古着ライフの黒コーデのまとめ方ノウハウ、上下黒無地同士のそれぞれの映り方の濃淡や素材違いでも起こる凹凸現象【1468】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ALL古着でしかも黒コーデに特化したワードローブを作っています。

独自の特徴としては、上下を着回すスタイルとは対極の、渾身の1セットを決めてしまい、セットアップとして把握することです。

これも嗜好のようなもの、このスタイルが一番自分にとっては納得するものであり、事業活動のレンタルジュエリーのセットスタイルにもこの嗜好を反映させています。

結果としてはアイテム数は多くなるのかもしれませんが、ワンピースの占有率もなかなかのものですので、分量としてはほどほどでミニマム。

このたびは、「黒同士の組み合わせ」にポイントを置き、上下の黒同士を古着で別方向から寄せ集める時に起こる現象を実体験からお伝えします。

その現象は時に課題や悩みとなり、解決した場面も含みお伝えしてまいりたいと思います。

ALL古着生活における黒同士の上下の組み合わせで気付くこと、黒というカラーの多種展開と素材違いの見え方の違い

3種類の黒:左-真っ黒であり基本的なカラーの端っこのような存在。真ん中-青味の黒、濃紺よりも黒寄り。右-グリーンがかった黒、チャコールグレーよりも黒寄り。

実際にこれらのカラーは、「黒です」と説明され存在しています。

その証拠に、このような違和感を伴う上下黒コーデの失敗を経験しています↓。

ジャケットとスラックスのカラーの違い:このジャケットのメイン部分が上のパレットの中では一番右。

一方で、黒のスラックスは真っ黒で、上のパレットの一番左に相当。

写真に写したり、光に当たると余計にその違和感が際立ちました。

実は、現在手放したこの写真よりももっと真っ黒のパンツがあり、この写真は当投稿用に後から写したもので、パンツの種類が違います。

よって、以前の手放した方はもっと違和感がありましたが、この写真ではそれほど感じないかもしれない分かりにくさ、ご了承いただければと思います<m(__)m>。

その後、カラーの違和感はこのように解決していきました↓。

組み合わせの検討をし直して納得した上下:パンツも黒からトーンが落ちていて、相性が良くなりました。

所謂、「墨黒:すみくろ」同士を合わせたということになります。

パンツが柄物であることやジャガードもさらに入っていることで、プレーンな感じから離れて合いやすくなったこともあるかもしれません。

古着ライフでは、方々からの寄せ集めになるわけで、黒にも展開があることを突き付けられた経験でした(^_^;)。

素材による違いのカバー:すべて牛革。レザーは白っぽく映る特徴あり、レザー同士の上下は違和感の解消の1つ。
毛羽立った素材の映り方の違い:ベストはベルベットでその下のパンツは別珍、右はコーデュロイパンツ。

毛羽立った素材には、「並毛:なみげ」と「逆毛:さかげ」があり、向きを変えると濃淡を感じる程の違いを持っています。

同じ毛羽立ち素材の黒同士でもこうして違いがあるわけです。

ジャケットではなくベストだから上下が違っても納得できることもありますので、決して上下の映りが違うことは否定するものではありません。

また、右側のストライプ柄にアレンジのカットソーと下のコーデュロイパンツは、同じストライプ柄としてリンク、柄であることがその色の違いをまやかし解消してくれる働きがあるようです。

何やら難しいことのように思えてしまうことから離れまして、誰もがトライしやすい黒同士の違和感の解消策を2つ考えてみました↓。

①古着であっても、そもそもスーツを選ぶ:これは当たり前ではあるのですが、スーツの良さは悩みの無さです。

ただ、黒の上下はどうしても喪服のフォーマルさを彷彿とさせるかもしれません。

そこで、もう1つの策です↓。

②黒ベースのマルチカラーアイテムと黒無地を組み合わせる:とても王道な考え方だと思います。悩みなど皆無。

あとがき

黒は無難であるとTシャツなどの定番カラーとして装われますが、実はメッセージ性の強いカラー。

何とも交わらない、常に勝ることが絵の具の混ぜ作業で証明され、内なる強い気持ちの表れとしてメッセージとなり得ます。

どんどん黒コーデに特化していった者は、もしかしたらどんどん強くなることを望み決意・意志が固まっていったことの証なのかもしれません。

何度も何度もワードローブを見直した結果黒に行き着いたことから、「飽き」は極めて起こりにくいのも黒の良さ。

かつて「○○黒」などと黒の違いを幾種類にも渡って呼び名を付け、微妙なカラーの違いをかぎ分けてきた日本人の特性でもあるようです。

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書き手:ピクチャレスク