「縛りの無い自由な環境」こそ人生の軸だということを見失わなかった、ある人生の分岐点において原点を今一度見直した【1191-C】

パシャパシャパシャ、フラッシュライトが光る。

「このたびをもって、引退します」。

トップデザイナー人生の幕が下りるまさにその瞬間だ。

この数十年間というもの、たくさんの有難いスポットライトをいただいたが、心の中では暗いトンネルの中に閉じ込められていたような窮屈さと恐れがあった。

自由にそのままの自分の心の中を外へアウトプットするように「洋服」という形で表現してきたこれまでの人生。

デザイナー人生を歩み始めた頃はその表現が無限だった。

ところが、皮肉なもので、有難く世間に知られるようになってからというもの、「縛り」や「束縛」を感じるようになってきた。

ゆったりとマイペースでその時々の心の中の気持ちの微妙な違いすら表せていた過去に比べて今はどうだろう、本当の自分ではない何かに引っ張られ多忙で息つく暇もない毎日、みるみる本当の自分を見失いかけていた。

その行く末に何があるというのだろう、今だけの短い期間の「儲け」ではないだろうか。。

そう思うと非常に悲しく辛い気持ちが大きく占領し始めていた。

そうして、「いやいや、自分には決して嘘をつきたくない、昔の自由な環境を取り戻し、もう一度ゼロから始めよう」そう決心した上での発表だった。

会見には、力強いパワーをもらいたい、俺は1セットのプラチナジュエリーを、ゆったりと大きな木製ジュエリーボックスの広い引き出しから取り出した。

ネックラインにはチョーカーのようにプラチナの帯が腰掛ける。

マイクを持つ指先にはミステリアスな深紅のガーネットとヘマタイトが、まるで今後への新しい決意のようにシャープな光を放っていた。

「ありがとう、これまでのすべてに感謝したい」。

俺はそう言って表舞台から姿を消したのだった。

そして、新緑の木々に囲まれた湖のほとりのアトリエで、これからもずっとずっと自由で誰にも、何ごとにも縛られないスタイルのもう1つの道を歩き始めた。

あの会見の時のジュエリーはゆったりとジュエリーボックスの中で次回の出番を待つ。

時々引き出しを開けてみると、嬉しそうに煌めいてくれる、「自分らしく生きているのだね」とでも言ってくれているかのように。。

ごめんなさいね<m(__)m>。ただのフィクションでした(^_^;)。

こんな風に、ここぞという場面でのジュエリーの存在感とパワーを想像してみました。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、その名の通り、隅から隅まで「本物」の地金やストーンで集まった本格的なジュエリーです。

写真のように3アイテムが1セットになって、すでにジュエリー同士の組み合わせが渾身の組み合わせとして出来上がったセットをそのままお洋服に合わせていただける気軽さがあることも特徴です。

ダイヤモンドも大変美しく高級なアイテムで、取り揃えてございますが、緊張感のあり過ぎない親しみやすく身に着けられるダイヤモンドジュエリーのセットになっています。

本物とは言え、ゴージャス過ぎても場に馴染まない。。とそのバランスを程よく考えています。

それでも、1つ1つのアイテムには十分なボリューがありますし、地金もたっぷり使われています。

ペンダントのチェーン1つ取ってみても、全く同じというものが無く、長さが変えてあったり、チェーンのデザインも豊富です。

そんなバラエティーに富みながらも1点物ずつの貴重さも感じていただけるかと。

一度ご検討いただければと思います(^-^)。

〇1セット:@¥22,000(税込)/2週間(お客様の送料負担は無し)・・・こちらは実物のセットにございます。

※お支払い方法:お振込みのみ(三菱UFJ銀行)

レンタルジュエリー商品一覧

<1>-<19>がセットもの、<100>-<97>が単品でございます。

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レンタルはルールがきっちりあることこそがお取引が結果スムーズで良い関係で終始成り立つものだということが過去に経験済でございます。

よろしくお願いします<m(__)m>。

おわりに

このページは、LP(ランディングページ)という販売専用のページとしていつもの投稿のブログと同じ書き方で私なりのLPの解釈を入れ込んで特別に書いてみました。

YouTube動画は、そういった、業者側から見た(LPを制作する側)の内容ですが、レンタルジュエリーをご検討のお客様にも見てもらっても良いかと埋め込みました<m(__)m>。

私が担当させていただいております(^-^)。

どうしてもできなかった、高級地金+宝石の本物ジュエリーとメッキのコスチュームジュエリーの同時付けへの抵抗感は「正しい」解釈【1037】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ジュエリー好きの方には大変興味深いお話になるのかもしれません。

ジュエリーにおいて、「本物」のイメージが、ダイヤモンドなどの宝石に相応しいストーンときらめく高級地金でできた台の18金やプラチナの貴金属をまずはイメージします。

しかし、名だたる「ハイブランド」様の中には、メッキやプラスチックであっても価格が高価なお品が勢揃いしています。

このたびは、「何を本物と呼ぶのか」という難しいテーマを当「本物志向のレンタルジュエリー」のこれまでのラインナップの品物の変遷をふまえ、この時点(2024年)で行き着いた事実をお伝えしまして、「本物」というワードに対するスタンスをはっきりとお伝えしたいと思います。

当ブログ記事は、当初の2022.07.07に投稿からおよそ2年後の2024.09.05にブログ記事の「手直し」の順番でまさに今綴り直しの最中でございます。

ただ、この2年の間があっても考え方は2024年でも揺らいでおらず、この2022年に完全に定まったと言えます。

「ブランディング力」が大きな価値を占める「ハイブランドコスチュームジュエリー」と「高級地金+宝石」の本物ジュエリーは相容れるのかの最終決断

一番最初は、自分使い用に集めてきたジュエリーを「ドンッ」とそのまま出品するところからスタートしました「本物志向のレンタルジュエリー」。

その中には、時々「ハイブランドコスチュームジュエリー」も混ざっていました。

事業活動をさせていただく中で、並行して「老舗ブランド」様のことが書かれた本も多数拝読。

いかに「ブランディング」の力が商品に対して影響力があるのかを学びます。

そうして、2022年に大きく「レンタルジュエリー」のラインナップを見直し、コスチュームジュエリーなるものはすべて廃止したのでした。

そこに「ブランディング」への価値の評価はありません。

これが選んだスタンスでした。

名もなき「高級地金+宝石」のジュエリーと「ハイブランドコスチュームジュエリー」を比較した時に、以前の考え方は、自然に同等のレベルであるとの判断から同時付けが気になりませんでした。

しかし、年月が経過するにつれて考え方が変わっていき、2022年の時点では「高級地金+宝石」に特化したラインナップへ総入れ替えをしたのでした。

そして、当ブログ記事を「手直し」最中の2024年現在ではもっとレベルを上げたラインナップに変わったのです、「高級地金+宝石」を継続しながら。。

なぜ、こうして心境が変化していったのかということです。

「同じ土俵」という言葉がありますが、「ハイブランド」様が高価なコスチュームジュエリーを生み出したことは、ブランド価値への挑戦だと思います。

当初はそのブランディング力に高級地金+宝石が同等であると納得していたはずの気持ちが、ジュエリーが作られるまでの長い背景こそ「地球の活動」であるというところを知ることでどんどん覆えされていったのでした。

地球という星はこんなに素敵な素材を生産していた、そして、進化の過程を経た今、「人間の叡智」をもって美しい品物に加工したという姿を目の前で体験できることが非常にロマンあふれるストーリーの1ページなのです。

その他の影響は、他でもない「お客様からのフィードバック」でした。

ハイブランドコスチュームジュエリーをお客様がどうこうおっしゃったわけではなかったのですが、しかとその手ごたえをこちらから感じ取った結果の判断でした。

現在では、「本物」とは「高級地金+宝石」でできたジュエリーのことだというpicturesque(ピクチャレスク」としての考え方がしっかり定まっています。

あとがき

とはいえ、「ハイブランドコスチュームジュエリー」の作りは優れていまして、個人的には大変好みなのも紛れもない事実。

そして、わずかながら、「高級地金+天然石」のものでも、レンタルジュエリーのラインナップからは廃止のレベルの低かったアイテムを受け継いだことがあります。

2022年のリニューアル時に受け継ぎました。

「高級地金+宝石」のボリュームがあるちゃんとしたお品物はすべて「本物志向のレンタルジュエリー」のお客様のためのものと徹底していますので自らが楽しんで装うことは一切ございません。

最終的な結論としましては、「偽物」はどう工夫しても「本物」に及ぶことは無いというもの。

本物ジュエリーの価値は、地球自体の活動や鉱物についても深堀りすると一層感じるものでした。

そうしますと、最も正直な姿でジュエリーになっているものというのは、人間の加工の叡智を含めても「高級地金+宝石」の方に軍配が上がるのです。

地球活動の神秘的な姿という見方をすれば、工業製品であるコスチュームジュエリーは「本物」とは映らない。。これが「本物」に対する独自の解釈です。

地金や宝石の深みは「ブランディング」を超えたところにあると思っています(^-^)。

<本物志向のレンタルジュエリー:特徴①>ジュエリーは付けてこそ、そもそも付ける機会が豊富な親しみやすさを伴う高級感【1018】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

ここから5回ほどにわたりまして、宣伝を兼ねまして、その特徴をお伝えする機会をいただきたいと思います。

「〇〇なレンタルジュエリー」のその〇〇には、性質・特徴・テイストなどを盛り込んでキャッチ―に分かっていただくことが大切だと思いました。

この〇〇を堂々とお伝えできることが、今までの活動のレポートのようなもの。

「一番」を目指していることは当然ながら、説得力ある伝達こそがマーケティングのポイントであるかと。

具体的には、実際にはというところを掘り下げた伝達が必要であるとこうしたシリーズを考案しました。

「高級地金+宝石」の「本物」に特化したラインナップが整った今、最初の①としまして「高級感」について綴りたいと思います。

親しみやすさがないとジュエリーを付ける機会はなかなか見つからない、日常っぽさもある高級感で満たします

3アイテムが1セットにあらかじめ組み合わされたジュエリーセットx4セット分。右上はダイヤモンドの単品。

ジュエリーそのものは、「高級地金+宝石」ですので高級なお品物の勢ぞろいです。

「宝石というものの定義は、天然石であるだけではこの言葉を使うには弱い、はっとするような美しさがないと宝石にはならない」と過去に拝読した本に書かれていました。

そのような選び抜かれた希少価値の高いストーンの集まりに加え、もう1つ特徴を入れているのが独自のアイデアです。

ジュエリーの起源は古く、古代から愛でられてきましたが、当初は魔除けなどのような宗教的なアイテムであったよう。

「奢侈禁止(しゃしきんし)」という豪華な物を庶民が身に着けてはならないという法律による制限が大昔はあったのです。

階級があり、その上位の人にのみ与えられたものであった歴史は大きく変化し、現在はほぼ誰でも身に着けられます。

そんな恵まれた時代の今、誰もが高級なお品物を身に付けることが可能であることの喜びを受け取るというところから始まります。

セレブ様が集まるパーティーで身に着けるような艶(あで)やかなタイプではジュエリーの出番がかえってないと思っています。

よって「親しみやすい高級感」というところにテイストを置いています。

とはいえ、お手持ちの既にジュエリーボックスにあるようなジュエリーをご提供しようとしてもレンタルの意味がありません。

そこは、この先の【1021】の生地の④で「大ぶり」という特徴でお伝えしますが、この①でも少し重なる部分があります。

例えば、ストーンが大粒のものを多く取り扱う特徴もありますが、台はきわめてシンプル、大粒の面積が目立つようなバランスあるアイテムに作られたものを選ぶことで「すっきりさ」を必ず入れています。

この「すっきりさ」こそ大好きな言葉、「粋:いき」や「瀟洒:しょうしゃ」を感じるのです。

ダイヤモンドがキラキラした華やかさがあるペンダントトップで大きなサイズのものなら、ブレスやリングが主役以上の存在になることを控え「単品」としてご提供(上の写真の右上)。

良いお品を身近にお気軽に着けやすくなる気持ちになるのがまず一番で、敬遠され過ぎはかえって出番が無いのです。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.06.17からおよそ2年後の2024.08.30にブログ記事の「手直し」でほぼすべての文章を見直し書き直しました。

実は、偶然にもブログ手直しの2024.08.30現在の少し前の2024年6月にリニューアルした新しいラインナップが出来上がっておりまして、2022年よりも一層「本物志向」が高まりました。

この偶然のタイミングで当記事の番がやってきたことを大変嬉しく思います。

レンタルジュエリーをさせていただく中でフィードバックによって知ったことは、多くの方が「抽象的なモチーフ」を好まれるということ。

おそらく、どのお洋服にもマッチするというメリットがあるからだと思います。

大変良い勉強になりましたし、そういったフィードバックをしかと受け止め意識するようになりました。

「高級地金+宝石」の「本物」であれば間違いなく高級品。

そういった高級品を高級品さながらに付けてしまうのではなく、反対に日常的に付けることがカッコイイのです。

ジュエリーだけの存在ではなく、お洋服やその他の小物を含めた全体コーデこそ、その人間の人となりを表現するものであるということがベースにあるのです(^-^)。