アメリカ文学から紐解く、「差別」「否定」が一家代々に渡る悪い連鎖を生み出す程の心の奥底に潜む「劣等感」を持ったきっかけは何なのか【1397】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の【366】のブログ記事では、「アメリカ文学入門:諏訪部浩一 責任編集」を一読、その中からすぐに読みたい1冊が決まっていました。

そして、その後読み始めた、たまたま長編であり難解であると知った「アブサロム、アブサロム!:ウィリアム・フォークナー 著」をこの度拝読。

以前も綴りましたように、アメリカ文学はその結末が必ずしもハッピーエンドではない、むしろ悲劇的であるということの象徴的なストーリーでした。

そのキーワードの1つに、「ironic:アイロニック:皮肉」があるのだと。

このたびの長編は、(確かに噂通り)複雑で分かりにくかったのですが、覚悟を決めた上で読み進め、親切な最初の人物紹介の掲載も随分役立ちました。

時折、「えーとこの人はどんな立場の人だっけ?」などとページを戻りながら読んでいきました。

不思議なもので、数行は到底途切れることが無い文章の読みにくさがあるにもかかわらず、息つく暇も無いほど物語へ吸い込まれるように、そしてむさぼるように読んでいくことになりました。

気が付けばページが進んでいるというまるで魔法のような「しかけ」を感じます。

このたびは、読み終わって考える、人種間の「差別」「否定」の根源はどこにあるのか。。の深堀りの記録です。

一人の人間の「魂の傷付き」がこうも世代を超えて一家の終焉に至る程の根強い「悪」をもたらしたことの罪深さを暴き出したように思えました。

正確な答えは著者様以外分かるものではありません。

とはいえ、こうした文学作品も1つの問題提起ととらえると自分なりの感じ方を持っても良いと思うのです。

1つその答えを見つけたような気がします。

一家の悲劇の始まりのキーパーソン、「トマス・サトペン」の幼少時代のトラウマ

この記載の前に、「ウィキペディア」を拝読。

この物語についての一定の正しい要約が掲載されていました。

サクッと物語を一読だけでは到底分かることはないこの登場人物多数の難解な物語です。

とはいえ、最初から最後までで何度も出てきたエピソードが非常にキーポイントに値する部分だと誰もが分かると思います。

「サトペン100マイル領地」と呼ばれる豪邸を作った初代の持ち主、「トマス・サトペン」は、幼少の頃、後にトラウマとなるような差別を受けました。

お遣いで訪問したお宅の黒人に、表玄関から通してもらえなかったのです。

「裏口へまわれ」という黒人による指示。

これが後の根深い「差別」の連鎖を生んでいきます。

私達の浅いイメージを覆すのが、「サトペン」が白人であったということ。

白人が黒人によってこうした差別的屈辱行為を受けたエピソードです。

私たちがイメージにあるのは、黒人が白人によって差別を受けるというものでしょう。

実はそうではなく、どんな民族も民族同士の間でこういったことがあったということなのです。

アメリカ社会の奥ではかなり複雑な人間模様が入り組み、一筋縄というものでは決してない点がとても重要です。

幼少時代に粘着してしまったトラウマが「サトペン」のその後の一生に付きまといます。

「差別」をされた者が行ったことは、同じく人を「差別」するという連鎖の悲劇でした。

そして、最初の妻に黒人の血が入っていることを後で知ったことで、「黒人への否定」が民事訴訟や離縁という形で表れます。

そうして、「考え方」が一家代々に渡り遺伝のように引き継がれ、心の奥底に浸み込んで悲劇を生む結果になってゆきます。

思えば、幼少の頃に受けたトラウマの時の近所の黒人も「差別」や「偏見」を持った考え方が完全に心に根付いていた人物だったかと。

「サトペン」に「裏口へまわれ」とまるで呼吸するように自然に発してしまった言葉だったと思われます。

たった一度「差別」に出くわしただけのわずかな瞬間でさえも、その後の根深い悲劇を生み出す恐ろしさを見た気がします。

そして、血縁関係や結婚などの縁により、長年に渡り悪いしきたりが一家のすべてに伝播していく様子を決して単純ではなく入り組んだ複雑さを孕む象徴のように、長く難解な文章でまざまざと綴っているのです。

あとがき

「差別」と「自負」は対極のような位置にあり、常に敵対しているものだと思います。

なぜ、「差別」があるのかというところは、「劣等感」の表れではないかと見ています。

本当は平等を求めているからこそ、「劣等感」という感情が湧いてきて、「そんなのおかしいよ」と伝えているのです。

それなのに、その後の方向を見間違い、されたことと同じことを別の人間に対してやってしまうのが人間。。

これが負の連鎖ともいうべき、「差別」の広がりの正にその分岐点だと思います。

では差別する側の人間に存在してしまった「劣等感」はなぜ生まれてしまったのか。。

それが、冒頭でつづりました、「魂レベルでの過去の傷付き」だと思います。

物理的な傷はやがて癒えていくのですが、「魂」が傷付くことを治すことがいかに容易な事ではないかということです。

『人間は、決して「魂」に傷を負ってはいけない、また人の「魂」に決して傷を負わせてはいけないということをすべての人種を越えた人間一人一人が考えるべきなのだ』という強い助言と戒めをある一家の崩壊の顛末とともにその根深さと恐ろしさを伝えたメッセージなのではないかと思います。

