まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
1つ前の【265】に続きまして、当記事の【266】もタイトルに<人間関係>という言葉を「サブカテゴリー」として加えました。
1つ前の記事の【265】と当記事の【266】の掲載写真や、下に貼りますYouTubeの背景動画ははぎれのミニポーチ製作。
通常なら<はぎれ>のカテゴリーに入れるのですが、お話している内容がビジネス寄りの事が中心。
メインカテゴリーを<事業>に設置するという特殊な構造をこの2投稿のみ試験的にやってみました。
ただ、感想としてはやや混乱を招くと感じましたので当【266】をもちましてこの構造は終了します。
さて、前回の【265】では、「陰口」と対極の「陰褒め」をご紹介、今後の未来の展望が明るいお勧めのコミュニケーションであることをお伝えしました。
このたびの【266】では、「時間」というギフトを相手に送るという内容です。
その結果得られるものとは。。人間関係・ビジネスにおいて最も重要であること、「信用」「信頼」の種を蒔くのが自分であるというそんな内容です。
時限のある仕事の経験から、「時間のゆとり」をできるだけ相手に与えるよう心掛けた結果得られたものが「信用」

イエローベースの暖色系小花柄が親しみやすくかわいらしいです。
メイン製作では、投稿の【115】でビジネス用の外回りの書類バッグを製作。
このたびのエピソードにちょうど重なる点に何か因果関係すら感じます。
以前、会社で経理事務として外回りを毎日ある一定の数時間行う業務がありました。
輸入業の会社に勤めていましたので、貿易の諸手続きがありました。
「輸入決済」がある日は、銀行へ手形を差し入れ、コンスタントに輸入がある以上毎日のお仕事になっていたわけです。
将来は「AI」がとって変わる仕事になるだろうと思いますが、そんなお仕事を人間としてやらせていただけた時代。
しかしそこには、人間にしかできない体験があったのです。
「何時までに訪問」という決められた時限というものが結構あるもので、その後の処理がバトンタッチするかのようにどんどん他部署や相手先へ廻っていきます。
そうすると当事者それぞれが守るべき時限が出てくるものです。
その日に最後の部署が処理するには、何時までに差し入れるべき。。というような逆計算で決められた「時限」が存在しました。
決められた時限ぎりぎりにうかがうのか、それとも10-15分余裕を見て、さらには30分前、1時間前というような余裕を見ることをしてまいりました。
相手方は、タイトな時間にゆとりができて喜んでくれましたし、これを可能な限り負担のない程度で行っていました。
理由は特になく、ただお互いに気持ちが良いものであろうという考えからそうしていただけです。
時間の余裕がある時の相手方様の表情はもちろん笑顔、その笑顔に偽りはないと感じました。
そして、その笑顔につられるようにこちらにも伝播、これは互いに気持ちが良いことなのです。
そして、毎日毎日積み重ねていったその先には、「信用」「信頼」というものが生まれていました。
たまたまどうしてもぎりぎりの時限になってしまい、謝りながらの書類差し入れ。
これが「いつもいつもぎりぎりな場合」と「いつもはゆとりを持った中でのたまたま」というのは大きく違いました。
そして、こんなことも。。
うっかりミスをしてご迷惑をかけてしまった時や少々お願いしたい頼み事がある時、この時間のゆとりを相手に与えてきた積み重ねが効果を発揮します。
ミスを快く許していただけるのも、頼み事を受け入れていただけるのも、今までの、小さなゆとりをGIVEしてきた結果ではなかったかと。。
勤務時間内に起こり得る人間関係がある中で、最も本質的なことがこういった日常の中にあるのです。
知識・技術ではない最も身近にある、もっと道徳的なことが結局仕事でも一番に大切だと考えたエピソードでした。


あとがき

こうした物理的ではない「観念」のようなもの、特に大切にしています。
名も無き1端の事業者がどうやって事業を理解してもらえるのでしょうか。
そのヒントがこのたびのエピソードの中にあったと思います。
そう考えると、勤務時代に良いことを得たと「信用・信頼を得るすべ」を「宝物」のように考えています(^-^)。
