1つ前の記事【798】からの更なる改良ということになりました、リュックのフラップデザイン【799】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

すぐ前の記事でいったんご紹介したハンドメイドリュックのフラップの構造ですが、その後の思案の中で、やはり、ポイントからは、随分位置がずれていると思えて来ました。

底が完全に腑に落ちていない点だったと思います。

やるなら徹底的に覆わねばなりません。

このことで、なぜ、この大きさなのか、なぜこの巾になる必要があるのかなどが確かなものになっていくかと思いました。

フラップの幅を隙間にフルに覆うようにするための幅の考案

そもそもフラップが隙間からずれています。

このフラップを取り付ける位置をもっと背側へ移動、背面へ表地側から縫い付けて、覆いかぶせるようにこちら側に持ってくるデザインへ変更です。

こんな風に背の側の方からフラップを覆います。縫い付けは現在1本のステッチですが、力が小さい所に集中すると生地を傷めやすいので、もう1本上に幅を少し開けてステッチを後程入れます。ステッチは1本とは言え、二重縫いなので頑丈です。
フラップ取り付けにも、取っ手と同じように当て芯をするのです。
フラップの先はこのようにナスカンとタブを取り付けてあります。横幅は【798】では、17.5cmだったのを20cmの型紙で行ったことによってやや取っ手の幅よりも広がっています。

この20cm型紙というのが、取っ手の位置によって作られる、巾着を絞った時の口の幅なんです。

よって、結果的に取っ手より大きくなってしまったのですが、ここを今回仕方のないことであるとしています。

もし、またここで20cmより幅を狭めると取っ手にはくぐりやすいですが、蓋をした時に隅っこに隙間が空くことになってしまいます。

つまり、巾着の絞った幅というのが、取っ手の付け根タブによってのひっかかりで決まっているわけなんです。

このデザインで取っ手の付け根は続行したいのですが、口のきゅっと閉まる巾着の幅が決まるのがこのタブが影響しています。8角形が取っ手の幅より横に広がっていますよね。
例えば、この8角形を縦長のデザインに細く変えたりすると口がもう少し絞まるのかもしれませんがこの8角形がpicturesqueのシンボルマークとしていきたいので、このままのデザインでこのタブは続行です。

あとがき

いろいろ、あっちこっち迷いながらを記録していますので、前の記事とまた違った改良をすぐ次の記事でアップすることもございます<m(__)m>。

これが実際の私の作業記録というもので、必ずしも綺麗なストーリーのようにはなっていないというのが実際です。

あれこれ迷いながら、最終的に最適なものになっていくというところがゴールになります。

試行錯誤の様子といったものでしょうかね。よろしくお付き合いいただけると。。。と思います<m(__)m>。

巻いて収納の撮影用壁紙にほこり防止カバーをあえてひも付きの巾着袋で作った理由、気が変わった時に使い方を変えることができるため【264】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は少し特殊な形の巾着袋を製作。

自身の仕事用の商品撮影用の壁紙収納の筒にかぶせるカバー作りです。

イメージはゴルフクラブのカバーからのヒント。

筒の中にほこりが入るのを防ぎます。

スカーフをかぶせるだけではフィット感が無かった、後に別の使い道も見込める細長い巾着袋型でインテリアの中でなじむような柄での製作に決定

周りのボタニカルな雰囲気の柄にスカーフがゴージャス系で浮いています。このことが気になったのがきっかけ。

まずは、カバーを作りたくなったきっかけはこの風景。

茶色のスカーフをかぶせて対応していたのですが、スカーフではあまりすっきり感がないのと、周りのボタニカルな雰囲気のインテリアに対してこの柄が浮いているのが分かります。

それが気になっていたので、なじむようなボタニカルな雰囲気の周りと同じように綿の花柄生地にしようと決意。

黒地にマルチカラーの小花柄。おそらく綿ブロード辺りかと思います。日本製生地です。
遠目だと柄がはっきりわかりにくいです(^_^;)。縦45cmx横110cmほど。これをフルに使います。

まず真ん中でカット、さらに真ん中でカットして、縦45cmx横27.5cmほどの細長い長方形のパーツ4枚で裏地付きで巾着袋を作っていきます。

カバーなのに巾着袋?それには理由があるのです。

巾着袋をかぶせる場所はここ:この3本の壁紙の筒にカバーをかぶせたいということが目的です。

カバーなのだから巾着袋にする必要は本来ならありません。

しかしながら、これまでの経験からずっとこのままカバーとして使うかどうかは分からないと思っています。

常に気持ちは変化します。

それに伴い、感じ方・意識が変わるといずれカバーの役割を終えるかもしれません。

けれども長く同じ物を使っていきたいという面もあるので、そうしたことを考えたデザインというのは、こういったものに落ち着きました↓。

<細長巾着袋>これをオープンして逆さに使い壁紙のカバーにします。サイズ:縦45cmx横22cmxマチ無し。

この形に作っておけば、後々、もしかしてカバーとして使わなくなる時にこれが別の用途で使いやすくなるためです。

巾着袋であれば、持ち運びとか口が閉まるということで、使い勝手の幅がもっと広がりますので、何か違う使い道が見つかりそうだと考えました。

ということで、結論は長い将来のことを考えて長持ちさせるための策だということでした。

筒3本に対して、小花柄カバーをかぶせるという使い方です。

気になっていた違和感ある風景の劇的変化

もうこれで柄が他の物となじみます。

最初の写真と比べていただきたいのですが、あのゴージャススカーフよりもこちらの方が上手くなじみました(^-^)。

製作のカバーが他の周りの物と柄がなじんでいる様子。黒ベースにオレンジやピンクの小花柄

柄のサイズが一番手前から大、中、小とリズムを刻みます♪。

製作は巾着袋の作り方と全く同じです。

紐を通すトンネル内も縫い代の始末がされていてぼそぼそと糸が後から出てこないようなことは、むしろこうしてよく使うものに対してはマストな仕様だと思っております。

あとがき

布でカバーやケースを作ることは案外長持ちです。

そして、好きな柄を選んでおけば、飽きもなかなか来ないです。

人それぞれ入れたいものが違うことが多いので、こんな細長い巾着袋はあまりニーズはないかもしれません。

しかし、実際に少なくとも私は必要としたわけでありまして、人それぞれ目的によってサイズが細かく違うものなのだということです。

そうすると、あるサイズを勝手に決めて製作して販売することがいかに無駄な踏み込みをし過ぎているかということを改めて考えます。

こういったことは、後の「コンテンツ制作」のきっかけになりました。

この「コンテンツ」とはハンドメイドバッグ作りのノウハウのことです。

いろんなバッグを作ってきた者ができることは、もしかして「情報」を実直にお伝えし広めていくことなのかと考え始めたのです(^-^)。