なぜ「銀河鉄道の夜:宮沢賢治 著」の物語があのような現実離れした世界観なのか【623】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「宮沢賢治と天然石:北出幸男 著」という本を読ませていただきました。

レンタルジュエリー業をさせていただいております勉強にと、図書館で検索して天然石関係を探っていたところ目に付いたタイトル。

かの有名な「銀河鉄道の夜」の小説に関しましては、当ブログの【365】でじっくりと年月をかけて推敲しながら記事に綴らせていただいております。

ただ、ネタバレ要素あふれる書き方をしてしまい、もしもご指摘を受けてしまう場合には対処してまいります<m(__)m>。

かなりの長文ですが、よろしければ後ほど【365】記事にもお立ち寄りいただければと思います。

このたびの本は、【365】の記事の「リライト」にも良いヒントにもなった内容の本であり、天然石を好む「宮沢賢治」様に宝石を扱う事業をしている者がわずかばかりでも繋がる部分があればと拝読。

「銀河鉄道の夜」がなぜあんなに「異世界観」を感じるのかの答えが、この本を一読すると分かってきました。

「銀河鉄道の夜」を読み解くにあたっても、このたびご紹介の1冊は重要な本だと思います。

「銀河鉄道の夜」の世界観は空想のものではない、実際に著者「宮沢賢治」様には見えている四次元の世界なのだ

「メルヘンチック」とか「ファンタジー」という印象を持っていた一読前の「銀河鉄道の夜」へのイメージ。。

しかし、実際にブログ記事【365】にも綴りましたように、あの銀河鉄道の夜の中の鉄道の旅のシーンはどこか現実味があり、「ハッ」とするような感じがしたのも不思議。

「主人公「ジョバンニ」には霊感があるのか、死後の世界を生きながらにして体験できた貴重な人物。。」などと綴らせていただきました。

この「霊感」というワード、実のところ、「宮沢賢治」様がそんなものを持ち合わせた「シャーマン気質」をお持ちだったようなのです。

そこに見える風景の中に天然石がたくさん登場するようで、見たそのままを書いたのがそれぞれの不思議な表現とかこの世のものとは思えないような風景の描写に表れているのです。

実際に「宮沢賢治」様の目には見えている、紛れもない実直な記録なのです。

あとがき

「宮沢賢治」様が見えているものというのは、もっと私達人間も自然と同化して、すべてが自然界の一部に溶け込んだ世界観といったもの。

そういう映像が、物語の描写に表れ、天然石も四次元的な姿で登場。

四次元は、お花などの姿も3次元以上にものすごく神秘的で鮮やかに見えるのだそう。

現在情報が随分増え、四次元の世界がこれまでの空想的なものから、どんどんリアルで科学的なものに感じてくるようになりました。

「シャーマン気質」を持った「霊能力者」様達がこんなに多くいたんだととても驚いております。

そんな背景をもとに、改めてシャーマン気質の「宮沢賢治」様の物語に出会ったことのご縁が少なくともあったわけです。

天然石は神秘的な感じがする。。程度には思っていまいしたが、「宮沢賢治」様は、もっと扉のさらに奥を実際にご覧になることができたのでしょう。

そのような記録が物語のどのあたりに表れているのかなどをたくさんピックアップしていただいたこの度の本は「宮沢賢治」様の他の小説の読み解きにも非常に役に立つと思います。

「おそらく、天然石に惹かれる者は、なぜか「宮沢賢治」様の小説や世界観も好きになるであろう」とのことです。

著者様も実際に天然石の石屋様なのでした。

「宮沢賢治」様も石屋になりたい願望を持っていたようで、空間の中でそこだけでもいろんなことがリンクしています。

そこをまた天然石に興味のある私が手にしたこの本との出会いのきっかけが、「天然石」だったということです。

「レンタルジュエリー」というレンタルにおいて宝石に触れる機会を持つ者が「銀河鉄道の夜」をふと読み始めたことも、さらにこのたびの本に出会ったことも考えてみれば直感のようなもので引き寄せられたと言えるのです。

このブログ記事を読んでくださったあなた様も、きっと何か繋がりがあってのことなのでしょう(^-^)。