楕円底だからこそバニティーバッグらしさ。。カーブのひっくり返し口両サイドが返しの圧力でとがってしまう底板を内蔵する案の見直し【410】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2021.02.26からおよそ5年後の2026.02.18にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直していることです。

タイトル内の方針さえ変わってしまったこの5年という年月。

実際の体感としては、2021年から2026年までの間で2023年辺りからこれまでの製作スタイルからの大きな変化があったということです。

実は2023年には様々な出来事が重なり、初めて足を踏み入れる分野の体験も事業以外で多々ありました。

重い気持ちが続いたり、反対にそのことで新しくノウハウが備わった時期としては貴重でした。

2026年現在では随分軽やかに活動ができていることを、こうした時期の乗り越えの結果であると俯瞰します。

ということで、2021年当時の投稿は、丸ごと綴り直す程のものであるということにどうしてもなるのです。

ただ、実際に起こったという現実はそのまま残したいので、良くも悪くも過去の拙さはYouTube動画を2021年当時のままで貼るというスタイル。

このたびは、ちょっとした難関である、バニティーバッグ作りの底に底板を入れ込む場面で、返し口が硬い底板の圧力で歪められ尖ってしまう問題の解決案についてです。

バニティバッグの底にプラスチック底板を内蔵する時の尖り問題の解決案、内側から引っ張り直す案とそもそも底板内蔵廃止の案

2021年当時は、内側から引っ張り直す案と共に、圧力がかかって歪みにくい固定などを意識するところまでの閃きでした。

バニティーバッグの底面にプラスチック底板を内蔵する場面:かなりの圧力がかかっている様子。両縁が尖ります。
不自然な尖(とが)りは、2021年当時はその場で解決はできませんでした。この尖りは出来上がりに目立ちます。

解決案として、内側から玉止めの際に引っ張るというようなことを思いついたところまででしたが、もっと根本的に考えるのが2026年です。

こうしたことを引き起こす「プラスチック底板内蔵」を廃止するという案。

確かに丈夫に安定するのが底板の良き効果ではあるのですが、どちらを選択するのかの究極があります。

そんな時には、美しく仕上がる方を選択、底板を後付けのリムーバブルで対応するなども可能です。

ただ、バニティーのようなコンパクトなバッグに底板が別で存在しているなどとは野暮ったいもの、内蔵されて一体化していることは価値だったのです。

よくあるコンパクトなサイズではなく、縦長のリュックのようなタイプなら野暮ったく感じないのかもしれません。

2026年になると、こうして大きく見るように。。非常に大胆ではあるのですが、バニティーバッグそのものを作り続けていくのかさえ問い直すということです。

実際のところ、2021年でバニティーバッグ製作はピタリと辞めているのが現在です。

決して逃避ではありません、実際に美しく仕上がらないものをそもそも作らないというのは大いなる1つの考え方ではないかと。

あとがき

「未熟にしかし上がらないと分かっているバッグを作らない」。。これは2026年では大きなスタンスの1つです。

それでも、「研究製作」というものをしていまして、通常よく作る定番モデル以外にも時々新しいデザインにもトライしています。

バニティバッグに関しても2026年らしい姿で一度作る機会を得たいと思っております。

その際には、新しい番号で投稿してまいります。

ところで、このトロピカルな柄のバニティーバッグの完成は、後の投稿の【412】でご覧いただけます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

マチ底の縫い代同士の固定ステッチで作られる枠組み、トートバッグの底板はここに安定的に内蔵される【139】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

個人事業主になった2018年2月頭、開始当初バッグ自体がなかなか認知されず、ミシン技術を活かした何か別の商業ができないかと随分考えました。

枯渇した策の中から絞り出したアイデアとして、「底板作り」を思い付きます。

きっかけとなるエピソードとして、すでに持っているバッグの底が沈み不格好であることのフォルムのキープからでした。

そして、ただ底板を設置するのみならず、バッグ内の裏地に馴染むような色合わせをした「くるみ底板」をご提案。

大変有難くご利用いただいたことがありました。

その時のお客様のニーズから、オーダーメイドスタイルで、ダイヤキルトを伴った底板作りを賜りました↓。

2018年前半の頃の「くるみ底板」:@¥1,700/点という価格でのご提供でした。サテンのワイン色の生地です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.07.02からおよそ5年後の2025.05.21にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

難しいもので、底板が必要なケースもこのようにあったわけですが、その後2025年現在では底板はかえって畳めないデメリットがあり廃止しています。

畳めるサブバッグ的存在のバッグに特化することを決めた2025年現在。

メインバッグにしていただけるということは結果的なもので、当製造側としてはハイブランド様には到底かなわないと、メインバッグ製作を降りているのです。

業者が底板を製作することは確かにお役には立てると思うのですが、それだけを発送することの無駄が大きく、かといって高額では成り立たない縛りに限界を感じました。

さて、では必要な時どうすればよいのか。。の1つの策として「自作」をお勧めしたいと思います。

もし、良き背景があった際には商業利用もご検討いただければ、お客様は大いに喜ばれるとは思います。

このたびは、トートバッグへの安定した底板の設置の仕方を「内蔵するタイプ」の方で解説してまいりたいと思います。

ただ設置するのみならず、周りの環境も工夫することで動きにくく、ずれにくくするノウハウを含みます。

トートバッグに底板を内蔵する際の安定感の高め方、表地と裏地のマチの縫い代同士の部分ステッチ

「ベルポーレン」の2mm厚の底板:決して割れない素材。ハンドメイド界隈では定番材料なのでは。
底板専用型紙:バッグ底の型紙がある丸底バッグでも、一回り二回り小さく底板専用に別に型紙を作るべきです。
カット専用にお勧めのハサミ:割れないプラスチック底板2mm厚はかなり硬いです。このハサミお勧めです。

「amzon」様で購入可能のハサミです。

ハンドメイドバッグ活動を長年やってきまして、こうした工業的なハサミは、日本製は安全性が重視され、先の尖りが不足したものが多いです。

一方、中国製の上の写真のようなハサミは、先が鋭利で、しっかりカットできるのです。

生地の裁断も同じで、日本製の良質と言われるステンレス裁ちばさみは、ハサミ自体は良質でも刃先が緩やかで、細かいパーツのカットにエッジが効きません。

一方中国製の裁ちばさみの方もまた、上の写真に似て先が鋭利で細かいパーツを正確にカットできます。

とはいえ、作りの緻密さの不足は日本製には及ばないかと。

価値観に依るところではあるのですが、研いで永続的に使わず切れなくなったら買い替えるスタイルならば、断然この中国製の商標品の方がコスパが良く、使い勝手は優れているという意外があるのです。

底板の内蔵場面:左上の表地と裏地の底同士の合体後、両端の縫い代の部分的ステッチで覆いを作っておきます。
底板内蔵のリュックやトートバッグの底のライン:しっかりとした底を作ってくれました。

あとがき

こうして、そのまま内蔵するようなリュックやトートバッグにはこのたびのようなやり方でやってみてくださいませ。

おそらく、ボストンバッグは底板は内蔵しにくい作り、冒頭の後付けタイプの「リムーバブル」式で生地でくるみ込んで設置となると思います。

冒頭では四角い形でしたが、後に底への沿いの良さを研究し、端っこの尖りをそぎ落とし変八角形へ改良。

その作り方は、次の投稿の【140】ともっと後の【1383】の「変八角形」の形でご紹介しています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク