地上にいる我々が身近に目にするようなストーンではないのです。

そんな希少なダイヤモンドでありながら、ジュエリー界隈にはとてもたくさん集まり、豊富過ぎてその希少性が分かりにくいというパラドックス。

ダイヤモンドは無色透明なので、カラーによる綺麗さを演出しにくいので、デザインは重視したい部分です。

専門的には「4C」として他の質の部分に関してもかなり重視されますが、何と言っても一番は不動の「おしゃれ度」を重視します。

このたびは、大ぶりサイズでは申し分無い素敵なダイヤモンドペンダントトップをご紹介致しながら、「おしゃれ度」を重視する理由をお伝えできればと思います。

ダイヤモンド3ctはギラギラとまではいかない親しみやすさがある、カラットを決して「ゴール」にしない

K18WG台のダイヤモンド3ctのビッグペンダントトップ:<サイズ>縦4cm弱x横2.5cm。

3ctあれば、レベルは高いですし、サイズが縦長のバランスの良い申し分のないボリュームです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は全体に大ぶりですので、このサイズが決して珍しいこともないと感じます。

華奢さに価値を置かれたスタイリッシュなジュエリーの見方からすれば古風であり、非常に存在感があるタイプに映ると思います。

テーパードカットがメインに使われて、より一層迫力が増しています。

ダイヤモンドも5ct、10ctととなればきりがないですが、それは結果的なものだと思っています。

まずはある一定の高級感とデザインのバランスが良いお品ということを見ます。

その点でこちらはどう見ても、「よしっ♪」というお品という判断になりました。

ここまで力をこめる理由は、「自分のものではない」という理由から。

「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップのものであるからこそ真剣なのです。

5ctや10ctはさすがに「ギラギラ」しますが、この3ctは輝きが程よく親しみやすいのです。

それでも迫力があるのは、地金とか思い切った大胆なデザインの賜物。

この姿は、ジュエリーが決してカラット数の高さや地金の重さだけで計れるものではない見方を率直に伝えてくれるかのよう。

そうして、ゆくゆくチェーンを付けて、ペンダントへ。。

チェーンもトップのデザインに相性の良いツイストタイプを選択。ショート丈の硬い円形チェーン40cm。

幾何(きか)的なデザインこそお洋服の種類に対応していけるポテンシャルを秘める

ハート・星・花に比べて、このたびのトップのデザインは「抽象的」。

すごく躍動感にあふれ、「トルネイド」というワードがすっと降りてくるようでした。

この抽象さがお洋服に馴染みやすくなっています。

例えば無地に関してはすべてカバーできるほどの融通があると思っています。

その他柄物ですと、どちらかというと優しい丸い柄(水玉や丸い形の花柄)よりも、シャープな柄と言いますか、鋭利なとがったタイプの柄や、ストライプなども相性が良いと見ています。

あとがき

希少性のあるダイヤモンドがたくさんあるという矛盾の中から、本当の希少性とは何なのであろうと思うことがありました。

これはあくまで自らが計る「ものさし的尺度」ではあるのですが、やはり「おしゃれ感」でした。

おしゃれ感の上限は無限であるからこそ「自由」なのです。

人生における一番のモットーのようなものは、「自由」、そこに重なるスタンスを貫いています。

ダイヤモンドはどうしてもctの数値で判断しがちですが、それでも「ジュエリー」として見た場合には、多くの中からキラリと光るのは、結果的にはカラット数が大きいものではなかったりすることもあります。

結局は「おしゃれ感」を最終のジャッジにしております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク