これがハンドメイドダイヤキルトの効果だ、口を開けた状態のまま容器みたいに使える外壁に安定感がある巾着袋の高い価値【1131】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この記事の1つ前の【1130】では、キルトシートとして、ダイヤキルトを施した巾着袋のパーツが出来上がっていました↓。

【1130】でご紹介した巾着袋の表地の3cmダイヤキルトの完成。これを表地として巾着袋「ミニ」を製作します。

生地だけで使用した裏地の場合と同じようにそのまま表地に使うのではなく、キルト加工をしたことが一工夫。

薄手であるがゆえになかなか表地になることが無い生地でしたが、その素敵な華やかさを是非表舞台に出したいと思いました。

このたびは、「巾着袋:ミニ」の完成と共に、小さい容量にも価値が高まる様子をお伝えできればと思います。

広げるとキルトのおかげでハリコシある外壁が立ち、出し入れの途中の姿も整然としている容器のような役割をしてくれる巾着袋が出来上がった

「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
<表地:朱色xゴールド花柄>ポリエステル/レーヨン混生地、ポリエステル/90%、レーヨン/10%、日本製。

中に何も入れていなくてもここまでしっかり立っています。もうここでは見えなくなった内部のキルトのソフト厚芯とステッチのコンビの成果です。

<裏地:ブロンズ>:ブラウン撥水サテン、ナイロン/100%、日本製。

もし、キルトにしなければ、確実に裏地のブロンズの方が厚みがあるところですが、キルトによって表地が裏地を上回りました。

この関係がやはり安定するバッグに出来上がると再確認。

せっかくしっかりと立つので、そのような特性を活かしたシーンを考えました。

例えば、携帯用のメイクボックス、大げさなポーチよりもずっとコンパクトです。

巾着ひもを開けた時にしっかりと立つという特徴が、容器の役割を担い、お化粧途中の中身の見つけやすさや、口が閉じてしまうストレスが解消される高い機能を持ったことになります。

あとがき

ここからが、キルト加工が増えていくと思います。

本来は、裏地で終わるはずの生地を主役に持ってくる機会がキルトのおかげで得られました。

この方法をご利用いただくと、生地が無限であることが見込めます。

薄手だから裏地・ブラウス・ワンピースにしか向かないなどという固定観念に溢れた考え方から解放されるのです。

どんなに薄くても厚くなる「手段」によって可能性が無限に広がることが素晴らしい発見でした(^-^)。

薄手の生地をどうしても表地に使いたい、そんな願いを叶えるハンドメイドダイヤキルト、薄手も表地になれる可能性をたっぷりと感じた【1130】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この2022年、連続して過去のストック生地を消化する目的で、「インテリア収納袋」の連続製作をしています。

これまでトートバッグと巾着袋のミックスで累計45点を製作済、ここにきていよいよ終盤となってまいりました。

あと10点程で、いったん裁断して準備してあるストックは終了。

面白いもので、最初に2019-2020年に生地を集めたその時の表地と裏地の組み合わせのイメージと、今2022年の組み合わせはかなり違うことです。

時間の経過と共に考え方やインスピレーションも変わってくるのです。

このたびは、見るからに裏地使いっぽい薄手の生地でありまして、一度は裏地に仕様済の生地の残りでした(組み合わせる表地が面積が小さかったためそれに合わせたら余った)。

今度は巾着袋の「ミニ」というサイズでキルトをかけることで表地に使って新しいことをしてみようと。

この時点から、「ダイヤキルト」の仕様が加わった巾着袋が増えていくと思います。

裏地のイメージで調達した生地を今になって表地使いしたい場合の工夫、ダイヤキルトをかけることで表地として申し分ない「自作の素材作り」

以前に裏地に使用した生地を今度は表地に使います。表地としては薄手過ぎ。キルトをかけて貫禄を作ります。

通常キルト加工は、中綿を使用して厚みが増す「中綿キルト」が多いですが、厚みが増し過ぎると巾着袋は作りにくいのです。

よって、中綿までの厚みにはならないのが、「ソフト厚芯」というフェルト布のような芯地です。適度に厚みを出してくれる恰好の素材です。

2015年辺りの調達だったかと。。反ごとストックがありましてそれを少しずつ使用しています。

これまでは、取っ手に内蔵する時に使用していたのですが、キルトに使用というのがこの時がきっかけです。

「ソフト厚芯」:1mm弱の厚みでやわらかく接着機能無し。接着機能がない融通性あり。取っ手にも入れます。

このソフト厚芯は、2015年頃に購入した記憶です。

最初は60m巻くらいの電柱みたいな太さでした。

すぐに使い切るものではないですが、かなりお得にこんな良い物をいただくことができて当時の附属屋様に感謝です。

ハリコシを出すハードな芯地に比べて、ふんわりとした厚みをミシンのステッチとのコンビで実現できるのがこのソフト厚芯の良さです。

単独使いよりも、「ステッチとのコンビ」というところが、伸び止めテープなどと同じような機能なのです。

3cm正ダイヤキルト:まずはボールペンで作図から。適当なサイズの直角二等辺参加角形の底辺からスタート。

あとは、横に3cm幅で平行移動して作図を完成。

次に、内陸部にも均等に待ち針を打ち固定、端からストライプ状に順にステッチ。

ステッチは1本ずつ区切ります。

キルトの完成:3cm正ダイヤキルト。元の生地の薄さはなんのその。地の朱色と合わせた糸のカラーも重要です。

ここで学んだことは、わずかに残ったストックしかない環境であったからこそ生まれたアイデアだったということです。

豊富に組み合わせの可能性があるうちは、気付かなかったことで、もしかして1度目と同じように裏地にそのまま使っていたかもしれないのです。

「がんじがらめ」な状態は時として、あるアイデアを生むことがあるのです。

あとがき

このたび使用のグレー色の「ソフト厚芯」、もともと調達先の業者様が付けた呼び名でした。

もうその後の材料の事情もあると思うのですが、同素材をくまなく探してやっとほんのわずかに類似品を見つけられる程度で、随分高額でありレアアイテムになっているようでした。

「これは、代用品を探さねば。。」と思ったものです。

過去に丸ごと1反入手できていたことが奇跡だったと今気付いたのでした。

代用としては、「エンボス加工の不織布」がなかなか近い素材なのではないかと思います。

既製品の袋などを解体しては、やや「著作権侵害」に対してグレーゾーン、できれば反物で不織布が入手しやすいと良いのですが。。

その後何か情報があれば、またブログ記事に掲載致します(^-^)。

5点同時完成のモノトーン巾着袋、それぞれの凹凸感の特徴を味わいながら、1点物同士が集結した演出を受け止めていただきたい【1129】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

在庫生地の消化としまして、「インテリア収納袋」を連続製作しています。

生地幅による面積の違いで、これまで巾着袋やトートバッグを連続製作してまいりました。

普遍的な最も定番のデザインに、新しい発見があり非常に有意義。

大きいサイズからの順番で、現在は小さいサイズまで進んでおります。

このたびは、偶然にも真っ黒の生地が集まっていましたので、5点を同じ黒糸を使用しながら効率的に短期間で同時完成しました。

糸が共通であることはこれほどまでにスピーディーさに大きく影響するのだと実感した次第です。

もう1点、黒系に特化した同時完成の良さは、より細かな違いをかえって発見できることです。

では、それぞれに味わいのある5点の裏地付き巾着袋を是非ご覧くださいませ。

本来巾着袋には使用されないであろう服地も含む個性豊かな5種類の生地、黒なのに扁平な感じがしない立体的な美しさを5点が同時に教えてくれた

5点:上2点は「小」縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。下3点は「ミニ」縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。

同じコンパクトサイズながら、小とミニとの容量はかなり違いまして、サイズの細分化の意味があるのです。

「インテリア収納袋:小」:パイルカットのタイプのタオル地が優しい雰囲気。シャープな黒でも優しいのです。
<表地:黒>シャーリングタオル、綿/100%、日本製。パイルカットのタイプはノーカットに比べて都会的。
<裏地:黒x白>先染ストライプ、綿/100%、日本製。内側はメンズライク。黒と白しか登場していません。
「インテリア収納袋:小」:黒の葉っぱ無し巻き薔薇をたっぷりと広がるように縫い付け。良きアクセント。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。
<裏地:表地に同じ>。
「インテリア収納袋:ミニ」:ここから3点はすべてミニ。巻き薔薇2個ずつが前後面両方に配置。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。

巻き薔薇のデザインが新しいタイプで使い易く、非常に美しいです。

<裏地:表地に同じ>。
「インテリア収納袋:ミニ」:黒柄が表に来ました。完全に服地ですので、巾着袋としてはレア度が高いです。
<表地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒卵柄>フクレジャガード、ポリエステル/100%、日本製。やや地味な柄は裏地に配置しました。
「インテリア収納袋:ミニ」:この不思議な素材は、ナイロン/100%生地。非常にレアです。灰みたいな様相。
<表地:黒>フクレ/撥水加工、ポリエスエステル/ナイロン混(比率不明)、日本製。

縦に立ったような渦巻状の巻き薔薇、巻き薔薇1つでも多様なのです。

<裏地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。

この5点中には、共通の生地を使っているものがいくつかあります。

ただし、生地の配置を被らずに別々の場所に使用することで1点物志向を意識。

裏地でしか出番がなかった生地がフクレジャガードの卵柄。

なかなか丈夫なしっかりとした生地なのですが、パンチに欠けていて実はピンと来ていませんでしたので表地には決して使用しませんでした。

その納得しなかったわずかな気持ちをも大切にし、機械的に無理矢理公式に当てはめ過ぎて、この柄も無理やり表地に使ってしまわなかった判断は正解、無しは無しで良いのです。

あとがき

この5点同時製作で、かなり進捗度が高まりました。

残るは9点、これらは裁断済で組み合わせが決定済。

それ以上に関しましては、ひょっとして追加するかもしれませんが、年内には間違いなく裁断したすべては完了しそうです。

結局、数量としては今年2022年がこれまでで一番多く製作した年になりそうです。

それは、以前の2020年に特にたくさん集めた生地ストックからがほとんど、長いスパンでのやっとの生地消化となったのが長い道のりでした。

調達したものをすぐに消化できなかった事情みたいなものを生んでしまったことを今後は、生地の確保の必須を理由にするのではなく、自らの方針を立てながらちゃんと見直します。

本当は、材料調達後は早めに製作していって生地を消化していきたいのです。

実は、当ブログ記事は最初の投稿の2022.10.13からおよそ2年後の2024.10.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2024年では、この時の「インテリア収納袋」の経験から、たまたま生地が余分にあったことで作ったナップサックがきっかけで、その後は、ナップサックモデルを軸として製作活動を続けているのです。

きっかけというものは、たゆまぬ活動の中にある、ふとした「イレギュラー」から生まれるのではないかということに気付き始めています。

確かに「常に同じ」は安定感があるのですが、時に起こるハプニングを恐れずに素直に受け止め対処していくことで、実はそれがあってこそ、後の良きベクトルになることがあるのです(^-^)。

2020年開始・2022年大改良・2024年再大改良の2年後ごとに見直したジュエリーのラインナップ、「本物志向のレンタルジュエリー」の発展【1128】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭から恐縮なのですが、当ブログ記事は、最初の投稿の2022.10.12からおよそ2年後の2024.10.05にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し文章すべてを綴り直しています。

現在は2024年ですので、この2024年にも当「本物志向のレンタルジュエリー」の大改良を致しました。

「何たる偶然!?」と後で思ったのですが、いずれも6月、何なら2020年の開始の準備も6月からでした。

今更ながらこのシンクロに大変驚いている次第です。

どんな風にこの2022年時の記事を綴ろうかと考えたのですが、実は2024年の大改良は専用のブログ記事を新しく投稿していません。

というのも、【1010】の記事でも行った「手直し」で2022年と2024年は比較しているのです。

このたびは、2020年開始当初のラインナップの全体写真が残っていなかったことの代わりに、一部の残っている写真からクリップを作成。

2020年から2022年への変化を主体に、「高級地金+ストーン」に特化のラインナップへの発展の姿をお伝えできればと思います。

2024年では、2022年の時よりも1点ずつのボリュームを充実させているという改良です。

大きな流れで見ますと、2022年が現在の2024年の基盤を作った重要な年でもあったとも言えるのです。

「本物志向のレンタルジュエリー」開始当時の2020年からの改良 、連物の廃止・HBコスチュームジュエリーの廃止等「やめたこと」の視点で比較

2020年の夏に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」は、あれが当時の精一杯の姿でした。

それまで集めたジュエリーをすべて献上、とりあえず一歩を踏み出したものであり、早くに一歩を踏み出した分、後に多くを見直すことになったのでした。

冒頭で綴りましたように2020年の全体写真が無いのですが、これらの写真は実際の当時のお品物です。

主に上のようなアイテムを2022年で思い切って全面廃止。

ここで大切なことは、「やめる」「廃止」などの一見後ろ向きのような言葉ながら、この行為で新しい余白を生み出し、次のステップへ向かえたことが間違いないということです。

2022年6月完成のラインナップ:18金やプラチナの地金ベースに完全特化、より高級ジュエリーに発展しました。

下に貼りますYouTube動画は、2022年のラインナップを1セットずつご紹介したものになります。

あとがき

このたびは、2020年開始当初から2022年へのラインナップの改良の記録を視覚的にご覧いただきました。

事業者本人もこの変遷とともに一緒に変化しています。

こうして変わっていくことに対して保守的になりなかなか新しいことへは消極的であった過去、事業活動のおかげで随分変化できたと思います。

事業活動の中では、変化しないことこそ死活問題とも言えるのです。

変化するためには、日々の「アンテナ」が大切であり、少しの違和感を大切にしながら、そして己の気持ちに正直になることも大切です。

違和感を感じながらそのまま続けてしまったり、仕方がないと割り切り過ぎたりすることに対して「違うんじゃないか」と「見直し」をかけていくことに対して労力を惜しんではならないのです。

むしろ、ここに時間をかけ、この苦労は買ってでもするべきではないかと考えます(^-^)。

真っ白ワンピースに合わせる小物は第2のカラーとして方向性を位置づける役割、白に近い淡いカラーは優し気に、対極の黒は強めに映える【1127】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の【1126】の記事では、真っ黒コーデのお話をさせていただきました。

真っ黒コーデで陥りがちな、お葬式風になってしまわないようなコツなどをその小物使いや選ぶアイテムの素材自体で工夫していくというお話でした。

今度は、その真逆の色にも注目してみたいと思いました。

真っ白コーデです。

真っ白とは言え、少し色の入った、アイボリー・クリーム・オフ白・オフベージュといったような色全般をざっくりとここでは白の括りにさせていただき、真っ白コーデは上下とも組み合わせが白無地である場合で考えます。

真っ白コーデを優しく表現する白寄りの小物使いからグラデーションのようにコントラスト強めへ向かう差し色、モノトーンのままであることは変わりない

白といっても様々な白っぽさがありますが、「オフカラー」というような広い範囲の括りで考えます。
ベージュ色の小物を配置した:この優しい肌色カラーは多くの方に好まれている合わせ方ではないかと。
グレージュ色の小物を配置した:優しい無彩色を表現してくれる落ち着いた合わせ方ではないかと。
ねずみ色グレーの小物を配置した:こちらも濃淡が同じトーンであるところが親しみやすいのではないかと。
上の2例のミックス:3色目のカラーが登場、必ずしも小物をすべて同じカラーに統一する必要はないかと。
カーキ茶色の小物を配置した:チョコ茶との差別化ではクールでかっこよくまとまるのではないかと。
黒色の小物を配置した:一番コントラストが強いです。ここ近年ロックっぽいこの組み合わせに注目しています。

