まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
世界からも「質の良い綺麗な状態の古着が見つかる」と称賛されている日本製の古着。
その中で素敵なスラックスが見つかることも多々あります。
このたびは、すべて古着で集めたスラックスの裾のデザインや仕上げの仕方の違いのバラエティーの豊かさを知り、エレガントな表現が見事に実現している要の部分を探ってみたいと思います。
高級感やドレス感あるスラックスの裾の始末の仕方、複数のパンツで比較して分かる先端に及ぶまでのエレガンスの追求
では、4種の特徴あるスラックスの裾のデザインやその仕立て方をじっくりと見てまいります。
まずは、よく見る量産品に一番多いスラックスの裾上げのデザインからです↓。




表には1本のステッチのみが出ていました。
「こんな風に始末しても良いのだ」の例のようなもの、「アルマーニ」様の方針のような者を時々垣間見ることがあります。





内側の見かけはシングルと全く同じ、ダブルというのは、シングルからさらに1工程進んだ追加のデザインだと分かり易く解釈することに。。


あとがき

スラックスにも複数の裾の表情があるのですね。
YouTubeのラストでもお伝えしましたが、カジュアルなイメージで解釈されるデニムであっても裾上げの仕方でエレガントに寄せることが出来ると考えます。
パンプスやジャケットと合わせるようなデニムパンツならば、長さが十分にあり裾のステッチの途切れが「ツン」と出ていることがない、奥に隠されているようなちょっとした始末がエレガントさへつながると考えます。
要するに姿勢のようなもの、丁寧にきめ細やかな作業はエレガントに寄る可能性があるということです。
パンツの裾は先端部分、爪の先までのおしゃれと同じで、この末端部分こそ緻密さや繊細さの表現の場所なのでしょう(^-^)。
