ネットをくまなく探しても見つからなかった花柄キーボードケースの完成、ハンドメイドの楽器ケース製作はライバルが少ないであろう【1265】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1か月半程前にキーボードを初めて購入。

メルカリの中古品でありがたくいただいた「YAMAHA」製の61鍵盤。

ピアノの88鍵盤からはかなり範囲が狭まりますが、持ち運びも考えると心地よく演奏できる可能な範囲内です。

コードをいずれ覚えていきたいという目的があり、自由にどんなメロディーにも伴奏をかっこよく付けられたら。。という目標を持っています。

なかなか本腰を入れることが出来ていないのですが、いずれ達成したい目標となりました。

さて、製作の完成のサイズなのですが、寸法の見積もり不足のミスで49鍵盤用となってしまいました。

ただ、生地もそれ以上残っていなかったこともありました。

61鍵盤用の製作は、また再度トライしていきますが、この度の49鍵盤用の完成は、様々な収納しやすさの考案の末の行き着いた1つの形として見ていただければと思います。

楽器屋様やネット通販ではなかなか見かけない花柄のキーボードケースの完成、ハンドメイドバッグの分野の「空き領域」のようなものを見た気がする

49鍵盤用キーボードケース:<サイズ>縦33cmx横97/105cmxマチ10cm。・・・61鍵盤にはサイズ不足。

61鍵盤が入らなかったからといって49鍵盤だとやや隙間が空き過ぎるかもしれません。

しかし、一番近いのは49鍵盤用ということになります。

<表地:黒x白花柄>モノトーン花柄系撥水防水ストレッチプリント、ナイロン/100%、日本製。

<裏地:黒無地>ダブルラッセル、ポリエステル/100%、日本製。

そもそも、ネットで販売されている黒いナイロン生地のよくあるタイプはおそらく生地も日本製ではないでしょう。

そんなところもよくあるタイプとは差別化された楽器ケースとなるかもしれません。

横向きでは取っ手付きなのですが、電車などのシーンを想定し、縦向きにもワンショルダーを設置。

この肩に当たる真ん中部分はベルトが重なって3重ほどになったショルダーパッド式です。

裏地のボックスキルト(縦17cmx横14cm):もともと1mm程の厚みのあるクッション性ある生地です。

よくノートパソコンケースなどに利用されているようなあのふんわりメッシュのタイプに類似。

キルトがかかることで、生地自体の安定感がより一層感じるのです。

もともと生地自体もしっかりと整ったものですが、やはりキルトの効果は大きいのです。

表地のダイヤキルト(10cm)と取っ手のジグザグステッチ装飾:ダイヤキルトは10cm。
ごわついたタイプもたためることは同じなのですが、たたんだ姿が整然とするのは、こういった布地の良さ。

ふんわり感と共に、しっかり感もステッチによって生まれたからなのです。

幅38mmのバックルは「NIFCO:ニフコ」社製。バックルは確実な留め具の1つ。全部で4セット均等に取り付け。
バックルを外した時の様子。てっぺんではない位置の正面であることも、キーボードへのキズ防止策なのです。
横向きのワンショルダーのDカンとナスカンは50mm。こちらは「YKK」社製。

取り外すことが出来たり後の長さ変更ということがあれば、やはり直接縫い込むよりも、Dカンで1クッション置き、更にナスカンで留めるという2クッションが融通性が高いです。

無理な体勢はステッチが歪みますので、完成後の使い勝手のみならず、製作の最中の縫いやすさが完成前に生地を傷めないということにも役立ちます。

バックルの長い方の付け根の様子(右の花柄生地の方):こちらが背面。背の部分に長い方を取り付けます。

あとがき

意外とスムーズに作ることができたというのが正直な感想です。

その理由の1つには、ダイヤキルトやボックスキルトのスムーズさが大きく、ステッチの針目が5mmの進み具合の良さに感動。

通常の3mmステッチだと、キルトにしわが寄ることもあり、5mmの融通性が成功したところに寄与、決して楽をしているわけでもないのです。

自分用には使えなかったことが非常に残念ですが、結局、よくできたものは他の人にご利用いただくという運命なのかもしれません。

正しいサイズの自分の分は、違った生地でまた再製作を始めています。

今回とは全く違った生地で作りますので、どうぞお楽しみに(^-^)。

書き手:ピクチャレスク