あとがき

「Q:なぜ赤やパープルが入っていないの?」に対しては、「A:かっこよさを追求したからです」と答えたい。。

白に綺麗な色を加えると全体がぼやけ優しくなります。

あえて、「かっこよさ・クール」さをこの度は追求しまして、結果モノトーン調ばかりをご提案致しました。

こうして考えていくと、黒と同じで、白が結構極限の色であることを実感します。

何1つ「正解」ということはないことがファッションの自由度です。

こんな風にお手持ちの難しいアイテムの活用方法をイメージして、是非活躍の機会の多い楽しめるお洋服に育て上げていって下さいませ(^-^)。

フォーマルの装いと黒コーデをはっきり差別化したい気持ちを現実のものに。。素材の違い・染色カラーの違いで凹凸感を表現できる自由度の活かし方【1126】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年なのですが、ますます黒コーデ化が活発になりました。

カラーを取り入れる場合でもベースに黒がある柄であったりなど、黒のパワーのすごさを実感しています。

真っ黒コーデはお葬式のイメージもあり、通常の着用に黒を取り入れることを敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。

このたびは、弔事の黒コーデとおしゃれ着の黒コーデがちゃんと別物に伝わるようなポイントを考えてみたいと思います。

当ブログ記事は、当初の投稿の2022.10.10からおよそ2年後の2024.10.05にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2022年当時のYouTubeのまま後に貼りますが、当記事だけはその後の考え方や工夫を盛り込み、2024年現在の新しいお伝えの仕方を考えました。

2022年の動画とは違ったご紹介の仕方であることをご理解いただければと思います<m(__)m>。

ビジュアル系ミュージシャン様達の黒の装いは非常にミステリアスで弔事との区別も上手い、どんな点がその枝分かれの分岐点を作っているのかを考えた

ビジュアル系の方々はとてもファッションセンスが高いです。

黒の割合が多くて、その他アクセサリー使いなども参考になります。

美的感覚に優れ、ミステリアス=ビジュアル系の象徴であることの表現に上手く活かされます。

こんなパレットを作ってみたのです↓。

フォーマルとおしゃれ着の黒の着方の違い:フォーマルは単一的であり、おしゃれ着は濃淡が表現できる。

きちんとした印象を重視されるフォーマルシーンでは、上下が全く同じであったりプレーンなワンピースが望ましかったりなどの「I」のラインを作ることで弔いのための気持ちが表現できるのです。

一方、同じ黒でありながらおしゃれ着では、黒の自由度を高め、濃淡の表現や素材の違いを通じ凹凸感を表現できる装いのポテンシャルが広がります。

保守的で閉鎖的な均一さが良いシーンと対極に、自由度の高いアレンジも豊富なおしゃれ着を装うシーンの違い、それらは別物なのです。

あとがき

決まってフォーマルにはパールのジュエリーが付けられます。

それならば、おしゃれ着の黒には、フォーマルではタブーとされる地金のゴールドなどのジュエリーを装えば、「フォーマルではない」という意志表示は分かりやすくお伝えできます。

ただ、ここにファッションの面白さがあります。

右のような凹凸感ある黒コーデに対して、あえてフォーマルの象徴であるパールを付けるという攻めた装い方。

それでもちゃんとおしゃれ着に見える。。これが「上級コーデ」ではないかと。

「これをあなたは、フォーマルと見ますか?」というような問いかけのような挑戦的なコーデのたぐいです。

面白いもので、どこまでがフォーマルでどこまでがおしゃれ着などというのは、装ったその完成されたコーデをもってしか語れないところがあります(^-^)。

別のブランド同士を1つのコーデにまとめる時の注意点、シグネチャー柄のようなロゴ使いは1種のみにみまとめることが「粋」を作る【1125】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

片や好まれ片や敬遠されるハイブランドロゴ服。

これぞコーデに「失敗」などということが付きまとってしまうアイテムです。

かえって胸に1ロゴがひっそりと付いている方がクールであるとも言えますが、Tシャツのど真ん中にブランド名がそのまま表記のものは過去に着ていたことがあります(部屋着でしたが)。

このたびは、そういったロゴの主張が強いタイプのブランド服をしっかりとそのブランド様を敬いながら他のブランド様と一緒に全体コーデにまとめ上げる「コツ」をお伝えしたいと思います。

究極はすべてが同じブランド、そうはいかない場合は、ロゴ有り・ロゴ無しをバランスよく取り入れて1種のロゴのみ見せる着方の勧め

せっかく高価な良いお品物であるにもかかわらず、上下違うブランドのロゴが表に見える位置にあり、小物も違うブランドとなると随分「カオス」です。

かえって、1つ1つの価値が落ちてしまうと思いますし、ブランド様もそういったことを望ましく思われないのではないかと。

そこで、このたび数種のブランド服を同時に身に着けたとしても、それぞれのブランド服を尊重するような、そして見る側もカッコイイと思ってくれるような着方を考えました。

シャツ・スカート・ペンダントの3アイテムを共通に、ブランドロゴの取り入れ方をお伝えします。
良くない例:例えば、シグネチャー柄の「aブランド」と1つのロゴが付いた「bブランド」の同時演出はタブー。

シグネチャーロゴが点在するような「aブランド」だと、とても主張が強くその分目立って素敵ではあるのですが、「bブランド」のロゴ1つのせいで、せっかくの「aブランド」の良さが乱されます。

また、スカートに1つだけ付いた「bブランド」を中心に考えても同じことです。

組み合わせるボトムのスカートのすそに、わずかに「bブランド」のロゴが入っただけであっても互いの世界観が損なわれるものなのです。

そこで、こういった場合には、スカートは「bブランド」であったとしてもロゴが表に見えていないタイプをそもそも選ぶか、この着こなしにはロゴ無しを合わせるとよいです。

もし、この2点をこのまま組み合わせたら共倒れなのです。

こういった感じで、たった2点でも洋服同士は、別ブランドのロゴを一緒に着るということが良くない結果になります。

いっそのこと上下とも同じブランドであればOK。

結局、ボトムにあるロゴは「bブランド」であるよりも、「aブランド」でそろえることこそが粋(いき)なのです。

ただ、ジュエリーにも表にそれと分かる象徴的な形状や印のようなものが分かり、ましてやロゴが入ればお洋服と同じことになってしまいます。

裏に刻印がひっそりと彫られるのみのジュエリーなら別ブランドであっても問題ないと思います。

目に映る姿を一番重視するわけですが、誰もが知るブランドのジュエリーはロゴ無しでもそれと分かることが多いので、ジュエリーも「aブランド」であることと「aブランド」以外のさりげないものであることを比較した場合、その拘りの強さは、前者に軍配が上がるでしょう。

あとがき

ブランドロゴこそが自己主張であるという考え方は実は間違っているのではないかと思うのです。

あれは、ブランド様の自己主張に過ぎません。

人間一人一人の自己主張は、そのままをを身に着けるという行為だけでは、主張していることにならないのです。

多種のブランドロゴを同時着用というのは、むしろ「主張のない人間である」かのようなメッセ―ジのようなもの。

もっとワードローブをコントロールし、能動的なお洋服のコーデをしなければ、人間性さえ誤解されてしまうのです。

お洋服を舐めてはいけません、生きざまをも映し出す「ミラー」なるものだからです。

何もなかった昔の日本を一から積み上げた功労者、車メーカーの創始者様に習いたい点は品物の別の役割りも発見するアンテナ【1124】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ざっくばらん:本田宗一郎 著」を拝読。

誰もが知る「ホンダ」という車メーカーの創始者様の語りがそのまま1冊の本になっています。

よく、偉人伝として格言をまとめられた本もあるかと思いますが、一人の人物に特化型の本でした。

談話の中にその格言のような言葉がところどころ入っていて、視覚的に見つけやすくなっています。

このたびは、一読後に、本の中にも出てきた例からお話したい1点のことを綴らせていただきたいと思います。

業界のみのしきたりやこれまでの役割にとらわれない、アンテナを広く持ちながら同じ品物でも違う役割があることに気付くことの重要性

動画内でもご紹介致しましたが、「車のファッション性」のお話がありました。

その例として、「女性の時計の文字盤がとても小さく、本来の時計の機能である時間を知るということを越えたファッション性が重視されている点」を挙げられていました。

まさに、そういった文字の書かれていない文字盤の時計ばかりを集めてブレスレットの代わりにしていたことを思い出し、大いに共感。

多くの人と出会われ、たくさんの分野に興味を持つその柔軟な性格も相まって、違った角度からモノやコトを眺める視点があるのです。

ちょうど、先日ブログに綴らせていただいた当「本物志向のレンタルジュエリー」についての記事においても関連付く点がありました。

「装飾」という役割を持つジュエリーは、本当にそれだけの役割りなのかということを改めて見つめ直したのです。

事業活動をする中で、装飾していない保管の時間帯でも「うっとりと眺める」という行動が大いにあることを教えていただきました。

そのことから、もう1つの役割り「観賞による感動や心の動き」などが新しい「価値」になると分かったのです。

そうしますと、おのずとどんなジュエリーをお届けしたら良いのかという答えが見えてくるのでした。

あとがき

他の有名創始者様との類似な点が1つありまして、小さいころから働いてこられたたということです。

かつての、日本のご時世が多くのハングリー精神を生み出していたとも言えます。

お仕事が子供の頃から身近にあり、そうせざるを得ない環境や背景があったことで自然に身に付いた力のようなものは「宝物」。

長い努力や経験の期間の結晶が「事業の実り」と考えますと、「早くに着手」というのはかなり大きなアドバンテージだったと思います(^-^)。

表地のジャガード柄・裏地のプリント柄・装飾のアップリケの3箇所をデイジーでリンク、白黒以外に決して第3のカラーを入れない攻めた製作【1123】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あまり好まないYouTubeのショート動画投稿なのですが、このたびはいつも記事の最後の方(あとがきの前)に貼ります動画がショート動画を余儀なくされてしまいました。

というのも、2007年来の使用の「DELL」製のパソコンのモニターが壊れたのでした。

その代わりと言っては何なのですが、この度の製作「インテリア収納袋」のシリーズの「巾着袋:小」がなかなか出来が良かったので、是非お楽しみ下さればと思います。

表地の花柄が「デイジー」であると決定付けた裏地のプリント柄と正面のアップリケ、有色を入れない方針がクールで美しいミステリアスな巾着袋を実現した

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。

<表地:黒>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地:白x黒小花柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。

黒の中に少し見える白地の裏地が素敵です。

裏地の小花柄のデイジーとリンクして、正面のディジーのアップリケの黒と白の2個が装飾。

どうしても写真には隠れてしまいましたが、上下の上側に黒のデイジーのアップリケが実は付けてあるのです(斜め右上に埋まるように隠れています)。

デイジーは、表地のジャガードの柄にもモチーフとして使われています。

ということで、デイジーが3箇所リンクしている粋な巾着袋になりました。

ここでお伝えしたいことは、元の生地頼み一辺倒よりも、それを取り入れて新たに独自のフィルターでこすことこそ、出来上がりが唯一の世界観を作って行くことです。

もしかして同じように発想する人もいらっしゃるかもしれませんが、それはそれで気が合うのです。

本来は服地であり、バッグの表地に使うことが珍しい素材の調達は、そういったスタートからなので出来上がりが唯一になりやすいです。

デイジーの3箇所のリンク:①表地のジャガード柄②裏地のプリント柄③正面のアップリケ。奥行きも深まります。

あとがき

こうしたハンドメイド製作は、材料あってのものです。

そのまま1種だけを利用した製作は、他の同じハンドメイド製作者様と肩を並べることになります。

良きライバルであると同時に、せっかくの苦労も不変的に均一化しやすいのです。

そうしたことからは早期に類似の競争から逸脱したスタイルへの移行をお勧めしたいのです。

1つには、裏地にもこだわることで、被る可能性も激減、唯一の製作になりやすくなります。

これは、唯一の特技でもある「コーデ」が好きな者からお伝えできることです。

生地の柄だけに依存した製作はかえってリスクを孕むと言えます。

独自の道をマイペースで楽しくハンドメイド活動していくには、材料を有難く拝受しながら、今度は自分が作り上げる「組み合わせ」を持つことです(^-^)。

メンズテイストをドレスライクに表現、日本製の生地を丁寧に選び、かつての「マスク用生地」のストックをそのまま利用した巾着袋【1122】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在過去の生地ストックを一掃する目的で、比較的短い時間(3時間くらいはかかります)でお仕立ての「インテリア収納袋」を連続製作中。

1週間くらいかかってしまう複雑な仕様のバッグに比べれば簡易的な仕様ではありますが、裏地付きであり、じっくりと組み合わせを考え、糸のカラーも馴染むようにそれぞれ上糸と下糸を別々にしています。

このたびは、巾着袋「小」というサイズを、ストック生地を最大限に消化して作っていきました。

あの「コロナ禍」の時のマスク用の生地として友人と企画した生地の残りです。

普段選ぶことが無い生地で友人が選びましたので、他のこれまでのストックと少しテイストが違うところが新鮮。

あえてコントラストを付け過ぎずにブルーカラーの同色ベース同士のコンビ、表地に無地・裏地にはペイズリー柄を配した生地のフレンチな巾着袋

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。
<表地:ブルー>フランス原産ピュアリネン、麻/100%、フランス製。
<裏地:ブルー>フラワーペイズリー、麻/100%、日本製。

幻想的で優しいプリント柄だと思います。

マスク製作の頃の生地なので2020年春入手の生地でした。

このブルーカラーを好まれる方は意外と多いと思います。

ただ、これまで全く手にしたことがなかった分野です。

デニムのインディゴブルーにも近いのですが、テイストとしては完全に欧/米の「欧」寄り。

麻素材ですので、お弁当入れにも楽しく持っていただけるようなものだと思います。

その他、旅行や温泉の時の下着入れなどは実用的なのではないかと。

このたっぷりなマチ15cmが使用目的の可能性を広げてくれています。

あとがき

普段強い色の黒を好みますが、こうしたマイルドな雰囲気のカラーに思うところは、「ホッ」とするような感覚です。

いかに黒が攻めた戦闘的なイメージのカラーなのか、そしてそれを好み常に装備している者がいかに力が入った毎日なのかを思い知る瞬間でした。

このように、同じモデルの巾着袋を生地を替えて連続製作しています。

実際にこうしたインテリア用の巾着袋使用する立場としても体験しています者が言えることがあります↓。

同じモデルでも、色や柄が違うことで思い入れが変わります。

自前の物というのは、ただバッグの中の入れ物に過ぎなくても、気に入った色や柄で作られたものでなければ納得しないことがあります。

こうしてひたすら作ってはいますが、今回の在庫一掃後は、ちゃんと考え直し、本当に求められているところまでを追求した生地の仕入をしたいと思っております。

安易に生地を持っていても結局は在庫になるだけです。

最初の生地の調達はそのきっかけを作りますので非常に大切、これまでの「とりあえずストックしてキープしておく」というような結果がこうした何年後にも残っていしまうことを生んだのです。

ちゃんと受け入れられる素材のレベルを研究して、生地調達から生地消化までのスピードをアップするスタイルに変えていきたいと思っております。

「在庫を持つ事業形態」はそれがやりたい事なら仕方がないのです。

「在庫を持つ」という1つのワードにしても、抱えきれないほどのオーバーな数量なのか、わずかで事足りるのかの差で埋められるので。

在庫を持たずして何ができるのでしょうか、在庫はあって当然、引け目を感じることなど無いと思うのです(^-^)。