「外表」のバニティーバッグ製作ラスト、追求し切れなかった背面の重なり・ネックパーツのミシンによる取り付けは「始終中表」製作に託す【433】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「外表」で組み立てるように製作してまいりましたバニティーバッグ作りの最後の製作となりました。

当ブログ記事は、最初の2021.03.09の投稿からおよそ5年後の2026.03.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

2026年現在まで、この時以来バニティーバッグ製作をしていない実状です。

よって、タイトルも2026年から振り返ってみると、事実上のラストであったことが後から分かったということなのです。

遡ること2019年から始めたバニティーバッグが難しいデザインであることで、一歩を踏み出しやすく取り入れたのが部分的な「外表」です。

予めパーツごとに「中表」で縫い代を解決し、最後に「外表」で組み立てるように縫い合わせをする作り方。

様々な立体デザインに着手しやすかった点は、豊富に製作出来たメリットでした。

ただ、細かな部分ごとの正確さには欠ける点が否めませんでした。

今後の発展には、「美しく作り上げる」ということが欠かせないという見直しのもと、発展を目指した中での「外表」からの卒業です。

ジャガードの裏面使用は本来の表面とは別の表情、ネックパーツの平和な場所の下線から縫い始めると真っすぐに取り付けられた

では、このたびはこれまでの長期間にわたる課題の対策の結果、成果がどうであったかを交えながら、各ポイント箇所をお伝えしてまいりたいと思います。

使用生地:表地(柄):シルクコットンジャカード、綿/67%、絹/33%、イタリア製。裏地(無地)-生地名不明、混率不明、日本製。
課題①底板内蔵時の「中表」ひっくり返し後の尖り:融通の機能を加えるため、返し口の端に入れた切り込み。

尖りは引っ張る圧力によって強調されていました。

動きに融通が起こる切り込みは、あえて返し口の端っこの際をピンポイントに入れてみました。

感想としては、良き効果を得たと思います。

課題②取っ手の付け位置がずれる:付け根カバータブを設置し、長い方の辺の真ん中が外から4cm位置に徹底。
課題③裏地のはみ出し:型紙は同じのまま控える意識のアイロンをしたものの厚み生地では限界がありはみ出し。

せめてはみ出しても違和感が無いこのたびのように黒同士の表地と裏地のコンビは1つの条件。

ただ、選択する生地が限定されるというデメリットができてしまいます。

課題④ネックパーツの縫い付けの歪み:四方のステッチの最初を底辺からスタートすることで成功。

立体的な構造を潰してのミシン縫いの為、不安定な中ステッチをするという難関です。

それでも、どこからスタートするのかで成功率に違いがあることに気付き、一番平らで平和な場所と感じた底からのスタートが上手くいきました。

まっすぐに取り付けることができたネックパーツ:申し分のない安定感。この部分は見た目の視線が行く場所です。
課題⑤手まつりせざるを得ない場所:表からのミシンステッチを隠すため、裏地ネックパーツは手まつりで解決。
課題⑥背の重なりが最低限であっても野暮ったい:「両割り」で重ならないためには「中表」で作る必要あり。
バニティーバッグ完成(モノトーンジャガード裏面使用):15cmx横22cmxマチ13cm。
後ろ面:ネックパーツの真っすぐな設置は気持ちが良いです。背の重なりステッチは野暮ったいです。
お洋服とのコーデ例:黒のウールループセーターとチャコールに色落ちたブラックデニム。真っ黒に少し立体感。

あとがき

こうして、2019年から始めた2年間の「外表」のバニティーバッグ製作が終わります。

全20点を製作してきたことが、「製作品アーカイブ」を調べて分かりました。

2026年から振り返るとすべて表地が柄でした。

実は表地に柄を選ぶことも2026年ではミニマム、大半を無地を表に作るスタイに変えています。

理由はお洋服との現実的な合わせやすさです。

そして、内蔵している「ハード薄芯」の固定の役割りを兼ね、全体キルトをかけることもベースにしているのが2026年。

随分バッグの様相も変わってきた現在ですが、2021年初頭まで行ってきた「外表」で作るバニティーバッグの複数の製作にはたくさんの学びがありました。

課題の未解決の部分も残りましたが、2026年の「研究製作」で久しぶりにバニティーバッグを作る予定です。

今度は「始終中表」で、課題すべてをくまなく解決していくことができればと思っております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク