表面には大きな薔薇で後ろ面は無地ライクの使い分け可能、A4横マチ無しショルダーバッグが映し出すチェックの整い【1544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の投稿の【1543】では、ボックスキルトをかけたコットン無地の白に赤のタータンチェックとライトグリーンベースのタータンチェックを組み合わせた大きな薔薇アップリケを完成させていました。

このたびは、アップリケ含むA4横マチ無しショルダーバッグが完成しました。

地の白い生地は服地であり、滅多にバッグに使用されることが無いようなもの、どちらかというと看護師様などのユニフォームのような素材だと思います。

このたびの学びはファスナーカバータブの付け方、二段階に分けた固定です。

一気にあれもっこれもひっくるめて同時に行うよりも一区切りおくということの良き効果をお伝えします。

白地に赤い大きな薔薇が広がるA4横ショルダーバッグ、チェックが3種類集まった柄同士はすっきりととまとめ上げられた

使用生地(全5種):左上から右下へ①②③④⑤と採番します。詳細は次の通り↓。

<生地詳細:①-⑤>

①表地(白):コットン無地(ピケの一種ではないかと)、綿/100%、日本製。

②裏地・ポケット(ビビッドグリーン):ツイル、混率不明(綿混)、原産国不明。

③薔薇の花びら(赤):デッキングタータン、綿/100%、日本製。

④薔薇の葉(ライトグリーン):サマーウールチェック、毛/100%、日本製。

⑤ベルト・タブ(濃グリーン):生地名不明(ギンガムチェック)、ポリエステル/100%、中国製。

ファスナーカバータブ(2個):観音開き折りを縦・横と繰り返してファスナーの両端にキャップのようにかぶせ縫い付けます。
ファスナーカバータブの縫い付け方(2段階):1段階ごと。最初はファスナーの真ん中固定の二重ステッチ。次に外枠二重縫い。

これまで一気に外枠二重ステッチをしていましたが、非常に歪みやすく先に真ん中固定を終えて外枠ステッチに移った方が結果整えられました。

A4横マチ無ショルダーバッグ「羽二重餅」の完成(コットン無地白ボックスキルト):<サイズ>縦30cmx横40cmxマチ無し。

ショルダーは2cm幅で120cmの型紙で観音開き折りの4本ステッチ構造、完成はDカントップから計り65/114cmが長さの範囲です。

斜め向きの角度:人の目からはこのような角度に映ることが多いです。
アップリケのズーム:1枚1枚のパーツが少しずつ重なっています。1パーツは縫い代1cmで折り込んだ変8角形。タータンチェックがお揃い。
4cmのボックスキルト:表地にも裏地にも同じようにかかっています。裏地の貼り付けポケットにもかかっています。
ファスナーパーツデザイン:サイドタブは均等配置、隙間が大きい特定場所を作りません。先端はすずらんループエンドと本革ゴールド。
その他の角度:側面と底面。ボックスキルトの重なりや支柱ベルトの重なりがポイント。
使用イメージ(AI使用):デニムセットアップの上下、パンツはワイドタイプでエレガントな方向寄せ。

あとがき

これまでのいくつかの薔薇アップリケは2019年ごろから時々デニム生地に配置してまいりました。

アップリケはややカントリー風でカジュアルに映るものです。

そのようなカントリー風な装飾でさえもエレガントに寄せていくのがピクチャレスクの「テイスト」であり、挑戦でもあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

デニムと名乗られずとも同等の生地、瀟洒な仕上がりの「デニムライク」なバラ柄アップリケ付き丸底バッグ【95】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作を、ある共通の分類で括る<〇〇シリーズ>として続行中。

現在は<デニムシリーズ>で、デニムを含む類似素材で同じデザインの丸底バッグを連続製作しています。

このたびは、このシリーズの2点目。

前回の1点目は、「セルヴィッチデニム」という正真正銘のデニムで作りました。

このたびからは、素材に少し変化を付けていきたいと思います。

前回と同様に正面にアップリケをしていきますが、アップリケの構図はまた別のタイプになります。

アップリケの違いによっても、同じモデルのバッグにそれぞれの味わいをもたらす無限の可能性を感じていただければと思います。

<デニムシリーズ②>セルヴィッチデニムよりもエレガント、裏面の濃さを薔薇アップリケの凹凸感に活かした丸底バッグ

表地(グレー):綿無地、綿/100%、日本製。裏地(赤紫):ジャカードクロス、ポリエステル/100%、日本製。
生地の表面と裏面の濃淡の比較:左が表面右が裏面。裏面の方が縦筋が極めて少なく、色が少し濃い点が違い。
薔薇アップリケ:花芯の正方形からスタートして、変六角形の型紙で作った共通のパーツを花びらと葉っぱに。
本体の縫い代始末:「わ」の1枚を縫い代1.5cmで繋げます。二重縫いをすることを基本仕様としています。
丸底と本体の縫い合わせ:丸底バッグの難関。ここも二重縫い。縫う面を底面を上にしているところが間違い。
失敗のやり直し:底面と本体の合体に余計な部分を重ねてしまいがち。本体面を上にして縫うのが基本。

その他、寸法ミスで失敗することがあり、本体の底辺の長さ(出来上がり寸法)と楕円底の1周(出来上がりライン)の一致を型紙の時点で徹底していなければなりません。

この調整方法は、前回の【94】の投稿で、<楕円底のタック解消の型紙ピッタリの調整の仕方>と題して生地内に記録がございます。

実は、この時まだ未熟であり、徹底していないことでこうした失敗が起こりやすくなっていたと反省。

ショルダーカンの取り付け:完成品ではショルダーは付けませんが、アレンジしやすいようにと設置しました。

付け位置は、斜め対角線同士の2箇所です。

薔薇アップリケの丸底バッグの完成:<サイズ>縦32cmx横35cmxマチ15cm。取っ手は本革レザー黒。
薔薇パッチワークの立体感:わずかに濃い裏面を使うことの効果が立体感という姿で表れたのです。
後ろ面と底面:左上は後ろ面、右下は底面。1点目の時よりもタックが解消されています。
裏地部分:入口最初にサイドひもがあり、その下にマジックテープフラップという配置。ポケットはタブ付き。
お洋服とのコーデ例:ジャケットは本革レザーの黒。ブラックデニムコーデで素材が馴染むように合わせました。

あとがき

このたび利用させていただきましたデニムライクな生地は、「綿無地」という何とも地味なネーミングでありネットなどでは見つけにくいものです。

この生地は、「大塚屋」様で購入のもの、店舗で実際に目で見て探す良さはこういったところで実感しました。

所謂掘り出し物のような存在、「大塚屋」様の店舗においては、「デニムライク」がたくさん見つかります。

たくさんの生地の中に埋もれた優れた存在は、私達のようなバッグを製作する者が発見した時にこうしてアウトプットしていくことでより世に知られると思うのです。

製作するだけではなく、せっかく出会えた生地の有難さの感謝の意味をこめて、「このようなエレガントな雰囲気のデニムも実はあるのです」とお伝えしていく任務のようなものを感じました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク