古着市場の中にうもれる拘り素材の素敵なワンピースの見つけ方のキーワードは「オーダーメイド」、「ブランドネーム無し」こそが価値【996】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフをかれこれ15年くらい続けております。

古着にはロマンがあり、コスパの良い嬉しさなど気持ちの面でも満たされる部分が大きくあります。

「古着」という呼び名の通り、何度も使われたアイテムもあり、まっさらの良い状態とは違う部分が時には悩みや障害になることもあります。

やはり古着とは言え、その中でもキラリと光る素敵な綺麗な1点を選びたいと長く古着ライフを続ける中で貪欲になっていくものです。

そんな素敵な1品が入手できるためにはどのように古着を探すかという「探し方」にも早く見つかる、ピンポイントに発見できるコツがあると思います。

このたびは、古着を自ら能動的に探す時の「キーワード」や「分類」に着目したいと思います。

欲しい古着のイメージを強く持っている場合に是非こうしたメソッドを引用していただければと思います。

狙い目は粗悪な作りのものはほとんどない「オーダーメイド品」、ブランディングが無いことは言い換えれば「ノーブランドこそが価値」ということ

例えば、古着市場の買取では、「ファストファッション品」というのは価値を置かれていない様子です。

古着屋様の買取で、「ファストファッション」の買取が除外されているお店もあるようで、やはりかつての1980年代の「デザイナーズブランド品」などの方が、重視されている証拠です。

このたび、こんな素敵なボレロ付きワンピースを「ヤフオク」様のある出品者様から譲り受けました。

ボレロ付きロングワンピース:ドンピシャ好みの柄で(薔薇柄)、この暗さも非常にクラシック。

このロングワンピース+ボレロセットには、「ブランド織ネーム」「品質表示」すら付いていません。

購入時の情報からもオーダーメイド品とのことでした。

よくぞ、情報が不足の中販売していただけたと感謝したいほどの素敵さでした。

ロング丈はだいたい120cm周辺のたっぷり感、中側は半袖。

少しネックラインがゆったりである点がぴったりではないですが、仕方がないです。

特にボタンも付いていないシンプルなデザインであることで柄が引き立ちます。

オーダーメイド品の古着の価値の高さを実際に手にしてみて感じることができました。

拘り抜かれた素材と柄、それでいて、余計な凝ったデザインではないシンプルな点は、「哲学なるもの」が込められていると感じます。

この良さを知っていまうと、今後もバラエティー豊かに別のオーダーメイド品も欲しくなるものです。

オーダーメイド品は情報が無いので、店舗よりもカジュアルなフリマサイト「ヤフオク」「メルカリ」が見つけやすい

多くのリサイクルショップ様や古着屋様は、買取の際にブランドネーム及び品質表示が付いていないと受け付けてくれないことが多いです。

ルールが徹底された店舗ではなかなか見つけることは難しいですが、個人規模の事業主様の古着屋様が販売されているネットショップや、「ヤフオク」様「メルカリ」様は今まで良きオーダーメイド古着を見つけることができた実際のサイトです。

古着の市場の中には、こうして、自分だけのためにもともと作ったものだったけれども、サイズアウトや趣味嗜好の変化の結果手放す方がいらっしゃり、販売サイトへの出品ではノーブランドのまま説明されます。

結局そういうものの方がかえって良質で素敵な物が多いと、この分野を「ニッチな古着」と位置付けています。

検索する時に、「手作り」「ハンドメイド」「レトロ」「ヴィンテージ(ビンテージ)」「オーダーメイド」「誂え服」「注文服」「手編み」などのキーワードを盛り込んで見つかることが多いです。

セーターでも似たり寄ったりのセーターではなく、1点物のようなセーターはとても味わい深く、糸も凹凸があって素敵。

そうしたものを見つけるには、キーワードとして、「手編み」と入れると、手編みのセーターなどが集まるので見つけやすくなります。

一度、そんな風に分野を拘りながら、渾身の1点をゲットしてみてくださいませ。

あとがき

このような素敵なオーダーメイドに特化した古着ワンピースは、その後数が増えました。

「価値」というものは、とてもポテンシャルを持った観念だと思います。

高級ブランドのお洋服も「価値」が確かに高いものではあるのですが、同じ物が複数存在する点では、時として、数百円程のヴィンテージ古着にも及ばないなどということもあるのかもしれません。

「オーダーメイド古着」は「ハイブランド品」の持つ「ブランディング」と良き勝負ができるほどのレベルの高さだと思います(^-^)。