まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
視力の悪い私は、お部屋では眼鏡をかけています。外す時は、お風呂に入る前と寝る時。
お出かけのときは、コンタクトのハードレンズです。
寝る前にベッドの少し上に壁に画びょうで貼り付けてある薔薇柄のポケット風の布袋がありまして、そこへ眼鏡を入れて寝ます。
そうすると翌朝起きてすぐに眼鏡がかけられます。
お店で売っている「パンッ!」て閉じる固いあのバネ仕様のケースは、毎日のこととなるとやや野暮ったく感じます。
そして、壁に設置の袋に入れるのはケース自体が重すぎるのです。
旅行でバッグの中で荷物がぎゅうぎゅうに抑えられて、その中で眼鏡をゆがみから守るなどの状況ならむしろあのハードなバネケースが必要かもしれません。
しかし、普段の生活のお部屋スタイルでは、簡単に出し入れができるストレスの無いタイプの眼鏡ケースが向いているようです。
今回は、そんなお部屋用の専用眼鏡ケースを、普段私がバッグに作っている生地の使用後のはぎれストックからピックアップしたほんの小さなサイズの余り布を使って製作しました。
ということで、<はぎれシリーズ>として、眼鏡ケースを4点同時製作です。
どれも素敵な高級生地ですので、小さい物でも高級感が出せそうです。
4種類の違う素材や柄で作るインテリア映えの眼鏡ケース。
ちょこんと棚に置くだけでも、素敵なインテリアの一部となるような夢ある眼鏡ケースになったら良いですね。
生地に合う裏地選びをはぎれストックからチョイス
はぎれがかなり細かく裁断してある状態でしたので、小さい物しか作れない状況でした。
めいいっぱい使えるのが眼鏡ケースであると思いついたわけです。
2柄ずつ共通の裏地をチョイス。裏地もはぎれです。
左2点はいずれもブルーな色が表地に入っているので共通のブルーの裏地を使用、右2点は、いずれもグリーンが表地に入っているので共通でグリーンの裏地というコンビにうまくおさまりました。
詳しい生地の混率や名前などは、後で貼り付けますYOUTUBE動画の中で字幕でご紹介しています。
完成の様子ご披露
一番左はシルク紬で、なかなかの高級生地。絹/100%の柔らかさが感じられます。
その隣は、シャンタン、大きな柄なのですが、そこそこうまく柄のスポット部分をキャッチできたのかな。
3つ目はイタリア製の素敵な大花柄ですが、なんとか大花が真ん中に来ました。
一番右は、ボタニカルな草木柄。マルチカラーが素敵ですし、葉っぱの重なり部分が真ん中に現れてなかなかよい柄の出方となってくれました。
この作り方は、ひっくり返しを事前に表地と裏地で行っておいたプレートを組み立てるかのように外表で縁にステッチをかけて仕上げるという手法です。
少し物理的なことですが、ひっくり返しをすることで空洞が内側に出来ることがないこのぺたんこ気味な組み立て式は、眼鏡を適度な圧力で固定してくれるのでした。
あとがき
今回の眼鏡ケースは、お部屋使いということで気軽に出し入れ可能なケースですとお話致しましたが、旅行先でも持ち運びとは別に使用する際の専用のケースとして携帯していくこともできますね。
また、ちょっと銭湯まで出かける時に、ロッカーにこの眼鏡ケースを置いて、すぐに眼鏡が着脱しやすく使えるなど、なかなかのアイテムになれるかもしれません。
普段の生活の中に溶け込んでしまってなかなか見直すことがないその他のシーンでももっとはぎれで作った小物が活用できることが出てくるかもしれません。
毎日の生活が淡々としたルーティーンであるからこそのその1つ1つを丁寧にこなしていきたいものです。
このルーティーンの中に何かヒントが見つかるかもしれません(^-^)。