古着ライフを長く続けている者が考えるお洋服の価値、¥1,000であっても作りの悪い即席要素の高いお品ではなくオーダーメイド古着を選択したい【1259】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ファストファッション」のお品物の見た目のその奥に隠れていた背景がここ近年めくれてきました。

製造における劣悪環境や労働の搾取などが明るみに出ることで、「購入するべきお洋服の種類ではない」とまでに、人々の見方が深くなってきたと思うのです。

しかし、「低価格」というのも相変わらずのダントツのメリット。

その場限りの購入時の低価格だけにとりあえず魅力を感じて、その後そのお品をずっと愛用していくのかなどは考えていないことが相変わらず多い様子。

このたびは、その場限りの判断ではなく、長年かけて感じるメリットやコスパの良さが古着の中でもどんな分野にあるのかを実体験からお伝えできればと思います。

「高級ブランド古着」「オーダーメイド古着」はファストファッションの同じ価格にダントツに勝る(と思っている)、お洋服に流行などなければいいのに。。

これは1個人の感触に過ぎませんが、「百貨店ブランド服」に対して、「ハイブランド服」の良質さは比べ物になりません。

古着においてもおなじことで、良質さが群を抜く高級ブランド古着。

1つのブランドに特化して集めながら古着ライフを充実させたいとこれまでトライしてきました。

しかし、結果としては、たやすいことではなく、上下のコーデが同じブランドでは難しいこともありました。

よって、時折、1アイテムで成り立つワンピースを投入することも考えてきましたが、ただでさえ入手が難しめのハイブランドワンピースはなかなか思うように見つかりません。

よって、その代わりとしてオーダーメイド古着を混ぜるようになりました。

なぜ、オーダーメイド古着なのかというのは、自分の見方で計るレベルではあるのですが、ちょうどハイブランドとその特異さや良質さが釣り合うことが多かったと感じたからです。

決して古着ライフの中にファストファッションが混じることがありません。

古着市場の中にもなかなか登場できないレベルにしかならない、捨てられる運命の分野だと見えてしまうのです。

手放す際にリサイクルショップでの「買取」もファストファッション服は受け入れられないことが多いのです。

にもかかわらず、大量に世の中にこの分野のお洋服が出回ってしまうと、古着市場も乏しいものになっていくのです。

では、ファストファッション服を「FF」と図解に表示しながら、古着との価値を比較してみたいと思います↓。

¥2,900:「ファストファッション」分野では中間的な価格かと。しかし古着市場ではかなりのレベではないかと。

ネットで購入の送料込みでも、高級ブランド服が古着で購入できる価格ライン。

そうしますとファストファッションにブランド古着の価値が勝るということが起きます。

価格で勝つファストファッションと同じ価格の¥2,900程度に条件を設定しますと、その他の違いが浮き彫りになりますので、ブランド古着の良い作りや味わいが断然勝ると思うのです。

たくさん量が散在しているお品よりも1点しかない希少な価値は決して負けることはないのです。

次はもっと低価格での比較になります。

¥1,000:さすがにブランドでは難しいですが、注文服古着では¥1,000は見つかったことがあります。

よく探せば、¥1,000程度でハイブランド古着が絶対に見つからないということもないです。

実体験ですので、この比較は想像ではないことをくれぐれもこことでお伝えしておきたいです。

¥1,000なんて非常に魅力的な低価格ですが、同じ価格設定で、注文服の古着と比べたらその中身は雲泥の差だと考えます。

注文服古着の方がずっと長く持っていきたいと思うその気持ちの面でも差がありますし、実際にここまで低価格で見つけた掘り出し物こそお宝なのです。

特に、流行が色濃く入りにくいいつの時代も着用できそうなプレーンなロングワンピースは、年齢も無関係に装えます。

これは、あくまで私の考え方ですので、そこはご理解お願いします(^_^;)。

あとがき

値段に飛びついて購入というのは、その場の浅い選択の仕方であり、後で愛用できるお洋服ではないかもしれません。

お洋服に対する態度のようなものが、全体的にいい加減過ぎると言いますか、深く考えない表面的なものととらえ過ぎだと思うのです。

本当は、お洋服1つで、その生きざまさえも映し出してしまうような「価値観・考え方」の鏡のようなものだと考えたら、それはそれは大切なアイテムとなることでしょう。

数々の有名デザイナー様達が、哲学的にデザインし表現していることの意味をじっくり考えてみれば分かってくると思います。

芸術的な「ファッション」と生活の中の「衣」は別で考えずに、交わる部分が多い方が良いとそんな考えを持っています(^-^)。

書き手:ピクチャレスク