大花柄は大きなバッグに仕立て広々と柄を演出すると素敵になる、小花柄との違いは途中で途切れることを事前に考えておくデザインの判断【955】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「インテリア収納袋」と称しまして、インテリアで使う目的のバッグを連続製作中です。

目的の1つに過去の古い高級生地を中心とした在庫生地の一掃があります。

凝ったお出かけ用バッグでは5-6日かかる製作に対して、1日の内の3時間程あれば仕立てることができる簡単なポケット無しのトートバッグ中心でコマを進めます。

出来るだけ柄をめいっぱい活かし、大きいサイズから順番に作っていきます。

このたびは、まだ最初の製作になりますが、ビッグデイジーの無彩色なマルチカラーが素敵な「風通ジャガード」でトートバッグを製作しました。

過去に製作の面積の狭いバッグに仕立ててしまった品物との比較も交えながらトートバッグの完成をお届けしたいと思います。

柄のサイズが大きい生地は大きなバッグの方が迫力と価値が高いのではないかの実物の比較での証明

せっかく凝った作りのぷっくり膨らんだうっとりと眺めるほどの素敵なジャガードです。

柄も大きなお花で存在感があり、できるだけ広い面積に大花を敷き詰めたい。。

そうすると、バッグは途切れ目の少ない広い面積である方が良いと思うのが現在の考え方です。

ただ、過去には全く同じ生地で、小さめのコンパクトバッグを作ったお写真があるので比べてみてくださいませ↓。

2018年製作のドーム型のバッグ:デザインにこの柄を当てはめた形なので、途中で柄が途切れます。

ポケットの切り抜きで柄が途切れる部分があり、せっかくの柄が十分に登場せず、物足りなさを感じます。

2022年製のトートバッグ:<サイズ>縦37cmx横44/62cmxマチ20cm。柄が広々とした印象です。
<表地:オフ>風通ジャカード、ポリエステル/76%、ナイロン/24%、イタリア製。日本製には無い凹凸感。
<裏地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。

裏地の柄はあまりはっきりしていない抽象的な柄なのですが、大花の表地に相性が良い大柄です。

無彩色の表地に黒を裏地に持ってくることも出来上がりの大人っぽさ、高級感へと方向性がはっきりとしてきました。

インテリア専用ということでそれほど追求しなくても良い強度、その代わりにたたみやすさや軽さが生まれている

たためます:底板も入れていないので折りたたみもでき、使わない時に引出しの中などに大切に収納できます。

一見写真だけ見ると、この同じようなデザインをお出かけ用にも使えるかもしれません。

しかし、お出かけ用を作るとなると強度と安全性を追求することになりますので、随分違った作りになるのです。

これまではその使い勝手や機能を持ち歩く外でのシーンであることを想定して製作してまいりましたが、シーンをずらすこの度の製作から得られることもありました。

何と言っても、1日の数時間で完成してしまうところが、次々に作って行けるメリットです。

それと引き換えに強度やセキュリティー性は下回るということです。

ただ、作りに手を抜いていることは決してありません。

取っ手についても、接着芯しか入れてはいないのですが、ステッチの4本線によって丈夫にしっかりとしています。

室内用としては十分ですし、これを持ち歩くことも不可能ではありません。その想定も入れてちゃんとしたお仕立てをしています。

こうしてたためることで、使わない時に日に焼けたり、ほこりがかぶったり、汚れたりなどの傷みを防ぐ引き出しやクローゼット下に収納ということも可能。

結果長持ちのお品になる可能性があります。

室内で入れ物として利用するのは、動きがない静止状態なので、強度をそれほど追求しても意味がありません。

持ち上げて全体の力がかかる場面というのは配置を変えたりするときのみ。

あとは、じーっと同じ場所に置いているだけの入れ物なのです。

しかし、目につくところであれば、時々視界に入り、綺麗な柄を愛でるということも日々の暮らしが潤いのあるものになるインテリアの1つとなると思います。

あとがき

今まで作ってきたお出かけ用のリュックなどを製作者本人のライフスタイルと比べると少しずれていました。

お出かけする時はブランドバッグなのです。

そして、インテリアである室内でたくさんこういったハンドメイドの花柄ぎっしりのバッグを楽しく使っているのです。

その点では、この度の製作は、ずれがありません。

まだ「インテリア収納袋」のシリーズがこのたびで1点目ですが、引き続きどんどん製作していきます。

大きい容積のバッグから順に製作していき、小さい面積のものは巾着袋になっていきます。

引き続き、今後の比較的ペースある製作を見守っていただければと思います(^-^)。

バニティーバッグのネックパーツの裏地の取り付けに手まつりを取り入れて実現、スクエアの歪みの解消と完全に隠されたミシンステッチ【422】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

連続製作をしてまいりましたバニティバッグ。

時間をかけながらネックパーツの取り付けについて研究しましたが、このたび、ひとまず「ある方法」で決着しました。

その記録をこの記事でご紹介したいと思います。

「ある方法」というのは、裏地の方側のネックパーツを「手まつり」することです。

これで随分融通が利くようになり、製作しやすくなったのが事実。

本当に困った際にはミシンよりも丈夫ではないイメージながらも「手まつり」を取り入れることで難を乗り切るという1つの手法として引き出しができました。

ネックパーツの裏地側を手まつりで取り付ける方法、「先にミシンで一回り小さい方の表地を先に縫い付け」が鉄則

この箇所というのは立体的な部分も混じってきていますのでまっすぐ取り付けるのがただでさえ困難。

そんな厳しい環境の中、今まで表からのミシンのステッチが裏パーツの周りを均一に取り囲むようになどと難しいやり方で進めていましたが、綺麗にできませんでした。

そして、いったんフラットに考え方を切り替えます。

そして、表地のパーツを先に縫い付けるという以前とは反対の方法で最終の手段として決めたのです。

まず表地側から先に縫い付け。位置はハギ合わせのど真ん中を見ながら。

これが何度やってもど真ん中に縫い付けられず、ずれるものですが、この度のやり方は、多少ずれても上手く出来上がる手法となります。

どうしてもぴたっと行かない場合にも対処したやり方となります。

裏地は、表地よりも1cm縦横サイズを大きくした型紙。ひと回り大きいと言ったようなイメージのサイズ感。

実寸は、表地パーツが10cm四方に対して、裏地パーツは11cm四方です。

1cm違うだけでも上下、左右で2cmの差なので結構差があるのです。

先程表地側からミシンで縫い付けた線が裏地側にボックス型に出ています。裏地パーツでこれを覆い隠します。

裏地が一回り大きいサイズの効果でこのステッチが綺麗に隠れることになります。

手まつり:最初にダミーのようにミシンステッチを入れているところが下準備です。
手まつりの完成:確かに少しずれましたが、今後はここから正確さを追求すればよい。土台はできました。

まだまだ素材や柄の素敵さに頼っている製作なのではないかと今後の課題をまとめました

「卵焼き」(バニティバッグ):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
今後の課題:ゆがまずにいかにまっすぐにど真ん中に縫い付けることができるかをもっと深堀りしていきます。

イタリア製の風通ジャガード美しいです。

まだまだこの生地のレベルに見合った技術が追い付いておりません。

技術レベルも向上していない時期からいち早く高級な生地を取り入れてしまったものです。

ただ、その一歩が速かったことで得るものは大きかった。。

今後は、元の素材の美しさや高級感が「MAX」に高められるような「技術」を高めることが課題です。

あとがき

確かに、少しずれても融通が利く「手まつり」を取り入れたこのたびでしたが、それでも「ずれ」は製造者本人が知っている紛れもない事実なのです。

ここは今後は、胸を張って「ぴったりです」と誇れるよう解決していきたいところです。

100%の事をしたのだという自信と誇りは元の素材の価値も最大限に高まる瞬間なのです。

生地の高級さや素敵さだけに依存する製作への教訓です。

書き手:ピクチャレスク

おしゃれな生地は品質表示に表れる、複雑な記載の品質表示から読み解く素材の織り込みのリアルな構造【197】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

好むマルチカラージャガード。

洋服でも、ハンドメイドバッグ製作の材料である生地チョイスにもたくさん取り入れています。

じっと眺めてしまうようなうっとりする美しさは、その織り込まれた複雑な糸のミックスです。

今回は、このような美しく生地が出来上がるためのその「混率」に焦点を当てました。

混率というのは、「織り込まれたその生地に登場してくる糸の種類と材質の分量配分」ということになります。

このたびは、ジャガードについて、比較的単純な構造の生地例から順にご紹介してまいります。

最後の方になると高級で美しい素材であるがゆえに、複雑な構造に至ります。

じーっと生地をアップで見つめるような視点でお送りしたいと思います。

そして、複雑であっても品質表示と照らし合わせながらその表示の理解の仕方などを今後のお洋服の品質表示などを見る際にも是非お役立ていただければと思っております。

単純な混率

ジャカード織であっても一番シンプルなのは2色程の糸で折り込まれて柄を作っているもの。

単純な綿糸だけで折り込まれた市松ジャガード。おそらく同じ種類の2色の糸かと思われます。

たまたま均等配分の市松柄であることで、表示も単純。

2色に分かれた同じ綿/100%の糸を使って柄を出したこの生地を綿/100%とだけ表現したということになります。

法廷表示としてこの表示の仕方が通過するということになります。

表現はポリエステル/100%とだけシンプルなものですが、基布の糸と柄の糸の種類が全く違います。

2種がたまたま同じポリエステル/100%なのだと判断できます。

この表示は少し親切味に欠けるかなと私は思いました。

「基布:ポリエステル/100%、柄:ポリエステル/100%」と書いてあったら、「うん、うん」と納得できませんか。

ということで、次のような分かりやすい表示がされていることが生地購入者にとってはありがたいということがあります↓。

分かりやすい混率(分離表示)

「消費者庁」様のHPで説明がありますが、各部位別に混率を表す方法です。

このような表示の仕方は、見かけのイメージにぴったり合致して分かりやすいです。

「生地:ポリエステル/100%、柄:ナイロン/100%」の文字を見て、この柄の薄グレーの部分がポリエステル/100%の糸1色でできている、柄の薔薇の花の黒色のつるりとした素材は、ナイロン/100%の糸で柄織りされたものだと理解できます。

ただ、この生地は2種類しか糸が使われていないからこそぱっと見と等しい表現の仕方が可能であったとも言えるのかもしれません。

次からの表示の仕方は、織りこみ、編み込みがより複雑になり、小さな品質表示の枠に収まらなくなるようなミックスタイプの生地の場合になります↓。

複雑な混率(全体表示)

こちらも、「消費者庁」様のHPを参考にさせていただきましたが、「全体表示」は、品質表示に最も多く見かける表現の仕方であると思います。

「いくつかの複数の混率から成り立つ表現を、<質量>の割合で表す方法」とのことです。

全体表示の方法:やや見かけとイメージがつかみにくいです。どうしても面積で考えがちですから。。

ぱっと見、1種の糸だけでできているようにも見えますが、濃淡がありますので、「糸の種類の違いからそのもやもやな美しい感じが出来上がった構造である」という見方をしてみました。

引き続き、こちらも全体表示。

ポリエステルは今まで見てきた生地の特徴から、ツヤがあるかと思います。

テンセルは、色がくすんだようになっていて、さらさらした手触り。

こんなところから柄のどの部分の糸がテンセルやポリエステルなのかということが比較的分かりやすい濃淡ある大花柄です。

分かりにくい全体表示例:幾何柄のブルー系のジャカード織の生地です。

どの辺りがビスコース、どの辺りがポリエステルってなかなかわからないでしょう(^_^;)。

ビスコースとポリエステルのコンビは両方共ツヤのある糸なので、とてもゴージャスになるのですが、ビスコースとポリエステルの違いなど見た目でちっとも分かりません。

そして、これを「分離表示」しようとするとこのような幾何柄の複雑な柄の配置のどこの事を差しているのかさえ表現しにくいものです。

そうすると、おのずと、「全体表示」となるのだと解釈します。

ところで、こんな、全体表示の生地がありました↓。

あくまで予想なのですが、おそらく背景部分の白が綿/100%で、柄の黒の部分が絹/100%。

そうするとこの全体表示の仕方はイメージがわきにくいですね。

前述の薔薇のフロッキーと全く同じ構造の2種の糸が2パーツの柄になっているというもの。

お国柄とも言うのでしょうか、イタリア製と日本製とで表示の仕方が違うという点も興味深いですね。

「パッと見の分かりやすさに重点を置く」のか、「元の原材料である糸に重点を置く」のかで「全体表示」or「分離表示」が決まるのが1つ。

そして、表現し切れる範囲を超えた複雑すぎる多種の糸がミックスされた生地は「全体表示」にせざるを得ないと言えます。

結局はユーザーが分かりやすいかどうかであることを考えると、私としては、「分離表示」で示された日本製のフロッキーの生地に示されたような表示の仕方が結果的に「親切な表示の仕方」だと解釈します。

が、そう単純な生地ばかり出ないのも現実なのです。

イタリア製に多く見られる混率は、美しいがゆえに表現し切れない複雑さを秘めていると理解できます。

品質表示が複雑な生地=こったお品と言って良いでしょう。

これも品質表示の奥深さです。

あとがき

今回は、生地の混率にスポットを当ててみました。

生地の混率をじっくりと見るのは、事業をしている人が大半、もしくはアレルギーを気にする方だと思います。

品質表示をじっくり見るということは、その素材を選ぶかどうかの厳しいジャッジのためにはの重要です。

素材を大切にしながらできることとして、いただいた生地の混率情報をきちんと記録し、必ず製造品が完成した暁には購入していただくお客様に伝えていくことです。

作り手の役割として、細かな知る限りの情報を先端のユーザーとなる人へお届けしつくしていくことです。

そうした中で、お客様が混率に興味を持ち、自分で調べたり素材に興味を持っていくきっかけになったりして行き渡る明るいその先が見込まれます。

時には、このような情報をクリアに伝達してくれる製造者に対しても「信用/信頼」が生まれるということも。。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ジャガードの裏面使いは新しい生地と出会ったような別物感、2倍の価値を持つ素材で製作の2点のミニポーチ【90】

アイキャッチ画像90

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、高級生地の風通ジャガードの残布を隅々まで活かしたいと、2点のミニポーチを製作。

こうしたミニポーチを作るシリーズの最初の3点セットは【88】の投稿から始まりまっていまして、このたびは二度目です。

【88】には反省点がありまして、はぎれで作る製作を製造者自らがバイヤスの目線で見てしまっていたこと。

その結果として、裏地無しで縁の縫い代始末さえしていない簡素過ぎる作りが、愛着を持てないいずれは廃棄する気持ちになるようなアイテムになってしまいました。

その見直しから、「はぎれ・残布・残り物」などのいかにも価値が無さそうなワードを決して後ろ向きに捉えず、そこに価値を生み出す製造する者の役割を考えました。

そして、このたびからは、こうしたミニサイズのポーチであっても必ず裏地を付けるお仕立てを徹底していくことを決意したのです。

裏地付きの最初の製作は、ファスナー付きの水平型ペンシルポーチとマチ付きのファンデーションケースとなります。

是非、【88】からの変化として、当【90】をご覧になって下さいませ。

マルチカラーのジャガード生地の裏面に発見した新しい世界観、エキゾチックなブルー地のボタニカルなミニポーチ2点

表地(柄):風通ジャガード、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%、イタリア製。裏地(焦げ茶):ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。
ファンデーションケースの方の裏地:表地と裏地を別々に縫い合わせた袋同士を合体するトートバッグの作りです。
ファンデーションケース作り:ピンタックステッチを縦四隅に入れてスタイリッシュに。マジックテープ開閉。
ペンシルポーチ作り:底は生地が不足の為「わ」ではなく「はぎ」。内部の三つ折り始末は手まつりで行いました。

分かりにくいのですが、ファスナーの色は濃紺です、黒を配置しないところはマイルドさを幾分か演出したもの。

コスメケース2点セット:<サイズ:左>縦6cmx横9cmxマチ3cm。<サイズ:右>縦5.5cmx横18cm。

専用ケースをイメージした方が良いとコスメ分野にしていますが、様々な物が入ります。

あとがき

ジャガードの裏面は意外な美しさを発見することがあります。

ちなみに、【39】で完成していたメインバッグの表面使いは、こちら↓。

同じ生地なのに、ベースの背景色が違い世界観が変わります。カーキグリーン背景の本来の表地はこちらです。

1つの生地に2つの価値があるとその有難さを存分に喜び、メインバッグ製作にも一部を裏面に使って引用すると、素敵な生地の全体像がより一層感じられます。

色違いのような配置がなされた1点のバッグ内部、バッグを覗いた時などにうっとりと眺める楽しさが生まれます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

1980年代後半に憧れた当時流行の巾着バッグ、サイズ感を縦長から正方形にしてハンドル付きの2wayで再現【70】

アイキャッチ画像70

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

様々なデザインへ初挑戦していった2019年、<同素材シリーズ>というものをスタートし、同じ生地を利用した全く別のデザインの5点のバッグを連続製作。

その5デザインというのは、①ドーム②バニティー③巾着④ボストン⑤リュック。

素材を同じくすることで、デザインにより一層着目することができました。

その着目でまず気付いたことは、このたび完成の③以外はすべて元々取っ手を付けていたことです。

それなら巾着にも取っ手を付けることが同じ土台に立った比較ができるということで、これまではショルダーのみだった巾着バッグにハンドルを追加していく点がこのたび初です。

そうして、機能が追加されたことで高まる「価値」を見ていただければと思います。

<同素材シリーズ:巾着-後編>現実にある「一瞬」のハンドルが必要なシーンを考慮、巾着ショルダーバッグに加わった機能

ハード薄芯の内蔵:本体には、接着芯に加えてハード薄芯を全面的に内蔵。立体的な形のままをキープ。
ハンドルとショルダー用のDカンの位置関係:ハンドルは直接挟み込み。Dカンは隣りであり、反対側は対角線上。
「セキュリティールーフ」の設置:裏地生地にて。左上は使用中の場面、右下は使用していない時の収納状態。

右下のようなシーンでは、バッグの口が開きっ放しですので、セキュリティー性が弱まります。

ただ、出し入れのスムーズさはありますので、選択式に利用できるようにと、ストレスの無い使い方も取り入れているのです。

そんなセキュリティー性「弱」の時には、ルーフ収納を兼ね、内部の壁をフラップのように覆います。

実はこのフラップの下には、ファスナーポケットが隠れているといった構造。

安全性が弱まった時には、大切な奥のファスナーポケットの存在を「セキュリティールーフ」が隠してくれるのです。

「片面ハトメ/アイレットカン」のミス:大変お恥ずかしながら、到底売り物にはならない事態の失敗と未熟さ。

そもそも、打ち込みの時に、ダンボールを下に敷いていた不安定さは知識の無さでした。

不安定な状態でポンチで穴を開けた結果ずれたのでした。

さらには、もともレザー用のこうしたパーツを生地に使用するという無理強いは邪道なのです。

それでも何とかうまく設置できるのは、綿などの安定した素材に限られ、このたびの素材は、表地にも裏地にも頑強なナイロンが含まれ、こうした傷を入れる作業には不向きであったと後から振り返りました。

ミニ巾着ショルダーバッグ完成:<サイズ>縦20cmx横20cmxマチ10cm。とりあえず完成させました。
完成の後ろ面の様子:ファスナーポケットを設置しています。パッと見た感じはそれなりですが。。
お洋服とのコーデ例:黒も合いますし、デニムなども合いますが、白のワンピースも実は相性が良さそうです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.12からおよそ5年半後の2025.03.11にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

この時の「片面ハトメ」の失敗は非常に貴重な結果であり、後の完全廃止への大きなきっかけになりました。

2025年の視点では、そもそもこんな壮大な美しい柄に対して傷を入れ穴を開けることの必要性は無いと即答します。

高級生地を利用させていただいたことで、よりその後の方向性が分かってきたのだと考えています。

「廃止」は、決して悪いお品を生み出してしまわないための前向きな選択。

穴が空け辛いほどの丈夫さを持つ生地は、考え方を変えれば、永続的な素材であるという付加価値。

「このデザインは必ずこの過程が伴うものだ」という縛りや固定観念こそ見直すべき点であったと、柔軟な目線を持つことができたことが大きな収穫だったと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

取っ手の付け根のワンポイントに、ハトメの穴に通す取っ手の付け方はミニバッグならではの特権【62】

アイキャッチ画像62

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在ハンドメイドバッグ製作におきまして、「同素材シリーズ」という企画を始めております。

【61】の記事からスタートしておりまして、デザインは全部で5つ、①ドーム②バニティ③巾着④ボストン⑤リュックです。

どれもミニサイズですが、150cm幅の生地1.5m内で有効活用しながら5点を連続製作予定。

このたびは、①ドーム型の後半部分の製作を含む完成場面です。

<同素材シリーズ:ドーム-後編>力がかかり過ぎないミニバッグに有効、スタイリッシュな取っ手が実現の片面ハトメ

以前の製作の巾着バッグでは、アルミ素材の片面ハトメ用にセットになっている「プライヤー」を使う方法と、硬め素材の片面ハトメ用に打ち台などのセットで行う方法の2通りをやりました。

パープル系のマルチカラーの生地に合うのはシルバーカラーであると判断し、アルミ素材の方の「プライヤー」を使用しての設置を選択。

穴をポンチでくり抜く作業は、共通で金づちで打ち込み作業があります。

片面ハトメの設置:左上はポンチで穴開け場面、右下は「プライヤー」でカシメて取り付け場面です。

以前の片面ハトメの打ち込み場面でもミスをしていたのですが、まだこの時知識が足りず、下にダンボールを敷いてしまっています。

画像や動画が当時のままであること非常に申し訳ございませんが、これは実は悪い例。

汚れ防止に新聞紙を敷く程度は良いですが、平らな硬いコンクリートや厚みのある木製のテーブル上で行うべきもの。

クッション性のあるダンボールを敷くなどかえってずれなどが起こりやすく、失敗の元なのでした。

10mm幅程度の取っ手を製作:直径8mmの穴に10mm幅というのは布製ならではの無茶であり、悪しからず。
完成した取っ手を取り付けた片面ハトメに通します。表側から遠し、通った後に三つ折りしてミシンで縫い付け。

通した後内側で三つ折りを縫い付けることで、穴から表へ飛び出すことがありません、つまりは、ストッパーの役割りをしてくれるのです。

「おにぎり(ドーム型)」完成:<サイズ>縦20cmx横22/27cmx12cm。片面ハトメの存在感は大きい。

非常にスタイリッシュに取っ手の付け根を装飾してくれながら取っ手を通すというホールの役割りの「片面ハトメ」。

コーデ例:バッグ素材に僅かに入る白にリンクの花柄レースカットソー、バッグ生地のエレガントさに寄せます。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.10.03からおよそ5年半後の2025.03.03にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後の、バッグのサイド部分の反りの「えくぼ」、随分研究しましたが、正しい型紙が見出せませんでした。

こうした結果のままであることも、そもそもハイブランドバッグのあるモデルへのあこがれ、自らが生み出したアイデアではないのです。

確かにあこがれて長い間好んできた自分使いのバッグでもたくさん持っていた形だったのですが、そういった真似事には結局とことんまで追求する「熱」が続かないものです。

なぜ、このデザインでなければいけないのかの理由が、「あこがれ」というだけでは弱々しいものなのではないでしょうか。

もし、自らが閃いたデザインならば、上手くいくまで粘り続けたと思うのです。

それだけそのアイデア自体が「他人」のものだったということ。

この片面ハトメ含むすべての打ち込みパーツ(ヒネリ錠なども含みます)は、その後はすべてを廃止。

しかし、ひと通りほとんどすべてを一度は体験させていただき「肌感覚」というようなものでその感触を知っています。

なぜ「廃止」を決めたかの説得力としてはちゃんと体験した者のみが実直に語れることだからです。

この度のようなバッグの小ささなら重みが極度に増えず、カシメることで支えられているパーツが維持できるのではないかと、ミニバッグとの相性で成り立っていた製作だと見ることができます。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

まるごと作り直しをしてもなお残る課題、表面的には綺麗に見えても未解決なドーム型ショルダーバッグの裏面【39】

アイキャッチ画像39

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、前半である【37】から番号が1つ飛びました【39】の投稿で後半と完成をお届けします。

大変美しい高級生地のイタリア製の風通ジャカードの大花柄で1点ドーム型ショルダーバッグが完成。

前編では、表地にポケットや取っ手を付けるところまで行いましが、その後いろいろ波乱が起きまして、まるごと作り直しもしています。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.08.29からおよそ5年半後の、2025.02.08にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

その後完全に解決することができなかった複数の課題は、どれも「美しく作ることができない」という点が共通しています。

なかなかこうして投稿でアップしたくないような場面ですが、これこそが大切であり今後もしかして同類のバッグの形を成功することができる方への良きヒントになればと記録に残します。

後に貼りますYouTube動画は当時2019年のままであり、随分当時では納得したようなことをお話していますが、2025年から振り返るととんでもなく課題だらけの未熟な製作だと見ます。

確かに生地は優れていますが、存分に活かせなかったことが一番もどかしく申し訳なさが残りました。

では、苦い記録とはなりますが、2019年当時では精一杯のやり直しをしての完成品となります。

①横の反り②ステッチの歪み③余分なステッチ、複数の課題があっても美しく映る風通ジャガード生地の素晴らしさ

ミニドーム型ショルダーバッグ完成:<サイズ>23cmx横27cmxマチ12cmくらい。
内部は、ゴールドラメ生地です。このガサガサを作るのは、【37】の前半で素材をご紹介した時のメタル/40%。
課題x3点:左から順に、①余計なステッチ②ファスナーステッチのゆがみ③側面の反りの未解消です。

①は底面なのですが、組み立てる前に周囲にステッチをしてしまうことを後で見直しています。

こちらの解決は可能であり、ここでは「中表」をひっくり返し後の返し口にボンドのみで仮止めしておくだけという解決方法。

その後の組み立てで新規のステッチのみが出ますので綺麗です。

あらかじめステッチをしてしまうと必ず重なるとは限らず、かえって汚くなるのです。

②については、これはなかな解決が難しく、カーブを平面ミシンで縫うことの限界ではないかと。

③は結局最後まで解決できず、正しいラインに導くことができませんでした。

とはいえ、それなりに良く映ってしまう瞬間があるのも、この生地の素晴らしさのおかげなのです↓。

生地にステッチをすることでハリコシが高まり、ベルトのようなパーツでもそびえ立つということになりました。
持ったイメージ:ファスナーは下まで行き過ぎで、せめて横ラインの1/3にとどめねば物がこぼれます。

とにかく、突っ込みどころはとどまることを知らないほどの量、後にこのデザインは諦めました。

もともと、自らの1からの考案ではなく、老舗ハイブランド様の類似のデザインにあこがれてのスタート。

自分が閃いたアイデアではないのです。

あとがき

2019年の高級生地を使用させていただいたバッグ作りは、「生地頼み」がキーワードであったかと。。

生地の素晴らしさに頼りながら、未熟な技術のフォローをしていただいたかと思うのです。

未熟な技術では安価な材料でリスクを落とすべきだと普通は考えるのですが、なぜかこの時期に無性に高級生地にも同時に踏み出したく、フライングであったことをしっかり覚えております。

この度のお品を含め、高級生地のほとんどがボツになった試作品だらけという結果で、非常にもったいないことでした。

ただ、こうも言えます↓。

そういったタイミングであったからこそ、「生地頼みは良くない、自らが生み出す価値も持っていなければいけない」という考え方へたどり着くとができたのでした。

もう二度と会うことが無かったこのイタリア製の風通ジャガード生地のこの柄でしたが、だからこそ、こうして未熟な技術と並んで記録に残すことが望ましいのではないかと考えました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

崩れ易く頼りない生地の状態の「風通ジャガード」、ミシンステッチによりどんどん逞しく固められていく性質の発見【37】

アイキャッチ画像37

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2019年は、「バニティ」「ボストン」「リュック」「巾着」「ドーム」という主に5種の立体的なデザインのバッグを研究しながら高級生地で製作していくことに挑戦した時期でした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.08.22からおよそ5年半後の2025.02.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

よって、YouTubeでは2019年当時のままの内容でも、当ブログ記事はリフレッシュされ内容が高められていますことをブログ記事をご一読いただけるメリットとしてお伝えしたいと思います。

このたびは、「ドーム型」のミニショルダーバッグをイタリア製の美しい「風通ジャガード」生地で製作する前半の部分をお送りします。

完成は後日の記事の【39】でご覧いただけます。

裁断後の崩れ易さから一変、製作を進めていく中でどんどん強固になっていったイタリア製風通ジャガードの真の性質

そもそも、このドーム型は、某ハイブランドバッグにあこがれて好んできたデザイン。

特に流行が色濃くないという点に最も魅力を感じていました、1990年代からのこのデザインのファンなのです。

ただ、見様見真似ではどうしても同じフォルムにならず、型紙の底周辺のラインが一番の「秘密」の部分なのだとお見受けしました。

この時に製作を進めてはいましたが、そもそも本体のラインを作る型紙自体が間違っていると思うのです↓。

ドーム型バッグに初トライする時に誰もが一度は左のようなラインで考案してしまうのでは。これだと反ります。

そして、数年後に考案したのが、右のような型紙。

先端のとがりをそぎ落としカーブ上になると、バッグを下に置いた時に地面にぴったりと着するフォルムになるような型紙ラインは。。というシミュレーションもしてみましたが。。

結局は最後まで最もベストなフォルムに一致した型紙は作ることができませんでした。

右の型紙はそのシミュレーション研究時のものですが、尖りがあってそれがラインにもろに出て出来上がってしまったのです。

あのとがりの部分をまっすぐにすれば良いのか?というのもそうではありません、結局答えは出ずじまいで、このデザインをその後諦めていきました。

あこがれは憧れに過ぎず、自ら生み出した「願望」からスタートするラインであるべきなのです。

たやすくぱっと見で既存のデザインを型紙で表現などととんでもない図々しい考えでした。

表地(柄):風通ジャガード、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%(全体で100にならないため、生地屋様の記載間違いだと思われます)、イタリア製。右側は裏面で、表面として使えるレベル。
裏地-右(ゴールドラメ):クリスティーヌ、ポリエステル/60%、メタル/40%、日本製。
柄以外の背景の部分は糸が今にもほつれそう、早めに接着芯を貼り、作業を進めるのが良いと思います。
接着芯貼り後の表地と裏地:この時点であまりにも不安定な風通ジャガードに対して頼りなさを感じていました。
ところがです、ファスナーを縫い付けステッチをしていくにつれてどんどん強固になっていくのを感じたのです。
取っ手取り付け後:観音開き折りで4本のステッチが走ることでどんどん素材が固まって逞しくなっていきました。

これらのことに非常に驚き、これこそが正に「風通ジャガード」の真の性質なのではないかと思ったのです。

なぜに空気(風)が通るような空洞を作るのか、立体感の表現だけでは決してないのだとこうしてミシンステッチを走らせ、作ることで分かったのでした。

空気は「頑丈さ」をも作る無料の資材なのではないかとさえ思えたのです。

あとがき

番号が少し飛びますが、【39】の番号で一応形だけの完成となります。

途中でもお伝えしましたように、そもそも型紙が間違っており、このまま完成しましたがサイドの底周辺が反ってしまいました。

とりあえず記録には残しておりまして、同じように作ってしまわないための予防線としてはお役に立つのではないでしょうか。

失敗が立て続けでありますが、この研究期間は貴重であり、「風通ジャガード」の深みに触れることができたと思っております(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

マルチカラーのビッグデイジー柄の風通ジャガード生地、広々とした面積の丸いラインのバッグとの相性【25】

アイキャッチ画像25

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1980年代から流行を問わず、ずっと好きなデザインのバッグがあります。

思わずじっくり見てしまう緩やかなカーブが非常にエレガント。

口が大きく開くために、とても中が見やすい点もこのデザインならでは。

この2019年は、より立体的なデザインのバッグに挑戦しておりまして、「ボストン」「バニティ」「巾着」「リュック」そしてこのたび製作の「ドーム型」の主に5種を順番に製作しています。

この中では最も難易度の高い「ドーム型」は、かつての1980年からのあこがれのデザインだったそれに当たります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.07.13からおよそ5年半後の2025.01.25にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

一応完成致しましたが、販売するところまでのお品物には至らず研究作品として、「製作品アーカイブ」に記録していくにとどまりました。

ポケットのファスナーに貼る伸び止めテープの引用例を含めながら完成したドーム型ショルダーバッグをご紹介してまいりたいと思います。

素敵な生地には敬意を払って優れたバッグを作りたい理想、角丸バッグとビッグデイジージャガードの抜群の相性

表地(マルチカラー):風通ジャガード、ポリエステル/76%、ナイロン/24%、イタリア製。控え目な無彩色がかえって魅力です。

@¥3,980/mという比較的高級な生地(後に@¥4,980/m→@¥5,980/mで追加購入しています)。

裏地(グレー):ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。これまで多種のカラー展開を利用しました。

こちらは、集めやすいお値段であり、@¥714/mという価格。

何度もリピートして多色を使用させていただいたのも、この生地の良質さと高級感。

このまだら柄のような織柄は、フローラルなタイプにも幾何柄タイプにも万能なのです。

伸び止めテープ(平)の利用:ファスナーへの縫い付けラインのうねり解消に使用しました。この度は1重貼り。

三つ折り内に内蔵するよりもファスナーに直接触れる位置が効果があると過去の製作からは感じました。

ただ、これも伸び止めテープが表に見えるリスクがあります。

ファスナーのうねりの解消には、3重に重ねてやっと効果が出るという実験記録もあります。

ファスナー使いの機会には、三つ折り内部に3重で貼って伸び止めテープを隠し込むのが一番。

フラップポケット:フラップ自体が本体のカーブラインにリンク。すっきりとしたデザインです。
背の部分のファスナーポケット:外ポケットは便利ですが、柄物に対しては柄を遮ってしまいます。
正面:<サイズ>縦20cmx横30cmxマチ6cm。後からの反省は、マチを思い切って15cm以上にするべき点。
持ったイメージ:様々な角度からの視線があることを実感します。底周辺の変な「反り」は型紙が未熟な証拠。

あとがき

2019年の初めてのこの生地の利用から数年後、奇跡的にこの生地がリピート仕入されているのが見つかりまして、こんな製作もしています↓。

2022年に製作のトートバッグ:生地のストック整理の為短時間製作したシンプルなサブバッグ。Sould Out。

このたびの苦労したドーム型ショルダーバッグと比較し、後に製作したビッグトートバッグの方が断然製作が簡単で、シンプルなデザインなのに柄が生き生きと躍動しています。

こうして、気付いていったのが、「苦労しても不完全な出来上がりのバッグには価値が無い」ということ。

一方で、単純でも素材が最大限に活かされたバッグは受け入れられる可能性に立てるということ。

こうして2019年では難しいデザインの製作に挑戦はしたものの、どれも成功率が低く、2025年では成功率が100%のデザインのみに絞っています。

一人の力では到底優れた品物は作れない、生地の素敵さの力もお借りするのです。

ただ、決して生地の素晴らしさのみに依存するだけでは、これも飽きられます。

敬意を払いながら優れた生地を利用させていただき、今度は製造者の生み出した「価値」を入れていくような製作を意識するようになりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク