ゆったりと大きく広がった厚みある扇のシェルペンダントの一癖の難しさの解決、類似のラインや繰り返される共通のフォルムがカギ【812】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

真珠ネックレスがきちんとした良質なものではちょっとフォーマル過ぎて着用には敬遠という際に、こんなアイテムはどうでしょう。

真珠には近い存在の海生まれのジュエリー、「シェル(貝)」です。

このたびは、とてもエレガントなシェル製の大ぶりな扇型ペンダントトップをブレスやリングと組み合わせていく様子をお届けしたいと思います。

扇形というのもなかなかクセのあるモチーフ。

この難易度をどう解決していったのか、そんな目線でご覧いただければと思います。

デザインに特徴のあるエレガントなシェルペンダントトップに合わせたブレスやリング、全く同じではないのに相性が良かったミラクル

ペンダント:K18YG台に一部ダイヤモンド使いの装飾。シェルは白蝶真珠。バチカン含まず縦3cx横4cm。
ペンダントチェーン60cmを通しまして、バチカンはかえって安定感がある丸カンに交換。

こういう扇形のデザインにフリルがあるものがあまり見つけられませんのでレア。

真珠の珠を身に着ける古典的なフォーマルな装いとは違ったテイストのフォーマルさが感じられます。

リング:K18YG台。ダイヤモンドのテーパードがずらりと並び全体に白っぽい、そして広がるようなデザイン。

全く同じではないですが、扇形のペンダントに何となく相性が良いと感じます。

どの道、このリングも一癖あり、行き場が難しいので、この扇ペンダントとの出会いは非常に貴重だったのです。

ブレス:K18YG/PT850コンビ。うろこみたいな配列が美しいです。こちらも繰り返しのデザイン。

丸い半月型のような鱗モチーフはどことなくリングやペンダントトップに歩調が合っています。

3点セット:なかなかすっきりとまとまりました。共通なのは「ウエーブ」「カーブ」といったフォルム。

余計なカラーストーンを入れなかったことがこの場合は正解だったと思います。

地金も目立ちますし、モチーフのラインがはっきりと感じられます。

あとがき

無事にこの扇形ペンダントがこうして3点セットに出来上がるとは。。

ペンダントトップのみの時点では、ほぼ「挑戦」と言った感覚でして、「難しいかもしれない」とアイデアが全く浮かばず悩みに悩みました。

ただ、こうして完成して言えることは、全く同じモチーフである必要はいということです。

ある部分のラインが類似であったり、繰り返しのフォルムが互いに共通していたりということは、「何となく合う感じ」ということを感じさせるものなのです(^-^)。