新しいチェストを購入しない、既存の大小のチェスト同士の中身を入れ替え、洋服が増えた変化に対応の心の奥底の100%なリフレッシュ感【1396】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、短い時間を利用して、ある模様替えを致しました。

とても単純なもので、2点のチェストの中身を交換するというものです。

2点共木製の年代物のチェスト、大切に丁寧に使ってきたつもりです。

チェストは購入時にお気に入りを慎重に選びながら、長く持てるような工夫をしてまいりました。

このたびの模様替え、是非ご覧くださいませ。

洋服が増えたことで小さなチェストと大きなチェスト同士のシャッフルをした効果が絶大

小さめチェスト(入れ替え前):この中にはラックにはかけないニット類のお洋服が入っていました。

この2024年の4月で急激にお洋服の数が増えました。

基本ジャージでお出かけ着は少数だけだった2023年辺りから少し変化が。。

そして、全シーズンで上下の組み合わせをセットでカウントした総合計40セット。

冬物x13セット、春秋物x14セット、夏物x13セットという内訳です。

大まかな3シーズンで各季節に同じくらいの分量で配分調整して集めたお洋服です。

お洋服の内容の工夫に関してはまた別の記事で綴らせていただきますね。

さて、ここから入っていたニット物を全部出します。

小さめチェスト内にはニットのお洋服がたたんで入っていました。

そして、もう1つの大きめのチェストです↓。

大きめチェスト(入れ替え前):てっぺんをハンドメイドのアイロン台に。内部は糸全部と道具が混在。

実は、もともと糸と他の材料や道具が混在していることがどこかで引っかかりがあったことも事実です。

今度はスペースが小さくなる方へ移動しますので、糸専用のチェストとしました。

残りの道具やその他の材料は別棚へ移動します。

小さい方のチェストへの移動:上の方はスパン糸を入れます。
下の方の段はすべてテトロン糸。すべての引き出しに糸が入りまして、糸専用のチェストとなったのでした。

この方が、間違いなく場所が分かりやすくなります。

残りの材料や道具の新しい収納場所:ざっくりとした棚にケースに入れながら視覚的に見やすく収納。

周りにはハンドメイドの芯地などの材料があり、ミシンの横ですので、この場所はなかなか相応しい場所となります。

必要な時に材料や道具を取り出す時に、以前は引出しを何度か開ける作業がありましたが、サッと取れるようになります。

糸はそれほど頻繁に出し入れしないこともあり、引き出しの中で良いと、この新配置は大変腑に落ちています。

配置の変化:いわゆるシャッフルです。中身を交換すると同時に相応しい場所へ移動しました。

あとがき

大変満足できる模様替えでした。

ただこれだけの作業でしたが、不思議なもので大きく心持ちが変わりました。

「ふと思い立った時」というのは案外大切なのではないでしょうか。

ちょっとしたひらめきやチェンジに対しても敏感であると良い方向へ前進しやすいのではないかとまで考えるようになりました。

そういったことに気づくアンテナというのは、普段から自分の心持ちに正直であるという意外にはないと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

クッションカバーと同じ構造、遠出にも持参できるミニ寝布団をおしゃれに包み込むダマスク柄カバーの作り方【1395】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ダマスク柄」は、日本製の伝統生地でいうところの「小紋柄」と同じタイプの柄です。

柄のモチーフがエタニティーに繰り返されます。

生地幅や反の終わりに柄がやっと区切られるという配置です。

良質な生地では、「ダマスク柄」の縦横共に正確な配置を利用し、ものさし要らずの裁断が可能。

実際に製作するにあたって、大きな布団カバーなどにはとても有難い柄なのです。

実は、このたび利用させていただきました「STOF:ストフ」社様の生地はメインには、「こたつカバー」を作りました。

購入生地屋様は、「大塚屋」様です。

その残りを有効活用するためにその他のカバーに利用を考案。

本来順番が「こたつカバー」が先ですが、季節もずれてしまっておりますので、先にお昼寝用にも利用できそうな「ミニ寝布団カバー」のご紹介をさせていただきます。

「こたつカバー」は非常に大きくファスナーの設置もありハギ目もありますので、やや仕様が複雑。

それに比べて、生地だけで作れるこの度の「ミニ寝布団カバー」は、大人・子供・動物に及ぶまでユーザーのポテンシャルも幅広いので是非ご一読どうぞ(^-^)。

2枚の段差を中表に縫い合わせる入れ口が比翼タイプの「ミニ寝布団カバー」のとても簡単な製作手順

まず、大まかにシミュレーションです。

生地に差が付いた2枚を用意:ダマスク柄の同じヶ所を底部分で合わせ美しい柄の重なりに仕立てます。

最初にやることは、2枚共上辺を9mmの伸び止めテープ(平)を貼り、その巾で三つ折りステッチです。

中表に長い方を20cm折り下側に。短い方は上です。ひっくり返し後の重なりは逆転し正しくなります。

待ち針でまずは、長い方の20cm折った箇所だけ固定しておいて、次に短い方を重ねて更に待ち針りするのが正確です。

トップの「わ」以外をコの字型に縫い代から5-7mmを一周ステッチ。
中表の時の5-7mmのステッチのイメージ:上側が底に当たります。角はちゃんと5-7mmをキープしながら。
コの字に縫い終わった次にすることは、角を3/4程度の切込みを斜めに入れること。

この切込みの意味は、この後のひっくり返しの時の角の出方が出来るだけ尖るように邪魔な縫い代の融通を利かせるためです。

先程の5-7mmのコの字ステッチ線に沿ってアイロンで折り目を付け、ひっくり返します。

ここでさらにアイロンで整え、端から2本のステッチをそれぞれコの字型に入れていきます。

この2本のステッチでもって内側の先ほどの5-7mmの縫い代が完全にカバーされます。

いわゆる「袋縫い」です。

2列のステッチを入れた状態:端っこがペタンとなった様子が遠目ながらうかがえます。
二本ステッチの出来上がり:1本ずつかけますが、最初に端から2mm程度、次に間3-4mm程度空けた箇所へ。

いかに幅を統一するかは技術であり、美しさのために追求する箇所だと思います。

角の部分もステッチが並行になっていることを追求することが良質さへの歩み寄りとなります。
最初に20cmの重なりを見た大小の差がここに表れます。長い方を先に折って下にしたことで表では上に。

実は、一度失敗していまして、先に短い方を下にしていた中表のまま途中までやっていました(^_^;)。

結構間違えがちなので、この点はご注意を。

完成(裏面):縦130cmx横65cm。
表面:適度なゆとりのあるカバーです。ものさしをほとんど使わずこのダマスク柄だけを頼りに作れます。

あとがき

このたびのような、20cmの重なりは、正方形でも同じ20cmで製作しますので、定番の数字として引用いただけます。

この構造を利用しますと、いろんなことに応用ができると思います。

例えば、ポケットもそうです。

比翼付きはこぼれにくくセキュリティー性が高まります。

ファスナーやマジックテープの留め具が無い場合にはこうした利用の仕方を小物製作でも可能ということです。

ティッシュケースが良い例でこの構造と同じだということに気づかれると思います。

ティッシュケースは重なりはさすがに20cmとはいきませんのが、ティッシュケースのようなわずかな重なり部分も寸法を変えることでポテンシャルが高まります(^-^)。

エレガントなデニムパンツとして装う、ハイブランド古着ジーンズを引用した夏のさわやかデニムコーデ3セット【1394】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大きなデニムの流行としましては、長い間カジュアルコーデの象徴的な存在であったデニムのはき方が、オーバーサイズの流行も相まって、ワイドになったり、スラックス風なモデルになったりしてエレガントなテイストを提案してきているようです。

いったいどなたがもともと提案してきているのでしょうか。

それは、ファッションの先端を行く少数のおしゃれアイコン様達であったり、ハイブランド様の数々の「確かな勘」が束になった1つのものだったりするのではないでしょうか。

そんな情報を見てか、その波にぷかぷか浮かんでいるのか、確かにカジュアル色のある「リーバイス501」を現在では1本も持ち合わせておりません。

その代わり、古着ライフの中で特にお世話になっている「アルマーニ」様のデニムなど、「ハイブランドデニム」に注目するようになりました。

このたびは、3セットのいずれにもイタリアのハイブランドデニムが入るコーデをご紹介、これからの暖かい/暑い季節に向けたご提案としてこの記事を綴りたいと思います。

ベルトやパンプスやバッグも登場する全体的なコーデとなりますので、「ストリートファッション」として目に映る装いとして眺めてくださいませ。

どちらかというと落ちたブルージーンズがおしゃれ度が高いと感じる、イタリアブランドデニムを交えた3セットの全体コーデのご紹介

登場するジーンズはどれもミドル以下:アップに寄った写真のデニムはどうしても薄く映ります。

実際は②はもっと濃いですし、①③はもう少し色があります。

①③の違いはなかなか感じられにくいですが、①がブルー寄りで③はグレーイッシュという微妙な違いが実際はあります。

①ブルー(水色):時々グレーも入れ込みながら水玉の爽やかさをバッグの白で強調。「アルマーニジーンズ」。
②インディゴ(ミドル):難しめのミドル落ちをビビッドカラーでまとめます。「フェンデイ」。
③ブルー(グレーイッシュ):バッグは黒、パンプスはグレーに黒の柄。「エンポリオアルマーニ」。

このたびは、出会っているジーンズの一部を引用しましたが、ブラックジーンズやノンウォッシュのネイビーもカラーの差別化となります。

あとがき

この度の3選では、靴がどれもパンプスでした。

エレガントにデニムをはく分かりやすいポイントとして、「パンプス」はキーワードです。

その他のバッグなども影響していろんな小物による表現の結果として「瀟洒:しょうしゃ」であると感じるのだと思います。

「粋:いき」「瀟洒:しょうしゃ」「エレガント」が互いに交わり合うはっきりとしない定義の部分はあるにしても、こうしたテイストは、これまでの「カジュアル」にイコールのようなデニムのイメージを大きく変えるテイストであることは間違いないと思います。

もし、今までの自分に変化をもたらしたいと思う際には、一度、自分の人生をも写す鏡のような存在のお洋服の見直しと共に、デニムのテイストもこのたびご紹介のように変えてみてはいかがでしょうか。

もしかして、お洋服から人生が変わっていくこともあるかもしれません。

ちなみに、これまでで一番変化を大きく感じているこの2024年3月末にワードローブのラインナップを随分大きく見直しました。

それほどまでに、お洋服と人生との関係があると実感。

かつては、1点ずつのお洋服に思い入れなど感じなかったのですが、現在は1点ずつのアイテムを真剣に選び、今後も大切にしていきたいような「愛着」のようなものを持つように。。

古着集めの集大成のようなものになった気がしております。

今後できることは、コーデのいろんな姿を存分にお伝えしていくことであると思っています。

また今後もブログ記事にも綴ってまいりたいと思います(^-^)。

手にした時の「におい」「古着感」の第一印象を感じ取り判断、新しい持ち主が中古品入手後行う「気」を整えるためのリフレッシュ【414】

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こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフもここへ来て20年に迫りまして、今後も変わらずこのスタイルをずっと続けていくと決めています。

アパレルの製造の在庫過多の実態は近年多くの方々の知るところとなりましたが、中には1点ずつを丁寧に作る小規模スタイルの良き業者様もいらっしゃると思います。

製造工程の一手間をどんどん省略していくようなコスパ重視は我欲の強い形態で、近年批判もされています。

一方で良質なお品物を丁寧にお届けする良き姿勢の小規模形態の事業者様ならば、いつまでも残っていってほしいと願います。

このたびは、古着を購入した直後に確認する事項について、「状態」をスタートラインに相応しく腑に落とすという点にポイントを置いてみたいと思います。

持ち主を転々とした古着でも新しい持ち主がスタートラインに立つ瞬間がある、手洗い・洗濯機・外注クリーニングのリフレッシュの体感

古着の中では、時々新品未使用の物を入手できることがあります。

下げ札がそのままついていて、品質表示もまっさらな状態であることで、間違いなくデッドストック的なお品であるとジャッジできます。

当然購入元のご説明もそのように明示されていたものです。

ただ、何十年も前の新品は、経年の汚れや、元の店舗で売っていた時にお客様が試着したかもしれない現実をイメージしなければなりません。

そうすると、使用・未使用関わらず何らかの形でまっさらの新品ではない状態になっているということなのです。

よって、言葉のみに囚われず、古着入手後は実際に自分で第一印象を感じ取るということも大切なことです。

すぐに収納してしまわずに、匂いをかいでみたりしながら外注クリーニングをまず検討しています。

コートなどの毛混の重衣料に関しては大半をクリーニングに一度出すということをしています。

その他、手洗いできるもの・お洗濯可能なものを判断し何らかの形で一度リフレッシュすると、新しい持ち主としての気持ちが座ります。

この瞬間というのは、新たな持ち主としての新規スタートの地点だと言えそうです。

時々どうしても気になるのは、「他人の匂い」のようなもの。。古着では必ずお洗濯してある状態とは限りませんし、お洗濯でも抜けきれない洗濯剤の「クセ」のようなものが残るのです。

これまでたくさんの古着を手にした「古着ライフ」をしてきた者が、一番最初に体感することでした。

自分とは縁の無いような匂いがするお洋服には違和感を感じるもの、まるで動物のマーキングのような感覚ですが(^_^;)。

こうしたリフレッシュは、「気」を塗り替えるようなものの第一歩と考えています。

特に「気」が目に見えるなどという能力は持ち備えてはいませんが、それでも「匂い」は誰もが分かる1つの判断基準だと思います。

お洗濯をする前には、使用していた女性の匂いのようなものが感じられたスカーフも、洗濯機によるお洗濯後「無臭」となりました。

古着・USED品・リサイクル品においては、なかなか表面では分からないことですが、この「匂い」「残り香」こそカギを握る存在なのではないかと。

反対に、古着の中の手作り古着などを手にする時、作り手の「解釈」「方針」のようなことが感じられる時があり、同じくハンドメイドバッグの作り手としては非常に共感する部分があります。

顔も分からない別の人が手に取った時に何かを感じ取ることができ、ましてや感動したり納得したりできるようなお洋服こそ優れたお洋服です。

あとがき

古着は、海外の後進国に流れるルートがあり、ここ近年では大半が「ファストファッション物」で溢れているらしいのです。

その到着先の国の業者様でさえ状態が悪すぎて売り物にならないと「廃棄係」のような役目を担わされてしまうのです。

なぜ悪いお品をわざわざ多数生み出すのでしょう、「我欲による儲け」一択の愚かなスタンスが招いた顛末の1つの姿です。

そして、その廃棄のお品は海へ流れ他の生き物にご迷惑をおかけしているようなのです。

決して大きな会社では無くても良い、小さな小規模事業者の集まりでも良いでのです。

アパレル品が心をこめた少数のまたとない優れた1点ずつでありますようにと、これからも末端ながら見守っていきたいのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ハイレベルなジュエリーはすべてお客様へ献上、レンタルジュエリー事業者の私物はレベルの別に関わらず同等なコーデの研究用【419】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に【416】のブログ記事では、2021年時点での私物ジュエリーのご紹介をさせていただきました。

そこからわずか3つ後の番号のこのたびの【419】の記事は、後のブログ手直しの調整の空き番を埋めるために、近い番号でありながら3年後の2024.03.29に新規投稿したもの。

その後、さらに2年後の2026.02.27にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しているのが現在です。

このような年月の変化がございますが、表示された投稿日付は新規投稿時の2024.03.29をそのまま表示することにしています。

2021年から2024年にかけて私物ジュエリーの中身は結構変わりましたが、2024年から2026年現在ではほとんど内容は変わっていません。

とにかく、一番のベースは事業用のジュエリーを事業者がたやすく身に着けることをしないと決めています。

お客様に良い思いをしていただくということを一番に据え置き、事業者は影武者と化します。

事業も私物も共通の3点セット配置スタイルは、元は私物コレクションからレンタルジュエリーを始めた経緯の名残が残っているということになります。

レンタルジュエリー事業者の私物ジュエリーも事業と同じ3点1セットで組み合わせ、事業用のレベルが遥かに高いがコーデは同等

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2026年現在の私物ジュエリー:レンタルジュエリーのラインナップのレベルには及ばないものが揃った状態です。

レンタルジュエリーでは、2022年と2024年に2度の「大改良」をしていますので、その時に廃止したもの4セット程がこの中に含まれます。

廃止セット分は、経理上の計上をもって事業から私物へ転換しました。

元々事業開始前は自前のものだったから使わせていただいたわけで、事業途中の調達のものは、廃止後は「売却」という事業形態のままの動きが大半です。

「大改良」では、SV925・天然石の連物・真珠・小ぶり・ハイブランドコスチュームジュエリーを完全廃止。

高級地金+宝石質のストーンコンビの本格派ジュエリーだらけのラインナップに生まれ変わっています。

そのレベルとは雲泥の差の私物ジュエリーではありますが、事業者はこれで十分。

ただ、「コーデ」という観念においてはレベルが違っても平等、私物ジュエリーからのコーデの閃きが事業のコーデの閃きに引用できることがあります。

ところで、2021年・2024年・2026年とずっと引き継いで持ってきたあこや真珠の古物ジュエリーですが、細かな変遷もありました。

元はプリンセスレングスを多重付けした使い方からのスタートで、その後長さを変えています↓。

ネックレスの長さの変更:2021年はショート多重付け。2024年は超ロング1本付け。2026年はロングとショート。

2024年も確かにロングだったのですが120cm級のロングは日常的には使いにくかったです。

抜け感あるロングは80cm程度の2026年の長さの方が使い易く、余った珠は40cmのショートに仕立てることで、コーデの幅が広がりました。

所謂「部分的付け回し」といったところ、重ね付けも良いですし単品それぞれで使うことも可能、2024年の時の超ロング1本の時の縛りがありません。

あとがき

全10セットの2026年現在の私物ジュエリーは、3点が1セットになっているのでアイテムの数としてはおよそ3倍。

最後のチェーンネックレス(メッキ)のみ1アイテムなので合計28点です。

個人的な収集としてはやや数は多めかもしれませんが、基本的には付け回しをしないスタイルです。

どんなスタイルでジュエリーを持つとしっくりと来るのかは価値観によると思いますので、ご紹介しました持ち方も1例として受け取っていただければと思います。

お洋服にしてもジュエリーにしてもセットを組むことで1セットずつという考え方がどうしてもしっくりと来ることは長年変わらないのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<リメイク図解>オーダーメイド古着ワンピースの共布ストールは要らない、縦長をそのまま活かしバッグの取っ手に利用できた【368】

アイキャッチ画像368

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

タイトルの頭に<リメイク図解>と附随した理由を最初にお話ししておきたいと思います。

「サステナビリティ」が高まる昨今ではあるのですが、洋服などのアパレル品の在庫過多が一番環境に対して配慮の無い活動であることが批判されています。

長い間お洋服好きから始まってアパレル業界に20年くらい勤務した者としてはこの状況が見逃せない1つの事態だと考えています。

そして、退職後も引き続いて、いやむしろ正面からファッション業界の一端であるハンドメイドバッグ作りの活動を1点物製作スタイルで始めています。

ハンドメイドバッグを新規に製造する「サステナビリティ」の側面に関しては、また別の機会に、このたびは古着のお洋服の活かし方例をご紹介します。

古着を別の物に作り変えた商業利用は「著作権の侵害」に該当、「二次的製作物」を販売するのみならず、こうした発信で写真に掲載することも同じ(問題になる可能性が大きい)なのです。

よって、ある時期から徹底して「著作権」への配慮も入れ込みながら、それでもノウハウだけはお伝えしたいと「図解」という形を取らせていただきたいと思います。

ブログ記事のタイトルに<リメイク図解>と付いたものは、主にお洋服を解体して別物に作り変えたリメイク品の記録(販売などしない自分使いの範囲に徹底しています)と思っていただければと思います。

使わないワンピースの共布ストールが非常に美しかった。。黒バッグの取っ手にコントラスト効果を伴い取り付けた

リメイク図解:ベロアの黒地にピンク系マルチフラワー柄の美しいストールは、黒無地バッグの取っ手に。

図解なので、柄は忠実に再現できていませんが、ピンク中心にロイヤルブルーなどの色彩豊かなマルチカラーの花柄のストールです。

一番良いのは、元あるそのままのお品物をそのままの目的で使い続けること。

リメイクをするということで必ず起こることが、切り落としです。

例えば、図のように端にある房はバッグの取っ手には使う意向は有りませんでした。

そして、せっかくの長いストールならば、取っ手の部分のみならず、底部分から長く配される「支柱ベルト」に出来れば本当は良かったのです。

何を一番重視するのかでリメイク後の姿が変わってきます。

ある目的のために、部分的に利用するケースがこのたびのケース。

リメイク素材のストールすべてを隅々まで活かすために、房も利用するのであれば付け根に房が装飾的にある取っ手になるでしょう。

しかし、ストールの長さは決まっているので、それに合わせてバッグのサイズさえ調整することになります。

そういった新たに生まれる条件なども天秤にかけると、おそらく部分的な利用の方が気軽にできるのです。

ただ、何も出番が無くて行き場ないことよりも、利用できただけ活用の場があったと思うことになります。

あとがき

冒頭でもお伝えしましたように、どれだけ古着が余っていても、「著作権の行使」がある以上、たやすく業者が手も足も出せないという現実なのではないでしょうか。

しかもです。。いかにもリメイクしましたというようなちぐはぐなカラー配分やコンビなどは決して魅力的には映らないと思うのです。

おしゃれ度と良質さは、ハンドメイドバッグ製作においてもレンタルジュエリーにおいても共通のスタンス、こうしたリメイク活動の自主的な範囲であっても同じように考えています。

このもどかしい現実がこの先、何らかの形で開けてこれば良いのに。。と常に思っております。

そんな時に、即堰を切ったように始められるために今可能な精一杯のことをする。。それが「リメイク図解」による解説とご提案なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

ハッピーエンドなど滅多に無いアメリカ文学らしさは「皮肉」がベース、その苦味の意味することから著者の本当のメッセージを読み解く【366】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「翻案:ほんあん」というのは、元は小説のストーリーに脚色を加えて映画化されたりすることです。

例えば、「松本清張」様の「ミステリー」のドラマ仕立ては見応えがあります。

「清張作品」の文学的なスタイルは、多数の映画化やドラマ化にも。

一方、「アメリカ文学」に関しても、「エデンの東」「華麗なるギャツビー」「二十日鼠と人間」など有名映画が多数です。

このたびは、いくつかが映画化されてきた作品を含む「アメリカ文学」についての「案内本」のご紹介です。

読みたい本を絞り込むための目的で手にしたのは、「アメリカ文学入門:諏訪部浩一 責任編集」。

執筆者様はそれぞれの項目で多人数に渡り、合計14名で3名の編集委員様と共に代表の編集責任者様を筆頭に出来上がった多くの力の集結の本。

学生様の「卒業論文」の手引書のようなものとして元は書かれたのではないかと推測します。

多民族が集まるアメリカは、かつては「メルティング・ポット・・・多文化が溶け合って融合」と呼ばれました。

その後、「サラダ・ボウル・・・多文化がそのまま共存」などという表現も生まれました。

多民族が集結するアメリカ。。人種差別や元の原住民に対する侵略のような形で住み着いた移民の背景が小説の中に潜んでいると思うのです。

結末が決してハッピーエンドではないアメリカ文学のモヤモヤ感や灰色の気持ちの正体は、「ironical:アイロニカル:皮肉」にある

テレビドラマや映画においても、最終結末が必ずしもハッピーエンドではないことがあります。

「アメリカ文学」においてはまさにこれが特徴、過去に拝読の短編集でも後味として「苦味」を感じたものばかりでした。

さて、最後まで読み終わったところで、読みたい本が決まってきました。

それは、「アブサロム、アブサロム!:ウィリアム・フォークナー 著」。

タイトルだけで2度も「アブサロム、アブサロム」と繰り返し、果たして文中にこの言葉がどこで出てくるのだろうか、ちゃんと出てくるのだろうか。。

この「アブサロム」はどんな意味なのか、呪文なのだろうか。。

ワクワクしながらの読み始めとなりました。

実際の読書記録に関しましては、後の投稿の【1397】で綴らせていただきました。

なぜこの本を選んだのかはただの直感、それも出会いです。

その他興味のあるユニークなタイトルとして、「宙ぶらりんの男:ソール・ベロー」。

どんな不安定な状況の男の様子を描いてこのタイトルなのか、背景は何なのかの興味がわきます。

きっかけは何でも構わない、とにかく惹かれたそのままの気持ちに従い読んでみるという読み方も多いです。

あとがき

意外な事なのですが、「読書」は最も心を静める「ストレスを軽減するもの」だとのこと。

決して賑やかにどんちゃん騒ぎをすることではないのが意外です。

このたびは、直接無関係にも思える分野の本ではあったのですが、分野を特に絞り過ぎないところも複数のアンテナの1つとしてはグッド。

根本的なことですが、人の書いた内容などすべてを短い時間で理解できることはありません。

一読後の直後ではなく、何年もかけていろいろな他の出来事を体験する中でじんわりと感じてくることもあります。

当ブログ記事の<読書>カテゴリーのこうしたアウトプットは、最初の投稿の2024.03.27からおよそ2年後の2026.01.05の「手直し」によって、全文を綴り直しました。

まだ、アメリカ文学の根底に眠る皮肉の正体は2025年現在でもしっかりと握りしめる程分かってはいません。

小説の著者様でさえ、何年も綴り直しながら完成させていくのであり、その数年の間の心境の変化や新しい閃きが加えられて完成されるものだと思うのです。

書き手と共に、読み手も同じこと、その時の自分の実直な思いをアウトプットするものの、後の「手直し」の時に考え方や見方が加わったりするならそれも実直さです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<母のクローゼット②>古着物をお洋服へ。。巷ではエレガントな装いに解釈されている中、カジュアルなフード付きやファスナー付きでアレンジ【1393】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「着物」は日本特有の文化なので残っていくと良いのですが、何しろ着付けを伴い気軽に着ることができません。

そして、伝統的な着方のしきたりもあるので、道を外したいわゆる「邪道」はステージ衣装のような分野にとどまるようです。

このたびは、古着物ファンである母のクローゼットを再び拝見。

この度は<母のクローゼット②>で古着物のお洋服のご紹介としては後半になります。

前半は、過去の記事の【1378】で綴らせていただきましたので、よろしければ後ほどお立ち寄りどうぞ。

今回は、前半の①では登場していなかった別のお洋服。

すべて古着物自主リメイク品としてご紹介。

このたびならではのポイントとしましては、カジュアル嗜好の母らしく、ファスナーやフードを付けたコートを作っている点です。

着物はエレガントに解釈されることが多く、リメイクではドレスの形やワンピースが多いです。

よって、特徴が現れたカジュアルな点に是非ご注目していただければと思います。

ぼかしやマルチカラーが美しい「洋」の要素を持った着物を選択した日常着へのアレンジ

着物素材を「特別なシーン用」とせずに、お出かけに気軽にはおれるようなコートやジャケット中心です。

フード付き、ファスナー付きのコート:裏地も古着物。コントラストが綺麗。
フードの中も柄のコントラストが見えます。ボトムには、黒や茶やグレーと選ぶカラーが複数見込めます。
正面のファスナーを閉じた状態:比翼仕立ても特徴であり柄がつながり美しさが壮大に感じられます。

次は、3点を同じ着物から解体してリメイクした半袖のプルオーバーx3点。

3点共少しずつデザインが変えてある点にご注目くださいませ。

ハイネックのような襟の半袖。
スタンドカラーの襟の半袖。少しの違いですが印象は変わります。
真夏が涼しそうなフレンチスリーブ。1点の着物から3点は夏物のトップスが作れるということでしょうか。
季節は秋のイメージ。裏地のもみじ柄は「長襦袢:ながじゅばん」を利用。表地の葉っぱのジャガードが美しい。
紅色に黒のストライプはよくリサイクルショップの古着物コーナーで見かけます。くるみボタンが高級感出ます。
「洋」のような幾何柄です。胸元周辺は柄の向きを正位置に計算すると良いですが、生地が不足だったのかも。
このタイプも古着物では見かけます。景色が古き良き味わい。暖色系マルチカラーは明るいイメージです。

と、このようなラインナップで着物リメイク服をご紹介致しました。

最後に、母ならではの「カジュアル嗜好」を追求している部分が、合わせるボトムにスラックスやスカートではなく、コットン素材のカジュアルなパンツを徹底。

こんな風にステッチの入った綿パンやデニムを合わせてカジュアルに寄せているそうです。

あとがき

このたびは、母の古着物との接触の仕方でしたが、では私の場合はどうなのか。。ということです。

過去には、随分バッグを古着物で作ったものです。

お洋服であると、「身体にフィットする洋服好き」であることで、着物のリメイクのゆったりとした感じはあまりそぐわないのでもったいないからと躊躇しています。

もし、1点あるとすれば、やはり黒のワンピースが良いです。

ノースリーブで重さを軽減し、ラインがスタイリッシュかつシンプルなデザインが良いですね。

少し柄の部分も入ると着物から作ったものだと分かって、オリエンタル(東洋的)で面白いと思います。

まだまだ世の中には、過去の古い着物が眠っているのではないかと思います。

母だけでもクローゼットの中が着物で作ったお洋服であふれかえっているわけですから。。

そう考えると、お洋服時代は比較的まだ最近で長い長い間日本人は着物を着てきたということなのですね(^-^)。

多重構造のバッグ、表地・裏地・内袋・が重なる内部に2個のポケットを取り付ける場所と5種の生地の配置【1392】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「共有型のハンドメイドバッグ」という事業においては、「有料コンテンツ」を制作中です。

