まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2020年4月頭のこと、最初に勤めたアパレル業界の会社の同期の友人からの声掛けで企画したマスク製造・販売。
その後、お客様からのフィードバックによって新たな動きがありました。
それまでは1サイズのみであったことから、子供にも対応できる小さめやお顔の寸法の違いによる大小を区別する型紙を作ることに。。
お客様としてご購入いただいたのも友人でした。
様々な友人にこのような活動の機会をいただいたことに感謝したいと思います<m(__)m>。
さて、このたびは、振り返ればおよそ3か月間のマスク企画の期間の中では中間期と、その後時々マスクを外すシーンが出てきたことからのケース付きまでの変遷を綴ります。
当ブログ記事は、最初の投稿の2020.05.29からおよそ5年後の2025.05.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
2025年から振り返ればあっという間のマスク製作期間の数か月でしたが、この活動をしたことでのアウトプットの感触や、反対にいただいたフィードバックの貴重さがありました。
マスク企画に対しては最後にもう1投稿ブログ記事をアップしていますが、その内容にも少し最後の方で触れながら、マスク作りの中間期の変遷を「事業視点」からお伝えしたいと思います。
お顔に気持ちよくフィットするサイズ展開・暑い季節の不快感の解消、「心地」の部分にフォーカスしたマスク製作へ
さて、長引く「コロナ」の影響で、季節も移ろいます。
結局はゆうに盛夏までも収束の兆しが見えない広がりだったのでした。
そうした時に、仕事仲間が考案してくれた「夏素材」。
夏らしい典型的な「麻」素材を季節の変わり目の5月末に、ラインナップに追加したのでした。


コードレーンのベージュは、サッカー素材であることに伴いクールに感じるメーカー様独自の加工によってまさに夏向きのポリエステルなのです。

ただほんの希に、右下のように在庫生地の麻/100%も裏地に利用したことがありました↓。

ハンドメイドバッグ製作のノウハウから活かされたのは、ハギ目の左右の柄の対称の調整でした。
上のトリコロールボーダーの裏地は、イタリア製の高級生地。
ストライプをボーダー向きに使用したもので、段差無くぴったりに左右に揃ったその気持ち良さも大切です。
ハンドメイドバッグ用のストックからは、綿/100%か麻/100%のみを利用したのでした。



さて、ここからが更なるサイズ展開の変遷です↓。


あくまでも企画者の立案であり、実際の所本当にこのケースが使い勝手があるのかどうかです。
某ハイブランド様もマスクケースとしてプラスチック素材でご提供されている様子でした。
あとがき

何事も「撤退し時」のキャッチが難しいものです。
2025年でもいまだに、「コロナの時のマスク用の生地」として生地在庫が販売されているのをよく見かけます。
不安からついつい多めに調達してしまう心理もあったかと思います。
4月頭にマスク作りに早期着手したことは正解、まだ大手様の量産が追い付かない時期だったことがその期間は受け入れられたのだと思います。
ただ、その3か月後の6月くらいからは、もう我々の出番などありませんでした。
すべての「流行」には必ず盛り上がりと衰退があることをちゃんと実体験として感じたのでした。
安定的に低価格で日用品のマストアイテムとして、大手様の量産によるマスクの共有が安定していったのでした。
