天井と底含む方々に設置された5個のポケットに保冷材を投入、夏のお弁当やキャンプの食料運搬バッグへのアイデア【246】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

暑い夏。。心配事はお弁当の傷みや野外キャンプの食料の傷み。

保冷バッグは確かに専用バッグである保冷機能が付いた点で注目するバッグです。

しかし、ほとんどがボリュームがあり過ぎる収納の悩みもあるものです。

そこで、普通のバッグの姿をしていながらも保冷機能を付加することが出来ればと考えた案があります。

このたびは、5個のポケットにそれぞれ保冷剤を入れ込んで多方面からお弁当の傷みをカバーするランチバニティーバッグを製作。

バニティーバッグという姿ではなくても、食料保存用のバッグを製作する際のヒントになればと、実際の製作した出来上がりの姿をご覧いただこうと思います。

保冷剤用のポケットが専用に付いたバニティーバッグは非常にレア、更に素敵な心躍る生地で製作できればなお気分の高まりも得られると思います。

保冷を徹底したい夏のランチバッグ、無料でいただいた保冷剤5個を多角的な場所に設置のポケットに配分良く入れる使い方

表地(オフ):ナチュラルドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。裏地(ピンク):ドットプリント、ポリエステル/100%、日本製。
ポケット作り:同じ容量を5個設置。蓋裏1個・底面1個・側面に3個の合計5個。小さめの保冷剤用のサイズです。
「わ」の重なりの課題:この写真はやや多め、3cm程度で十分ですし、重ねずに「両割り」の方法が平ら。

後の見直しもありまして、製作当時の課題に加えてもっと良い方法も併せてご提案致しました。

ネック縫い付け:ネックは正方形でも可能、下までフルにあるタイプもかえってすっきりと映るかもしれません。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.10.18からおよそ5年後の2025.09.06にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

大きく見ると、2020年当時は「外表」で作っていましたので、縫い合わせの間から裏地がはみ出して目にラインとして映ります。

果たしてこれが良い物なのか邪道なのかのジャッジは、2025年では「未熟な過去の製作」として採用していません。

ただ未熟ながら早期にこうしたデザインにも一歩足を踏み入れることができたのも、「外表」の分かり易さのおかげだったのでした。

最後の底面の縫い合わせ:上から順番に組み立て、最後が底面という順序で製作。生地の厚みに限界はあります。
バニティーの取っ手にかかる負荷:全体を支えるたった1つの取っ手は重要。持ち上げるとてっぺんが膨らみます。
底面:決して美しい楕円とはいきません。どうしても歪みが残るのが技術の未熟さ。バニティーは難易度高め。
ランチバニティーバッグの完成(オフカーテン地):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
内部のポケットの配置:側面に3個・底に1個・蓋裏に1個の合計5個。蓋裏の写真が無くて申し訳ないです。

このたびのような無撥水生地の場合、保冷剤はビニールに入れて利用されると現実的だと思います。

また、選ぶ生地そのものをナイロンオックスはっ水コーティングなどのお水をはじく素材ならなお良いと思います。

あとがき

このたびのバニティースタイルは、あくまでも1例。

ポケットが5個も付いているという機能がデザインに溶け込みます。

製作者以外の他人からの目線では、先にデザインが目に入りますので、5個ものポケットが付いたバッグだと見ます。

よって、蓋裏・底面などという場所になぜポケットを設置したのかを、「理由」として製作後に製造者本人が「言葉」をもってお示しすることを忘れてはなりません。

例えば、銀行の奥にしまわれた「金庫」のように、バッグの奥底にある「確かなセキュリティー性の姿」と理解された時、「なるほど」という共感や感動を生むのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク