<仕立て直し>マルチカラーの糸の色を当時の焦げ茶からベージュへ変更、約6年ぶりに解体して丁寧な仕立て直しをした大容量バッグの立派な姿【1381】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび3回連続でお送りしてまいりました「仕立て直し」のシリーズ。

【1379】【1380】【1381】と連続の、このたびが最終の【1381】です。

①スツール用の低反発クッションカバーの仕立て直し(【1379】の投稿)↓。

②3点のトートバッグを裏地を追加したピンタックデザインへ仕立て直し(【1380】の投稿)↓

そしてこのたびの③は、ビッグトートバッグの一重仕立てのゆるゆるなルーズ感が気になる超大容量バッグを丁寧に仕立て直し、しっかりしたものに仕上げて締めくくります。

②の3点目もビッグトートバッグでしたのでサイズが非常に似ていますが、このたびのバッグが一番大きいサイズとなります。

この数年間のノウハウが高まったことで、様々な箇所において作り方が変わっていました。

当時のままの希少なその時だけの生地を大切に新しい形で活かす素晴らしをお伝えできればと思います。

コスパ良く生地を使用たラッセルニット横向き裁断の過去の製作、解体後の仕立て直しはバッグなのに縦が伸びるデメリットを解消した

解体した後、裁断し直しの本体:「わ」です。真ん中が底になります。縦20cmx横10cmをくり抜きました。

ということは、マチは20cmに出来上がるということになります。

柄の向きに融通があるため分かりにくいのですが、この向きは地の目に対して横向きなのです。

本体と取っ手でおそらく購入は1mだったと思います。生地を余らせず、フルに利用した記憶です。

当時の生地購入時の記憶が薄いですが、おそらく、広幅の生地を有効に使うために横取り裁断をしたと思います。

よって、横向きに裁断するという考え方で当時はコスパ良い生地の調達を工夫した個人使いの製作品です(2015年頃の製作)。

このビッグバッグには、その後布団も収納しましたし、ボリュームたっぷりの資材も収納して複数と用途で使わせていただきました。

エレガントな薔薇柄がかなりインテリア性を高めてくれていたのです。

「ダブルラッセル」という種類の生地が該当すると思うのですが、ネット検索でググっても薔薇柄などというのはかなりのレア生地、なかなか見つけることができないのです。

ただ、当時の表面的な考え方があり、今こうして解体後見てみると、横裁断したせいでバッグとして持ち上げた時に、引っ張られて生地が伸びてしまっている部分がありました。

もし、今この生地を調達するならば、おそらく、2枚仕立てにして、めいっぱいの生地幅の横並びに裁断ができるサイズへ小さくしてでも地の目に忠実に作っていたでしょう。

そうした過去のつたない考え方や作り方を今こうして現在の技術をもって仕立て直しできる機会が大変嬉しいです。

糸の色を当時の焦げ茶からサンドベージュへ変更したことでステッチが美しく映るようになった

このバッグ製作当時はそもそもミシン糸を50-60番で縫っていた時代。

現在はバッグに関しては30番を徹底しています。

過去は60番程度の細番手。解体しながら感じたのは、持ち上げる圧力がかかるバッグにはやはり30番が安心です。

そして、糸の色を変えたところも重要なポイントです。

焦げ茶は一見合いそうだと思われるでしょうが、マルチカラーにおいてはそういった判断は表面的です。

登場するカラーの濃い・薄いの中間の色を選択が正解なのです。

これはさんざんマルチカラー生地を扱ってきた者が糸の色に悩みながら導き出した答えなのです。

大部分は確かに焦げ茶。しかし柄の部分もそれなりの面積です。この薄い綺麗な色へ焦げ茶の糸は汚いのです。
サンドベージュの糸の色は平均的にどの色の部分にもなじみました。これが正解。

この生地はメッシュで穴が開いています。

裏に接着芯を貼ったその接着芯の色さえ白か黒かの選択が重要でした。

柄の部分に黒が透けることがないよう、白のニット芯を選択したことも糸の色選びに関係してくるのです。

裏地付きのピンタックは表地、裏地それぞれで行い、凹凸が反対になるところがポイント

表地は表へ突き出すように、裏地は凸面が内側へ隠れるようにピンタックをつまみます。

こうすることで、凹凸のコンビとして、表地と裏地がうまくぴったりと重なるという構造なのです。

ピンタックをする前に入り口の縫い代を折ってからやるというのも綺麗に出来上がるポイントです。

完成品を見ながらの「仕立て直し」の総まとめ

③仕立て直したビッグトートバッグ:<サイズ>縦50cmx横60cmxマチ20cm。

②の時は、縦横50cm四方だったので、こちらの方が横が10cm広いです。

10cmの違いはさすがに大きいので、大容量バッグと呼ぶにはふさわしいこの度のバッグです。

裏地も②と同じヘリンボンの厚手生地を設置。

裏地には接着芯は不要と判断し、表地だけの接着芯ですが、物を入れるとこんなにスタイリッシュです。

横顔です。きちんとしたフォルムは眺めていて大変気持ちが良いものです。今までの姿とは全く違ったものです。

あとがき

「苦労を買ってでもする」という言葉がとても好きです。

今その一瞬は長い長い歴史では、ほんの一筋の光の矢でしかありません。

「長い目で見る」というもう1つの好きな言葉と共に常に引き出しの中に入れている言葉です。

その後見るたびにうっとりとする心地を毎回感じることを考えたら、今の苦労などたいしたことではないのだということです。

当たり前に手間をかけていき、終わったら涼しい顔をする、そんなスタイルを大切にしてきたいのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ラメ生地を衣装生地の分野で括らずにバッグに利用してみた、他分野の生地にも目を向けてみることで生まれた個性や主張【1079】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地屋様の衣装のコーナーが明るくて楽しいと足を運ぶようになった時期がありました。

凹凸感があるという意味では、舞台向けのお衣装はその立体感をもって表現することも多く、でこぼこした面白い生地が見つかることがありました。

遡ること2020年頭に購入しこれまで保管してきたラメストライプ素材で巾着袋の中サイズをこのたび製作。

赤味のマルチカラーを軽すぎないようにと裏地に重めのブロンズカラーを組み合わせたところも是非ご覧いただければと思います。

赤味のマルチカラーの表地にバランスよく重厚感も感じるブロンズが裏地、完成品を眺めながらインテリアに佇む様子をイメージした

<インテリア収納袋:中>サイズは、縦38cmx横28/46cmxマチ20cm。

撮影時に中身には、あんこを入れています。

中くらいのサイズのお品ですが、結構見方によっては大きめとも言えます。

表地:ラメシャー、ナイロン/65%、ポリエステル/35%、日本製。「大塚屋」様で購入。

製作時にこのガサガサ素材がアイロンで折り曲げやすく線も付けやすいのです。

つまりラメ生地が使われている生地は意外に作業がしやすいということになります。

面白い発見でした。

裏地:ブラウン撥水サテン、ナイロン/100%、日本製。内部に撥水生地は素晴らしい機能のバッグになります。

厚みもあり、こちらも大変縫いやすい生地。

ゴールド色の生地は意外とありますが、丈夫で落ち着いた雰囲気のこのたびの撥水生地は非常に感じが良かったです。

大阪の生地屋様「カワイ繊維」様の人気素材のようでした、こちらは2021年頭の購入でした。

撥水生地に特化したお品揃えのきっかけで知ることになり、良いお品揃えの生地屋様です。

厚みに関しては、ストライプマルチカラーの生地の方が断然薄手なのですが、こちらを表に持ってきたところがインテリア向けであるからでした。

表地が明るめなので、茶色寄りの落ち着いたブロンズ生地がバランスをとってくれました。

せっかくのお衣装生地で作ったので、お衣装を入れるための袋でも良いかと思いました。

その他、お着替え入れ・温泉袋などにもご利用できそうだということになります。

あとがき

内部がツルツルした生地であることをうまく利用、出し入れの多いシーンにもストレスなく活躍してくれそうなイメージが浮かびます。

小さい巾着袋よりも大きい容量の方が使い道の可能性が広がるのは当然、1点だけ機能をしっかり果たしてくれる優れたものを作る目標での製作には「真心」なるものが入り込むのではないかと。

イメージを巡らせながら、「果たしてその通りに使ってもらえるのか、はたまた、新しいアイデアのフィードバックがいただけるのか」などと、ユーザー様のことを考えながら製作するのです。

少なくとも製造する時点で製造者本人が可能性を想像できるほどの企画をしなければなりません(^-^)。

この先ずっと持ち続けてもこの「クラシックさ」は不変である、ミシンで1パーツずつを丹念に縫い付けた薔薇のアップリケがインテリア巾着袋になった姿【961】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、1つ前の【960】の続きとなります。

【960】では薔薇のアップリケをミシンで作り上げましたが、その続きとしまして、アップリケ入りの本体パーツで大きな巾着袋が完成しました。

「インテリア収納袋」の連続製作の5点目になります。

元はマスク製作用の生地だったストックを時代の流れと共に見直し、反対に大きくすべてを使うビッグサイズの製作へ

生地は全部で4種。表地のモカベージュストライプ、裏地のベージュのニット生地、薔薇の赤・緑のストライプ。

赤とグリーンのストライプは別生地です、コンビの白糸の色が違いますので。

<表地:ベージュ>サッカーストレッチ、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地:オフ>麻テレコニット、麻/100%、日本製。

裏地の「麻テレコニット」のアップ:肌着みたいなさらっとした素材感。バッグに使うことはほとんどない素材。

<薔薇:赤>生地名不明(ストライプ先染というような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

<薔薇:グリーン>生地名不明(ストライプ先染めというような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

薔薇のパーツに関しましては、昔のパーツが見つかった為に、生地名が不明ですがたまに見かけるタイプの生地だと思います。

ロンドンストライプという織り方です。

表地もストライプ、薔薇もストライプで柄の種類を同じにしてみたことで、「粋」が生まれたと思います。

使用の附属品、「江戸打ち紐」「すずらんループエンド」のメーカー様のご紹介

<出来上がりサイズ>縦36cmx横43/64cmxマチ20cm

附属品に関しましては、結構厳しく厳選しているつもりです。

多くのパーツ屋様がある中、特に気にしていなくてもそのお店を選んでいたという結果からも、いかにお品が豊富で気が利いた良質な物なのかが分かります。

・江戸打ち紐:やはりこういったひもは、ツヤのある江戸打ちタイプには高級感はかないません。・・・「D' Collect Shop」様のお品。楽天市場、ヤフオクでお世話になりました。今回の紐も、シックなモカ茶で幅広くいろんな生地に合っていきます。日本製の紐とのことです。

・ループエンド・・・すずらんループエンドで探して見つけた、「アイリス」様の商品です。ボタンなども多く取り扱っておられ、このメーカー様内でほぼ装飾類がすべて見つかるのでは。。と思うほどです。

中に入れるもの例

よく例として登場しますが、やはり、まず、トイレットペーパーのストックです。

そして、ティッシュなども箱に埃が付いたりしがちなので、そのままここで保管。

あとは、折りたたんで小さくできることから、旅行時のお洋服入れなどもどうでしょうか。

バスタオルやタオルもばっちり入ります。

その他、ぬいぐるみストックなどにもふんわりと収納出来て良いかもしれません。

マチが20cmあることで、収納としては安定したサイズ感です。

ただ何も入れないとふんにゃりとしてしまいますので、使用しない時は畳んで収納が良いです。

あとがき

このたびのアップリケ製作は、途中で入れ込んだ思い付きですので、最初から予定していませんでした。

薔薇のアップリケが無かったら、とても表地だけでは物足りなかったところへ良き装飾的な助っ人だったのでした。

しかし、こんな風に作ったことが無かったことにトライできたことは大変有意義でした。

そして、この度の使用生地については、表地も裏地もマスク製作のストック生地です。

裏地もマスクの口に当たる方の生地のストックだったものをいよいよ、今年2022年で在庫一掃をする目標を立てたことで、違う形で使用させていただきました。

もともと、暑い季節用のマスクにと仕事仲間が選んでくれた素材、その後マスクは市場に大手メーカー様によって溢れ、我々の出番は終了。

まだ引き続き大きなバッグの製作が続きます。

その行く末を見守っていただき、美しい生地がバッグになっていく姿をご覧くださいませ(^-^)。

<引越シリーズ③>こんな時に利用価値がある、マチ30cmもある大きな裏地キルト内蔵のセルヴィッチデニムバッグが引っ越しに活躍【883】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭に行いました引っ越しの中から工夫や学びが得られる場面を切り取り、シリーズとして①-⑭の投稿にまとめました<引越シリーズ>、このたびは③です。

前回の②ですでに登場していたのですが、引っ越しの際に活躍の大きなバッグというアイテムをもう少し深堀りしてご紹介させていただこうかと思います。

元々はンドメイドで「ヘルメットバッグ」として考案したもので、マチが30cmもあります。

もしかして、ヘルメット入れよりも「引っ越し用バッグ」の特化の仕方の方がニーズが生まれやすいかもしれません。

ヘルメットバッグとしてはなかなか受け入れられなかった大容量バッグを引っ越し用に使ったら、大変優れていた

元はヘルメットバッグとしてハンドメイド製作した特大バッグ、マチが30cmもある大容量です。

ヘルメットを守るために、内部に中綿キルトをダイヤ柄でかけて、とても手間が込められています。

トートバッグ特有の両サイドのでっぱりは必要が無ければ内部に折りたたんで全体が立方体に近くなるフォルムです。

やや細かいことなのですが、ヘルメット収納用に十文字に留め具を設置していたこともかなり役に立っています。

飛び出してどこかへ行ってしまわぬよう、ある程度入口で固定してくれるDカンとナスカンコンビのタブの存在も大きいと思いました。

持ち運ぶ時の十分な取っ手の長さも運びやすさの1つです。

ただ、セルヴィッチデニムのここまでの14ozもの厚手が原反生地ではなかなか見つからない希少さ。

だからこそ、この時のバッグは貴重だったかもしれません。

運ぶ時には、随分擦れたり摩擦があるのが引っ越し。

それでも、セルヴィッチデニムであることで、かえって味わいが生まれると思います。

引っ越し業者様がもしこうしたものを「資材」みたいな意向でお求めなら製造したいです。

むしろ、ヘルメットバッグよりも受け入れられるかもしれません(^_^;)。

中に物を入れて、こんな風に積むことも可能。ボックスと似た役割もあるようです。

あとがき

普段は置き場所に困るようなやぼったい大容量バッグもいざとなると活躍してくれるアイテムだということです。

おうちのどこかに1つあると良いのえすが、2つの効果も大きく、上述のように縦に重ねて置くことができますので空間を有効に使う「物入れ」にもなると思います。

ここに入れるものは、他のたくさんの段ボール箱との差別化なのでやはり早くそこから取り出すようなものであり、最初に使っていくものというような考え方がうまくマッチすると思います。

以前に、小型のテレビも収納できましたし、とにかく割れたくないものも良い使い方だと思います(^-^)。

エコバッグの支柱、これまでの3本ステッチは普遍的、最も美しく映る4本ステッチへの改良【688】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒生地2種を同時進行で作る、「切餅:きりもち」デザインのエコバッグの製作を始めました。

まだこのたびは完成には至りませんでしたが、1か所大きく以前と改良した点「ステッチの本数の追加」についてご紹介したいと思います。

以前の3本ステッチを1本追加の4本がいかに大きな影響であるかを知ることになりました。

3本ステッチから4本ステッチへ。。支柱の太さとのバランスは4本ステッチの方がしっくりきた

以前の「切餅」は、3本ステッチでした。

3本ステッチの「切餅」:十分丈夫でしたが、支柱幅とステッチ間とのバランスを見直しました。
以前のステッチ:3本は実は難易度はかえって高め。理由は感覚が広いので少しのずれが目立ちやすいからです。

変更後の4本ステッチバージョンをご覧くださいませ、もとの支柱の幅は全く変えていません↓。

4本ステッチの支柱:かなり綺麗になりました。4本ステッチの方が「あっ」と言わせる何かがあります。
2種の生地で同時進行に2点:美しさに加え硬さが出ました。この硬さの方も重要で、丈夫さに繋がります。

ということで、美しさと硬さを高める改良がこのたびの改良の内容となりました。

このたびは、ここまでです。

この後、前後パーツを縫い合わせるなどして、組み立てて完成に近づいていきます。

あとがき

おそらく、次回の<製作>ブログでは、完成をご披露できそうです、2点出来上がります(【691】のブログ記事です)。

黒テイストのシックな雰囲気のバッグを今後年末に向けてこんな感じで製作してまいります。

その中のスタートとして割と短い期間で出来上がるこのたびのような一重仕立ては、2点同時進行も可能。

かなり腑に落ちたデザインの1つの「切餅:きりもち」。

型にはまったものではなく、この縦長デザインを横向きにしたり、サイズを変えたりなどで随分違ったバッグに見えることでしょう。

このデザインは、後に詳しくじっくり学びたいバージョンとしまして「コンテンツ」にまとめダウンロード型で販売も予定しております。

とはいえ、ぱっと見で学び同じように製作していただいても「著作権フリー」のスタイルですのでご利用いただいて結構です。

とにかく、自主製作による「腕」を細かい単位の一人一人が持つことでハンドメイド文化が広がれば良いと、それだけをゴールにしております。

ミシン1台を持ち、コスパ良く自分で縫い物が出来ることの素晴らしさの扉を開けてみませんか(^-^)。

大容量トートバッグは特別、ボリュームある荷物を両側から「よいしょ」と持ち上げる「支柱」が必ずあるべき【1】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

メンズアイテムの中で誰もがイメージしやすい、典型的な「ビジネスバッグ」があります。

こうして、ベルトが左右2列に渡っているタイプ、通勤のビジネスマン様のバッグで見かけたことがあるのでは。。

事業としてハンドメイドバッグ製作に携わり始めた頃の2018年製のバッグ。

柄をたっぷり映し出すことばかりを考えた機能軽視の部分が見られた製作であったと後で振り返りました。

柄を見せるあまり忘れていたこと。。それは「機能」です。

最も最優先にするべきことなのに、長い間柄の美しさだけにとらわれていた不十分さを反省しました。

当ブログ記事は、一番最初の投稿の2020.07.07からおよそ4年半後の2025.01.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしております。

画像で登場する写真は、2018年製のバッグばかり、後で貼りますYouTube動画は当時のまま。

当記事においては、その後の変遷や成長も含めた現在の考え方でお伝えすることができますので、是非記事の方も重視していただければと思います<m(__)m>。

表面だけを見ていた製作者が、その後「機能」に対する考え方を根本から改めることになった重要な記録です。

「柄頼み」の表面的なトートバッグの見直し、持ち上げる時の力のかかり具合を考慮するには取っ手は「支柱」タイプが正解

どれも大きなバッグなのに、取っ手だけを取り付けているところに、機能に対する考えが未熟であったことを反省しております。

芸能人様のステージのお衣装と同じ生地だそう。パイソン柄に膨らんだ加工がしてある高級生地です。

レーヨン/ポリエステルの混率の生地で、@¥2,400/mというような価格のなかなかの高級生地です。

カーテン地。ブルーグレー色の濃淡のぼかしのボーダーがお洒落。ポリエステル/100%、日本製。
メモリーツイード(形状記憶)。ポリエステル/54%、綿/33%、アクリル/11%、麻/2%、日本製

目に映る感じが黒ではなくて、ミックスされた糸がぼやけてグレーに映る点がマイルドです。

ちりめん、ポリエステル/100%、日本製。ちりめんに、このようなうずら柄。
ブルー系の薔薇柄のジャカード。綿/85%、指定外繊維(ビスコース)/15%、日本製。

ゴブラン織りにも似たように見えますが、もっとやわらかで薄手で使いやすい生地です。

ポケットの薔薇の花柄を合わせています。

上の柄と色違い。ブルー系と同様でベースがモカグレーのような色なので、とても落ち着いていて渋いです。

「1泊旅行に出かけられるたっぷりの容量がある」と謳うならば、物をたくさん入れた時の「丈夫さ」や「安心感」も同時に謳う必要があるのです。

貼り付けポケットの柄を表地の柄と合わせようとした判断は確かに正解であったものの、ポケットはその後正面には滅多に付けることはしなくなりました。

そして、貼り付けポケット自体も廃止、隠しポケットの方が実際には同じ面積でも広く使えるものです。

エコバッグ:一重仕立ての簡易な作りでも、支柱がしっかりと全体を持ち上げ、力強さを感じるサブバッグです。

確かに支柱によって柄は遮ってしまいますが、それよりも重視するべきは「強度」。

「おしゃれ度」と「機能」のバランスを常にジャッジするようになりました。

ヘルメットバッグ:ヘルメットに特化したマチが30cmの特殊なサイズ。取っ手の部分も長めです。

ヘルメット収納の目的で製作したのがきっかけでありながら、支柱を付けたことの理由は、更なる使い道の広い可能性を考慮したからなのです。

ヘルメットバッグと言っているのはもしかして製作者だけなのかもしれないのです。

ヘルメットを遠方へ持ち運ぶこともあるかもしれないのです。

こう考えたら良いと思います、とにかく大容量のビッグサイズのバッグは、フルに物を入れた時の重さに耐え得るよう、必ず「支柱デザイン」にするべきであると。

あとがき

素材の良さは元の生地屋様のお手柄です。

素敵な柄を引用させてはいただくものの、自分の中から生み出されたアウトプットが大きく欠けていたのが未熟な2018年製であったと振り返ります。

ただ、有難かったのは、当時のつたないバッグも気に入って受け取って下さる方に一部めぐまれました(モノトーン系)。カラーの入った2点は仕立て直しバニティへ変更しておりまして片方はご購入いただきました<m(__)m>。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

その後二度と出会うことのなかった2017年のある時期だけの貴重な生地肉厚アムンゼンにロマンを感じるボストンバッグ【105】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、過去に私が作った2種のボストンバッグをご紹介。

無彩色のマルチボーダーやストライプを楽しんでいただけること、そして、こういったパッチワーク仕立てをして柄を生地のハギ合わせで出していく作業のまめさと、出来上がりの美しさ、こんな辺りを見ていただけたらと思います。

そして、今回の2種のバッグの作り方は、あまりにも困難が伴う(笑)ラッピングを施していますので、バッグの縁のかがり部分の幻のラッピングにもご注目どうぞ。

こちらは、記事は現在の2020.07.07に書いていますが、この製作をした頃、2018年の頃を遡った記録となります。

当時2018年は、製作過程のブログは書いていなかったと思います。

動画のYOUTUBEは、今ではブログと全く並行して投稿していますので、必ず1ブログ記事に1YOUTUBEが存在していますが、過去はバラバラでした。

動画は、10回くらいのシリーズで細かく分けてアップされていたのが当初です。

2018年の7月だったかと思いますので、かれこれ2年前ですね。

パッチワークに目覚めて、たくさん調達したアムンゼンという織り方のポリエステル/100%、日本製の生地3色使いで作ったものです。

過程となる部分は、その後1つの動画にまとめて集約してしまいました。

よって、動画から引っ張り出した写真数枚くらいしかショットが得られなかったです。

ただ、内容としてはなかなかダイナミックな製作だったと思います。

ファスナーの付け方が異なる2デザインの比較が興味深いと思いますし、片方がストライプ、片方がボーダーという比較も面白いと思います。

ちゃんと「なぜ」を考えた結果その形に決まった「デザイン」のゆくえ

外側にラッピングをほどこす場面:出来上がった縫い代始末は無しで外にラッピングするタイプです。
ひっくり返しをすることで無理な圧力がかからない優しい手法。
こラッピング布の幅4.5cmというのが、一番しっくりとおさまる布巾。後の製作にも継承。
布でカバーされた高級感ある底板:コードレーンという生地名。モカベージュ色。綿/100%、日本製。
ボストンバッグは、どうしても底板を後付けになるケースが多いです。
よって、底板そのままでは味気ないことをくるみ底板で裏地になじませ、高級感を出しました。
くり抜き型のファスナー:ストライプの方の入り口は、ファスナーをど真ん中に付けました。
このように隙間一切無しの完全に口が閉じたトートバッグを実現したデザインです。
こちらのボーダーパッチワークの方は、裏地が無地の黒のちりめん生地。ポリエステル/100%、日本製。
底板はストライプを横向きにボーダー使い。アセテート/100%、日本製。
ショルダータブ:Dカンはニフコ社の黒色のプラスチック製の黒。
こんな上寄りの位置に取り付けることで思い荷物が安定すると考えました。
ショルダーの作取り外し機能:ここへ、ショルダーのナスカンを取り付けます。
ナスカンも、ニフコ社製。結構硬いので、取り外しはやや硬めの感触。
アーチ型のファスナー付け:ボーダーの方を上から見た写真です。
入口は両開き使いのシングルファスナーx2本、真ん中で留まる作りになります。
取っ手の前後の色も変えて、マルチカラーを楽しみます。
段差をつけたスタイリッシュなポケット:隠しポケットにも挑戦し始めた頃でした。
斜め配置の2個付。隠しポケットの良さは、重なっても場所が有効に使えます。
一部重なっても、内側では1つずつ袋になってお部屋が分かれ、もう1つの方を邪魔しないことがメリット。
貼り付けポケットではできないことです。
ショルダーパッドの製作:ショルダーパッドもハンドメイドしました。
ふんわりするよう、中にソフト厚芯を入れ込んでいます。
取り外しはできませんが、付いたままでもOKとなりました。
完成です。左のストライプは、トート型、右のボーダーはボストン型。

あとがき

動画内では途中の細かい部分は、後の編集でほとんどカットしてしまいましたが、パッチワークシートから始まる組み立ての2点のバッグの大まかな製作過程を少し覗いていただけたかと思います。

もとは、パッチワークシート作りから始めていく手間のかかる時間をかけた製作です。

ただ、作ってみた後で思うことは、まずそもそも3色の生地の分量の在庫がバランスが悪くて、この製作を最後に、オフ白が完了してしまいました。

同じ生地を同時に使っていくことの配分の難しさがそこにありました。

もとは、個人事業主でハンドメイドバッグを作って行く前の年の2017年に調達していた生地です。

生地もその時でないとなくなってしまうということで、随分黒(正式にはチャコールグレー)を多く購入し過ぎました。

25mくらいあったと思います。

その次にモカが4-5m、オフ白は2m程でした。

じゃあ黒だけで作るのかというと、華の無いものになってしまいます。

「鉄」とか「石」をイメージさせる濃グレーがどう美しくなれるというのか。。

そんなことも随分考え、行き着いた結果は綺麗な色や柄の裏地に使用することでした。

じゃあその後この生地に出会えたのか。。

二度と出会うことはありませんでした。

その2017年限りの貴重な生地であったと言えるのでした。