時間がかかってしまっていますが、いずれ完成し、お届けできるようにしてまいります。

まるで「カメ」さんのような進捗度、簡単に進むことができないのもなかなかの難易度高めなことだと感じています。

とはいえ、完璧を求めなければ一度は完成した過去がありましたが、その後納得できず撤退。

そして、もっとご利用しやすいものへと試行錯誤しているところに時間がかかっています。

ところで、コンテンツには、「切餅」という名前を付けたデザインを最初に作っています↓。

「切餅」:その様相通り角ばったスタイリッシュなエコバッグ。これで一重仕立てです。

作りやすい1生地だけで始められるところから敷居低めにノウハウをお届けしながら実は多くの事が学べるようにと決めたもの。

メインバッグにもなればという可能性を感じていただけるかもしれません。

ここがいかにもエコバッグらしい作りとの差別化、様々な使い方ができるようにと考えました手の込んだ作りの一重仕立てなのです。

このたびは、特別企画のようなもので、この一重仕立てに裏地を加えたり、ポケットを加えたりしながら、内容を増幅していきます。

巷では様々な業界で、「デラックス」などと頭に付けられた商品のネーミングになることも多い拡張型のデザイン。

「切餅デラックス」とでもいうような完成になりました。

一重仕立てでは、上の写真のように1種の生地のみか配色生地を使った2種までですが、このたびの「切餅デラックス」は、5種類の生地を使います。

まだ完成には至っておりませんので、この度のポイントを「ポケットの望ましい位置」に置きながら、5種の生地をご紹介してまいりたいと思います。

内袋付きの入り口が開いたバッグ、ポケット2個をどこに配置すると良いかをセキュリティー性とおしゃれ度で考えた

本体とポケットパーツ:その他の細かいパーツがまだ別にあります。

手前に左右に並んでいるのがポケットパーツで、5パーツで1セットです。

お洋服のスーツの「片玉縁」というデザインを引用、蓋にカーブがかったフラップを縫い付けた2デザイン混合型のポケットです。

袋は内部に隠れてしまいますので、「パッチポケット」ではなく「隠しポケット」というようなタイプになります。

ファスナーは使いません。

さて、「黒:ナイロンオックスはっ水加工」という生地と右の「マルチカラー:ブリスタージャガードニット」という迷彩柄のニットのポケットをどの面に取り付けるかの考案です。

裁断したバックの本体パーツ4種は、

①迷彩柄:本体表側

②ベージュ:本来裏地

③黒ニット:内袋表地

④チャコールグレー:内袋の裏地

後で貼ります1日前に投稿していたYouTube動画の中では、「黒:ナイロンオックスはっ水加工」を②に、「マルチカラー:ブリスタージャガードニット」を④に取り付けるとお話致しましたが、その後1日経過後に早くも配置を変更。

「マルチカラー:ブリスタージャガードニット」を②に、「黒:ナイロンオックスはっ水加工」を④に取り付ける方が馴染み具合が良いと判断。

比較(ベージュに対して合うポケットはどちらか):迷彩柄の方がオシャレ度が高いです。黒は極端過ぎ。
比較(チャコールに合うポケットはどちらか):迷彩柄はグレーには浮き、目立ちすぎることで安全性が低下。

本体の裏地という位置は入り口からのぞけますので、このような浮く生地は目立ちます。

ふさわしいのは、なじむ同じダーク系の黒のナイロンというところに行き着きました。

ということで、ちゃんとした理由をもってポケット設置の位置が決まりました。

内袋の中に設置のポケットは一番セキュリティー性が高いとする場所、最も大切なものを入れる場所と決めることができます。

「馴染む=擬態化」のようなもので、おしゃれ度と同時に「機能」であることも大変興味深いのです。

ここから、おしゃれ度と機能は互いに溶け合っているものなのではないかという学びがありました。

あとがき

最後に5種の生地の詳細をご紹介したいと思います↓。

①迷彩柄:本体表側・・・ブリスタージャガードニット、綿/62%、ポリエステル/38%、日本製。

②ベージュ:内袋中側(迷彩柄のポケットを設置)・・・ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

③黒ニット:内袋外側・・・TR綾ニット、ポリエステル/65%、レーヨン/35%、日本製。

④チャコールグレー:本体中側(黒ナイロンのポケットを設置)・・・ウールコットンふくれジャガード、毛/64%、綿/36%、日本製。

⑤黒ナイロン:各パーツ・・・ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。

①②④は生地屋様は「大塚屋」様です、③④はネットの「ニット生地屋((株)江戸ッ子)」様です。

独自の技術として、「コーデ/組み合わせ」を重視、この得意分野を切り口としながら今後もバッグの製作ノウハウに盛り込みたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク