まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
インテリアで入れ物として使うことに特化した「インテリア収納袋」の連続製作企画をしています。
インテリアでの収納だけに注視した仕様ですので、お出かけ用で製作するものに比べれば柔らかく、ポケットも無く、セキュリティー性も高くはありません。
ただ、そのおかげで柔軟性があり、たたみやすいので、必要な時だけ引き出しから取り出して使える融通性があります。
そうしますと、動きの少ない室内で使うわけですから傷みも少なく、結果長持ちなバッグになると思います。
とはいえ、しっかりと4本ステッチの持ち手であり、何らお出かけ用とは変わりのない作り方をしています。
このたびは、このシリーズの2点目。
もともと生地幅が108cm程である上に、わずかな長さの調達でしたので、ビッグサイズとまではいかず、中くらいのサイズのバッグになりました。
感じの良いマルチカラーがベースのサンドベージュの麻に非常に相性が良いです。
では、この度の完成したバッグを是非ご覧くださいませ。
二重織の大花プリントリネン、裏地にフル使いの1パーツの「遠州生地」の活躍ぶりが大きかった
表地も裏地もとても良い生地です。
表地は人気の麻素材、ハンドメイドバッグの麻素材は不動の人気であるとお見受けします。
この素材、丈夫な織り方である二重織の一種で、「ダブルガーゼ」という名前の生地です。
作っている最中に2枚がくっついている構造を感じました。
そして、裏地はごわっとした綿素材、何とも言えない淡いグリーン色が特徴です。
この生地だけ見ていると黒白かと思うのですが、他の黒などと比べるとグリーンなのです。
いずれも接着芯を貼り、丁寧にお仕立てをしていきました。
せっかく取っ手が付いているので、フックに掛けたり、壁に掛けてインテリアを兼ねた入れ物として使うことができそうです。
サイズは、縦24cmx横26/46cmxマチ20cmです。
中ぐらいと申し上げましたが、容量は結構あるのです。
このサイズ感は、救急箱としてなどインテリアにおいては、使い道が豊富なサイズ感、実際に同じようなサイズ感の巾着袋をインテリアで使っています。
納得いくまで江戸打ち紐のカラーをいろいろ試してみた変遷
その後届いた巾着ひも、色がだいぶずれてしまいました。
新たな色が生まれてしまってマルチカラーの柄の中の1つの色とマッチしていないです。
あとがき
このたびの裏地の遠州生地についてなのですが、もともとごわっとした風合いが特徴です。
ダブル織である表地のリネンは確かにしっかりしてはいますが、バッグとしてはもう一押しハリコシが欲しいところ。
そんな時に裏地のこのごわつきが上手く機能してくれていると思うのです。
裏地を表地の附属品と思うことをせず、表地と裏地のコーデであるとしてきた考え方が功を奏した結果と見ています(^-^)。