長い年月を経てやっと明るみになった国民性の悪しき部分、正して今後の発展と永続を願い一人一人の単位で意識したい【1455】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび同じ著者様の2冊を拝読、「仕組みという名の檻の壊し方:南原竜樹 著 と「なぜ彼女は愛されて仕事ができるのか:南原竜樹 著」です。

ここ2-3年、驚く事件ばかりですが、本当のところは明るみになっていなかっただけの隠され続けた出来事ばかりでした。

何十年という単位で、権力にねじ伏せられ声を上げられなかった実態は、日本の悪い側面だったと誰もが項垂れました。

このことを良きチャンスと考え直し、「変化の岐路」として今後に託すということが残る望みではないかと。

「マネーの虎」の「虎」様であった著者様、タイトル内の「檻:おり」というワードは、この物語では一番のキーワード。

同時にこのタイミングで読み終えました過去の「なぜ彼女は愛されて仕事ができるのか」の方にも大いに通じる部分がありました。

女性の仕事の可能性に着目し本気で信頼される女性像、過去の古い体制の職場の上司に突き付けたい程です。

当ブログ記事では、下に貼りますYouTube内で触れ足りなかった点のみを中心に綴らせていただくことに致します。

長い年月を経てやっと明るみになった国民性の悪しき部分、正して今後の発展と永続を願い一人一人の単位で意識したい

では、YouTube内ではお話しそびれた点を1つこの2冊の本に通じる部分でお話したいと思います。

以前の勤務先で、確かにこれまでの効率の悪さや重複した作業をそぎ落として、スムーズに作業ができる点を目指してきたつもりでした。

それなのに、周りの人の目には「余計なことをして楽しんでいる」と映ったというギャップ。

大変悔しい思いをしたのですが、なぜなのかをこの2冊を拝読後考えたのです。

私のような年代は、昭和色が根付いていることが否めない部分もあり、「背中で見せる」というようなことが他人にも通じると思い込んでいる節があります。

ところが、実際は時代の変化と共に、人の性質も進化していて、そのような姿の捉え方をしてもらえるとは限らないことに気付いていませんでした。

「右へ倣え」の時代なら「あの背中が物語ること」を正しくキャッチしてもらえたかもしれないけれども、「ただの独り相撲」と実際は映っていたかもしれないということ。

何が欠けていたのか。。それは「言葉」でした。

ただやっている姿をだまって見せれば周りがが追従し理解するだろうというのは、実は我欲そのものだったのではないかと。

本当のコミュニケーションというのは、「言語化」から始まるものなのだと気付きます。

そして、そのクリアな「言葉」が通じてやっとその後で、他人の気持ちを推し量るようなところへ向かうのだと。

相手に通じる・通じないは、まずは「言葉」でもって確実に伝えてこそなのだという点、これが過去に欠けていて全く理解されなかった自分の至らなさでした。

「仕組みという名の檻の壊し方」の中で大きく感動した、本人すら気付いていないような潜在意識に及ぶまで南原先生がアプローチしている点。

このことは、「言葉にする」ということと並行しながら、目に見えないはずの人の「気持ち」にまで触れる重要な姿勢であると非常に感銘を受けた点になります。

常にお客様の深層心理の部分を探る商業におけるマーケティングの神髄に一致するものであり、今後の政治家にはかつての商人の存在こそ本当は必要なのではないかと思いました。

あとがき

とにかく、未だに隠し通されている本音の部分が、各地の県政などに悪影響を及ぼしなかなか進めにくくなっている様子、非常にもどかしいです。

話題をすり替えるかのように、正そうとする者がなぜか悪者に。。見ていてもどかしく悔しさまで感じてしまいます。

「既得権益」ということも、「楽な道」の1つであるがゆえ、ここに傾きがちな点が未だに残る悪しき性質、これに蓋をし続けている実態があるのです。

「短い距離で楽をして、目先のゴールを目指すスタイル」と「長い目で見て、少し遠い先のゴールを地道に目指すスタイル」。

この結果の大きな違いが今露わになっている正に真っただ中の時期なのではないかと。

自分のような小単位でもできること。。誠に単純ではありますがまずはその実態を他人事と目を背けないこと。

我が祖国でそんなことが起こっていることを恥ずかしく思うところから関わっていくべきではないかと。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

柄に頼らず最もシンプルで王道な黒無地だからこそ目立つ歪み、十文字の印同士を合わせることを始終貫くボディーバッグ【1454】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「中表」で作るボディーバッグに初挑戦の2点目が完成。

【1451】の1点目との違いは、

①カーブを半径10cmから半径5cmへスクエアライクに寄せたこと。

②ファスナーの縫い付け方を表地も裏地もくり抜き枠にはめるやり方をしたこと。

③外ポケットをマチ付きしたこと。

結果を先にお伝えしますと、①は5cmサイズダウンしたのに劇的には変わらず、相変わらず楕円の丸いイメージのままでした。

②は【1451】のやり方の裏地部分が分かれることで別布が隙間に登場よりもすっきりと目に映ったという点では良かったと思います。

③はこちらもペタンコポケットとは随分違ったデザインに感じられることが証明できました。

ただ、全体的には綺麗には作れなかったというのが正直な感想、今後もっと高めていきたいという新しい気持ちが生まれました。

確かに2度目などという初期段階で綺麗に作るにはまだノウハウが不足しています。

1品をレベルアップすることは結構な年月をかけなければできることではないということです。

そう気付いたことで、今後もボディーバッグというデザインを高めていきたいと思ったことが大変素晴らしいことでした。

ややスクエアライクな楕円ボディーバッグ(少し小さめサイズ)、混沌とせずすっきりと綺麗に作ることが根本的な課題

表地(黒):ナイロンコットンツイル、混率不明(綿/ナイロン混)、日本製。弾力性のある肉厚生地です。
裏地(ベージュxカーキ森林柄):生地名不明(サテン)、混率不明(おそらくポリエステル/100%)、日本製。
別布-バックルベルト用(黒):エステルポプリン、ポリエステル/100%、日本製。
着用イメージ:2つの角度から写しましたが、正面のポケットの存在感の重要性が分かります。
ボディーバッグの完成(やや小さめ):<サイズ>縦18cmx横27cmxマチ8cm。
ショルダーの長さ調整の課題:10cm程度しか調整できない。線コキを左側にも付けると良いのかも。
イメージと現実とのギャップ:図で正確に表せないほど混沌としたひっくり返し前の現実。返し口は裏地10cm。
歪み:正面と底の写真(左上と右下)に歪みを感じます。マチ付きポケットの組み立てそのものの歪みです。

マチ付きポケットの歪みの原因は、十文字の4箇所の印合わせを怠ったことです。

最初は合わせても、縫う途中で待ち針を外してしまったからです(ずれてきてやむなく外した)。

裏地の浮き:裏地はどうしても浮きます。このストライプキルトよりもボックスやダイヤの方が固定されます。

更に、本体のみならずマチ布にもキルトをかけた方がもっと固定されると思ったのですが、キルトの柄が合いにくいので省略したのでした。

裏地部分:内側はファスナーポケットが1つ。表地の黒に対して裏地はミックスカラーの森林柄というコンビ。
ミス(縫い付け逆):「中表」の状態ではなかなか気付けず、ポケットが反対、しかも翼も表面に付けていました。

何度も何度もやり直しながら少しずつ進んでいきました。

そんな経緯があっての完成は喜びも一際、今後内容を高める気持ちになったのも、とことん粘って完成を目指したからこそ起こった気持ちでした。

確かにみっともないミスなどをしましたが、これこそが発展を目指している途中の紛れもない実態であり、長い目で見ているということの裏付けでもあります。

あとがき

これまでハンドメイドバッグ活動をしてきて、あまりにもこの「中表」構造が複雑だと感じてしまい、「外表」で作ってきた過去があります。

ボディーバッグ自体は初めてではなく、本当の初期の頃2010年以前の縦長ボディーバッグは、「外表」で最後に縁全てをラッピングという難関が最後に待っているという仕様でした。

非常に懐かしく、写真が残っていないほど以前のことなので残念ですが、あれも1つのやり方です。

ただ、「外表」で作った過去も、どれも腑に落ちず綺麗に出来上がるということを実現できませんでした。

このたび、初めての始終「中表」で作った裏地付きの仕立て方は、非常に奥ゆかしく伝統的な作り方。

この奥ゆかしさに大きく共感、この先も綺麗に作れるためのポテンシャルがありました。

例えば、正面の立体型ポケットにしても、内部をもっとすっきりとさせ、縫い付け部分の根っこも内部に隠すという今後への望みを持ちました。

もう一度近いうちに、ボディーバッグを今度は腑に落ちるように作るつもりです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<マチ>区切り良い王道な型紙寸法から見込む出来上がり寸法との誤差、完成したエコバッグの実寸が教えてくれた【1453】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去動画のマチ付きトートバッグの出来上がり寸法から逆算するノウハウの投稿が私のYouTubeではダントツの注目度です。

ただ申し訳ないのが、かなり昔の動画であり、私の投稿の仕方・解説の仕方が非常に拙いのです。

そのために随分分かりにく、補填として後に動画を追加したり、当ブログ記事の「手直し」によって補足説明などをしています。

それでもマチの計算に対するニーズはいまだに多く、理解が難しい分野なのかもしれません。

こうしたことは非常に大切で、まさに疑問が集まった場所、解決をすることこそが「一助」そのものです。

いろんなやり方で説明はするもののどうしても込み入ってしまうので、このたびは思い切って1クリップのみで完結に解説します。

そして、更には型紙からイメージする理論としての出来上がり寸法に対しては実際は誤差が出ている事実をお伝えします。

この誤差の原因もしっかりと解明したいのですが、ことりあえず誤差がどこで生まれているのかの予測を立てるところまで今回でやってみました。

特にマチで奪われる部分・三つ折り始末で奪われる部分・ラッピング始末で奪われる部分の3つが計算のポイントになります。

<マチ>リクエストにお答えします、一重仕立て(裏地無し)のマチ付きエコバッグの型紙と出来上がり寸法を同時に表示

リクエストをYouTubeにいただいたことでこの投稿が決まりました<m(__)m>。

1クリップのみで解説の型紙と出来上がりの寸法の比較(一重仕立て):左上が型紙、左下が出来上がりです。

縦50cmx横60cmの長方形をマチの部分縦9cmx横10cmを削除する形で出来上がった型紙はかなり王道な寸法。

これに対して出来上がりは、縦41cmx横35cmxマチ16cmでした。

①縦の寸法の比較②横の寸法の比較③マチの寸法の比較それぞれを型紙と出来上がりで見ていきます↓。

<①縦の寸法の比較>型紙50cm→出来上がり41cm・・・50cmから底のマチ9cm分が奪われますので、50-9=41cm。ここで不思議なことが。。

入り口の始末は1.5cmずつの三つ折りなので、3cmが更に奪われているはずなのにぴったりなんて。。と思うのです。

詳しいことはまだ分かっていませんが、YouTubeの中でも気付かなかったことで、このブログを投稿する当日に思ったことがあります↓。

一重仕立てに支柱を縫い付けるあの作業で縦が少しずつ伸びているのではないかと。

これは、おそらく正解だと思います。

<②横の寸法の比較>型紙60cm→出来上がり35cm・・・60-10-10=40cmが理論上の値。実際は35cmなので5cmも減っていました。

この原因は、三つ折りの両サイドで、生地の厚みも伴い生地が予想以上に奪われたということを想像しました。

最後の仕上げのピンタックは、確かに生地を奪いますが、図る時にピンタックから測りますので、この影響での誤差はそれほどないとYouTube投稿後に考え直しました。

<③マチの寸法の比較>型紙9cmx10cm→出来上がり16cm・・・マチは型紙に対しては2倍で出来上がります(2パーツの合体だからです)。

縦9cmは、縫い代そのままを1.5cm分のラッピングでカバーするので1.5cm分奪われますので9-1.5=7.5cmのマチの半分が準備されます。

横10cmは、縫い代1.25cmずつの三つ折りの1.25x2=2.5cm分が奪われますので、10-2.5=7.5cm←こちらもマチの半分が上と同じ分量で正しく準備されます。

そうすると7.5cmx2=15cmのマチが理論上の出来上がり。

にもかかわらず16cmで出来上がっていました。

この誤差の原因は、マチにも底と同じくラッピングをするので、その時に生地が引っ張られて伸びたことかなと。

あくまで現在の想像に過ぎません。

とにかく、理論通りに機械的には出来上がらない、誤差が生まれている事実がしっかりとあったのでした。

あとがき

この道を歩んでいる以上、今後もいただくであろうマチを含む計算に対して、都度お答えしてまいりたいと思います。

エコバッグも作りはトートと同じですが、裏地無しの一重仕立ては縫い代の工夫が必要です。

かえって裏地付きの方が、すべての縫い代を1.5cmに統一することで、型紙を理想通りに作ることが簡単であることも、何とも言えないパラドックス。

裏地付きの方が手間がかかり良質だと思われがちですが、一重仕立てこそしっかり作るためには工夫が必要なのです。

つまり、一重仕立ても同等に良質さを追求する姿勢は変わりないというのが望ましい姿、一重仕立てだってメインバッグになり得るとさえ思うのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

黒以外の古物の気になる1点物、自らの気持ちを説得し受け入れ普段の黒コーデの中にカラーを取り入れてみる【1452】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフしかも黒コーデライフを続けておよそ20年くらいになります。

昔のアルバムを実家で見た時に、「ハッ」としたのは、昔からモノトーンコーデを好んでいた傾向が見られたこと。

変わらずにずっと続いている黒好き、黒にはどの色にも混じらないという強いイメージとコーデが簡単という敷居の低さを感じています。

ただすべてが古着で、バッグも靴もベルトも黒。。ということになりますと希望通りには行かない時もあるのです。

これまでの古着探しから分かったことは、黒は最も王道な多くの人が好む色であり、古物で見つけることが困難であるということなのです。

黒はそもそも手放さない、黒を古着市場で見つけたら先に発見され売れていく。。と言ったイメージです。

反対に、古物で良い状態で見つけられるのが茶色です。

裏を返せば、茶色の実際の出番の少なさを証明していると思うのです。

ブラウンは黒と同様に濃い色なのに受容は圧倒的に黒が現実なのではないかと、良い状態で古着市場では見つかりにくいことが教えてくれました。

気を付けねばならないのは、良き状態の茶色を喜んで購入しても、入手後の実際の出番がなかなか無かったりするものです。

そんな経験を幾度となくしてきまして、今では滅多に茶色は購入しないと決めています。

このたびは、黒以外に古物に残っていたカラーで納得できた2色のカラーを実物と共にあくまでも「例」としてですがご紹介したいと思います。

黒では見つからない場合に、カラーの購入が最初は「妥協」であっても、最終的には「愛着」になればと願いながら、このたび2色「ボルドー」と「オリーブ」の魅力を綴ってまいりたいと思います。

黒コーデ好きが古物で入手する黒以外のファッションアイテム、気負わないボルドーとオリーブで集めた現状のご紹介

黒に替わる2色の色は「ボルドー」と「オリーブ」です。

ボルドーは茶色にも接触するトーンがありますが、茶色よりもむしろ組み合わせの難易度は高くはないと見ています。

黒にもマッチしますし、グレーにも合うことがあります。

ボルドーのファッションアイテム:真っ赤にはない落ち着きと親しみやすさがあります。
オリーブのファッションアイテム:馴染みにくい印象のグリーンも、オリーブはベージュに合いますし黒もOK。

こんな風にどれもが必ず出番があるようにと、合わせる相手をあらかじめ決めてそろえました。

下に貼りますYouTube動画内ではお洋服を基準にして小物を集める順番を推奨致しましたが、逆もあり得ます。

例えば、古物市場でバッグを検討する際に、このバッグに合わせたお洋服を後から選ぶ覚悟のようなもの、その後の予定をイメージすると良いです。

気を付けていただきたいのは、お品物そのものだけの素敵さで検討する視野の狭さです。

それ1点だけで引き付ける魅力はお品物の素晴らしさでもあるのですが、結局使う出番が無いとコスパが悪く意味がありません。

出番があってこそのファッションアイテムは、動き続ける脈と同じ「人生」の一部というほどのものだと、こうした業界に携わるファッション好きは考えているのです。

あとがき

このたびのボルドーとオリーブはあくまでも一例です。

しかし、古物市場で黒が思うように見つかりにくいという現実は誰もが感じる共通の悩みでしょう。

それだけ新品購入では黒が主役的存在なのだと言えます。

このことを逆手にとれば、黒いカラーに特化した製造というのはある程度受け入れられる可能性があるということになります。

ただ、黒も本当に黒同士がぴったりマッチするのかどうかは、実際の上下を別々で組んだ時に濃淡・茶色がかかった黒・青味がかった黒と種類が細かく分かれることもあります。

この黒のトーンの話題に関しては、また後日専用に投稿してまいりたいと思います。

古着ライフでは、またとない1点物アイテムに対して柔軟性や寛容な姿勢も必要、自分の体型すらも合わせていくなどと並び、黒以外の色も受け入れてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

「中表」で製作するバッグは「外表」で完成する。。と思いきや裏地のみ「中表」で完成したことから気付く返し口の役割【1451】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、研究製作の2点目としまして、ボディーバッグを製作。

2020年-2021年にかけて、構造が複雑で読み解けなかったことから、「外表」で完成することで、バラエティーに富んだデザインにトライ。

しかし、その完成品のどれもが最後まで引っ掛かりがありました。

元々「中表」でひっくり返した2重のパーツを最後に外表で組み立てる際には4重にもなり、その重なりは曖昧な領域を超えることがありませんでした。

その後「外表」スタイルに伴うファスナー付きのデザインを製作する気持ちが湧いてきません、「腑に落ちないバッグは製作しない」という期間がありました。

そして、時は2025年、確かに納得しない製作をしないことは正解、とは言え、とことん挑戦し切れていないこともモヤモヤとし、始終「中表」の製作に本格的に挑戦する決意を固めます。

コスパタイパを完全無視、優れた完成だけを目指したスローペースでした。

結果は成功、そんな経緯のあった「中表」のボディーバッグ(大きめ)をご紹介します。

大きめサイズのボディーバッグには本も入るであろう、始終「中表」ひっくり返しで作った丸みあるかわいいフォルム

黒のバッグが溢れ返った中で、ボディーバッグの黒もかなり定番、デザインの差別化の追求は必要事項でした。

たくさんのパーツを伴う型紙:本体の楕円型は縦25cmx横32.5cm。カーブは半径10cmの円の一部を利用。

下の真ん中にあるのが、長いパーツのマチ布。

本体の型紙の1/4を計測し4倍した長さに縫い代の1.5cmずつを加えて理論上の長さを決めました(96cm)。

ただ、実際の縫い合わせでは、底のハギ目が3cmの縫い代ができ、理論との違いが。。

使用生地(全4種):①ナイロンコットンツイル②ジャカードクロス③ストレッチツイル④エステルポプリン。

生地1種ずつの詳細はこちら↓。

使用生地の詳細:綿とナイロン、綿とポリなどの混合は味わい深いツイルの織柄を作ってくれます。
始終「中表」で作り上げていく構造のイメージ:他のデザインでも同じ考え方で良いです。始終「中表」なのです。

ファスナーの天地に対しては、ファスナーの表には表地の箱を、ファスナーの裏には裏地の箱を、それぞれ「中表」の状態で縫い付けるというのがこの図解。

ただ、図はあくまでも理解するための解説、実際はこんなに綺麗に配置せずぐちゃぐちゃで、隣同士に2つの箱が並んでいました。

裏地の一部に必ず「返し口」を作り、ひっくり返す時の通り道を作っておくこともマスト。

ファスナーを開けたまま作るから。。と言ってもひっくり返す時には奥の方に隠れるファスナーは返し口ではないのです。

ひっくり返す前のぐちゃぐちゃな状態のショット:裏地の箱しか映らず、表地が奥に隠れています。
裏地に作った返し口:ボリュームあるバッグなので10cmくらい空けました。結果は正解でした。
裏地の返し口の変化:左上から右下へ、「中表」の状態→ひっくり返し後の縫い閉じ前→縫い閉じ後。

縫い閉じは、手まつりを往復しました。

完成した黒のボックスキルトボディーバッグ(大きめ):<サイズ>縦25cmx横31cmxマチ7cm。
薄手のファスナーカバー:これまで観音開き折りで厚みが増していた作りから初挑戦のひっくり返しによる一重。

ひっくり返しのやり方は、台形になりがちな物理的事情があるのか、意識してわずかに逆ハの字でちょうどくらいだと思います。

翼とベルト:両サイドの羽含む1周の寸法は、105/115cm(調節機能10cm分)。
調節機能:「わ」構造では、短くし過ぎは最長が削がれ、長くし過ぎは短くできないというジレンマが起こります。

よって、このたびはウエストポーチにもなり、ボディーバッグにもなるという2wayが難しいとボディーバッグ優先に。。

よく考えてみれば、人間の体のウエストが座高に等しいなどとは、無茶があるのかもしれません。

その他の角度:「中表」の美しさはこういった横顔に表れると実感しました。まだ技術は不足ながらすっきり。
③のシルバーグレー生地の役割:ポケットの内部のみに利用・ポケット内部が見やすいという「役割」。
ファスナーポケット:あえてフラップは付けずに、スムーズな取り出しやすさを優先。
着用イメージ:ボディーバッグは傾くので完全密閉が必須、決まってファスナーが利用されるのはこのため。

あとがき

この後もサイズ違いのデザイン違いで作ってまいります。

例えば、お酒の席で肌身離さずバッグを持っていたい時に、もう帰る支度をしているかのような胸の前にあるよりも、ウエストにひっそりと巻き付いていた方が良いです。

できればウエストバッグにもなれるものをもう一度検討してみます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

ファッションは哲学に通じるもの、均一さ重視の教育や国民性の日本では埋もれていた個性の表現の上手さへの成長【1450】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々拝見するパリのストリートファッションの写真や動画。

一人一人が、その装いに誇りを持ち自分表現が上手くされていることがうかがえました。

それを、親しみのある言葉で一言で表したのが「おしゃれ」なのではないでしょうか。

特に着飾りもしない、女性がメンズライクなスラックスをボトムに、三つ揃えの1つのベストを合わせている姿がここ最近の印象的なスタイル。

街角インタビューで答えるその姿は、主義や主張を持った一人の人間の人生観を語っているかのようでした。

このたび「東大ファッション論 集中講義:平芳裕子 著」を拝読。

東大でファッションについて講義されるという記録的な出来事は、おそらく今後の日本人のファッションに対する向き合い方の変化のきっかけをもたらしたものになったかと。

新聞で取り上げられていたこの本、その紹介によって拝読できた私が今度はこうしてブログ記事でアウトプットし、自らの意見も綴ってまいりたいと思います。

人生観を映し出す程の重要なもの、これまで均一化が重視された国内で奥にしまわれていた箱が今開けられた

4日間の集中講義は、これまでのファッションの始まりから現在までの歴史を、コンパクトにまとめられ、重要ポイントなどをすべて拾い上げられていたと思います。

もし、今後ファッションについて学んでみたい、ファッション系の職場に勤務し始めた、ファッションの道への修行として専門学校への道を検討しているなどの方、是非この本をまずご一読をお勧めしたいと思います。

ただ、コンパクトにまとめられた1冊、その後の深堀りはその後の活動として読書ライフの展開をして読み続けるというルーティーンをされてはいかがでしょうか。

いろいろな切り口があった目次の中で、ファッション業にはどうしても矛盾が起きてしまうことが気になっています。

商業として成り立たせるためには、手間をかけてはいられない大量生産の事情。

それならば、その根本の大量製造スタイルこそ見直すべきなのでは。。いやいや仕事を失ってしまうからそれはすぐにできることではない。。

「サスティナブル」に是非向き合っていきたい思いを持っているにもかかわらず、実際の実現が難しい。。

かつての流行が色濃く表れてしまっている服を心地よく着ていけるデザインへと解体し、タイムレスな服への仕立て直しをしたい。。

しかし商業でこれを行って二次製作品として販売は「著作権の侵害」になる。。

こうして書いている私が実際に行き詰まりを感じていることであり、現在も「リメイク」は「図解」にとどめ、自分だけの中でおさめるちっぽけな活動の領域を越えられないのです。

ここ最近のバッグ製作のスタイルも、タイパやコスパを無視、とにかく「質の良い優れた物」を完成していくことだけに焦点を当てることにしています。

これまでハンドメイド活動を長年やってきて、結局こうしたところに行き着いていますのも素直な気持ちからのもの。

ここから思うことは、手間と時間をかけるのであれば、ファッションは芸術寄りなものになっていくはずなのです。

その逆がファストファッションであり、手間と時間を極力そぎ落とし、いかに大量の製造がコスパ良く実現できるかが根底にあります。

そのようなお品物は、価格では受け入れられますが完全に商業用の製造になります。

製造の過程は人間が行うにもかかわらず、制限や縛りの中で人間らしさが削がれ、そのビジネスモデルに心の中までも翻弄されることがあるのです。

決して「サスティナブル」な体勢などではないことは明らかです。

丁寧に真心こめて作られた物を手にした時、あるいはその後の愛着はファスト的な工業品には無い「宝」のようなもの。

極端ですが、ファッション業というのはあまりにも商業的であるといずれは破綻してしまうのでは。

こうしたところに、非常に矛盾めいたものを感じずにはいられないのです。

あとがき

東京大学でいよいよファッションが講義されたという記録、歴史的だと思います。

4日間の講義を1冊の本で拝読させていただけたこの機会と著者様に感謝申し上げたいと思います。

文化や国民性というのは根強いものがありますので、一人一人に浸透し大きな意識となって成り立つものであり簡単には変化しにくいと思います。

とはいえ、自分もそうであったように、海外から見た日本人の特性、パリの人のファッションを通じた自己表現の素敵さを知ったことは、情報が盛んになったからです。

情報に溢れた部分をうまく活かし、これまで蓋をされていた自分との向き合いがファッションを通じて国民全体に浸透していけますようにと、わずかばかりの力ながらファッションの一端の事業活動を続けてまいりたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

数字の0から 9までのカラーイメージをパレット抽出、色のグループの分かれ方から見られる興味深い傾向【1449】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、数字という切り口をきっかけに色のイメージを楽しんでいくという回です。

ちょうどここ最近どうも数字と色の結びつきがイメージとして湧いてきておりまして、アウトプットして記録に残してみようと思ったのが当投稿に至った経緯です。

お世話になったパレットは、「GIMP:ギンプ」様というソフトです。

「GIMP(ギンプ)」のロゴがキュート。YouTubeサムネイルやブログ記事画像に毎日利用、ありがとうございます。

このソフトの中のパレットから、数字0-9の私が持つイメージを抽出した結果の中にある傾向もありましたので、是非楽しんでいただければと思います。

カラーコーデのヒントになるか。。数字0-9までのカラーイメージの傾向が青味・赤味・それ以外に分かれていた

0-9までのカラーイメージ:人によって違うようで、その人独自の脳内の違いによるものでしょうか。

こうして抽出してみて興味深い傾向が見られました。

常日頃からそう思っていたことなのですが、3・6・8・9は青味のイメージなのです。

そして、反対に2・4・7は赤味のイメージ。

なぜか5だけは茶色であり、赤味とも解釈できますがこの色はかなりイメージに忠実で、濃いチョコ茶なので、赤味とも言い切れない私のイメージなのです。

更には、0・1はどうしてもイメージが「無」であり、浮かんでこないのです。

浮かばないということは、白なのか黒なのかはたまた透明なのか。。

と思ったのですが、「no image:イメージ無し」が一番実直な結果であろうと上のクリップの通り記録したのです。

この傾向は、ネットで同じようなイメージをした人の例と比較して、類似の傾向が見つかりましたのでホッと胸をなでおろす。。というような場面もありました。

もし、お時間がある時にやってみてくださいませ。

想像しているだけよりも抽出して並べてみた方が傾向が分かり易く、それこそがその人自身の特徴を表している1つの側面なのかもしれません。

あとがき

このたびのこうした「パレット抽出」は、アパレル業界ではよくされていることです。

製造の企画の際の商品のカラー展開から、お洋服のコーディネートの上下の組み合わせなど活かせる場面がいくつか想像できました。

ただ、こちらも是非お伝えしておきたいことです↓。

このたび私が行ったことと言うのは、自ら浮かんだイメージを一番重視しています。

「浮かんだイメージに忠実な色をカラーパレットから探した」という行動です。

この順番を大切にしています。

元々あるカラーパレットを先に見てしまうと「依存」のクセが付き、自らのアイデアを見失ってしまうかもしれないからです。

カラーパレットはありがたく「ツール」として利用させていただき感謝してみりますが、根本は「自分」という軸を中心とした製作・企画・アイデアでありたいと思うのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

マチ無しショルダーバッグへ入れ込むコーデのご提案、裏地の美しいタイダイ柄を通じた製作者からのメッセージ【1448】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ある一定の期間「研究製作」をしていくと決めた1点目のバッグの完成です。

こうした企画に至った理由は、2025年の上半期をフルに費やした100点以上のバッグの表地と裏地の調達と組み合わせにあります。

必ずすっきりとすべてがペアになるわけではない、ペアが決まらなかった生地があったのです。

そうした生地は、いったん諦めて別にまとめて保管していました。

実はその続きがあり、日にちの経過と共に浮かぶ新しいアイデアを待ちます。

そして、ほぼ納得のいくペアがすべて決まった最後に、その残りの生地の中だけで考案していくという方法。

一見当たり前のように感じるかもしれませんが、これが不思議。

最初に全体のテイストの中では外れた分だけの集まりでは、新しいイメージが浮かんだのです。

当然この中だけでペアなど生まれません。

更なる組み合わせ生地を追加することで本当にすべてのペアが決まっていくことになりました。

1点目として製作したのは、「マチ無しショルダーバッグ」です。

ここ数年リュックばかりを製作してきたのでショルダーは久しぶり。

一番お伝えしたいポイントは、ファスナーの取り付け易さも伴うセキュリティー性の追求の1つのアイデアです。

あまり見たことがないファスナー周りの構造、是非ご覧下さればと思います。

美しいタイダイの「手捺染」の裏地、マチ無しショルダーバッグを通じた製作者からのお洋服コーデのご提案になった

マチ無しショルダーバッグ(カーキブラウンボックスキルト):<サイズ>縦35cmx横31cmxマチ無し。
表地(カーキブラウン):薄手リネン、麻/100%、原産国不明(「チェックアンドストライプ」様のお品で欧州原産の最終染色日本の日本製であると予想)。
裏地(グリーンミックスタイダイ柄):手捺染プリント、綿/100%、日本製。
パーツ作り:ファスナーを直接本体に設置する困難を緩和したデザイン性を兼ねたタブ付きアレンジ。
ファスナー設置:均等に隙間ができるタブ付けはリスクゾーンをまやかし、セキュリティー性対策の1つに。

ファスナーの上下のタブのサイズと同じサイズがその他6個均等に配置されるという姿、すっきりとしたスタイリッシュなデザイン性も高めてくれました。

取っ手付け根タブ(変8角形):型紙は7.5cm四方の四隅をバイヤスにカットし、1cmの縫い代で均等に折り込み。

裏には接着芯・ハード薄芯共に貼っていまして、1cmに折り込んだらタブ単独で1周ステッチをかけ固定しておくのです。

本体への縫い付けは、あらかじめかけたステッチの上を2周に渡りなぞるだけです。

いかにも細かそうな作業に見えるかもしれませんが、いたって単純で簡単なやり方です。

取っ手付け根タブの設置位置:先に取っ手を縫い付けたその先端をカバーするような位置。左上角からスタート。
4cm四方のボックスキルトの柄合わせ:ハギ目であるサイドを合わせる意識をします。ボックス柄=チェック柄。

あとがき

マチ無しタイプでは特に困難な入り口のファスナー付け。

1つの解決方法としてこのたびのタブ式が最近浮かんだアイデアでした。

これまで長くバッグ製作をしてきたにもかかわらず、未だに初めて浮かぶアイデアが起こったことに心より感謝致します<m(__)m>。

このリュック全盛期の時代、それでもニーズがあるショルダーバッグの存在感を考えてみました。

全体のお洋服コーデに軽々とした抜け感はマチ無しショルダーならではの感覚です。

マチ無しのコンパクトさはリュックのような背負うという程の大袈裟な持ち方とは別のスタイル、「軽さ」こそショルダーバッグの存在意義なのではないかと考えます。

そして、このたびのような美しい柄を内部に持ってくるという配置、裏地の美しいタイダイ柄は、合わせるお洋服を閃くヒントをお伝えするメッセージなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

事業者の正直さが報われる時代へ、本質の未熟さを潜め装飾的な言葉で結果へ導くマーケティングの衰退【1447】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび「ウソはバレる:イタマール・サイモンソン/エマニュエル・ローゼン 著 /千葉敏生 訳」を拝読。

タイトルだけでは様々なことに当てはまるように思えますが、実はマーケティングの本なのです。

しかし、様々なことに当てはまるということも大いに言えること。

マーケティング分野で起こっていることがこのご時世で起こっていることに非常にリンクしているようなのです。

マーケティング分野の大まかな定説の流れとしては、一番最初は「人間は最も合理的に購買をする」という見方だったよう。

ところが、その後「行動経済学」のたくさんの研究の中で、「不合理」というワードが登場。

人間は時々判断を誤ることがあり、その「不合理」こそにヒントがあるというような見方です。

これまで拝読の過去の本には、こうした「不合理」を軸とした内容が研究データや例と共に説かれたものがほとんどでした。

このたびの本は、2016年発行の本であり新しい時代に入った「ネット購入こそ購買スタイルの主流」という程の現在に通じる時期の幕開けの時期のもの。

マーケティング分野の研究家様が共同で綴られた、今後の未来を見通した内容だと思います。

情報の増量がもたらしたものは隠しきれない実態や本当の姿、良い意味で本来あるべき姿勢で行うマーケティング

これまでの技術を駆使したようなスタイルの「盛る表現」や「まやかし」のようなことが見破られてしまう時代に入ったことをこの本のタイトルが示唆。

謳い文句に惹かれて購入の品物が実は貧弱だったという後から知る真実、こういったことが起こりにくくなったことです。

その1つが購入直前に確認できる「レビュー」なのです。

こうした他者様によるフィードバックをまさに購入の検討をひかえた別の人物が知ることができることは、失敗のない購入に繋がります。

過去のマーケティングテクニックの中で、大きく利用されてきた「不合理」が起こりにくく、最も合理的な判断に近づくことが出来るということになります。

そのことを、過去には同じように技術的なマーケティングに目を向けてきた著者方ご本人が気付き、時代の移り変わりをこの本を持ってアウトプットして下さったということになります。

あとがき

総して、いくら商品の未熟さを隠しても結局はバレてしまうのだということであり、正直さがいよいよ主役になれる時が来るのではないかと考えます。

本来そうあるべきなはずなのですが、商業というのは「我欲」でもあると見ておりまして、これまでのような「とりつくろい」はどうしてもあったことなのです。

しかし、今後は第3者による事実の暴露によって隠しても隠しきれないということなのでしょう。

そういった面では非常に良い時代になると感じています。

この事象ってどこかで聞いたことがないでしょうか。

そうなのです、この数年過去の長年に渡る隠された悪習や文化がめくられ、表に姿を表してきている事件が立て続けに起こっているではありませんか。

同じことが、マーケット分野でも起こっているのは、紛れもない「情報の増加」に依るところが大きいのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

真っ白のセルヴィッチデニム8オンス生地のナップサック、ダイヤキルトと優しいコントラスト効果の4種の生地が応援【1446】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2025年にある1デザインのバッグをとことん製作していく計画を立てました。

2025年1月から動き出した表地と裏地の調達と組み合わせは、心から納得するまでに半年を要しました。

そして、この6月から表地と裏地に更なる別生地を必要分のみ追加的に調達しながら実際のナップサック作りを進めています。

このように、あらかじめ生地のコンビ決め・接着芯貼り・裁断の完了の準備をしておくというスタイルは非常に効率的であることを今実感しております。

「長い目で見る」ということをモットーにしている考え方には、今日や明日のゴールではないこうしたやり方はマッチしました。

進捗度は決してスピーディーなものではありませんが、このたびは5点目。

このたびは、これまで取り扱ったことが無い真っ白生地を、この季節をきっかけにピックアップ。

真っ白生地の素敵さが、この製作によって高まることを願いながら完成に至ったのでした。

製作の途中で汚れが付きやすい白生地はリスキーな素材、それでもナップサック製作に挑んで分かった真っ白の魅力

使用生地は5種類:随分豊富ですが、わずかな部分使いも含みます。メインは左上の白のセルヴィッチデニム8oz。

<使用生地5種の詳細:左上から右下へ①-⑤とします>

①表地(白):セルビッジデニム、綿/100%、日本製(岡山産)。

②裏地・タブ(マルチスプラッシュ柄):コットンシーチング、綿/100%、原産国不明。

③ショルダー(黄土色):コットン無地、綿/100%、日本製。

④ポケットフラップ(ライトグリーン):天日干しボイル麻混、混率不明(データ紛失)、日本製。

⑤ポケットパーツ(ライトイエロー):コットン無地、綿/100%、日本製。

セルヴィッチデニムの赤耳:決して完成には出てこない「赤耳:あかみみ」。こうして、記録に残しておきます。

このたびは、完成の姿をひたすら見ていく回としまして、途中の製作過程は画像に収めておりません<m(__)m>。

ナップサック「餅巾着」完成(セルヴィッチデニム白8oz):<サイズ>縦42cmx横34/44cmxマチ19cm。
正面から45度くらいの角度から:中身はあんこを詰めてはいますが、しっかりしたものになります。
たたんだ姿:もう1つ折るくらいまで畳めます。季節外の時には引出に収納しやすいのがナップサックの気さくさ。
入り口:スプラッシュ柄とショルダーは真っ白に対して、部分的なコントラスト効果。

ショルダーの黄土色は新しい色の追加のように見えるかもしれませんが、他の色とリンクした色なのです。

というのも、実はスプラッシュ柄のたくさんの色が重なったわずかな部分に等しい色、ここに注目したのです。

フラップポケット:美しいスプラッシュ柄の中にパステルカラーのグリーンとイエローで爽やかに穏やかに配置。
4cmダイヤキルト:ハギ目の部分の柄合わせはそこそこにとどめました。
調節機能の無いショルダー:どうしても調整したい場合に、10cmの折り返しを見込んだ作りです。

細かい点なのですが、このたびから仕様に徹底したのが、Dカンの根元に二重ステッチを入れることでDカンの傾きを解消。

その他の角度:左上はサイド、右下は底面です。
汚れ①:わずかな黒ずみが背負う面のハギ目の右側に出ました。→その後お湯とタオルハンカチで落ちました。
汚れ②:黒い点が出ています。→後に糸の繊維が入り込んでいると判明、除去に成功しました。

このナップサックに関しましては、汚れの部分は、すべて解消できましたことをここでお伝えしておきたいと思います。

あとがき

汚れるリスクがありながらも取り扱った白生地。

この製作を通してお伝えしたかったのは、真っ白生地の可能性でした。

製作者なりのそれぞれの解釈が多様に渡り生まれることでしょう。

全体のスタイルとして今後も変わらないのは、柄は内部に持ってくるという配置です。

確かにこのスプラッシュ柄は象徴的ではあるのですが、眺めるのと実際に持つのとは違うという、いわば芸術と日用品の違いとでも言いましょうか。

それでも、日用品の中に大いなる芸術味を感じていただければという優先順位なのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク