粗喜平のステンレスチェーンを材料として1m購入、チェーンだけの物足りなさを感じた3連を三つ編みのエモーショナルネックレスへのアレンジ【833】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代前半のパワーストーンブームの時に、あまりにはまってしまい自作しようと留め具の付け方を覚えていきました。

ネットで売っているアクセサリー用の金属の材料を見ていて、好みの長さのペンダントチェーンやネックレスを作ることを思いついて作ってみたのでした。

レアサイズのロングペンダントチェーンなどは、こうしたことをしてみる価値が大いにありまして、見つからないペンダントチェーンを自作で可能にできることに可能性を感じたものです。

その中では、かなり「挑戦」という作業になった、ステンレス製の粗喜平チェーン1mをネックレスに仕立てていくということをしてみたのです。

こんな感じで2連ネックレスとブレスもおそろいにアレンジした使い方の時期がありました。

三つ編みっぽく見えないかっこよさが新しいテイストとして浮上、抜け感あるネックレスアレンジ

その後、もっと雰囲気が出たものにならないだろうかと思いついたのが、3連の三つ編みでした。

その思い付きもいくつかのジュエリーを見てきた中の三つ編みデザインから引用させていただいたことになります。

もともと「粗喜平:あらきへい」自体にカーブがあり平たくないところが「エモい」雰囲気を出すことに成功。
特に強すぎる主張がなく万能な点が良いです。40cm程。留め具もステンレス製を使用する拘り。

三つ編みしたはずが三つ編みにははっきりと映らず柄みたいな1つの太いチェーンとして映ったところが非常に美しいです。

まとまって太口に映るので、遠目でも存在感あるネックレスになりました。

とても単純な作業ではあるのですが、チェーンの束だったシンプルなネックレスがこんな風にまで姿を変えることができる新しい可能性の発見で、非常に感動。

基本的な丸カンなどの扱い方さえ学べばその先のアレンジの世界が大きく広がります。

エコノミーな価格で素敵なネックレスが出来てしまうことに驚きます。

もし、ジュエリーを自主アレンジしたい時に、一度留め具の「引き輪」「ダルマ板」の付け方だけを学んでみて下さいませ。

すごくジュエリーの可能性が広がると感じられると思います。

さて、お洋服の装いなのですが、この出来上がりの「抜け感」をうまく活かせると素敵だと思います。

隙間が多いことで清涼感もあって、夏の半袖Tシャツなどにもマッチ。

その他、トレーナー、パーカー、ボタニカルなワンピース、幾何柄シャツなど合わないお洋服は無いほどの万能なものになると思います。

黒の半袖Tシャツに合わせてみました。
3点セット:なかなかコンビを組むのが難しいのですが、三つ編みつながりでバングルとリングは925製。

あとがき

このたびのカットする場面などは映していませんが、ステンレスをカットすることが容易ではありません。

ハサミの刃をダメにしてしまったこともありますし、ジュエリー用の工具でも難しいことがあります。

たまたま線径の細い粗喜平だったからこそハサミの刃がダメになりながらもカットできた偶然もありました。

本格的な作業とは言えませんが、かなり自主的にアレンジが可能だと分かります。

もし、思い描く理想のジュエリーがあれば、自主アレンジでは不可能な範囲は、専門の工房やリフォーム屋さんがご協力してくださると良いです。

自主アレンジで悩むカットに関しては専門業者様ならば何なことはないと思いますので(以前にステンレスをカットしてもらったことがあります)、外注してでも価値があると思えばそれも「あり」だと思います。

行き着くゴールは「納得のお品」ということになりますし、その後も長く飽きることなく使えれば外注のコストもコスパに溶け込むのです(^-^)。

ストーンが無くても十分にジュエリーの威厳、地金だけのネックレスの凄みを感じるプラチナのパイプメッシュネックレス【502】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「プラチナってこんなに白かったんだ♪」、地金のプラチナとK18WG(18金ホワイトゴールド)を比べると思うことです。

プラチナもホワイトゴールドも似たようなものだと以前は思っていましたが、いやいやかなり違うことが分かってきます。

言葉で簡単に表すなら「白っぽい」と思うのがプラチナ。

その白っぽさは独特の雰囲気があるのです。

そんな良き雰囲気のプラチナだけの美しい地金ネックレスをこの度ご紹介したいと思います。

パイプメッシュネックレスの空洞にはフープが埋め込まれフォルムがキープされている

プラチナネックレス:PT850製。透かしの編み込みパイプの作り共にすばらしいです。

パイプメッシュの筒型の構造が大変美しいショートネックレスです。

こんもりと柔らかい筒形は内側にコンスタントに設置のフープ無くしては美しく目に映らないでしょう。

本来ならだらんとなってしまうところを、フープパーツがパイプ内を支えてくれています。

編み目が細かいのも非常にエレガント。

ダイヤモンドのネックレスともなかなか良い勝負が出来そうです。

地金のみのネックレスもここまでの細工があり、とても美しくきらめくものなのです。

ここに、ジュエリーというものが宝石だけではなく、地金の存在があるということを実感します。

ボールチェーンはどちらかというとチェーンとしてより、集まってデザインになった方が効果が出ますね。
3点セット:リングの大花の真ん中部分とパイプメッシュのネックレスの柄がそれとなくリンク。

どの道、大花リングは行き場があまりありません。

クセが強くて、ジュエリー同士の組み合わせにおいては、何かのアイテムを大花に対して合わせてもらわないといけなくなります。

そうした中でチェーンネックレスであるこのたびのショートネックレスタイプは、万能なこともあります。

ただ、柄もあるわけでその辺りが上手く合うかどうかの組み合わせをあれこれ悩む部分です。

このセットになった決め手は、ブレスの柄ともネックレスの柄がよく合い、リングのお花の真ん中部分とネックレスがよく合うという関連付きが互いに感じられたから。

他の案もあるかもしれませんが、その時々のジュエリーの存在のタイミングで決まった1つの渾身の組み合わせでございます。

あとがき

プラチナはホワイトゴールドよりは強度は弱いようです。

普段よく身に付けるものでも慣れて引っ張ってしまったり無理なことをされませぬよう、丁寧に扱ってあげていただきたいです。

このたびのネックレスに出会った周辺からプラチナに目覚めていきました。

かつてジュエリーを集めていただけの時代においては、断然18金イエローゴールドが多かったし好みでした。

それが、レンタルジュエリーの事業を始めてから銀色の良さに引き込まれていきました。

クールでギラギラしない感じがとても良いのが銀色。

もちろん金色の良さもよく分かっているのですが、とても自然に装えるという点でプラチナやホワイトゴールドにも目を向けるようになりました。

この見方は、後にお客様に反映することになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに銀色も増加していくと思います。

よろしくお願いします(^-^)。

物足りなければペンダントチェーンとして使用すればよい、単独使いをペンダントトップを加えて腑に落ちた幅広ネックレス【495】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よくきらめく程好いK18YG製のボールチェーン幅広ネックレスをご紹介したいと思います。

メッシュのように隅間がある作りがすっきりとしていて軽いイメージなので肩ひじ張らずに気軽に付けることができると思います。

単独でも美しいのですが、その後ペンダントチェーンへと使用方法を変えていきました。

そんな経緯も感じ取っていただければと思います。

幅広ネックレスもペンダントチェーンになりうるという1つの「可能性」をこの度ご紹介したいと思います。

合わないお洋服なんてあるのだろうか、どんな装いにも気軽に装える使えるネックレス

K18YGのネックレス:隙間があっさりと爽やかなデザイン。40cm。

この細かい編み目がとても綺麗です。

ただ、ボールチェーンは切れやすいと業者様にヒソヒソとこっそりお聞きしたことがあります。

その心配を補うかのように両端にレールのようなラインが入っています。

それでも丁寧に扱う必要はあるかと思いますが、とにかく付ける効果は抜群の素敵な1アイテムになることが予想できます。

縁を作る太めの横向きの上下の線のパーツは固める役割に加え、見かけのラインをはっきりさせてくれているとも感じます。

K18YGの地金だけでこんなに美しくできているというところが18金という地金のすごさです。

最初の組み合わせアイデア:メッシュつながりでブレスもボールチェーン製を選択。リングも透かし。

ただ、その後、ネックレスの物足りなさをお客様ではない、レンタル事業者である本人が感じ始めました。

そこで、何日も何日もこのことを考えて悩んだ挙句、1つの答えに行き着きました。

「これはペンダントチェーンなのだ」と。

こんな風により豪華にペンダントトップも更に加えてみました。

幅広チェーンとして使用する場合の注意点は、よじれて傷まないよう、空洞の大きなトップを選ぶことです。

一番良いのは、チェーンの平面が天地を向くように(横に寝るかのように)トップに通せるコンビです。

チェーンを傷めにくいことは、長く使えることに繋がります。

あとがき

幅広のネックレスは美しいです。

18金イエローゴールドの場合そのネックレス1アイテムだけ見ると大変ゴージャスなものもヴィンテージ物で見つかります。

ただ、あまりにインパクトが強過ぎるとかえってごつくなってしまうので、お気を付けを。

そして、先ほどのお写真のように、ペンダントトップのバチカンが小さい場合は、無理やり通そうとせず、優しい気持ちで、バチカン自体を横向きに幅広チェーンが入る大きさへリフォームという手もあります。

そうすることで、そのペンダントトップにベストマッチなチェーンも調達しやすく、何もこの度の幅広ネックレスを通す場合でなくても他にも融通が利く可能性が広がります。

最終的にペンダントトップを加えた理由は7mmだと幅広と言っても存在感が少し薄いと思ってしまったからです。

この辺りは価値観であり、十分7mmでもそれ単独で活用できるという考え方もありますし、過去はそうしていました。

それでも腑に落ちない引っ掛かりからペンダントチェーンへと変えていったのです。

ネックレスと言ってもいろんな使い方がある例だと思います。

デザインがシンプルだとチェーンにもなるのだということを1つの引き出しとしてどうぞしまっておいてくださいませ(^-^)。