突然会社を立ち上げるなど逆にリスク、好きなことの小さな「活動」の継続こそが一番敷居が低い事業の始め方である【1332】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ会社へ勤務することで100%一生安泰と自信を持って言える時代ではなくなってきました。

国内トップと呼ばれる企業ですら「終身雇用」の崩壊を示唆。

一人一人が本気で一生の仕事の仕方を考え直す機会がやってきました。

そのような中、これまでタブーであった「副業」も良しとされる方向へ見直されたり、本業だけでは成り立たなくなる不安が多くの労働者に押し寄せました。

。。と、こんな重い内容がよく書かれていますが、自分の一生を他人に100%依存する考え方が本当に正しいのかという根本のところを本来考えてくるべきであったと気づかされます。

見方によっては、勤務先の風潮などにどっぷり染まるスタイルではなく、自分が舵をとれるスタイルにできるチャンスとも言えます。

このたびは、そんな今までと違った状況が押し寄せても、何らひるむこともないのだというとっておきの考え方をご紹介したいと思います。

ニッチな内容であっても好きなこと、得意な事を大切にしていく勧め

私の場合で恐縮なのですが、ハンドメイド(スタートは2007年頃)とジュエリー集め(スタートは2015年頃)という2つの趣味が元々ありました。

それを会社員で勤務している経理事務の仕事とは別に、帰宅後や休日にやってきました。

いずれも、当時は、こんなささいな趣味は、海で帆を張ったウインドサーフィン(一時期あこがれていました:1995年頃)やツーリング(一時期バイクに乗っていました:期間2002年-2018年)に比べたら超インドアであるし趣味でもないなあと思っていました。

それが、現在は、ハンドメイドとジュエリーを事業にしていくことを考え活動中です。

とにかく好きなことや得意なことは、末永く続けていくことこそ一番のポイント。

そんな中で、「やっぱ違うわ」と思った瞬間はやめることも大変良き学び。

続けたことに対して違和感を感じて離れるわけですからちゃんとした理由あっての事なのです。

無理やり続けるのではなくて、あくまで正直な気持ち、「心地良さ」や「喜び」に素直に従った決断を大切にします。

もっと昔の話をしますと、小さいころ(5歳くらいから)ピアノを習っていて、「ピアノの先生」になる夢などを小さい時の「夢」に書いていたと思います。

しかし、その後どんどん変わっていきました。

特に練習をたくさんしてこなかったピアノの腕前には到底自信も持てず、ある時期にレッスンを「やめる」という決断をしました。

不思議なのですが、その後「音楽」そのものが逆にすごく好きになりました。

ものすごくロックを聴くようになったのです。

ピアノはクラッシック一辺倒だったしばりがありました。

それに対して自由なメロディーが紡がれたような真逆のロックがとても新鮮でした。

現在だと世界の神秘的な民族音楽(モンゴルの音楽が今は特に好きです)をよく聴いています。

人は変化するものだと思います。

あまりに固定観念にしばられて、「この場所にいなければいけない」と思ってしまうと何も生みだされないまま虚しく時間だけが経過していってしまうことがあります。

「この場所を離れること」も結局は、最もベストな選択をする一歩になってくることがあるのです。

最初から意気込んで「よし、会社作るぞ」とスタートする人も多いですが、その後で、思うような理想とかけ離れた「売上ゼロの毎日」の現実に落胆を味わうことになります。

事業を始めた人が誰でも通ることだと言われています。

そこを乗り越えることができる理由ということに、「好きな事」「得意な事」というのがあります。もしくは、「特異な事」の方の漢字でも良いかもしれません。

あの「イチロー」元メジャーリーガー選手が2019年に引退された際に、次世代の子供達へ向けたメッセージをお話されていたと思います。

その中に、「好きな事でないと乗り越えられない時がある」という言葉がありました。

あれだけ長い間好きな野球に熱を燃やし結果も継続してきたご本人の口から出たリアルな言葉だと思いました。

スタートは敷居を低く、好きな事や得意な事を「活動」として継続していくことで十分である

事業を始めるとか会社を興すなどはとっても敷居が高くずっしりと重い重圧で押しつぶされそうになってしまいます。

最初からそんな風に考えなくてよいのです。

いつかそのタイミングだと感じたときに、会社にする「手続き」をするだけのことで、もっと大事なのは、そのタイミングまでの間、もしかして長い長い期間になるかもしれないその大切な時間を「活動」に費やすこと。

何も難しいことではなく、自然な事であり、好きな事を追求していく中で、深堀りするために本を読んで研究を深めたり、アイデアを出して考案したことをまとめたり仲間と話し合ったりすればよいだけです。

そうした、ほんのささいな活動の積み重ねが、ある時、同じような志や趣味の人と共有する中で何か新しい活動が生まれたりなどしたきっかけで「発展」していくのです。

あらかじめ何か大きな成果を期待するでもなく、とにかく好きな事を「活動」としてやめずに当たり前のルーティーンとして毎日やっていくという、とっても自然で特に大きなパワーが必要ないことだと思うのです。

あとがき

「個人事業主」と「会社」の違いも時に比較することがありますが、前者はこれも後者よりも敷居が低く、「活動」が実り始めたころに行く次のステップとしてはお勧めです。

「趣味や特技の活動」→「個人事業主」→「会社」というステップです。

ただ、このご時世、大規模過ぎることが事業継続の足かせになることもあり、コンパクトな柔軟性こそが強みだと考えると、「個人事業主」と「会社」の選択や会社の規模の限度なども多角的に考えることをお勧めします。

今回のお話は、事業活動の原点である「活動」の軌跡とその継続に重点を置いた考え方です。

たっぷりお金のある人が投資として突然会社を作るということであれば、敷居の高い所へぴょんと飛び跳ねてもとりあえず始められると思います。

ただ、結局、「末永く続けていける事業活動なのか」ということになると、その後の努力も計り知れないのです。

そうなると、最初に持っている「現金」というのはあくまで「ツール」だと言えます。

お金を「手段」として使った「事業活動の実り」が本当のゴールであることを現在も今後も意識していくことになります(^-^)。

「メンターを必ず持つべき」+「成功のための高額投資の価値」=「成功」という公式に当てはめた情報商材事業セミナーに洗脳されないための自分軸【1291】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近大き目の投資詐欺事件で9名が逮捕されるということがありました。

仮想通過などの運用を組み込んだ組織的な学びと投資のように見えましたが、実際は経営側の搾取であり多くのお金が騙し取られました。

ここ最近は、こうしてもっぱら投資関係の学びと称したセミナーなどが多いと思います。

もちろん正当な事業形態の会社様もあると思いますので、すべてがこのような事件のような構造であるとは言い切れません。

かつて、2010年代は「情報商材」と称する成功を目指していく事業形態を多くの方が行っていたようでした。

2018年に個人事業主をスタートする直前の2017年の不安を抱えた年末、やることは「ハンドメイドバッグ」と決めてはいたものの、何の目途も見通しもつかず、随分YouTubeやネットを拝見しました。

連続で事業の始め方・ノウハウなどを調べていく中で、どんどんお勧めに同じ内容の発信を多く見かけることになりました。

ほとんどがコンサルタント様や情報商材事業者様の発信だったのです。

その中で、どの発信者様も共通に口をそろえてお話されていたことが印象的でした。

その主な2つのキーワードが「メンター」と「投資」でした。

「そんなレールに乗ったようなことをやらなければ事業が成り立たないのか。。」嫌な気持ちになったのが第一印象です。

しかし、その堂々たるお話っぷりは、飲み込まれてしまうほどの威力、ただ心の中だけが「違うんじゃないか」というわずかな抵抗をしていたと思います。

そのスタンスを堂々と何年も伝え続けることができるのかを考えると、その時だけのものではなかったのか。。

今思うと恐ろしいのが、堂々と何の後ろめたさも無く語れるということにあります。

本当に心からの気持ちでなければ堂々とは話すことさえできないのが本来の人間の姿ではなかったかと。。

このたびは、「騙す」ということを見破る程の、自分軸の大切さをお伝えできればと思います。

「メンターを必ず持つべき」の「必ず」には根拠などない、「成功のための高額の投資の価値」の「高額」は事業者の「儲け」ではないかと疑う自分軸

1つは、メンターを持つというお話でした。

「今の事業はメンターについて学んで実っていったのだ」というようなストーリーでした。

ただ、なぜそこまでメンターを持たなければいけないのかということまではしっかり説明している方を見ていません。

それでも、「必ず」「絶対」という言葉で強くお話されるところに、この業界の「しきたり」みたいなものを感じました。

それまでこの言葉を聞いたことがなかったので、何なんだろうと思っていましたが、今や2020年代では、企業内の社員育成にも登場の言葉で、「メンタリング」などと呼ばれています。

いわゆる、恩師や先輩のようなニュアンスです。

横一列に足並みをそろえる必要がある企業ではこの考え方はピタリとはまる可能性があります。

しかし、メンターを持つというのは、前もってメンターを探すということではないと考えます。

後から、何年後かに振り返って「この実りはあの人のおかげが大きい」などお世話になった影響力の大きかった人を「師」として感謝していく後付けのものであるべきなのではないかと。

なぜなら、最初に固定観念でメンター的な存在を探すとそこで「縛り」が生まれます。

「この人の言うことだから聞かなければいけない」ということに行き着き、もはやそれは「洗脳」、自分の事業が自由にできないではないですか。

特に「自由」こそが生きがいの私のような者にとって、この「束縛」はとても辛く耐え難いものになります。

とにかく実りを目指す活動の最中は、「素直に努力する」ことに尽きると思います。

間違っても「素直にメンターに従う」ということではないのです。

現在大成功されている有名人の方がインタビューを受けている場面を見たことがありました。

そこで、インタビュアーの質問には、「メンターは特にいませんでした」とはっきりと答えていました、これでいいのです。

師なる人に出会えたのか、たまたま出会わなかったのかは、人それぞれであり、あくまで結果でしかありません。

人の道というのは、声やお顔がそれぞれ違うように十人十色、「全く同じ」ことこそおかしなことだと疑わねばなりません。

高額投資に関しても「意味あることにはお金をかけるべきである」というお話によって、誘導されることがあります。

これも、商材販売側からすると、そのお値段が高額であることの正当化や言い訳。

「高過ぎるのではないか」という価格も、購入までの「教育」によってどんどん「情報の価値」に対して元の基準がない新規参入者などは「そういうものだ」と思ってしまうのです。

これが危険なことであり、正に洗脳の姿では。。自分の率直な金額の価値の判断が鈍ります。

まず最初に直感で「高過ぎる」と思ったその気持ちこそが正解、これぞ本来まっとうな人間の素直な姿なのでは。。

実際に事業主を本格的にスタートするまでに、わずかとはいえども長く長く感じた3か月くらいがあったので、不安から余計な情報を見てしまいました。

お勧めとしては、あれこれ考える暇もなくすぐに一歩を踏み出してしまうこと、そして全力で目の前の「今」に向き合っていくことです。

結局は、実体験から生まれた独自の学びこそが一番確かなもの、これに勝るものはありません。

あとがき

世の中いかに短い時間で楽をして旨味を得ることを考えている人が多数であるかが分かります。

事業は長いスパンで少しずつ実ってゆくもの。

パーンと光のように現れて華々しいスポットライトを浴びるようなイメージは現実的には存在しないと思います。

「地道に少しずつ」がどんな分野の事業でも必要で、そのコツコツとしたその場では何かモヤっとしたものだけれど、そのよく分からない地道な作業を後で振り返った時に、「あれは努力だった」と思えるのではないかと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「個人事業主」のメリット、意思決定を自らの裁量で決め、実りの無い研究時期や発展のための地道な努力も縛りが無く集中できること【1195】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「起業から2年目までに知っておきたいお金の知識:元国税調査官/大村大次郎 著」を拝読。

まずは、何と言っても著者様の経歴。

「元国税調査官」様というのがド迫力です。

元は事業者を調査する立場にあった調査官であった目線を持ちながら、反対の事業者側の「節税のコツ」を教えてくれるのです。

もう、現在は現役ではないことで、過去のキャリアを活かしたコンサルティングや執筆業をされているからこそ、何でも教えてくれるのです。

ということで、この本の人気の秘訣は、

・申し分ないキャリアへの信頼

・実直な裏側の確かな説明

・対極の立場の人が書いた意外性の面白さ

こんなところが読まずにはいられない本になっていったと思います。

インボイス制度開始をきっかけに考えたい、何ら会社形態と変わらない本来あるべき姿はこれなのだと教えられたような「個人事業主」の甘えない姿勢

2023年3月からの申し込みで、2023年10月開始のインボイス制度。

これまで消費税を免除されていた小規模事業者様もいよいよ消費税を納税することになる選択が必須になってきます。

まだそれでも救済措置のような免除も残るようですが、今後発展していき、事業の実りを上げていけば必然的にこのインボイス制度の枠に入っていくことになります。

インボイスと聞くと、かつて貿易事業者への勤務の過去があり、どうしても輸入の際の金額の入った請求書の「INVOICE」を思い浮かべてしまいます。

輸出入の必須書類であった貿易のインボイスとは別の書類とはいえ、重なる意味合いは大いにあると思います。

ポイントになるところは、「適格請求書」というものが「請求書/納品書」にイコールである点。

ここへ、「インボイス登録番号」という2023年の3月以降申請時に税務署様から頂いた番号を掲載することで、今までの独自の「納品書」から「適格請求書」に生まれ変わるというニュアンス。

本当にうまくいくのか、という心配の1つとして、自分だけが関わることではなく、納品先様や仕入れ先様にも関係するということです。

請求書や納品書というのはお取引先あってのもの。

ということで、冒頭では、インボイス制度のお話をさせていただきましたが、このお話も本の中で触れられていました。

個人事業主で継続中ですが、この本で、法人というのは、個人事業主よりも事業以外の節税対策にも力を注がねばならないことを知りました。

それでも、法人の方が得であることもいくつかあり、特に規模が大きくなり事業が潤っていくと法人の方が有利であることも多くなっていくようです。

ですから、まずこの本を早めに読み、個人事業主のままでいるのか、法人化するのかの検討を慎重に判断したいところです。

気を付けたいのは、法人は業務が莫大に増えると思います、良い所だけをかいつまんで、法人化した方が信頼されるなどと安易に謳うものではないということです。

選択を誤らないためには、知識を持つという上で、ご一読をお勧めします。

あとがき

伝統ある老舗製造業様は当然会社形態であるわけで、上場などもされていると思います。

その一方でここ数年前にスタートしたばかりの小規模事業者が果たして会社形態をとるのかという点では、わずかながらも「個人事業主」のメリットの方を重視したいと思っています。

まだまだ実りのない努力し続ける現在においては、しっかりとした考え方と行きたい方向を定めるその期間を大切にしたいのです。

「誰でも0から始められる」とよく謳われるフレーズのその続きを自らが示し、しっかりとアウトプットできる時が来れば、もはや事業形態など二の次で良いとさえ思っています。

「会社の社長になったんだ」などとお高く留まるつもりは毛頭ありません。

心のままに実現して行けることの幸せを今後お伝えできることを夢に日々の目の前のことを「個人事業主」続行で、良い意味で自由にその日の精一杯の姿勢でやっていきたいと思っております(^-^)。

事業が伸びるには必ず言葉で説明できる理由があった、急成長は1つの山場の形や姿であろう、今後の継続に繋がっていればこそ【1067】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年に拝読しました本の数は、読書ライフの中では過去最高かもしれません(それだけこれまで読んでこなかったからという意味です(^_^;))。

一度に6冊同時に借りることができる「県営図書館」様でお世話になっていますが、特に事業主としてビジネス本にも目を向けます。

事業のことが書かれている主に経営・マーケティングの分野が興味があり注目しますが、過去の古い本であっても非常に学べる部分もありますので、新書が貸出中だらけの際には目を向けます。

このたびは、数社の例が挙げられた、急成長をした会社についてその急成長のポイントを研究した本を拝読。

「急成長のメカニズム:日本政策金融公庫総合研究所 編」です。

ちょっとした偶然も見つかり、最後に自らの言葉で「急成長」を含む「成長」についてまとめたいと思います。

これまでの事業を見直した事業内容のシフトの例、「舵を切る」という勇気と、これまでのお取引先とも縁が切れるかもしれない中での新しい「選択」

よく言われる、「変化をし続ける」という言葉がありますが、過去やってきたことを見直して、見切りをつけて同じ分野の業界ながらも別の内容へのシフトという例が一番身近に感じました。

アパレル会社様の例が含まれていましたこともあり、たまたまの偶然だったことが1つ、この会社様は、以前勤務していた会社の取引先だったことを思い出しました。

進化して名前が少し変わっていましたが、間違いないと思います。

アパレル業はなかなか過去を捨てきれず古い過去と同じことを繰り返し、短い季節に無理やり合わせて製造後不良在庫をかかえて、ぐらりと揺らいでいたわけですが、「コロナ」よりももっと数年前にもう別の事業へシフトされていたケースです。

そして、成長中の良い状態の時点でこの本が出版されるタイミングがあったわけですが、その後「コロナ」が襲ってきましたので、ここでまた大きな分岐点が、この本の中のどの事業にとっても少なからず起こったと思います。

「コロナ」で慌てて見直すにも時すでに遅しというところも多かったかと思いますと、早い段階でのシフトという判断がとても良いアンテナをお持ちであったと、このアパレ会社様に対しては思いました。

まだこの先に来ていない未来を見通す先見の明ということは、社長様が判断する最も重要なお仕事の1つです。

良くないのが、いま現状の満足と過去にとらわれることだと思います。

思い切って過去を一掃するほどのシフトも判断としては後に合っていたということになるのかもしれません。

1960年代以降の作れば売れたウハウハ時代の心地良さがいつまでも忘れられずにいて、古い体質がいつまでも残ってたから改革に対して出遅れたとも言われてるアパレル業界。

普通、こういった政府系の発行者様であると、堅苦しい文言が並ぶイメージですが、そうでもなかったところが読みやすかったです。

著者様は、「貸付」を中小企業にされている機関ですので、ここまでまとめることができるほどの情報をお持ちであったかと。。

本の読み方は人それぞれ自由です。

何も最初から1文字1文字逃さずに読むことが良いということもなく、読み方に関しては自分で決められるのです。

必ず、1社紹介の章の終わりに、急成長のポイントになる点がまとめられていますので、読み方としては、時間がなければそこだけ読んでみて、興味があれば深堀りして本文を読むなどの読み方もできる本だと思います。

あとがき

当ブログ記事は最初の投稿の2022.08.26からおよそ2年後の2024.09.15にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから考案し直しここまで来ました。

この本を拝読したその後なのですが、まさに「コロナ」の影響だったと思います、本の中の以前勤務先のお取引先は廃業となったようでした。

そして、お世話になった勤務先も同じ事態へと。。

「急成長」というのは、あくまでその一瞬を切り取った「状態」を表すのではないかと思います。

よく言葉にされる「成功」も、同じで「成功している状態にある」というその一瞬の一コマを切り取った表現にしかならないのではないかと。

日々状況が変化し、事業活動も変化するのも、経営者の心の内も変化しているからだと思います。

そのせっかくの良き状態がその後の存続に繋がっていくことこそ、急成長時の周りからの評価や称賛に甘んじずに冷静に次に向かえたのかの結果かもしれないのです。

確かに「コロナ」は残酷過ぎました。

何とか頑張っていくにも、到底太刀打ちできない突拍子もない、パワーの強い損害だったと思います。

「急」などと付かなくても良いので、せめて、少しずつでも「成長」できていることを常々意識したい、その中で結果として「急成長」があるかもしれないだけのことと、戒めをいただいております。

すべてお得なお品揃えばかりではお客様には魅力的に映らない、背伸びした「夢ある」高額ラインナップも設置することが全ての品物の高級感へ【1016】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび素晴らしい1冊の本を拝読、「儲けの教科書:主藤孝司 著」です。

とても読みやすく、「個人事業主」様は全員読んでいるのではないか、是非読むべきではないかと思った本になります。

「うんうん」「なるほど」と感動し共感するところが多数の中、厳選した1つ、知っているようで実際は意識しきれていなかった「高級ラインの設置」のその後の影響について考えてみました。

すべてが手の届くお買い得商品ではなく、「高級品」を設置することで揺さぶる「あこがれ」「夢」「プライド」の心理

お客様は確かにお買い得商品を喜んでいただけるものではあるのは間違いないです。

しかし、「お買い得商品だけをずらりと並べ、高級品を設置しなかった事業主が廃業の形になった」ことが書かれていました。

それほどに、「高級」ということが商業にとっては大切であり、庶民的なラインナップの中にも必ず必要な物だということなのです。

高級な商品というのは手が届きそうもない存在でありながら、「あこがれ」や「夢」でもあり、そのラインナップ、そのお店が素敵に思えるのは、やはり、この高級なお品の存在なのです。

かつて、別の本でもそんなことが違う書き方ではありましたが、書かれていたのを思い出しました。

入り口としては敷居を低くしてお買い得な「浴衣:ゆかた」を販売するのだけれども、高級な「着物:きもの」が奥にはひかえていて、そこまでの道のりの最初のステップとしての「浴衣」だというのです。

なるほどと大きく頷きました。

やはり、お客様にもショッピングのストーリーがあり、いつかあの高級品もほしい、利用したいという夢がある商品ラインナップのお店がリピートされ、お気に入りにしていただけるのです。

そして、ここからが私見なのですが、おそらくどのお客様にも、人間である以上、より良質で高級なお品を得たり利用するプライドを伴う強い願望が心の中にあるのだと。

人間の心理は浅いものでは決してなく、表面的には安い品物に多くの人が飛びつくイメージですが、奥に隠された「欲望」「プライド」は、さりげなく高級品も設置することで、より購買意欲を高め全体を潤すものだということです。

そして、周りの格安商品でさえ、その信用のもとに、評価され高級志向の品ぞろえだと思ってもらえるのです。

当然ながら販売側は、「粗悪だから安い」を決してするべきではなく、良質な品物ありきの前提です。

あとがき

しぼりにしぼった1項目をご紹介しました。

よく、マーケティング手法として、「フロントエンド」「バックエンド」という言葉がありますが、ここにも重なる部分があります。

言葉の一人歩きではなくて、現実的なお話の仕方である点が親切な本。

「個人事業主」様は、この本は一度は読まれるとよいということでお勧めしたいですし、すでに、多くの事業主様がこの本を読まれているような気がします。

いろいろなところでお話を聞くことも数多くありましたので、過去に多くの人がこの本や類似の内容からの学びを得られているのかもしれません。

2006年の本ですが、15年以上経過の現在でも根本的なところは学べますので決して古くはなかったです。

ネット通販が当たり前の昨今ですが、この本の出版の頃はネット通販が多くの会社様がやられているわけではなかった頃かもしれません。

そうであっても、著者様はネット通販の必須を説いておられましたので、この先見は確かなもの。

最近は、こうしたマーケティング関係の本も読ませていただいております。

たくさん学んで事業に活かしたいと思いますし、アウトプットも欠かさずやっていきますので、是非またこの<読書>カテゴリーのブログ記事にお立ち寄りいただきたいと思います(^-^)。

会社員時代から言っていた好んで止まない言葉「長い目で見る」、本当の結果や効果は長く地道なひたむきな活動の行く末にいただくもの【933】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前会社に勤めていたころの話ですが、何かの話し合いの際によく使っていた言葉があります。

「長い目で見ると。。このやり方が有効」などとこの先も持続して行ける方法であるような案によくこの言葉を出していました。

「その場しのぎ」や「短絡的」とは対極にあるスタンスだと思います。

その場で解決できるような策ももちろん必要な時もありますが、「個人事業主」になり、実際になかなか日の目を見ない厳しい状況の中で「長期戦」ということが余儀なくされます。

そうして、まだ見えぬ先に向かってひたすら努力しながら、ますます「長い目で見る」という考え方を引き続き重視するようになりました。

結局、その時だけの短い期間が終わったら新しい策を考えねばならず、その短い期間がコンスタントに訪れてくるので、全体としては労力をものすごく使うというイメージで考えてしまいます。

案とかアイデアは結構時間をかけてよく練るのが良いのでしょうが、それでもやってみなければ分からないことがほとんど。

そのやってみるということに一歩踏み出してしまうにしても、ベースにある考え方は、「ちゃんと持続していけるのか」ということを俯瞰して大きく見ます。

このたびは、実際に長い目で見ることをベースに考えた件をご紹介したいと思います。

「皆が作っているバッグを同じように便乗しながら製作する」ことについては、望ましくない行動だと思う

おそらく、短期的に見ると、市場調査のようなもので、ネットで写真が多く見られるバッグのデザインを自分も同じように作ってみるというのは、研究の1つとしてはあるかもしれません。

そして、皆が作っているということは波も来ているのだから的外れでもないから少しは売れると思います。

しかし、それは一時的な短期間のことに過ぎないのでは。。

その流行のような期間が過ぎると、売れなくなって、次の皆が作っているバッグをまた市場調査で探していくということで、常に一歩遅れた形で類似品を作るスタンスに気付けばなっていたと。。

このスタンスに対しては、とてもうんざりしておりまして、まさにアパレル業界では多い「トリクルダウン」型です。

この形でやってきたアパレル業者の多くが今厳しい状況であることと無関係では決してないと思うのです。

常に短期的な目線で都度それぞれのサイクルを模倣などで乗り切ってきたことをそろそろ顧み、見直さねばならないと思います。

同じアパレル分野の事業者が今後「長い目で見た」計画はどんなものか

思えば、2007年からのハンドメイドバッグ製作のスタートから見ると15年以上が経過。

研究を重ねて、流行に揺さぶられない、自分の考えをきちんと入れ込んだバッグというのを作ることをしっかり誓いました。

では、その結果みんなに知れ渡ったのか。。

いいえ、完全に埋もれています。

これが厳しい現実なのです。

そして、更にここで大きく舵を切ることに。。

多くの方の力を借りて、デザインや作り方だけを広めようと。

この散々な結果が「長い目で見た」、「ノウハウコンテンツ」の案を思いつくことにつながったのです。

ただ、バッグを購入してくださるお客様もちゃんといらっしゃって、リピートしてくださる方もいらっしゃいますので、この製作+販売活動はこれはこれで続行です、やめるのではないということ。

そうもしながら、ある方向へ舵を切ることになります。

ここだけの製作という秘蔵したアイデアをを解放し、他の方にノウハウをご利用いただいて素敵なバッグを練習・製造・販売にお役立ていただこうと。。

事業活動としたいのは、その元のデザインと作り方をご提供する担当みたいなもの。

これを丁寧に伝達することで、キャッチしてもらって取り入れてもらうということです。

今この作り方のコンテンツ内容を作っている最中になります。

あとがき

以前拝読の本にこんなことが↓。。

ハイブランドの「シャネル」様は、上場していない会社である所がレア。

しかし、そのおかげで、上場している会社ならではの縛りはなくて、自由に長年もかけて研究ができ、その中での失敗なども公開されないので、転びながらまた起きてという純粋な形でのひたむきな努力が可能であると。

プライドあるハイブランド様では、努力しているひたむきな姿というのは、なかなか披露できない姿なのです。

短期的に、その場しのぎだったりするのも、やらざるを得ない環境だったりするから「仕方がない」と言い訳ができてしまいます。

それができない環境であれば、そこをまず見直すことだって時には必要です。

本当は自由に、そして、まっすぐに心からのジャッジであるべきです。

ある意味「自由」というのは、厳しい環境に真正面から挑んでいるということなのかもしれません。

「長い目で見る」からこそ長年かけた「夢」を持った活動になっていくということも言えるのです(^-^)。

これがモットー、今日の仕事を終えるタイミングの時は明日への道筋が見えた時【743】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

経理部として勤務させていただきました過去の会社員時代のこと、数字の不一致が迷宮入りしていたことがありました。

そのことが解決、もしくは解決できなくても解決できるための手段の案が浮かんだ時点でやっと終了にするという区切りにしていたことがあります。

もちろん時間が長ければ良いというものでもありませし、はたから見たら、「自らブラック」みたいな仕事の仕方に映るかもしれません。

しかし、大切なのは、「気持ち」です。

やり遂げるまで終わらないほどの「熱」を持っていたことは確かなのです。

このたびは、長くも短くも、仕事の区切り目として、今日の仕事を終了できるタイミング例を綴りたいと思います。

明日への見通しなる「道筋」が見えた時がお仕事終了のタイミング、「モヤモヤ」だけはその日にはっきりとした見通しをまとめることで解決しておく

とことん咲き誇ったツツジの花。

以前、勤務先の経理のお仕事で、¥109というわずかな金額が合わず、なぜなのかの原因を突き止めるために時間をかけたことがあります。

その時は随分夜遅くなってしまいました。

その日は、とても印象に残っていますが、解決できずに時間がまずい域に達してやむなく切り上げました。

ただ、その切り上げ方も、その場での自分の考え方を心の中でまとめ、いくつかの食い違いの理解しやすい説明の仕方を考えてみました。

心の中では、お客様が入金金額を間違えられたものだったことで解決しているのですが、その間違えるには別の原因もあったからで、簡単に説明がしにくいものでした。

そんな苦いエピソードが経理の仕事の中で今でも印象に残る体験です。

とても重苦しい心持ちだったことを覚えています。

しかし、それでも、本をバンッと閉じるように仕事を終えるのではなくて、メモを残したり、明日その続きを再び考えてみることにつなげる今日の間にできることは尽くしました。

「今日できることを明日に延ばすな」は、はビジネスにおいても、よく聞くことでした。

次の日に問題をそのままで持ち越すことをしないということは大切だと思っておりますが、今日での全面解決はできない状況というこのエピソードのようなことも多いと思います。

ただ、明日へのわずかな何かしらの一歩が今日の内に行っておけることというのは必ずあります。

これがなぜ大切なのかというと、毎日の進歩や発展のためです。

事業は必ず前に進み、少しずつでも発展していくべきものだと思います。

そうしますと、今日は完全に解決できなくても、明日への何かの道筋をつけることができた時点で1日を閉めるというのが、明日、良いスタートを切れることにつながるのではないかと。

そうして、明日ならではの新しい状況や気持ちの中で前日からの件を再度引出し、再び解決の方向へ歩むのです。

この、「当日の内に見通しを立てるまでのことをしておく」というのがポイントとなる部分です。

誤差¥109のエピソードの結末、互いに相容れなかったお客様との見解に終止符を打つ

上述の誤差のエピソードのその後の結末ですが、退職させていただく際までずっと誤差のまま持ち越していました。

当方としては、「間違いなく合っている」ということを曲げずに誤差で通してきた期間がありました。

これが他の人からはとても分かりにくい実際に入金+消込をした本人しか分からない件、明細も莫大でした。

そして、タイミングは退職の時。

さすがに退職後もその数字を持ち越すことはまずく、解決のタイミングだと思ったのです。

そして、自己責任において特別な「端数調整」として計上して解決させていただき退職致しました。

「売掛金」はお客様が入金金額を間違えられたというのが私の解明でしたが、複雑すぎて、説明のしようがないようなことであることと、お客様がそれをゆずられませんでしたので、こちらで処理をして「折れた」という形をとったのでした。

ここで大切なのは、このストーリー、「こちらが折れた形での端数調整でしかなかった」ということです。

結局は最後の最後まで、自社が正解だったという記録を残したことに等しい作業なのでした。

金額がわずかでも、端数の域は越えていますので簡単に折れるのは本当はよくないのです。

同時にこのエピソードから思ったことは、「正直であることの素晴らしさ」でした。そして「身軽さ」も同時に。。

ごまかすことは最後までつきまとう変な苦しみを背負うだけです。

少し違っただけですぐに調整してしまうよりも、「違う」ことを明らかにし、原因を探ることをまめにした方が長い目で見て今後に繋がります。

そして、信じたことを最後まで貫き通す方法があるということ、折れたふりはする必要があったのですが、実際は決して折れることは無かったのです。

あとがき

「今日解決できなかったことは、明日への見通しを立てるまでしておく」こんな感じでまとめたいと思います。

経理事務に関する件だけではなく、事業全般に対してです。

それぞれの1日ずつがわずかであっても発展の毎日になると思うからこそ1日の終え方が重要だと思うのです。

これが1日ずつの大切さなのではないかと。

よくあるフレーズの「淡々とした毎日」などということは実はそんなことはないのかもしれません(^-^)。

事業になんかならない。。なんてことはない、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」を始めたきっかけ【731】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、最初に投稿の2021.09.16から約3年後の2024.05.29にブログ記事の「手直し:リライト」の順番が来ました。

長い間誤字脱字などをそのままにし大変申し訳なかったのですが、2024年中でこれまでの記事を全部「手直し」する作業が完了します。

それでも、今後も時折確認しながら、記事を最も読みやすく面白味のあるものにしてまいりたいと思います。

このたびは、現在の2つの事業「共有型のハンドメイドバッグ」「本物志向のレンタルジュエリー」のスタートのきっかけを綴りたいと思います。

なぜこのようなネーミングになったのか、いつからそうなったのかなどの変遷もございますが、まずは開始の「きっかけ」の部分を分かりやすくお伝えできればと思います。

「きっかけ」というのは昨日や今日の中からふと生まれたものではない、趣味の一環の活動から始まっていたことが共通している

よく、「ふとしたきっかけで。。」ということが言われますが、実際はその言葉は昨日や今日突然沸いたものではないと思っています。

それまでの地道な長年続けてきた活動の大きな飛躍が実際の答えになるのではないかと。

まずは、ハンドメイドバッグをスタートしたきっかけです。

あれは2007年くらいの事。。

会社の経理事務の仕事は経理未経験から採用いただきましたので、現実が学びの場ではあったのですが、「潰しの利かない存在」だと考え始めました。

そして、「日商簿記2級取得」を目標に勉強し始め、お仕事内容をもっと俯瞰して見るように。。

同時くらいに、ハンドメイドバッグ製作を一から独学スタートしていたのだと、振り返れば時が重なっていました。

独学とはいっても、参考にさせていただいた有難い、基本的なバッグの作り方の本がありました。

青いカバーの本だったと記憶しています。

簿記も独学ですが、お世話になった参考書(途中から替えたものです)が良かったということもあります。

2段階のステップを踏みまして、まず3級は、参考書+薄い過去問題集x2冊ほどで合格した気分になり勝手に通過。

次に2級を目指し、2度不合格の3度目の合格でした。

途中から替えた参考書というのが、「サクッとうかる」というようなキャッチフレーズでした。

一見「本当?」と思うようなタイトルですが、嘘偽りの無い表現なのだと後で感動したものです。

なかなか最初からはピンポイントでこの参考書にたどりつかなかったのが当時の情報の少なさでしょうか。。

とにかく、会社勤務出来ているから安泰なのだと甘んじるのはとても危険。

世の中の経理部の中ではどのくらいの技術レベルに今立てているのか、などという俯瞰した見方はとても重要です。

勤務歴10年越えくらいでやっと本格的に経理だと言える内容を受け持たせていただきました。

一般的には3-5年位の内のことなので、随分長過ぎましたが、これも運命のようなもの。

途中で早期に退職してもノウハウ皆無だったことでその後が展開できなかったとを何度も考えましたので、「2017年末退職」にしかなりませんでした。

そして、2018年初頭に「個人事業主」になりました。

1)ハンドメイドバッグ作りスタートのきっかけ

ハンドメイドバッグを製作していこうと、決めたのは、何か自分に1つ取柄(とりえ)というものを作りたいと思った瞬間があったからです。

会社勤務の日々のお仕事を精一杯やっているつもりでしたが、「イメージのみによる疑念」や「資格への真偽」など信頼が得られていないことが多々ありとても悔しかったです。

仕事を精一杯やってこれです。

もしも「楽さ」や「安定」に甘んじることがあったなら、一歩社外へ出たら全く通用しないことに気づく時があるかもしれないと。

そんなことを念頭に、広い場所へ出たとしても必ず通用するようにと常に戒めていました。

そこで2007年にぺらっぺらの一重仕立ての柄がかわいいことに頼りながらポーチや今でいうエコバッグ作りからのスタートでハンドメイドバッグ活動を開始。

その後オーダーメイドを賜ったりしていただくようにもなり、技術を高める必要性が生まれます。

2018年の事業開始以降の技術の高まりのスピード・緻密さは、はるかに以前の趣味の時期をしのぐものがありました。

今後は作り方ノウハウを伝える事業にしようと2023年頃から方向転換。

ダウンロード型のコンテンツ作りをする方向へと舵を切り始めています。

「ハンドメイド文化」のような手作業の技術が細かい単位の一人一人に伝わるようなイメージの活動となっていくと思います。

2)レンタルジュエリーのきっかけ

レンタルジュエリーのスタートのきっかけは、2007年スタートハンドメイドバッグよりも随分後の2010年代。

ひたすらジュエリーコレクションをしてきました。

2010年代初頭の天然石ブーム、その頃に材料を石問屋様で購入し、留め具を付けてメンズネックレス(当時流行の天然石の連のクロスネックレス)を作り販売もしてみました。

世の中ミュージシャンと名の付く方は多くいらっしゃいます。

バンド活動をしている方がステージで使用ということでとても光栄でした。

そのように自作のネックレスやブレスも含めながらのジュエリーコレクターだった中で心境の変化が。。

たくさん集めるにもかかわらず、「実際は使わない」というのが少し風変わりで、行き着くゴールが「保管」という何とも地味な実態でした。

それを2020年の夏に、その先の活かし方を考え付き、レンタルジュエリーをスタート。

いわゆる「活きた宝石」とでも言いましょうか、ジュエリー達もその方がきっと喜ぶことでしょう。

この長年コレクションしてきたことという地道な自然な何気ないことこそ、ふとしたきっかけである2020年の開始を導いたのです。

集めている最中も、事業にするなどと考えもしなかったにもかかわらず、いとも真剣に、「自分だけではなく人から見ても良いものであるように」と、ネックレス、ブレス、リングを1セットにして、まるで3ピースの三つ揃えの高級スーツのようになればとそれ1セットで事足りるようなまとまりを作るということを徹底。

その時の集め方そのままが、現在のレンタルジュエリーが3点1セットであるということに継続。

ということで、「きっかけ」というある一瞬の出来事は、長年かけた些細な地道な活動からある瞬間に突然発生するようなものなのです。

あとがき

とはいえ、「きっかけ」の一瞬の場面こそ非常に大切。

これぞ、この時というのは自分で感じ取ってきたことですので、ある一瞬の場面での「勘」も重要なのです。

「勘」は、決してその時だけの考えではなく、いろいろな過去の体験や情報から精選の1つの選択結果なのです。

ということで、以上、きっかけのお話でした。

現在、趣味に夢中になっている方へのメッセージです↓。

もし、路頭に迷うほど行き詰まった時には、その好きなことを小さな「業:わざ」として活かすことができないかを一度考えてみてくださいませ。

事務歴しかない、営業など微塵もやってこなかった者ですら一歩を踏み出せたのですから。。

<経理>クレジットカードをダウンロードしエクセルに落とす、月一のクレジット明細表の自作の中身の完全把握【676】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

クレジットカードの引き落とし日は1か月の経理の作業の中では一番時間を費やします。

クレジット利用時の仕訳で「貸方」に立てた1か月前の「買掛金」「未払金」という仮の「○○金」の覚えの金額を「借方」への振り替えにより「取り消す」という意味の作業の計上を行います。

その後、普通預金の元帳の残高を実際のネットバンキングで見る残高との一致を確認することでメイン作業が終了するのです。

このたびは、この作業の中で、上述の「自作」と書きましたダウンロード後のエクセルの作り方の部分にスポットを当てたご紹介を致します。

メールに届く「今月の引落金額の確定のお知らせ」を合図にクレカのダウンロードをする

当月のクレカ引落日の金額の確定は引落日の役2週間前と決められているみたい。

毎月、メールでいただく「今月の引落金額の確定のお知らせ」を合図に、メールを見たすぐその場でWEBからのダウンロードをしておきます。

私の場合、27日に引落でお知らせメールは13日。

この日に通知が来たらすぐに合計金額の大枠の把握も兼ねて、ダウンロードをしておきます。

お世話になっているクレジットカード会社様は、この記事を最初に投稿致しました当時の2021.07.29当時ではダウンロードボタンが無く、お電話でお聞きしたところ範囲指定をしてコピーするやり方を話し合いそうしてきました。

その後、現在ブログの手直しをさせていただいております2024.05.11は約3年が経過。

「INVOICE制度」の本格開始に伴い、ダウンロードボタンが設置されました。

不思議なもので、範囲指定のやり方もかなり効率よくできていましたので、ダウンロードボタンがかえって違和感を感じてしまった変なギャップがありました(^_^;)。

ダウンロードの中身は、多くがそのようであるように、その後の加工が可能な「CSV」というエクセル対応のプログラムの種類です。

ダウンロードしたCSVはあくまで閲覧のみ、CSV内からコピーしてエクセルへ貼り付けていますので、結局今までと動きとしては変わらないです。。

1つCSVの確かさというのが、以前のWEBからのコピーだと金額も文字として扱うスタンスなので、「○○」円となっていて計算式のエクセルにおいても文字としての金額表示なので、計算機能はありませんでした。

では、エクセルに落とした表をご紹介します。

日付の右隣りの一番広い枠は内容ですが、実際の内容を伏せるために消しましたが、購入先名のお店や会社の名前が入っているのが実際です↓。

クレジットカードをダウンロード(当時はコピー)して出来上がった明細。ほぼデフォルトのまま作れます。

そして、実際の引落日に、コピーした表に、少しずつ情報を加えます。

その情報を加える部分というのが一番右。

確認を兼ねての情報を加える作業なので無駄がありません。

一番右の日付は、会計ソフトへの計上日付。

左の日付のクレカ記載日とのずれも分かりやすいです。

全くの一致などこだわるところではありません、違って当然、その違いが明確に分かるために一番右の計上日付のインプットの意味があります。

そして、この引落日に、振替の仕訳計上を会計ソフトへしていきます。

つまり、すでに会計ソフトに入力していた費用発生の仕訳、「材料仕入-買掛金」、「消耗品費-未払金」、などの仕訳に対して、「未払金」、「買掛金」という「〇〇金」を取消すための振替仕訳作業となります。

それぞれ「買掛金-普通預金」、「未払金-普通預金」と入力していきます。

当ブログ記事を最初に投稿してから手直しの現在までの間にもう1つ、2022年1月1日スタートで「電子帳簿保存法」もスタートしています。

よって、それ以前までは、紙ベースだったことが、完全デジタルになったことで変化したことがあります↓。

クレカを使用した購入時の際に、引落日を見込んで、エビデンスである納品書の下に引落日用の仕訳メモを書いておくやり方について。

ふせんを見ながら引落当日の27日に会計ソフトに入力していました。

ただ、費用計上時にクレカの引落日の仕訳も前もって入力してしまうのは「ちょっと危険かな」と思い、それはやっていません。

あくまで、リアルタイム計上です。

起こっていない事象の計上を予測で前もって行ってしまうことは、かえって現時点での事実と異なるので、ある意味それもリアルタイムの状況とは言えないからです。

「電子帳簿保存法」本格開始以降の2022年1月1日からは、紙の納品書も写真になってしまいましたし、記入するという作業自体がなくなりました。

そうしますと、以前やっていた「引落日のメモ」はどうやって覚えておくのかということですが。。

それが、デジタルならではの新しい方法を見つけました↓。

会計ソフトの中にある「ふせん」を利用、何らアナログの「ふせん」と同じ使い方でやっていくことができる

上述の、以前の引落日用の「ふせん」はこんな感じ。

7月の間に入力した計上の時の納品書等にこうして先に来る「ふせん」を付けていました。

そして、8/27当日に振替仕訳(引落による打消し)の計上をしながら、ふせんを徐々に外していくというやり方でした。

7月中に購入した時クレジットが引き落ちる8/27をふせんに記入。8/27にふせんを外しながら、ソフトへ入力。

同時に、クレカダウンロード後のエクセル表の一番右に費用発生計上時の日付を入力。

先に事業分をカーキ色のエクセル内のマーカーでカバーして示し、今度は、個人分の事業外費用の数々をレシートとの照合で*印入力でチェック済を表示。

保管してあった個人分のレシートを見ながら、変な「ハッカー」に不正利用されていないかなどを確認できます。

そして、全部照合出来たら、「事業外費用」として、1本の合計の金額の計上を行います↓。

100,000 事業主貸 <〇月分 事業外費用(総合計)> 100,000 普通預金

と会計ソフトへも入力。

事業専用にクレカを作らない方針。

個人分との合体が逆に、資金繰りとか個人の無駄遣い把握には良いのでそうしています。

そして、普通預金の元帳の合計残高とネットバンキングの普通預金の残高の一致を確認をしてぴったりだったら、クレカ表をアウトプットします。

このアウトプットも、電子帳簿以前は、印刷してファイルに保管しましたが、2022.01.01からはPDFとしてアウトプットし、デジタルで保管となりました。

PDF形式はエクセルからの転換がダイレクトにでき、「印刷画面」の中の「PDF変換」のボタンを押すだけです。

以前の紙ベースのふせんがデジタル化で無しになったことで、会計ソフト内にある「ふせん」に「8/27引落」7月の発生時にあらかじめ入力しておきます。

8/27の引落日に会計ソフトのふせんだけを見て、一番日付の古いものからクレカ明細の中にあるかどうかを見ながら順にふせんを抹消していきます。

アナログとデジタルながらふせんに関しては全く同じ機能です。

収納箱があまりにも増えた2021年度の不安を2022年1月スタートの「電子帳簿保存法」の本格スタートが解決してくれた

こうした表や納品書のエビデンスなどは、日付順に箱へ。

ファイルは穴をあけると重要な部分が穴で塞がれたりして見にくくなるので、綴じずに、箱へ入れるのみ。

いつでも調べたい時に簡単に丸ごと取り出して調べられます。

証憑保存箱:ダイソー製。なかなかのすぐれもの。厚いし、日付の後の方を調べ、底部が蓋になることも可能。

「ダイソー」様、本当にありがとうございました<m(__)m>。

その後、こうした保存箱が事業活動の活発化と共に増え、置き場所の悩みが生まれ始めます。

と、そんな頃にタイミングよく、「電子帳簿保存法」の本格開始。

ギリギリのところで、紙がそれ以上増えないことが実現。

紙ってとても恐ろしいもので、重いですし、ボリュームもある「ホラー」のようだと思ったものです(^_^;)。

まだまだお伝えしたいことは、きりがありません。

とりあえず、今回はここまでです。

あとがき

キャッシュレスとは言うものの、じゃあ、1つ1つのエビデンスを見て、よく分かるのかというと、やはり、紙ベースも良い点があったと思います。

紙が無い分、会計ソフトへの「摘要」での解説や説明が大切になってきました。

現在の2024.05.11では、デジタル化には少し遅れていたかのような「お役所関係」も随分ペーパーレスになっていきました。

もしかして完全デジタル化の未来も見えてきたのではないかと実感しています。

もともとデジタルなどという言葉を使うほど、長けていませんが、波に乗らねばどうしようもありません。

「慣れ」もあるかと思います。

「1からデジタルのソフトを作れ!」などと言われているわけではないのです。

既製品を使わせていただくだけですので、随分敷居は低くしていただいているのだとまずは思うこと。

特に2024年は大きく今までのことが覆されるほどの変化を覚悟する年。

偶然ながら、当ブログ記事のすべてを2024年1年間で手直しをいったんすっきり完了する計画を立てました。

現在は、当記事の番がまわってきたわけですが、毎日3記事ずつを地道に手直しし、タイトルを変え、画像などを追加したり、綺麗な画像に改めたりしながら計画を実行しています。

2024年12月31日をもって、これまでのすべてのブログ記事がすべてのYouTube動画の1つずつにリンクとして案内されます。

もちろん今までもうすでにやっている当記事の中に1つYouTube動画が貼られることは完了していますし、今後も続行です。

見やすくて購読したいと思うような記事を綴る「ライター」的存在に腕を上げたいと思っております。

また、是非お立ち寄りいただければ光栄でございます(^-^)。

生涯仕事をしていくと誓った事業主「picturesque:ピクチャレスク」は、当然ながら「年中無休」でございます【616】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「個人事業主」になって4年目、2017年末に会社員を引退(「早期定年退職」と自分でからかっていますw)の2018年2月スタートでした。

店舗は事務所として使用させていただくのみの、ネット通販の事業の2つ、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」の事業者でございます。

いずれも「ホームページ」や「販売サイト」を通じての商品のご提供となりますので、常に写真はご覧いただける状況にあるとともに、連絡のやりとりも当然、常に「営業中」なのです。

これは、考えてみたら当然の流れで、あえて「休業日」というものは設けておりません。

その年中無休に対する決意が生まれた理由をこのたびはお伝えしてまいります。

ショッピングする時にがっかりした経験を「反面教師」に活かした

ショッピングの時に、質問をしたいことがよく出てきます。

その場で解決したいご質問があっても、金曜日の夜以降はネットのお店が実質お休みになってしまい、月曜日にやっと連絡が付くなどということが結構な数ありました。

そうすると、金曜日からは3日後にもなってしまいます。

この3日は大きく、随分「時」の流れが変わってしまい、気分が萎えがっかりすることがありました。

質問というのは早めに解決したいものなので、やはりそういったお店の休業のロスが「ホットな気持ち」というショッピングでとても大事にしている者が気を落とす点だったのです。

そういった多くのショッピングの苦い経験を活かしたのでした。

年中無休のライフスタイルに慣れた今の楽しさ、すべての生活から事業へ取り入れる学びの多さ

「オン、オフ」という言葉もあるので、お休みの日にまとめてリフレッシュというのも会社員時代に長年経験しました。

普段会社で仕事にのめり込み(on)、夜遅めの帰宅、休日によくお昼寝を楽しんでもいました(off)。

仕事好きであるのは今でも何ら変わりません。

会社員時代のお仕事もとても好きでしたが、内容の変わった現在もその点が変わらなかったのが、「仕事内容への魅力だけが理由ではない」ということになりませんでしょうか。

「個人事業主」になるにあたっては、「自分の決めた仕事で、ずーっとお婆さん(今もそこそこお婆さん)になっても毎日毎日仕事に打ち込む決意を固めておりますので、このスタイルの毎日は当然で自然です。

ただ、「頭痛持ち」であることもあり、時々そんな時には数時間睡眠したり、ある一定の時間帯に毎日運動をする時間はいただいています。

あとは、店舗での材料購入などがある時の隙間のような時間に、電車の中10-20分の間で読書をするように本を持ち歩いて出かけます。

そんな感じで短い時間のリフレッシュを時折取り入れるようになりました。

現在観たい映画がある、感想や記録を<読書>カテゴリーでYouTubeとブログ記事にまとめるルーティーンの継続

映画なども、よく以前は夜の最終で見に行っていたこともありましたが、夜はYouTubeアップ作業があるので、現在はあまり向いていない時間帯。

途中のもっと明るい時間帯にリフレッシュとして取り込むのが結果グッドです。

現在見たい映画がありまして、「グリード ファストファッション帝国の真実」です。

「ファストファッション」への警告のようなメッセージを含むストーリーで、新聞の記事の「文化」のコーナーで「ファッションライター」様からのご紹介がありました。

もう間もなく上映スタート日になるので、時間が取れ次第、変な時間帯に見てみようと思います。

この変な時間帯というのが、午前中とか午後の夕方になる前の明るい時間帯。

現在サスティナビリティの内容の本を読んでいることもあって興味を持った映画です。

実は、映画も2018年以降映画館では見ていないと記憶しています。

感想などをまた、当ブログ記事にアップしたいと思います。

あとがき

「年中無休」の中で、時間のもったいなさを意識するようになったことが成果として1つあります。

しかしながら、何がもったいないかなど、何気なくやっていることの中にも今後につながるようなヒントがあるかもしれないので、一概には言えない部分。

よく、「徒歩なら迷うことなくタクシーを使う」など、そのような例を耳にしますが、徒歩でも意味がある場合もあるので、時間の使い方の極論だと思います。

後から考えて無駄だったなあと自分で思わなければ、徒歩で時間をかけたとしてもOKなのではないでしょうか。

「こういうものだ」と教科書のように従うよりも、「心からの納得」に重きを置いた方が良いです。

よって、みんなが横一列ということは決してなく、「価値観」というものの違いが千差万別で良く、この度の内容も年中無休に対する向き合い方の1つの例です。

とにかく自分の人生は誰かに占領されるものではなく、自分が舵を握れる「自由」がまずベースにあると思っております。

その「自由」が無い状況は誰かに奪われた人生であるので非常にまずい、早急に見直し解決する必要があると思います。

まずは「自由」を入手してくださいまして、「自分軸」の実現をしてくださいませ、心より応援致します(^-^)。