ピンクの花柄が主役のミニマムリュック、ジグザグステッチにハリコシを感じる共布ショルダーの存在感が価値【92】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作をある分類で一括りに<〇〇シリーズ>という形式で続行中。

このたびは、<簡易リュックシリーズ>の2点目です。

興味深いのが、前回の【91】と全く同じ生地の色違い。

服地でリュックを作ることの意外性や可能性を当投稿でお伝えできればと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.12.04からおよそ5年後の2025.04.04にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

実は2025年現在でも変わっていない点は、服地のエレガントさをバッグにそのまま引用していることです。

お洋服になるようなしなやかな生地も含まれるので「型破り」な印象かもしれません。

とはいえ、とろみ生地でさえ、キルトをかけることで厚手の丈夫な生地に足並みをそろえていく製作スタイル。

そうしますとバッグ製作の総合的な雰囲気なるものが非常に新鮮です。

そして、よくバッグに引用される布地である帆布やデニムに関しても、そのイメージとのギャップを感じるような、エレガントに寄せたものへといざなうスタンスなのです。

では、このたびの完成品のリュック、その途中過程と共にお楽しみくださいませ。

<簡易リュックシリーズ②>リュックもエレガントに製作可能、ピンク花柄のリュックの優しさの中にある力強さ

使用生地(表地・裏地共通):paper printed、ポリエステル/100%、日本製。背景色はパステルピンクです。
型紙:本体から時計回りに、本体→フラップ→ショルダー→多角型ポケット→四角ポケットの5種パーツ。

ポケットが2種ある点が攻めた点、小さいポケットなので2個で充実させていこうというもの。

また、ピクチャレスクのスタイルとしての基本は、ショルダーも既製品ではなくハンドメイドです。

入り口フラップ:マジックテープ付きの多角形。端の反りが出ない納まりの良さはカーブや多角形などがお勧め。
ショルダー作り:中に「ソフト厚芯」を内蔵することでハリコシが出ます。更にジグザグステッチで強度アップ。
先にフラップを仮止め後、両縁にショルダーの付け根を縫い付け。調整機能を持たないタイプのショルダー。
両サイドの共布リボン:これが巾着フォルムの源。これを蝶々結びすることで、巾着フォルムを形成。
リボン巾着リュック完成:<サイズ>縦27cmx横22cmxマチ10cm。
その他の角度:左上は背負う面、右下はサイド上部から見た形、ショルダーが弓のようにしっかりしています。
様々な箇所(左上からジグザグに):蝶々結びをしている場面、内部のポケットの縦列配置、斜め上からの目線。
厚み:左はサイドの厚み、右は底の厚み。マチは10cmの出来上がりです。底には底板が内蔵されています。
ショルダーのジグザグステッチ:目で見て二等辺三角形を描くようにステッチ。それでも大変美しくできます。
内部で縦に2つ並んだポケット:四角型と多角形型の違いがあるからこそ縦列したことの効果が出たような。。

あとがき

最低限の美しさは「機能美」に繋がると思います。

この最低限の解釈は大切であり、決して作業の省略とは非なるものです。

2025年から振り返りますと、なんやかんや難関デザインにも挑戦したものの、行き着いたところはシンプルなデザインでした。

とはいえ、いろいろトライしてきたその先のシンプルさは、何もトライせずにそのまま来た過程とは違いますので、ちょっと深みがあると思うのです。

2019年は随分複数のデザインに挑戦していましたので、その年末にこうしたシンプルデザインに行き着いた流れは大きな流れの現在2025年の姿に似ています。

とはいえ、このデザインも実は後に見直さねばならない隙間の解消の不十分さが気になり廃止しています。

それでも、気に入ってご購入下さったお客様がいらっしゃいましたので、感謝申し上げたいと思いますし、至らない部分の申し訳なさをこの場をお借りしてお詫び申し上げたいと思います。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

大きく覆うタイプではない小さめフラップの反省を伴った、美しい服地のライトグリーンベースの花柄ナップサック【91】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグの製作を、ある共通の分類で括る<〇〇シリーズ>と題して進行しています。

このたびは、<簡易リュックシリーズ>というものをスタート。

様々なリュックの可能性を分かりやすい単純なデザインばかりで集め、ミニマムスタイルで仕上げていきます。

その1点目がこのたびの「ナップサック型」。

入り口の巾着に、フラップを付けてみた点がポイントでもあったのですが、これこそが大きな課題であることも非常に重要な体験でした。

<簡易リュックシリーズ①>野蛮な所作を伴うイメージのナップサック、エレガントな服地花柄に落とし込んだ新テイスト

<表地・裏地共通>paper printedという表記の生地、ポリエステル/100%、日本製。優し気なライトグリーン地。
裁断後の様子:マチは当初の型紙の10cmから15cmへ変更しました。全体のサイズ感とマチのバランスは重要。
ポケット設置:単純な貼り付け型の小さいタイプ。ポケットは接着芯も貼った「わ」による二重仕立て。
巾着ホール:ハード薄芯を全面貼りで厚手の生地相当に。縫い代含むトップから7cmの時点からコの字ステッチ。

後からの反省点は、巾着ホールのみハード薄芯を入れないという区別をしていれば、巾着がフルに閉まったかもしれません。

しかし、ハード薄芯の固定の問題が出てくるので、難易度は上がったと思います。

マジックテープ付きフラップ:背面の真ん中に縫い付け。反省点としては、巾着のドレープが入る場所は不可。

巾着のドレープを避けるとなりますと、影響のない本体の真ん中くらいにフラップを縫い付け、大きく覆ってしまうほどの大きなフラップでなければならないことに。。

柄物では、パーツが重なる部分によって柄が遮られる別問題が出てくるのです。

底板の内蔵:直前に縫い代の一部同士の部分ステッチで囲われた空間がお部屋のようになっていてずれにくいです。
ショルダー紐用の片面ハトメ:ここにひもを通して結んで固定。市販物でよくナップサックに引用されます。
巾着の絞り具合:1/3程度隙間が残る閉まり具合。だからこそフラップの役割りもあると言えるのですが。。
完成のナップサック(ショルダーが焦げ茶のバージョン):その後この焦げ茶の汚さが気になり、色変更。
本当の完成:<サイズ>縦32cmx横25cmxマチ10cm。柄の優しさを壊さないライトグレーひもに差替え。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.12.02からおよそ5年後の2025.04.03にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

このたび使用させていただきました「片面ハトメ」のナップサックへの設置はこの時限り。

その後、こうした打ち込み式パーツは全面廃止。

既製品の見た目の素敵さに憧れて同じように作ることができた喜びというのは、あくまで製造者の「我欲」であると。

結局、永久のものではないカシメる力がいずれ損傷を起こし、バッグ本体の寿命の前に起きる「外れ」が予想されるからです。

そのようなことがあってはならないと、製造者ができる判断として最もシンプルな「使用しない」という選択に行き着いたのでした。

とはいえ、一度はこうした物も作ってみたことで、そのデメリットを知る・語ることができたこと、この道のりは決して無駄ということは無かったと思います。

こうしたパーツは本来レザー向けのものなのであり、生地には馴染まないのです。

ところで2025年現在、製作の中心もなんと「ナップサック」なのです。

絞り切れなかったこの時のナップサック製作体験もちゃんと活かされました。

2025年では、別の巾着ホールタブ設置によりこうした悩みを完全解決。

すべてのどんな生地でも製作可能、製作者様向けのご提案をし、共有して受け取っていただくようなスタイルになったのです。

事業活動名の「共有型のハンドメイドバッグ」に相応しい活動になってきた2025年現在なのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ジャガードの裏面使いは新しい生地と出会ったような新感覚、2倍の価値を持つ素材で製作の2点のミニポーチ【90】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、高級生地の風通ジャガードの残布を隅々まで活かしたいと、2点のミニポーチを製作。

メインバッグ製作は【39】のドーム型ショルダーバッグでした。

こうしたミニポーチを作るシリーズの最初の3点セットは【88】の投稿から始めておりまして、このたびは二度目のセット製作となります。

【88】には反省点がありまして、はぎれで作る製作を製造者自らがバイヤスの目線で見てしまっていたこと。

その結果として、裏地無しで縁の縫い代始末さえしていない簡素過ぎる作りが、愛着を持てないいずれは廃棄する気持ちになるようなアイテムになってしまいました。

その見直しから、「はぎれ・残布・残り物」などのいかにも価値が無さそうなワードを決して後ろ向きに捉えず、そこに価値を生み出す製造する者の役割を考えました。

そして、このたびからは、こうしたミニサイズのポーチであっても必ず裏地を付けるお仕立てを徹底していくことを決意。

つまり、「いい加減なものは何一つ作らない」という意味のハンドメイド製作すべてに対する姿勢を見直したということになります。

裏地付きの最初の製作は、ファスナー付きの水平型ペンシルポーチとマチ付きのファンデーションケースとなります。

是非、【88】からの変化として、当【90】をご覧になって下さいませ。

マルチカラーのジャガード生地の裏面に発見した新しい世界観、エキゾチックなブルー地のボタニカルなミニポーチ2点

表地(柄):風通ジャガード、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%、イタリア製。裏地(焦げ茶):ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。
ファンデーションケースの方の裏地:表地と裏地を別々に縫い合わせた袋同士を合体するトートバッグの作りです。
ファンデーションケース作り:ピンタックステッチを縦四隅に入れてスタイリッシュに。マジックテープ開閉。
ペンシルポーチ作り:底は生地が不足の為「わ」ではなく「はぎ」。内部の三つ折り始末は手まつりで行いました。

分かりにくいのですが、ファスナーの色は濃紺です、黒を配置しないところはマイルドさを幾分か演出したもの。

コスメケース2点セット:<サイズ:左>縦6cmx横9cmxマチ3cm。<サイズ:右>縦5.5cmx横18cm。

専用ケースをイメージした方が良いとコスメ分野にしていますが、様々な物が入ります。

あとがき

ジャガードの裏面は意外な美しさを発見することがあります。

ちなみに、【39】で完成していたメインバッグの表面使いは、こちら↓。

同じ生地なのに、ベースの背景色が違い世界観が変わります。カーキグリーン背景の本来の表地はこちらです。

1つの生地に2つの価値があるとその有難さを存分に喜び、メインバッグ製作にも一部を裏面に使って引用すると、素敵な生地の全体像がより一層感じられます。

色違いのような配置がなされた1点のバッグ内部、バッグを覗いた時などにうっとりと眺める楽しさが生まれます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

凹凸感ある生地にも撥水効果、強力な撥水剤をたっぷりセルフ施工しリュックが滝のようなお水を見事にはじいた【89】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年、季節の変わり目などに激しい雨が多いものです。

季節の形体がかなり以前とは変わってきたようで、ネットで拝見の記事によると、「ここ最近の夏の期間の感じ方」が興味深いものでした。

東京圏の人の調査によるデータとのことでしたが、「4月から10月くらいまで」と、1年間の内半分が夏の季節感であると感じる方も。

予期せぬ雨や、常に雨対策をしておきたい日常に工夫するバッグとして、2種のリュックデザインで、<雨の日シリーズ>というハンドメイドバッグ製作企画を行ってまいりました。

このたびは、5点目で「完結編」となります。

4点目までは、元の素材をPVC素材やコーティング施工済の生地で選ぶ点が共通でした。

しかし、このたび最終回では、いずれ劣化すると分かっているPVCは使用せず、通常生地に強力な撥水剤をセルフ施工する形をご紹介。

撥水という価値を持つバッグ作りのヒントになればとこの記録を残したいと思います。

<雨の日シリーズ-完結編>セルフ施工撥水剤を浸透しにくい凹凸感あるサッカー生地に施工、撥水効果実現には2本使用

表地(黒):サッカープリント、綿/100%、日本製。裏地(黒):ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。
凹凸感ある生地と撥水との相性の悪さ:凸凹感がざっくり50%ずつあると見ますと、撥水効果の浸透には障害。

しかし、ここはあえて好みの生地に対して対応できる大きな可能性を検証するためでありまして、かえって「サッカー」生地は良い例だと考えました。

生地そのものにお水をかけた状態:このようにベタベタに裏面まで浸み込むことは、綿/100%ではなおさら。
一番最初、裁断前の生地の状態にも施工しておきました。くまなく施工した様子を感じていただければと。

後から考えると、この最初の生地への施工はほんの序の口であったと。。

リュック完成後2度目の撥水剤の施工:この撥水剤は300mlで¥7,000程度の高級品。車のシート用のものです。

変な副作用が無く、お水の雰囲気を持っているような優しい撥水剤であるところも優れた商品だと考えます。

「セラミックプロテキスタイル」という名前の撥水剤です。

カーコーティングの会社様「POLISH GARAGE:ポリッシュガレージ」様のホームページで宣伝されていたのをきっかけにお世話になりました、社長様ありがとうございました<m(__)m>。

生地に撥水剤を施工して、完成品のリュックにも撥水剤を各一度ずつ施工でお水をじょうろでかけた状態。

ほとんどはじきませんでして、ベタベタだと一目瞭然、その少し後の乾き始めた様子がこちら↓。

左上は表面の様子、右上の裏地のナイロン撥水生地は濡れました。下の内部の裏地の底は縫い目からお水が浸入。

撥水生地が裏地として設置していても、縫い目の隙間からお水を通していましたので、撥水効果を完全に出すのはよほどだと思い知らされたのです。

合計2本ほど撥水剤を使い切った3度目の施工後のお水:見事はじき、水が玉のように上面で転がっています。

ここでやっと効果が得られました、事実上「撥水効果が出た/成功した」と言えます。

撥水が成功した複数の箇所:シートベルトにも効果が現れましたし、生地も存分にはじいています。内部もOK。

@¥7,000/本(300ml)の撥水剤を2本使用の費用対効果は決して良くはありません。

これが現実でありますが、不可能ではないということだけでも分かりましたのは良き収穫。

サッカー薔薇柄生地のファスナーリュック(撥水剤施工済)完成:<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。
プラDカン・線コキは「ニフコ」社製。車のシートベルトの黒含めて「トーキョービニール」様にて<m(__)m>。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.26からおよそ5年後の2025.04.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

撥水効果というのは1つの「価値」。

しかし、撥水効果を通常の生地で効果が出るまで施工していくと、かえってコスパが悪いということも貴重な記録でした。

よって品物自体に頼らない工夫も必要だということになります。

ユーザー様自らが天候によるバッグの使い分けをすることの方が、かえって費用がかからないとも考えられるのです。

そうした「状況の違いによるバッグ使い分けの伝達」も製造者の役割に違いありません。

このたびの、<雨の日シリーズ>の最後、「ここまでが限界だ」という壁にぶち当たるまでとことん追求できたことが、後にエピソードを語る上で非常に説得力あるノウハウになりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

かかとのひび割れとカチコチ防止にエコノミー価格の化粧水と乳液で朝晩お手入れ、体の大部分を末永く安定的に支えたい【250】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

毎日のルーティーンを長年続けた効果は大きく、その差は数か月でさえ埋めることができないもの。

だからこそ、早めに着手し、ルーティーン化して当たり前にすることで努力などという大それたものではない空気のようなタスクになるものです。

そんなルーティーンは、この20年くらいで随分種類が増えました。

増やしても増やしても、どんどん日常に溶け込み当たり前になってゆくので、苦労などということは決してありません。

そのような数多くのルーティーンは特に朝晩に集中します。

その中で、このたびは足のかかとのお手入れの仕方を独自のメソッドになりますが、ご紹介したいと思います。

体全体を支える重要な足先、その隅々まで大切にしていきたいじゃないですか。

お手入れ無しの20代の頃の方がかえってかかとのひび割れに悩んでいた、化粧水と乳液で毎日朝晩行う決め事の驚くべき成果

実家暮らしだった20代最後の年2002年に、初めて実家を出ました。

きっかけは新しい勤め先、通勤距離の短さのタイパを重視の一環でした。

そして、その頃からだと思います、続々と今までやっていなかった健康面にも目を向けるようになり、実際に何十年も経った今でも続けていることをスタートしていたのです。

その1つの「足裏のお手入れ」の実際の場面をこのたび具体的にご紹介してまいります。

リアルな様子をお伝えしますので非常に恐縮なのですが、思いっきり足の裏を写していく回となります。

朝と晩の2回のタイミングはいつなのかというのは、朝:洗顔の直後、晩:お風呂から出た直後というタイミングであることをまずはお伝えします。

使用している下地コスメ:薬局やネットでも購入可能なものばかり。コットン2種は類似で広い面積と厚みが共通。

コットンは2枚重ねで使っています。

足裏お手入れ前:実はお顔のお手入れの続きなのです。お顔は化粧水をたっぷりとパッティング、乳液はこの分量。
足裏のお手入れの最初:お顔に使用したコットンそのままをまず足裏に広く(指周辺までも全体に)馴染ませ。
足裏のお手入れの2番目の作業:今度はかかと専用に手のひらに大豆くらいの分量の乳液を用意します。
かかとへの塗り込み:上の乳液を手のひらで丸く広げ刷り込みます。この時にアキレス腱のしわのにも。
タオルの上で乾かす:両足共かかとのお手入れが終わったら数分足の裏を乾かします。

これをせずに床を歩き回ると、ばい菌が喜びお部屋中まずい状態に。。

くれぐれも完全に乾くまでは、定位置でじっとして行う作業となります。

左足の裏:なめらかできめが細かくなりました。
右足:両足共にアキレス腱周辺のしわにも乳液が行き渡ると、冬の乾燥の時などには特に効果を感じました。

20代の頃は、運動などの影響か、足の裏に分厚い層ができて、足の裏と別物みたいな感じでした。

寒い冬には、カピカピに乾いて切れた様子もあり大変良くない状態だったと思います。

このお手入れをしておよそ20年以上が経過、足の裏が1枚の皮膚としてきめが整うようになり、これが当たり前になっています。

それでも私のかかとはどちらかというと厚みがある方、昔の層があった名残のような特徴を感じていただいたかもしれません。

下に貼りますYouTube動画内で使っていた「ダイソー」様の化粧水・乳液はその後廃版になりまして、当ブログ内でご紹介の「ハトムギ」タイプに変更しています<m(__)m>。

あとがき

「手相」と同じように「足相」だって本当はあるみたいなのです。

毎日のルーティーン化に慣れ、怠った日はありません。

頑張る・努力などということとは無縁、ただ目的に向かった毎日の必要事項を淡々と気持ちよくこなしているに過ぎないのです。

こうしたお手入れで体の大部分を支えている重要な足先に、今後末永く優しく寄り添っていこうではありませんか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ダークブラウン生地がどこまでエレガントになれるのか、ミニポーチ作りの最初の製作は縫い代始末無しの3点セット【88】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭ながらお伝えしておきたいのが、当ブログ記事は最初の投稿の2019.11.19からおよそ5年半後の2025.03.29にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年現在においても時々作る、わずかな残布で作ったマジックテープ付きのミニポーチ作りは、当投稿のものが最初でした。

2019年当時は、「はぎれ」という言葉に囚われた見方や姿勢で製作に挑んでしまい、こだわっているはずの縫い代始末さえそのままで作ってしまいました。

その後の製作のたくさんのミニポーチはどれも裏地付きで何らメイン製作と変わらぬスタイルで作り上げていきました。

そのきっかけの意味ではこの回は貴重、最初の戸惑いや視野の狭さをはっきりと見直したのでした。

出来上がりの見た目の素晴らしさを裏切らないような内部の仕立ても必要なのだと気付いたからこそ、この製作が貴重なのです。

是非、初めの一歩のようなはぎれ製作をご覧いただければと思います。

【86】のモカグレーコーティング地のリュックの裏地に使用した際の残布です。

ダークなのっぺりした生地でもここまでの可能性があるという一例になればと願う、巻き薔薇付きのミニポーチ3点セット

使用生地は、一重仕立てなので表地のみ。

色はダークブラウン、果たしてこのようなのっぺりとした素材のダークカラーがエレガントになっていくのだろうか。。

この研究こそが、後のピクチャレスクの製作バッグのテイストに繋がっていきました。

表地(一重仕立て):ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。色はダークブラウン。

少しもったいない余り方をしています。

余裕があれば、生地を残す際にもどの部分を残すかを工夫しますと、後のはぎれ製作物の可能性が広がります。

とはいえ、メイン製作が一番ですので、残布はあくまでも結果的なものであるのが自然です。

最初の一繋ぎで考えていた時の裁断。この後、フラップを分離した2種のパーツの型紙へ変更しました。
3デザインのミニポーチの裁断風景:サイズを極端に変えることで1点ずつの価値が高まるのではないかと。
細長いタイプの入り口の始末の様子:始末とは言え、この回は縫い代は始末していません。
ミニポーチ3点セット:<サイズ:左上から時計回りに>縦6cmx横7.5cm/5cmx7.5cm/5cmx17cm。

巻き薔薇の数は後の検討により、すべてに2個ずつ色違いでそれぞれ違った場所に設置。

巻き薔薇のおかげで、ナイロン無地のっぺりさが随分エレガントになりました。

ただ、完成しての引っ掛かりは、やはり縫い代始末をしていないことでした。

一重仕立ての頼りなさは生地に条件を付けるものであり、裏地付きなら薄手も厚手も変わらず同じような良質さを盛り込めます。

あとがき

ここでリアルなエピソードをお伝えしますと、この時の一重仕立ての3点はその後価値を感じず手放しました。

どうしても薄っぺらで、同時に価値も薄く感じてしまったのです。

縫い代を始末していない引っ掛かりは、愛着を生まなかったということです。

2025年現在でも残っている・使っている・気持ちが納得している製作品のミニポーチというのはやはり裏地付きなのです。

何でもないプレーンなはぎれであっても、価値あるものに作り上げる可能性があるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

<仕立て直し>希少価値の高い服地花柄の過去製作のボツ品バッグ、一部解体しで作り直した横長ミニバッグ【87】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去の投稿【15】【16】でそれぞれ製作したバッグは、後日の判断でボツ品となりました。

せっかくの美しい生地をうまく活かすことが出来なかった未熟さがありました。

失敗作やボツ品は後に大きく挽回していく決意をするのですが、その最初の一歩として、「仕立て直し」をすることが具体的な行動の1つと言えるかもしれません。

このたびは、解体して、良い部分のポケットをそのまま切り取りながら、別のデザインに仕立てていきました。

美しいレア生地のバッグの失敗作のリベンジ、良きポケット部分をそのまま引用して作った横長ミニバッグ

表地:トリアセ転写プリント、トリアセテート67%、ポリエステル/33%、日本製。裏地:先染ストライプ、綿/100%、日本製。

【15】【16】では、この組み合わせはしていませんので新鮮です。

表地の縦にストライプが透かしで入っていることに裏地のストライプ先染めがリンク。

この美しいボタニカル柄生地の難しさとして、暗い色も盛り込んである点、このダークカラーのおかげで柄に重厚感を感じるのです。

ただ、どうしてもその暗い色のパンチに気を取られ、暗めの色のファスナーを選んだり、ダークな裏地を選んできたことに対しても後に見直すように。。

左上は過去製作のポケット周りをそのままくり抜いて利用していきます。右下は共布ショルダー2枚ハギ製作中。
接着芯に加え、ハード薄芯を貼りハリコシあるバッグにしていきます。底の角はバイヤスフォルムにしました。
ポケットのアレンジ:左上-本体とポケットの底を重ねました。右上-ポケット上部は3mm飛び出しておきます。

3mm飛び出した理由は、その部分にステッチをかけて本体面に固定するからです。

左上:裏地と表地を合体し、入り口1周をステッチ。右下:入り口開閉のマジックテープ、グレー色です。
横長ミニバッグ完成:<サイズ>縦12cmx横29cmxマチ無し。ミニバッグにしてはなかなかの横幅です。

1990年代後半に流行の「ハイブランド」様こぞっての「アクセサリーポーチ」というミニバッグがありましたが、サイズ感が似ています。

ショルダーの長さ:ほんの肩にかける程度のハンドバッグ用の長さです。銭湯などの小物ケースとしても。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.15からおよそ5年半後の2025.03.28にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

この「仕立て直し」自体への熱の注ぎこみ方も重要です。

残布を使った製作と同様、適当に作ってしまうことは時間と労力がかえってもったいないと言えます。

どんな経緯や背景の製作でも製作品は全く別物、すべての製作に同じようにフラットに熱を注ぐことを決意。

「はぎれだから適当で良いのだ」などと作ってしまうと、作らないで他の新作を作った方が良かったということになりかねません。

どうしても原価を考えて、こうした時に少々色が合わなくてもストックの附属品を充当してしまいがち。

そんな点も「どうせ残布だから」というバイヤスの姿勢が出来上がりに現れる、製造者自らがその価値を落としてしまうことをしているのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

雨の日の憂鬱さをおしゃれ感で吹き飛ばすリュックへ、生地の裏面を利用のモカグレーストライプリボンが応援【86】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある括りでグループを作ってハンドメイドバッグを連続製作する企画を続行中でありまして、現在は<雨の日シリーズ>です。

【84】ではリュックとしては王道の素材「ナイロンオックスはっ水加工」の黒無地・黒白水玉・ハイパロン加工黒無地との3種のコンビでファスナーリュックを製作。

このたびも素材が変わりますが同じファスナーリュックです。

せっかく【84】で「切替え」をしたおしゃれ度からのヒントを得ましたので、このたびはリボンアップリケを盛り込みたいと思いました。

リボンアップリケのストライプ柄は、表地の無地ライクの裏面である点が生地の有効活用となります。

別生地を調達する必要無し、隙間に生まれた残布を利用できるのです。

こうしたコーティング素材であっても、ジャガードのように裏面が利用できる素晴らしい可能性をこの機会にお伝えできればと思います。

<雨の日シリーズ④>布ライクな撥水加工の素材、裏面使用のストライプリボンアップリケ付きのファスナーリュック

表地(モカグレー):ストライプコーティング、綿/100%、日本製。裏地(焦げ茶):ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
糸選び:表地と裏地それぞれ糸の色を選んでいます。上糸と下糸が別の色という場面が出てくることになります。
ファスナーポケットの完成:ここでは作り方は割愛させていただきますが、今後このポケットは多く引用予定。

何といってもファスナーはセキュリティー性が高い機能です。

ただ、実際の使用では開閉のストレスが伴うことがあり、どうしても安全性が必要ではない場所に設置する場合はファスナーは無しが良いという考え方を持つように。。

ファスナー上部の屋根の部分の縫い合わせ:ファスナーの表面とマチ布の裏面を重ねて作る点が特殊です。

右上のように端から4cmのところにファスナの裏面の右端が来るよう印付け。

出来上がりの屋根のひさしの分量感の元となるのです。

ファスナーを取り付けたマチ布の完成:2列の縫い線がスタイリッシュに表面に出ました。
リボンアップリケ:型紙は、ノット部分が正方形でリボン部分が台形-上辺5cm・底辺10cm・高さ7.5cm。
ファスナーリュック完成(リボンアップリケ付き):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。
ショルダー(焦げ茶):「ニフコ社」製のプラスチックパーツと共に「トーキョービニール」様にて<m(__)m>。
リュックのてっぺんの複数個所:左上から時計回りに、正面から見たファスナー部分→上から見たてっぺん→内部。

下のようにリュックを開けた時にファスナー裏が丸見えであり、だからこそ美しい2列のステッチを馴染むように縫い付けることを意識したのです。

お洋服とのコーデ例:ジャケットのバイヤスストライプとリボンのストライプがちょっとしたリンク部分。

なかなか写真でも解説しづらいのですが、実は、寸法の矛盾が起きています。

ファスナーの前に明らかに飛び出す部分があるマチ布がサイドの下部で、幅の違う底布となんとなく重なっている点が曖昧。

それぞれの寸法の違いがちゃんと重なる策がまだ徹底出来ていないのです。

「ハイブランドリュック」様では、斜めのラインになって、マチ幅が変化しながらぴったりくっついていくように作られているのではないかとお見受けしました。

同じ課題を、そのような形で解決されて徹底されたのだと思います。

ピクチャレスクは、この研究に費やすパワーが足りておりませんでして、このデザインが現在の流行だからなおさら。

やはり、いずれ飽きられる流行入りのデザインは苦手なのだと実感しました。

あとがき

さて、もともと4点で終わる予定でしたが、もう1点この後同じファスナーリュックのモデルで更にもう1点を製作してこのシリーズを終えることに決定。

これまでの4点は生地がもともと撥水加工済みのものばかりでしたが、5点目は通常の生地に撥水剤を別で調達し、自主施工していく場面を伴います。

この5点目の大切さは、生地に条件を付けることなく、好みの生地なら無限に撥水施工を実現できる可能性の部分を検証する点。

是非、この動向を見守っていただき、【89】のブログ記事で5点目の完成をお伝えしたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<仕立て直し>マチ無しドーム型バッグの失敗作の正面のポケットをそのまま切り抜き別物に活かすアイデア【85】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、本製作では【12】の「ドーム型マチ無しショルダーバッグ」の失敗作を廃棄せずに、良い部分を引用した別のミニバッグに仕立てていきました。

ファスナー取り付けのゆがみが最終的にどうしても受け入れ難く、完成後に厳しくボツ品と判断したのです。

しかし元は高級生地、うまく活かす方法を考えました。

失敗作などがあった場合に、100%悪い判断をするのではなく、当時の労を自らがねぎらい、せっかく作った品物を部分的だけでも引き継ぐことができないかを考えるのです。

良い部分を活かした別の製作品へのご考案の際には、是非このことを思い出していただければと、こうして記録に綴りたいと思います。

マチ無しドーム型のファスナー付けの失敗作、解体しポケットそのままを利用したポケットバッグ

表地(ピンク系):フクレジャガード、ビスコース/60%、ポリエステル/30%、綿/10%、イタリア製。裏地(チャコール):アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。
生地のズーム:表地は@¥5,980/mの高級生地の部類。チャコールグレーのアムンゼンのぶつぶつも高級感あり。
ポケット周りを縫い代を見込んでカットしてあります。裏面に設置のハード薄芯もそのまま利用します。
縫い代を整え、裏地を2枚ハギで繋いで、表地と同じサイズに生地に当てて裁断。型紙を作るべきだったと反省。

こうしたものも型紙を作り、ずれを起こさないことが綺麗に出来上がるコツとなります。

この時は、変なバイヤスな目線で製作を見ていたと、猛省です。

「外表」の仕立て:表地も裏地も共に縫い代を内側に折り込み合体のステッチをかけて縫い合わせです。
完成。ポケットそのものがメイン容器になったミニバッグが新たに誕生。裏面にもポケットが付き充実♪。

持ち歩くのみならず、お部屋の壁にかけて入れ物として使ったり、旅行用にバッグの内部に設置したり、また、首から吊り下げるような更なるアレンジも見込めます。

ポケットバッグ(仕立て直し):<サイズ>縦14cmx横21.5cmxマチ無し。ポケットがそのままバッグに。

あとがき

「失敗を無駄にしない。。」とはよく言われるフレーズ。

しかし、実際に実行に移している割合はどれぐらいのものでしょうか。

失敗の教訓を長い目で見て挽回していくことは失敗の時点では決意します。

更に、そのための第一歩を即座に行うということこそ、挽回に向かっていく現実的な道に乗ったと言えるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

水玉と黒をスタイリッシュに切替えたナイロンリュック、雨がファスナーの入り口を避けて下へ滴り落ちる屋根を持つ【84】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作を数点連続し、ある分類で括る「〇〇シリーズ」を続行中。

現在は、<雨の日シリーズ>というものを行っています。

雨の日専用の素材に特化、作りに関しても雨対策を意識したものに工夫する研究をしながら、連続してリュックを製作しています。

1-2点目はどちらかというとクラシックな巾着開閉型の入り口フラップ付き、3-4点目は、ファスナー開閉の現在ではプチ流行のファスナーが屋根で覆われたタイプで行きます。

このたびは3点目、ここから2種目のファスナーデザインのフリュック製作へ移ります。

黒のナイロンオックスはっ水加工生地の無地と水玉を切り替えながら、ハイパロン加工という裏に白いゴムのような防水的水よけ加工がされた生地をミックス。

<雨の日シリーズ③>雨の日でもおしゃれ度は追求したい、ナイロン黒の水玉と無地を切り替えたリュック

ナイロン/100%素材のリュックは、至る所に見つかるほどの定番アイテム。

そのような環境の中で、あえて王道のナイロン黒を選択。

しかし、ここからが差別化、もとも残布同士を不足の補填に集めまして、ナイロンオックスという細かい生地の分野に特化しました。

更に、雨が入り込みやすいとされる底角を含む下側パーツには、より強力な撥水加工の別生地と全3種の生地を使用していきました↓。

左:表地の黒白水玉柄。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。中:表地の切り替え用黒無地。ナイロンオックスハイパロン加工、ナイロン/100%、日本製。右:裏地の黒無地。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
生地のアップ:組織が分かるようにとズームで見てみます。真ん中のハイパロン加工は、下側の白い裏面が特徴。
切替え案:生地不足の補填にと表側をあえて水玉と無地の切り替えデザインでかえって攻めたものに。
ファスナーの縫い付け:「中表」に作った長いマチ布パーツにファスナーの表とマチ布の裏をくっつけ2列縫い。

ポイントは、写真の手前の部分でファスナーが内側にひかえて縫われていること。

この「ひかえ」がファスナーの上の屋根を作るのです。

先程と逆サイドのファスナー単独と本体パーツの表面(正面のネーム付き)と縫い合わせしている場面です。
本体の表面と後ろ面それぞれ「外表」でマチ布と縫い合わせ。
Dカンタブは、本体パーツの表地と裏地「中表」で縫い合わせるというかなり初期段階で挟み込んでいる必要あり。

ショルダーベルトは一番最後で良いです。

比翼をめくった時のすっきり感:ファスナーに二列にステッチしたことが、このすっきり感を作ります。
ファスナーリュックの完成(ナイロン製):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。

実は、底布に水玉を配置していたのでした(^_^;)。

お洋服とのコーデ例:黒の無地ライクな水玉ジャガードロングワンピースに合わせてみました。

あとがき

少し腑に落ちていない箇所としましては、ファスナーの始めと終わりの周辺の縫い付け箇所があいまいなこと。

途中で切り替えることの難しさがありました。

理由は、ファスナーの位置がこの切替えを作らざるを得なかったからです。

もし、真ん中にファスナーが付いていたら、一繋ぎでそこまで繋がるイメージができていました。

ただ、もっと深く考えれば、途中でファスナーが終わる時のその縫い代始末を工夫することで一繋ぎが可能になるのかもしれません。

とにかく、このデザインは、2019年当時の巷でのプチ流行のデザインでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.10からおよそ5年半後の2025.03.25にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後のハンドメイドバッグ製作のスタイルとしては流行を決して追わないものになりました。

今後も末永く続けていくためには、流行やブームに翻弄されることはしないと決めたのです。

いずれこのファスナーの上に屋根が突き出した流行デザインも、懐かしくなる時が来るのかもしれません。

その時に、いささか「時代遅れ」を感じさせてしまうかもしれないのです。

末永く着ることができる流行を色濃く出さない「ハイブランドヴィンテージ服」のいつまでの変わらない姿を見ると、そこにヒントがありような気がします。

流行のさなかでも少しは引用するものの、根本的には変わらないスタイルを持続できること、これが長い長い永久を可能にしていくような気がしています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク