まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
古着ライフを送りまして、もう15年以上が経過。
1点物に慣れ過ぎて、ずらりと同じ商品がサイズ別に並んだお店に入ることにためらいを感じるほどに。。
1点しかないものを受け入れることが当たり前になっているために、サイズを自由に選ぶ時の同じ品物が配列した様子が何となく違った世界に感じます。
これは価値観ですので、反対に1点物しかない古着市場は合うものが無いと考えてしまう新品主義の嗜好ももちろんあると思います。
ただ、そこそこハイブランドの「アルマーニ」に特化した古着でワードローブを肥やしている拘りも楽しいところがあり、新品で購入しなくても十分古着でも高級であり綺麗なのです。
このたびは、古着で購入の際に付きまとうことがある、「リフォーム」に注目。
せっかくコスパ良く入手の古着は、自分でお直しできれば嬉しいものです。
よくやっています、特に裏無しのパンツの三つ折りステッチ始末のミシンがけのご紹介です。
スラックスなのにタブーだと思われがちですが、モデルをよく見ながら判断をし、かなりスラックス寄りなタイプでも三つ折りステッチをして何ら問題がありません。
ご参考になれば幸いでございます。
どれも「アルマーニ」の古着、もともとスラックス調のモデルの多いブランドならではのエレガントさは裾の始末など何のその
スラックスと聞くと、こんな始末が基本だと思います↓。
これはやや時間がかかり、丈夫であるとは言えませんが、高級感が確かにキープされますので、品物のテイストによってはこの方法で行うこともあります。
可能ならミシンをかけていく方法が迅速であり、素材やデザインによって、三つ折りミシンステッチもやっています。
手まつりよりも気軽で丈夫です。
左(シルバーグレー無地:「ジョルジオアルマーニ」製)は丈が短かったので、めいっぱい裾の縫い代を使い、最低限の1cmくらいの幅で三つ折りステッチをしました。
右(ベージュ千鳥:「アルマーニコレツィオーニ」製)は、丈が長かったので少しカットして短くしたバージョン。
この場合はもっと三つ折りの幅がたっぷりしていても良いと2cmくらいで。
下に貼りますYouTube動画の内容は、この度の記事と違う品物のお話ですこと、どうぞご了承下さいませ<m(__)m>。
当時の2021年から約3年後の2024年現在のブログの「手直し」の順番でして、この記事を今一度綴り直しております。
その後の2024年最近の裾上げの例としてこの度の記事に2点のパンツを例に掲載させていただいたのでした<m(__)m>。
あとがき
「アルマーニ」様のすごさは、カジュアルなのにエレガントに作られているところです。
かつては、「医師」であった「ジョルジオ・アルマーニ」様。
体を美しく見せるデザインが、他の型紙の作り方と随分違っているように感じます。
例えば、中綿のジャケットには、袖に2か所の立体的になるダーツステッチが入るのです↓。
ファッションの歴史に間違いなく名を残していくデザイナー様だと思います。
多くのブランドの中でこの「アルマーニ」様の古着に特化するまでの絞り込みの理由は、「ラインの美しさ」です。
レディース物のヴィンテージで特に優れていると感じる1980年代辺りの「ジョルジオアルマーニ」製は、今でも特に注目しています(^-^)。