まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
最近の読書の中で、ビジネス系で出会う本の構造が似ていることがあります。
このたび、「ものづくりへの情熱:佐藤芳直/葛西幸太郎/吉崎誠二 著」を拝読。
3社の老舗が1章ずつの構造です。
3社というのはかなり絞られた数のピックアップですが、じっくりとその創業者からの時代の歴史が綴られ深い読み方ができる点がメリットです。
この中に、1つアパレル分野の老舗で、近所の範囲に当たるお店であったため、その立地をイメージしながら興味深く注目しました。
この中から、1つのエピソードをピックアップして見たいと思います。
華やかなイメージの業種こそ地道であるべき、「接待」なのか「遊び」なのかの別
その中で、危機に瀕しながらも脱却していく様子、どんなことを試みたのかなどが具体的に綴られます。
手記というよりは、「コンサルタント」様が記録としてその会社と関係する中で見てきたことという見方なので書いている方は第三者である「コンサルタント」様という構造です。
アパレルとかコスメなどの業界は華やかなイメージです。
ただ、経営する本人というのは、どういった姿勢であるべきなのかが分かりやすいエピソードが。。
「接待」という名目でお客さんと交わる日々の結果、売上が下がったということがあったというエピソード。
その後その事実を教訓として、「接待」を極力減らし見直したというのです。
いろんな業種に見られる光景なのではないかと思いました。
この時の時代は「バブル」の頃だと思われますので、特にこれが当たり前だったのでした。
事業者としてやっていくということは、事業に人生のすべてを注ぐのだという「覚悟」や「姿勢」がまずはベースなのだと思います。
「遊びを仕事に。。」ということも、おそらく大真面目に遊ぶということをされている結果そのように言葉にして誇れるのだと思います。
「何をしているのか」ということよりも、「全力でやっているのか」というところが焦点なのだと思います。
日本酒は値段に関わらず「産地」が「新潟県」産がおいしい
その他のこの本の中の老舗は、「日本酒」メーカー様が掲載。
少し本とはずれるのですが、こんなお話をアウトプットしたいと思います↓。
実は、過去に10年間で500件強の「居酒屋めぐり」を友人とした記録があります(ノートに日付とお店の生を付けていました)。
そんな中で、「日本酒」がより好きになっていき、お酒のおつまみのアイデアも自分で浮かぶように。。
ここでお伝えしたいのは、「日本酒」に関して、高額であればおいしいということもないということ。
極端な話、コンビニやスーパーの一番安いビンの日本酒だけでも比べることができます。
その中で10種中1件くらいの割合で、「新潟産」があることがあります。
それを選ぶと非常においしいと感じます。
強くなくて、優しく包み込むような味わいとでも言いますか、飲みやすいのです。
表面のパッケージを見ることが多いお酒ですが、裏面の「産地」を見ても判断がつくことがあるという例です。
あとがき
「決してあきらめない」という姿勢は勇気をもらえます。
現在継続できている老舗会社様こそ、試行錯誤や努力に人生を注ぎ込んできているのです。
長い目で見ると、今は成果があまり感じない少しずつの事でも意味があることだと信じています。
すぐに結果を求めるのも大変おこがましいことで、それだけの存分な努力をしていくことを伴うものだと思うのです。