まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ネットで「18金アンティークネックレス」などとググると出てくる画像のイメージにぴったりのK18YG製の素敵なロングネックレスをご紹介したいと思います。
アンティーク風に近づくヴィンテージ級の年代物ではあると思います。
このロングネックレスの他のブレスやリングをどう組み合わせていったのかというところにも是非ご注目下さいませ。
素敵なネックレスの存在感は、一緒に付ける他のアイテムの影響も多大に受けるということも同時にお伝えできればと思います。
地金を板状のプレート型にし、曲げながら装飾性を高める美しい透かしのデザインに脱帽
細かいチェーンよりも装飾部分のパーツの方が圧倒的に多いので華やかです。
80cmという長さは、お洋服の前面をめいいっぱい飾ってくれますのでおしゃれ度に並行した「機能」のような働きもあるのではないでしょうか。
↑この改案では、透かしの柄を「フローラル」と解釈し、薔薇のリングを追加しています。
何となくの透かしのリンクのさせ方であった2021年案のぼんやりしたものから、よりはっきりとした解釈へ改案。
ただ、それでもまだ引っ掛かりがあったのがリングのボリュームの無さ。
ついに、普遍的過ぎた薔薇のリングを2024年に廃止。
これで行き着くところまで来たのではないかと納得しました。
リングは琥珀、スクエアですが、台の装飾がフローラルで、まさしくこのネックレスやブレスにぴったり。
非常に喜ばしい結果となりました。
イエローゴールドが透かしになることで、ややギラギラするような18金をあっさりと見せてくれます。
これまで、形そのものをリンクさせたりカラーストーン同士をリンクさせたりしてまいりました。
確かに2024年案もベースの地金をK18YGで統一はしているのですが、遠目で見た時の相性をちゃんと見たものになります。
とても細かい部分なのですが、ネックレスに四つのサークルが集まったところが特にフローラルに映り、その四つのサークルはブレスにもリングにも入っていたのです。
さらにその四つの並び方がスクエアなので、琥珀のスクエアフォルムともよく合ったのでした。
細かな相性が全体を「粋」に形作ってくれた、最後に投入の琥珀リングにも感謝です♪。
2024年以降の当「本物志向のレンタルジュエリー」では、こちらがご利用いただけることになります。
あとがき
実のところ、このアンティーク風ネックレスも、これ自体は素敵だったものの、他のジュエリーとの組み合わせに何度も失敗しています。
どうしてもぼんやりとしたセットに映ってしまうのは、全体の透かしの難しさだと思いました。
これほどの難易度であったのですが、ふとした琥珀リングがそれを解決してくれたのでした。
最初の2021年からは実に3年後にやっと腑に落ちているのですから、組み合わせの担当の仕事も随分なものなのだと実感。
非常に楽しくてしょうがないのですが、とはいえ、実際は短い時間で決まったものばかりではないということです。
ということで、組み合わせの裏の部分をお伝えした回になります。
苦労の末に組み合わせの完成で喜んだ気持ちが、レンタルジュエリーをご利用いただけるお客様の喜びに変われば大変光栄でございます(^-^)。