まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
本格派セルヴィッチデニム14oz生地で、3点連続でビッグヘルメットバッグを製作中。
同じ表地に対して、ステッチの黄色を濃淡で展開、裏地をそれぞれ別で中綿キルト仕様、更にはキルトのサイズをそれぞれ変えながらキルトのサイズによる感じ方を研究します。
このたびはまだ途中の段階ですが、1点目の完成は【445】でご覧いただけます。
このたびは、1点目の支柱ベルトやDカンタブに4本ステッチを入れていくパーツ作りの段階。
その中で、本格派セルヴィッチデニムならではのステッチの整いが難しい課題が浮上しましたのでお伝えしたいと思います。
おそらく、完全には解決し切れない仕方なさがあり、デニムの織構造の目詰まりによる頑強さが、ステッチの向きさえ狂わせるということがあるという見解です。
糸目があちこちゆがむ原因はデニムの織密度の高さにある、糸調子整いのその先のもう1つの悩みは仕方の無さとして受け止めた

その後の2点もステッチの黄色の濃淡を変えますが、1点目はレモン寄りな黄色を選択しました。
その理由は、裏地の小花柄の中にあるレモン色の黄色にリンクさせるためです。
表地のセルヴィッチデニムは3点共共通の濃紺です。

この観音開きはデニム生地が4枚重なるので更に頑強さが高まるのです。
これを避けるために観音開き折りにせず薄く縫い付ける方法もありますが、迫力は無くなるので貫きました。

濃紺に黄色は補色的であり、ステッチが際立ちますので、もっとステッチの幅を均一にすることも課題です。

この結果からは、地の目に沿った縦向きが歪みやすいことが分かります。
地の目に対して垂直(横向き)は比較的ステッチが整うことから、セルヴィッチデニムの経糸配置の強靭さや緻密さということなのでしょう。
あとがき

デニムバッグを製作するのも職業用ミシンで行っていますので、デニム専用のミシンでこうした糸目の歪みは解決されていくのではないかと思います。
デニムのミニ特化したバッグ製作ではなく、対極のとろみある服地でも作りたいというスタイルでは職業用ミシンが中間的なので、このたびは限界を目の当たりにしたのかもしれません。
「丈夫に作りたい→重ねると糸目が乱れる」と「糸目を整えたい→重ねられないシンプルな仕様が求められる」というジレンマを感じました。

