まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
あれは、2010年頃の事でした。
勤務先から帰る途中に寄るディスカウントショップへの途中の昔ながらのジュエリーショップの表のガラスショーケースに飾られた1点の印象的なネックレスを拝見。
ミドルレングスというような60cm程度の「マチネ」という長さだったと思います。
正方形なのでどんな素材なのか近寄ると、白い色であり連なった1粒ずつはまさに「真珠」の様相だったのです。
当時、真珠の作りをよく存じ上げなかったので、貝を押しつぶして工業的に作られたものなどとおぼろげながら想像してしまいました。
その美しさと魅力はその後の同じ物を探す旅へと自身をいざないました。
このたびは、初めて見た時にその希少さと本来丸いはずの真珠が四角かった驚きと感動の入り混じった経験に端を発した、後に知る「ビワ真珠」のご紹介をそれを含む3点セットでご紹介したいと思います。
固定観念を大きく打ち破る「スクエア」な造形のビワ真珠をとことん「四角モチーフ」だけで集めた3点セット
連は「genuine」様で購入し自作したものです。
シルバークラスプも四角い形のものでボーダー状の彫りがアクセントのものを設置しました。
ネットで以前見つけたビワ真珠の同じものは、形がいびつ過ぎ、ふくらみがあり過ぎました。
そうしますと、本来丸いイメージの真珠の「意外性」が薄れます。
ここはとことんぺたんこにスクエアをしっかり表現した品物が良いとこだわったものになります。
お洋服には、「アコーディオンプリーツ」、「チェック柄」などの四角いモチーフが混じったものに相性が良いと思います。
襟が「スクエア」なお洋服にもなじみます。
本来丸いイメージだった真珠がこのように四角くなると装うお洋服のポテンシャルも広がるというものです。
あとがき
真珠の粒の大小、1粒の形の展開、色の違いなど一口に真珠と言えどもいろいろです。
そして、近年技術の高まった淡水真珠が、いよいよあこやに近い程までの真ん丸に近づいているのです。
シルバークラスプは、高級ラインのあこやにも比較的コスパの良い淡水真珠にも共通に付けられていますので、ほぼ地金に関しては影響のない、素材だけの違いの分野のジュエリーです。
なぜ、シルバークラスプが高級で希少な真珠にも共通に取り付けられるのかに関しては、別の記事でも綴らせていただいております。
18金やプラチナよりもシルバー925がはるかにクラスプの「カチャッ」とはめ込む機能の融通性があり永久的な安定感があるからです。
自身からのご提案としては、まずは、こうして淡水真珠の豊富な展開を知ることで、真珠ジュエリーの価値の見方の切り口を広げることです。
「おしゃれ」という価値はそんなところに見つけられるのではないかと思っておりまして、物自体の希少さや、近づきがたい高貴さとは違う部分です。
実際にジュエリーも着用することに意味がありますので、中間レベルを実用的に装えるジュエリーとしては淡水真珠の中の「ビワ真珠」は特にご提案したいタイプの1つとなります(^-^)。