今あるこの3次元の目で見て感じたそのままの感覚だけを大切にしたカラーストーン同士の組み合わせ【1406】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

ジュエリーの中の宝石を世界四大宝石と呼ばれるストーンでなければいけないなどのどこから出てきた教えであろうというような縛りを失くしたいと思っております。

実際にすべて平等に鉱物から人間の叡智を得て宝石になったカラフルなストーンに本来差別など必要がないと思っているからです。

このたびは、この今目の前にある3次元の中の存在のジュエリーのカラーストーンを、光を得ながらそれぞれの色に映っているそのままを感じ取り、固定観念無しで感じたままを相性良く組み合わせていきたいと思います。

色合わせの視点が微妙に違う切り口の3選でご紹介したいと思います。

マルチフラワーリングの融通性がペンダントトップの大ぶりストーンとの相性を近づけてくれた

①全く同じ色が共通:全くと言っても本当は少し違ったりするのですが、だいたい同じです。

リングはマルチサファイア、ペンダントトップはサファイア含むペリドットやガーネットやトパーズも登場。

しかし同じ色がすべてリングのサファイアの中に入っているのでした。

②どの色にも一致していない新たな色の投入:別の新しいレモン色が加わったのに相性あり。宝石ならではです。

マルチカラーが混沌としているのでかえって新しいカラーの投入が納得感。

「マルチカラーの中の1つの色と同じ」という考え方と少しずれた考え方です。

③マルチカラーの一部がメインカラーに少し触れる:これが一番難しかった。ピンク同士が何となくリンク。

ロードライトガーネットのピンクパープル色が中間色。

リングのマルチトルマリンストーンの中ではピンクの部分が別の石の種類であるにもかかわらず何となく近い色に寄っている事実をこの目でじっくり確かめたのです。

ピンク色のストーンは他にも多種ありますので、この考え方は別のケースでも引用できそうです。

もし、ロードライトガーネットがもっと明るいストーンだったなら。。もし、トルマリンリングがもっと明るいマルチカラーのリングだったなら。。というケースでは決して相性は無かったと考えますと、この少し暗めのバランスこそが絶妙です。

あとがき

随分マルチカラーに助けられることがあります。

こんな感じの役割りですかね→、「複数の色が集まることでいったんカラーの寄り具合をフラットにしてくれる」というような。。

この度の場合、3選どれもが、リングがマルチカラーというケースばかりでしたので、ペンダント1つではない、ブレスレットもありリングもあっての3点1セットに組み合わせたことで助けられることがあるのです。

ジュエリー自体にも新しいことを教えてもらっているのだと思いました(^-^)。

どうしてもできなかった、高級地金+宝石の本物ジュエリーとメッキのコスチュームジュエリーの同時付けへの抵抗感は「正しい」解釈【1037】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ジュエリー好きの方には大変興味深いお話になるのかもしれません。

ジュエリーにおいて、「本物」のイメージが、ダイヤモンドなどの宝石に相応しいストーンときらめく高級地金でできた台の18金やプラチナの貴金属をまずはイメージします。

しかし、名だたる「ハイブランド」様の中には、メッキやプラスチックであっても価格が高価なお品が勢揃いしています。

このたびは、「何を本物と呼ぶのか」という難しいテーマを当「本物志向のレンタルジュエリー」のこれまでのラインナップの品物の変遷をふまえ、この時点(2024年)で行き着いた事実をお伝えしまして、「本物」というワードに対するスタンスをはっきりとお伝えしたいと思います。

当ブログ記事は、当初の2022.07.07に投稿からおよそ2年後の2024.09.05にブログ記事の「手直し」の順番でまさに今綴り直しの最中でございます。

ただ、この2年の間があっても考え方は2024年でも揺らいでおらず、この2022年に完全に定まったと言えます。

「ブランディング力」が大きな価値を占める「ハイブランドコスチュームジュエリー」と「高級地金+宝石」の本物ジュエリーは相容れるのかの最終決断

一番最初は、自分使い用に集めてきたジュエリーを「ドンッ」とそのまま出品するところからスタートしました「本物志向のレンタルジュエリー」。

その中には、時々「ハイブランドコスチュームジュエリー」も混ざっていました。

事業活動をさせていただく中で、並行して「老舗ブランド」様のことが書かれた本も多数拝読。

いかに「ブランディング」の力が商品に対して影響力があるのかを学びます。

そうして、2022年に大きく「レンタルジュエリー」のラインナップを見直し、コスチュームジュエリーなるものはすべて廃止したのでした。

そこに「ブランディング」への価値の評価はありません。

これが選んだスタンスでした。

名もなき「高級地金+宝石」のジュエリーと「ハイブランドコスチュームジュエリー」を比較した時に、以前の考え方は、自然に同等のレベルであるとの判断から同時付けが気になりませんでした。

しかし、年月が経過するにつれて考え方が変わっていき、2022年の時点では「高級地金+宝石」に特化したラインナップへ総入れ替えをしたのでした。

そして、当ブログ記事を「手直し」最中の2024年現在ではもっとレベルを上げたラインナップに変わったのです、「高級地金+宝石」を継続しながら。。

なぜ、こうして心境が変化していったのかということです。

「同じ土俵」という言葉がありますが、「ハイブランド」様が高価なコスチュームジュエリーを生み出したことは、ブランド価値への挑戦だと思います。

当初はそのブランディング力に高級地金+宝石が同等であると納得していたはずの気持ちが、ジュエリーが作られるまでの長い背景こそ「地球の活動」であるというところを知ることでどんどん覆えされていったのでした。

地球という星はこんなに素敵な素材を生産していた、そして、進化の過程を経た今、「人間の叡智」をもって美しい品物に加工したという姿を目の前で体験できることが非常にロマンあふれるストーリーの1ページなのです。

その他の影響は、他でもない「お客様からのフィードバック」でした。

ハイブランドコスチュームジュエリーをお客様がどうこうおっしゃったわけではなかったのですが、しかとその手ごたえをこちらから感じ取った結果の判断でした。

現在では、「本物」とは「高級地金+宝石」でできたジュエリーのことだというpicturesque(ピクチャレスク」としての考え方がしっかり定まっています。

あとがき

とはいえ、「ハイブランドコスチュームジュエリー」の作りは優れていまして、個人的には大変好みなのも紛れもない事実。

そして、わずかながら、「高級地金+天然石」のものでも、レンタルジュエリーのラインナップからは廃止のレベルの低かったアイテムを受け継いだことがあります。

2022年のリニューアル時に受け継ぎました。

「高級地金+宝石」のボリュームがあるちゃんとしたお品物はすべて「本物志向のレンタルジュエリー」のお客様のためのものと徹底していますので自らが楽しんで装うことは一切ございません。

最終的な結論としましては、「偽物」はどう工夫しても「本物」に及ぶことは無いというもの。

本物ジュエリーの価値は、地球自体の活動や鉱物についても深堀りすると一層感じるものでした。

そうしますと、最も正直な姿でジュエリーになっているものというのは、人間の加工の叡智を含めても「高級地金+宝石」の方に軍配が上がるのです。

地球活動の神秘的な姿という見方をすれば、工業製品であるコスチュームジュエリーは「本物」とは映らない。。これが「本物」に対する独自の解釈です。

地金や宝石の深みは「ブランディング」を超えたところにあると思っています(^-^)。

自然界の3つの大きなくくり「動物」「植物」「鉱物」の1つがジュエリーに出来上がっていく驚きの事実【525】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーとして身に着ける宝石は、もともと、自然界の中で鉱物として採れた石が原料です。

この「鉱物:こうぶつ」というのは、なかなか普段使わない言葉ですが、地球規模で大きく括られた自然界の1つの項目であることが意外です。

現在読ませていただいております、「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物科学会・宝石学会著」からの学びです。

たかが石ころ、されど。。ということになります。

このたびは、この地球規模でくくられた3つの「物」について上述の本を一読した私の思うところをまとめたいと思います。

今自分がこの地球に立っていることのありがたみを知る

「動物」というのは、「成長し動く物」。「植物」というのは「成長するが動かないもの」。

そして「鉱物」というのが「成長しないもの、変化しないもの」として3つ目に続くのです。

確かに、物(ぶつ)であるのに、性質の違う3つの大きな別々の物なのです。

そう考えると、「物言わぬ石」なる「鉱物」がとても貴重な物だと思えます。

私達が同じ時代には決して生きることがあり得なかった恐竜と共に過ごしてきたかもしれないストーン達。

地球の歴史には、鉱物は欠かせない存在なのです。

その3つの中では一番融通性のある「動物」である私達。

成長もできるし、自由に動くこともできるのです。

そうしたありがたいくくりに生まれてきたことをまず有難く受け止めるべきなのです。

あとがき

鉱物に並ぶ、成長しない物である「人工物」が多すぎて、鉱物の存在感が目立つものではないようです。

せっかくの鉱物から始まる宝石も、あまりにその加工品としての姿にスポットライトが当たり過ぎています。

しかし、そうなるまでの過程を知ると、宝石と呼ばれるストーン、「半貴石」と呼ばれる二流のような扱いを受ける天然石との差なんてあるべきではないと思うのです。

そういったことが固定観念となり、大事な部分である地球の奇跡として生まれた鉱物の存在がおろそかになってしまうのです。

ジュエリーがお好きであればできれば、是非、その成り立ちについてもよく知り、その上で本当に好きなストーンを見つけることをお勧めしたいです。

そうすると、もしかして、今までの固定観念が取り払われ、好みも変化したり、本当に心から惹かれる天然石に引き寄せられると思うのです(^-^)。

ブルーとピンク好きな方にお聞きしたいこと、2連段差のネックレスはどちらのトパーズが長い方が見栄えが良いのか?【454】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コントラストがある程度ある天然石を同時付けするネックレスにおいて、自身が悩むことがありました。

それは、「本物志向のレンタルジュエリー」開始当時の2020年の頃のことです。

ブルートパーズとピンクトパーズの連ネックレスの段差重ね付けでその悩みは発生しました。

一緒にご覧いただき、1つのご意見を持っていただければと思います。

とりあえず天然石の珠の連の長さそのままに従って決めた色違いのネックレスの段差のカラーの位置の比較

〇ネックレス:短い方38.5cmはブルートパーズ、長い方44.5cmはピンクトパーズの段差。留め具はK18WG。
〇ブレスレット:ダイヤモンド1ctのテニスブレス。台はK18WG。
〇ブレスレット:K18WGの木目調のブレスレット。ヘリンボン柄みたいで、シングルの割には太め。
〇リング:K18WG台に、ブルートパーズやピンクトパーズなどの寒色系のパヴェのマルチカラー。16号程度。
5点セット:元の連をフルに使った自作の段差ネックレスは玉の数に従ってこうなりました。

何となく違和感があるのはコントラストが利き過ぎた2点だからでしょうか。

なかなか腑に落ちなかった段差の配置でした。

例えば、太口ボーダーの柄の配置の時に、グラデーションになった3色:白、グレー、黒をバッグの底に黒を持ってくるという考え方は、「重いカラーを下の方へ」という腑に落ちる考え方を配置に落とし込んだもの。

しかし、それが正解かどうかは分からないものです。

ちなみに、反対の位置になった様子はこちら↓。

段差を上下入れ替えてみたシミュレーション:やはり全体を俯瞰した写真じゃないと判断付きにくいですね。

このブルーとピンクも白っぽく遠目では映るブルーを上に、濃く映るピンクを実際に下側にしたのは重みのイメージをある程度考えたことで当初は納得していました。

その後、2022年にはこうした連物はALL廃止。

「高級地金+宝石」が徹底された本格派ジュエリーに特化したラインナップへと大改良があった「本物志向のレンタルジュエリー」でした。

そうして、その後のセットは、こんな風に↓。

3点セット(新案):もうかつてのバイカラーの面影は有りませんが、リングが少し似ています。

もはや、以前のセットからの変更のセットではないかとのように見えますが、これが該当します。

あとがき

このたびの、ブルーとピンクの配置のどちらかというのは結論は出さずに問題提起のままに致します。

ピンクとブルーコンビをファッションやインテリアに取り入れている方は結構いらっしゃいますので、きっと独自の考え方をお持ちだと思います。

もし、この記事に到達したご縁がございましたら、一度考えてみてくださいませ(^-^)。

丸い輪のバングルも遠目で四角く映る、四角フォルムのセットが成り立つジュエリーの形のそろえ方【455】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのよく利用されるものは、まず①ネックレス(ペンダント)②ブレスレット(バングル)③指輪です。

時々ピアスやイヤリングもく加わることがあり、アンクレット(足首用ジュエリー)などもあります。

このたびは、主な3アイテムのネックレス・バングル・リングを遠目から見た時にすっきりと素敵に映ることを目指すための「形」と「色」を統一した組み合わせをご紹介したいと思います。

丸いフォルムではなく、形は四角。

一見難しそうですが、自身が長い間好みのフォルムでありまして、本当にたくさんの四角いジュエリーをいろいろ研究してまいりました。

そんな長年の実体験のレポートのようなものになるかもしれませんが、どうぞ茶色と四角い形の2共通点を統一したジュエリーコーデ、是非ご覧くださいませ。

スクエア粒のスモーキークォーツのロングネックレスから始まる四角フォルムのジュエリーセット

〇ネックレス:自作。「スモーキークォーツ」のスクエアの多面カッ1.5cm四方の96cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:「ヴィトン」製の木製バングル。側面にロゴマークのゴールドパーツが埋め込み。
〇リング:「スモーキークォーツ」の四角い大粒リング。台はK18YG。側面が装飾性のある透かし。17号程度。
3点セット:遠目で見た時のバングルにご注目を。バングルは本来円形なのですが、幅広だと四角く目に映ります。

四角いバングルなどなかなかあるものではありません。

その形だけを見るのではなく、俯瞰した遠目で見た時の映り方を実際にシミュレーションしてみたりイメージしてみたりします。

リングの「平打ちリング」も同じことで、それ自体は円形なのですが、指にはめて遠目で見ると、ベルトみたいに四角く映ります。

これこそが、現実的な装いの時の映り方なのではないかと取り入れている考え方です。

こうして四角いフォルムで茶色い3点セットが完成しました。

その内のネックレスとリングのストーンが同じ「スモーキークォーツ」でリンクしていることも、よくまとまることに影響してくれています。

そして、極めつけは、ハイブランド「ルイ・ヴィトン」様のコスチュームジュエリーのバングル。

ごついイメージの木製がこんなにかっこいいのです。

あとがき

このたびは、四角フォルムと茶色という2点を共通にまとめた例でございましたが、丸、楕円、星、フラワー、ハートなどと共通の条件を替えられます。

ただこれも1つのアイデアに過ぎません、型に当てはめてしまっても窮屈なのです。

全く違う形なのに同じブランドロゴであることで成り立つこともあるでしょうし、違う色であることが効果が出ることもあるかもしれません。

ただ、目指すゴールが「粋:いき・・・すっきりと整然とした様子」となると、共通でそろえる意識は成功する確率も高いと言えます(^-^)。

カラー際立つペリドットの多重ネックレスの馴染ませ方、ゴールドの地金たっぷり使いのジュエリーと合わせることから始めてみる【448】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石には様々なカラーがありますが、時にうっとりするほどの美しいカラーながら、浮いてしまうのではないかという心配から、選択から外れることがあるかもしれません。

そういった際立つカラーのストーンの1つが「ペリドット」。

黄緑色がエキゾチックではあるのですが、それ1点のジュエリーだけが際立ってもも、最終的には装い全体に馴染ませたいものです。

このたびは、ペリドットの連物のロングネックレス(自作)という究極なデザインを例に、浮いてしまいがちなストーンの馴染ませ方をご提案致します。

カギを握るのはK18YGの地金、ペリドットには間違いなくゴールドカラーの地金の方を組み合わせにお勧めしたい

地金は主にK18YGのゴールドとK18WGやPT850/900などのシルバーに分かれます。

ストーンによっての相性は多少あると思いますし、互いに映えるような良い関係になる方の地金がまずは相性良しと見てよろしいかと思います。

ぺリドットに関しては、イエローゴールド(K18YG)の方が生き生きとしたジュエリーに組み立てられると思うのです。

よって、元々自作の連物のペリドットロングネックレスの留め具もK18YG製で設置していたことにリンクしてブレスやリングをゴールドに寄せ集めました。

そして、もっとゴールドのボリューム感を増やすにあたってゴールドベースのハイブランド時計も投入。

4点セット:ペリドットがそれほど浮かないように感じてくるのもK18YGの地金の影響ではないでしょうか。
〇ネックレス:2本。長さ84cmのペリドット4mmの四角。長さ74cmのペリドット6mm程度の多角形。
〇ブレスレット:K18YG製の61cmの「ペーパークリップ」デザインを3連ブレスレット使いに。
〇ブレスレット:時計をバングルのように扱います。「グッチ」製。文字盤はオーロラの白。

1990年代のヴィンテージものの時計です。

〇リング:K18YG台の、珍しいスクエアリング。真ん中の1粒は、ダイヤモンド。サイズは、14号程度。

とても個性的なリングで、自身の2010年くらいの収集時代の時からのものです。

このたびのこの組み合わせのセットは、2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに当初は並んでいたものでした。

その後、2022年では「高級地金+宝石」に特化した、「本物ジュエリー」を追求してこうした天然石の連物ネックレスや時計、ボリュームが普遍的なリングなどは廃止。

このセットの中ではレンタルジュエリーに現在も残っているものはございません。

事業者として出来ることは、実際のラインナップのもの以外でもあらゆるジュエリーに関することをご提案することだと思っております。

「ペーパークリップチェーン」は、透かしが「柄」になって他のジュエリーと組み合わせる難易度が高いというのが、過去の組み合わせに悩んだ経験からの感想です。

そんな中でも、四角いフォルムのものと相性は唯一良いと思いました。

あとがき

今回は、少し大げさにペリドットが多重になってより際立つ例でお伝えしましたが、その他、「カナリートルマリン」という黄色い蛍光色のストーンなどもどちらかというと黄色みなのでイエローゴールドと相性が良いと考えられます。

コーディネートの基本的な色相環も役に立ちまして、ペリドットのグリーンとイエローゴールドの地金の黄色は隣り合う類似色同士。

なじみやすいのは「類似色」にあたるカラー同士だという考え方が入っています。

そもそもストーンと地金のコンビ自体が納得できるものなのかさえ選ぶ時点で考えるところがスタートだと言えます。

とはいえ、複数の同じストーンをお持ちであるならば、差別化としてもう1方は地金を違うものに。。など、それぞれが1点ずつのまたとないアイテムであるような集め方が豊富なコレクションに繋がるのではないかと思います(^-^)。

ヴィンテージ水晶ネックレスはかつて夏用のジュエリーとしての別があった、透明感たっぷりの全体コーデを作るためのダイヤモンドとのコラボ【449】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

現在のラインナップの範囲を超え、ジュエリーの装いのご提案もブログ記事に綴りながらご提案させていただいております。

この度は、2020年開始当初にはラインナップにありまして、その後は廃止になってしまった3点セットがございます。

廃止になった理由というのは、最後の方でお伝えしますが、当時の渾身の組み合わせをしたものであったことは間違いございません。

このたびは、季節感が感じられる涼し気な組み合わせとしまして水晶中心のセットをご紹介致します。

この透明感がたまらない、多面カットが美しくきらめく水晶とダイヤモンドを組み合わせた夏用ジュエリーセット

〇ネックレス:水晶の32面カットの6-10mm珠の一連ネックレス。42cm程度。留め具はK18WG。

多面カットの中では特に美しいと感じる32面カットです。

数字が高くなると球形に近づくのですが、この辺りの角が残るカットの仕方が特に魅力的です。

〇ブレスレット:入手経路は別ですが、作りは、ネックレスとほとんど同じ天然水晶。留め具もK18WG。

ほぼお揃いですが、別経路での入手なのでいわゆる嬉しい「ミラクル」でした。

〇リング:K18WG台の真ん中にサファイアが1粒、花びらはパヴェダイヤモンドの大花。サイズは14号程度。
3点セット:すっきりと透明色のリンクでまとまっています。リングフラワーの真ん中のサファイアの効果も大。

リングで初めて同じ透明感あるダイヤモンドが登場です。

大花デザイン自体クセがあり、行き場がないアイテムです。

お花だけ見ていると非常にかわいいのですが、他のジュエリーとの組み合わせとなるととたんに悩むことになります。

そんな難易度の高さのあるフローラルなタイプ、一連のこうした水晶に合わせることで出番がありました。

なぜレンタルジュエリーから廃止を決めたのかの理由、「レンタルの意義を考えたから」が答え

確かに組み合わせは「これだ」と思った2020年当時の気持ちです。

ただその後、自身も事業のレベルアップをはかることになります。

事業をしていれば当然の事で、内容を高めていきたいと思うのは自然なことであり、それが日々の着々と進める活動の証だと思うのです。

2022年では、天然石や真珠の連物やハイブランド様のコスチュームジュエリーは全面廃止を決めました。

そうして、「高級地金+宝石」に特化した本物ジュエリーへと的を絞っていったのです。

レンタルの意義としましては、個人の収集を越えた範囲のものをお得に身に付ける機会、楽しむ機会を得るということであり、この見直しは当然あるべき姿なのです。

あとがき

水晶の美しいネックレスやブレスは、ヴィンテージ物の中で比較的入手しやすいです。

ただ、過去の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにあったことの価値がありました。

留め具がK18WGという本格的なものにアレンジしていたということと、ブレスレットの連物の32面カットで水晶のものというくくりではなかなか見つけられないことでした。

ネックレスは見つけやすくても、ブレスがなかなか見つからないのでお揃いコーデが実現しにくいことをレンタルジュエリーでやっていたということになります。

それでも、こんな美しい水晶のヴィンテージ物でも実際のレンタルでは価値が難しいという厳しい判断によってレベルアップした中では振り落とされてしまいました(というか私が振り落としました(^_^;))。

こんな経緯があったわけですが、ご提案は今後もさせていただきます。

どんな小さなジュエリーアイテムであってもメッキであっても「おしゃれ度」は計り知れないものがあるのです。

それを、レベルアップをはかった事業者の私がお伝えしていくことにまた説得力が生まれると思っております。

是非今後も自身の考え方を知っていただければと思います(^-^)。

ジュエリーの形のそろえ方、四角い形じゃなくても四角く映る平打ちやくり抜きの円形を取り入れた四角コーデ【317】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーのペンダントのモチーフに四角型があります。

これが少しクセがあってまた個性的でかっこいいのです。

このたびは、最初に入手の四角い透かしペンダントを軸としまして、その他のブレスやリングをどのようにマッチするように同時付けしていくかという例として実際に組み合わせたセットとしてご紹介をしてまいりたいと思います。

最終的には、他の人の目にどういった形で映るのかが重要、丸い形をしても四角く映るアイテムの集結

アイテムそのものが四角いのはジュエリーにおいては、ペンダントトップがまず挙げられます。

その他、ブレスレットのパーツが四角いモチーフでつながったものなど四角だけに注目しがちなものですが、そればかりでもないのです。

例えば、「くり抜きバングル」と呼ばれる天然石のバングルは、確かに丸型ですが、腕にはめて遠目から見ると長方形の横長に映る瞬間があるのです。

同じように、リングも通常円形のものではあるのですが、「平打ちリング」が特に効果があり、腕と同じように指にはめた時に正面から見たら、長方形の帯のように映ることがあるのです。

この「映り方」をもって、それほど豊富ではない四角いモチーフのポテンシャルを高めます。

〇ネックレス:縦24mmx横15mm、シルバー925台。ステンレスチェーンの長さは80cm。

パヴェカットのストーンは、すべてホワイトトパーズ。

透明なのでダイヤモンドなのではないかとも予想するのですが、考え方としては、シルバー925台なのだから、ダイヤモンドと組み合わされることは希だと考え、ホワイトトパーズを予想します。

ダイヤモンドのような希少ストーンは一層高級感が高まる18金やプラチナの高級地金と組み合わせる方が相乗効果でジュエリーとしてのレベルが上げられるからだと思います。

とはいえ、ホワイトトパーズをメインにすることがまた珍しく、どの道このペンダントは優れていると考えます。

〇ブレスレット::チャロアイトという天然石のくり抜きバングル。幅が2cmの太めタイプ。内周は18cm。
〇リング:透かしの蝶や花のボタニカルな柄の装飾のシルバー925製。サイズは17号程度。
3点セット:この見方で遠目の見方を予想できます。「くり抜きや平打ちデザインは、四角と合う」の証明です。

あとがき

四角以外に実は、その他の共通点を合わせた部分があります。

今一度遠目の様子の3点セットです↓。

遠目で見た時の柄にご注目:ペンダント、バングル、リングがどれも込み入った模様と映ります。これが共通点。

ペンダントのアラベスクの透かし、バングルのマーブル模様、リングの透かしのボタニカル柄。

どれもが柄になっているのです。

遠目では〇〇な柄とははっきり分からない、このことが「抽象的な柄」とざっくりと目に映る。

これが共通点です。

お洋服のコーデにも言える、イメージと実際との違いを見逃さぬよう、鏡をよく見て「他人からの目線」で見ることの大切さに通ずるところなのです。

こんな風に、ジュエリーを組み合わせる際に可能性をどんと広げてみてくださいませ。

意外な相性、意外な発見がとても楽しくなると思います(^-^)。

彫りが龍なのにツタの葉に見えることをアドバンテージとする、白翡翠のビッグペンダントをうまくエレガントに寄せることへの挑戦の記録【311】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ごついイメージのある翡翠のペンダントやネックレス。

これを何とかエレガントに新しい装いにならないかと試行錯誤の一環で、このたびビッグな白翡翠のペンダントをそれだけで終わらず続きとして他のジュエリーと組み合わせていきたいと思います。

よくチェーンを布製のひもなどで設置された翡翠のペンダントは正直ごついです。

ヴィンテージ物そのままの姿がよほどそうでなければならない理由などないのであれば、思い切ってテイストを変えねば新しくは装えません。

翡翠=昔のものという観念とごつさが頭から離れないからです。

ドラゴンの彫りは縁起物、はっきり分からないことをうまく利用し、ツタのモチーフと組み合わせていく

〇ネックレス:真っ白な美しい翡翠のペンダント。龍や鳳凰の彫り柄が抽象的。直径5cm。チェーンは80cm。
〇リング:925製の幅12mmの透かし平打ちリング。ハスの花が真ん中にあり。サイズは14号程度。
〇リング:、 白瑪瑙(メノウ)/アゲートの多面カットくり抜きリング2個。いずれも15号程度。 

特に意識したところは、ペンダントチェーンにエレガントなフィガロを採用したところです。

これ1つで随分ごつさから脱却できました。

透かしで、トップのごつさをバランスよく解消。

とはいえ、ステンレスチェーンなのでそこそこ重みのあるトップも難なく支えることができます。

ブレスレットはかわいいピンクではありますが、結局こちらも抽象的です。遠目では、ペンダントの白とこの抽象柄がリンクしているように映ります。

バチカンをどのように工夫したのかも突破口となった

細かい点なのですが、細い穴が開けてあるだけの状態へ、細くても頑強なステンレスの丸カンを通すことが正解でした。

穴は大きくは開けられなかったと思われますし、厚みもあるトップですので、直径が特注レベルの丸カンが必要でした。

そこで悩んだ挙句、二重リング(鍵などに途中に付けるフープ状の針金みたいな細さのキーリング)を途中でカット。

そして一重仕立てに変えたところで、ストーンを傷つけぬよう上手く細い穴に通しました。

一度通せばそうは簡単に外れることはありません。

あとがき

白い色をした翡翠だったからこその実現だったこともあると思います。

これについても、ドラゴンをイメージだけで組み合わせて、勇ましいテイストで考えていたのならば、このようには実現できなかったと思います。

最終的な装いによって、「遠目に映る姿」をイメージしたことがポイントだったと思います。

こうして、本新井いかついイメージのある龍のペンダントトップが新しいエレガントな装いとしてスタートを切りました(^-^)。

元は同じ鉱物が粋を作る、エメラルド、アクアマリン、モルガナイトのパステルマルチカラーが優しく美しいネックレスの自作【153】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

天然石の豊富さは膨大です。

「このカラーが天然の色なの?」という色も多く、とてもロマンがあります。

デジタルでははっきりと表現しきれないような中間的な色。。

それこそが、自然の中から採掘されたことの証なのです。

この度、連のネックレスを1本ハンドメイドしました。

「パワーストーンブーム」の2010年代には随分はまったものですが、またその後、ブームではない現在2020年に改めて作ってみたとが新鮮でした。

どのような天然石をチョイスしたのか、どんな留め具を使ったのか、などをご紹介ししまして、自作することの魅力を存分にお伝えできればと思います(^-^)。

天然石ジュエリーに興味を持ったきっかけはパワーストーンブームの既製品の品薄さからの自作

思えばハンドメイドバッグを製作の作業との並行で天然石にも興味がありました。

特に2010年代前半が夢中になって多くストーンネックレスやブレスを集めたり作ったりした時期です。

その中にパワーストーンブームも重なっていました中で自作するきっかけというものがありました。

なかなか既成品では、こんなネックレスがあるといいのに。。などと思いを膨らませることも多くありました。

ある時、友人がブレスレットを作ってくれたのですが、その過程を見せてもらったことがありました。

その時は、器用だなあとボーッと見ていただけだったのですが、その何気なく見ていたことがむしろきっかけになったのでしょう。

気が付けば、ネックレスやブレスの留め具の取り付け方などをYouTube動画などで見せていただくことになります。

ちょうどその頃YouTubeが盛り上がってきたことも重なり、そういった新しい学びタイプの動画がアップされてきていた頃だったと思います。

自身も2016年1月にYouTubeをスタートしたことでよくサイトを訪れるために、拝聴するきっかけがあったわけです。

そうして、ネックレスやブレスは一連にエタニティになったものなら作れるようになっていきます。

ペンダントなどの研磨、地金のロウ付けなどの分野はまで入っていくには至りません、プロの方がいらっしゃいますので。

よって、天然石によるネックレスやブレスの製作は、その完成までのほぼ半分以上の段階が終わっている連になっている状態で問屋様から石を購入し、留め具を取り付けて、テグス/釣り糸に通し直して、完成させるやり方です。

ほんの10-20分程度でだいたい出来上がっていきます。

拘りの製作の1つとしまして、ゴムではやらないことです。

本来のジュエリーのように、留め具をきちんと設置したもの。

そして、その留め具もSV925、K18YGやK18WGの天然の地金を取り付けていくことでした。

パワーストーンブームの時には、ゴム仕様で腕にはめるブレスが既製品では大半で、あの作りがカジュアルで安いお品に見せてしまうのです。

あとはストーンのカットの仕方ですね。

その後さまざまな美しいカットの種類があることを知りますが、既製品は、決まって真ん丸の数珠のようなカットが大半ばかりであることが際立っていたパワーストーンブームでした。

よって、自作によって、高級感あるものに作っていく工夫は自分の中で考案した付加価値になります。

完成のミックス「ベリル」のネックレスの3色が集まった意味がロマンチック

今回、ベリルというマルチカラーの石を使いました。「ミックスベリル」とも呼ばれ、1色だけじゃない、数色を総合してこう呼ぶのです。

主にブルー、グリーン、ピンクが目に入ります。

ベリルのネックレス:パステルカラーのブルーはアクアマリン、グリーンはエメラルド、ピンクはモルガナイト。

主に3色が目に入ります。その他数色、黄色系や白系もあり、総称でベリルと呼ばれます。

これらはどれも元は同じ種類の鉱物。

その後に岩の中で混じる物質の影響で色の変化を遂げ、枝分かれのようにその物質の影響が強い別のストーンになっていくというのが多くの天然石の出来上がり方です。

よって、鉱物名:ベリル、出来上がったストーン:アクアマリン(ブルー)、エメラルド(グリーン)、モルガナイト(ピンク)2重の名前が付いているのです。

元は同じ鉱物であった影響からなのかトーンが等しい優しげな色が足並みそろったマルチカラーに出来上がるロマンがここにあります。

自然の色なので、着色にはない、主張しすぎない控えめなつつましやかな雰囲気が素晴らしいです。

留め具のこだわりもずっと続けてきたことです。

シルバー925の留め具と18金イエローゴールドやホワイトゴールドの留め具を付けることとでは、ネックレスそのものの価値が大きく変わります。

ベリルのネックレスに取り付けたK18WG引き輪、ダルマ板、つぶし玉2個。留め具の高級感に拘りました。

あとがき

ベリルをお洋服に合わせるとしたら、クリーム色とか淡いパステルカラーが合いそうですね。

優しくなじむように身に着けられそうです。

先程、宝石寄りというお話をさせていただきましたが、宝石の定義には入っていきません。

なぜなら宝石には定義があって、希少価値やアッと驚くような透明感なども重視される事項なのです。

特に珍しいということもないパワーストーン級の天然石の材料で作ったネックレスであることは間違いありません。

しかし、自分でその配置を決め、自分で留め具を選択して、自作したこのネックレスにはもうすでに付加価値が生まれています。

既製品ではなかなか難しいことを可能にし、渾身の選択によるストーンを選び、またとない1品を製作できるのが自作の良さです(^-^)。